ラグライナ帝国将軍。
ローグライスの戦い にも参戦するが、勝利が確定してから前線に出てきたため、
セルレディカの不評を買い、以後主力から外される。
年下の
ベルンハルトの部隊に所属していたこともあるが、そこでも素行の悪さから左遷され、以後は辺境の地を転々としながら、中央の目が届かないことを利用して賊の様に振舞っていた。
のちに
帝国内乱戦争が勃発すると、
セリーナ派閥につく。
ルディ軍の一派が小さな村で略奪行為を行ったことを知ると、このことを触れ回れば、それまで聖女として崇められていた
ルディの名を地に落とすことができると部隊を率いて出陣し、
ティルの戦いを引き起こした。
この戦いをきっかけに、かろうじてにらみ合い状態だった
ルディ軍と
セリーナ軍が本格的に武力衝突の道に突入するという歴史の転換を作るが、自身はこの戦いにて戦死する。