編集日時:2016年08月15日(月) 01:16:40履歴
ロイエルはイエルのスラム街の孤児として育った。スラム街を束ねていたオヤジは、ロイエルにとって父親のような存在だった。そんなオヤジの背中に憧れていたロイエルは、早くオヤジと一緒に仕事がしたいと必死で剣の腕を磨いた。
オヤジが仕事に出ている間は、オヤジの部下達がロイエルに剣術を教えてくれた。元海賊や元殺し屋など屈強で強面な奴らばかりだったが、共に暮らしていくうちに、優しくも厳しい兄貴のような存在となった。
ロイエルはそんな環境でメキメキと剣術を極め、14歳になる頃には、スラム街にいるオヤジ以外の誰にも負けなくなっていた。
オヤジは貧しい人のために戦うのが仕事だった。汚れ仕事も沢山するが、その報酬はスラムの子供や貧民街に分け与えていた。時には貴族の犬として動く悪党どもに、制裁を加えることもあった。
金や権力にモノを言わせる貴族には全くなびかず、対等な立場で戦える英雄・・・ロイエルはやっとオヤジの背中に追いつき、オヤジの背を護り、一緒に戦える日々が続くと思っていた。
オヤジと仕事を共にするようになってから半年、ロイエルはオヤジと共にとある商人の護衛でイエルの外れにある廃墟に来ていた。日が沈み、雨が降っているせいで、月明かりもない。明かりは商人が持つ小さなランプだけだった。
ロイエルは廃墟の外の暗がりの中、何かが光るのが見えた。光の正体を探ろうと目を凝らそうとした次の瞬間、オヤジはロイエルを庇って、矢で胸を射抜かれた。一瞬の出来事だった。
目の前にはオヤジが横たわり、濡れた廃墟の床に鮮血が広がっている。オヤジはロイエルに最後の言葉を語りかけると、眠るように息を引き取った。
オヤジを殺した賊は結局見つからなかった。ロイエルはスラムを出て騎士団の傭兵に志願した。最初はスラム街の出身者だからと舐められていたが、兄貴達に鍛えられた剣の腕は伊達ではなく、多くの任務をこなし、騎士団では右に出る者がいなくなった。
名声を上げれば色んな情報が手に入りやすくなる。ロイエルは最初からこれが目的だった。仕事が終わると酒場へ寄っては、オヤジを殺した人間の情報を探した。そして、遂にオヤジを殺した刺客を見つけ出した。
雇い主はイエル三大貴族のシュレイドという男で、スラム街のボスであるオヤジと対立していた貴族達の元締めということが分かった。ロイエルは、敵の全貌が分かると、黒い気持ちが一気に込み上げてきた。
後日、騎士団より辞令が下り、ロイエルはシュレイド家の私兵として雇われることになった。情報を手に入れてすぐのことだった。偶然にしてはできすぎている・・・ロイエルは確実に罠だと感じ取った。だが、もしそうだとしても、ロイエルはここで止まるわけには行かなかった。
ふと、現実へ意識を戻すと、ロイエルは牢の中にいる。隠し持っていた針金を取り出し、手枷を外した。目の前に立ちふさがる兵士達を次々と剣で薙ぎ払い、シュレイド邸を脱出する。
隠れ家にある鎧とオヤジの剣を取りに行くため、スラム街へと走り出す。ちょうどその入り口に差し掛かった時、人気の無い路地裏から騒ぎ声が聞こえ足を止めた。
路地を覗くと、兵士に囲まれた貴族の少女が杖を構えているのが見えた。その少女は、兵士達に向かって、この街を変えると叫んでいた。
この街を変える・・・ロイエルはその言葉に苛立ちを覚えた。しかし、少女の目は今まで見た何よりも強い意志を帯びていた。少女の表情に貧しい人のために戦うオヤジの顔がよぎった。復讐以外の道があるなら、今がその時なのかもしれない。ロイエルはそう思い、その少女を助けることにした。
「おいおい。お前ら、エスコートの仕方も知らないのか?」
『き、貴様!!ロイエル・・・・・・!なぜここに!?お前は投獄されたはずじゃ・・・・・・』
「悪いがじっとしてられる性分じゃねぇんだ。それじゃ、そのお嬢さんを放してもらうぜ?」
出身(現在地) | 商業都市イエル⇒楽都アルモニア |
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略 歴 | スラム街の孤児⇒騎士団の傭兵⇒シュレイド家の私兵⇒レティシアの用心棒⇒反帝国組織 |
共闘関係 | 高潔なる慈愛の光レティシア |
加入時ボイス | 「スラムの用心棒、ロイエルだ。何でも屋じゃねえからな、厄介事は勘弁してくれよ」 |
選択時ボイス | 「俺が100%正しいなんてことはない。それでも、誰かがやらなきゃならないなら、俺がやるしかないだろ!」 |
- ヒット数の稼げるスキルと奥義
- 対水では攻守ともに安定
- 回避性能が高い
- ソクリベ界のイケメン
- S2、S3は間合いが取りづらくやや不安定
- 対水以外では微妙
- まずはS1を展開する
水属性ボスの暗転攻撃で、エルネやギルバートなどが飛ばされて瀕死もしくは死亡時になることが多いのに対し、ロイエルが比較的無事なのはこれのおかげである。
また、ダメージもそこそこ期待できるので、なるべく敵に近づいて発動しよう。耐性バフは自身だけでなく周囲にも効果があるので、ロイエルの近くにいる前衛も恩恵を受けることができる。
- キャンセルをマスターする
- BREAK後は間合いを取りながら
但し、ロイエルのスキルはやや癖があり、慣れるまで苦労するかもしれない。S2はスキルマックスになると空中に一定時間留まるモーションが追加される。S3は攻撃位置が固定なため、全ての攻撃をヒットさせるには、適切な間合いを取らなければならない。
- 奥義は主にダメージ係数稼ぎに
その他のパーティでも、一発のダメージが大きい奥義を持つユニットよりも先に奥義を発動して、ダメージ係数を稼いでおきたい。
動画の技は最大強化時ではありません。
【通常1】 【MAX】ハイ・スラッシュ | |
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鋭い衝撃波を伴うほどの鋭い斬撃を繰り出す。 | |
【通常2】パワードスラッシュ 【MAX】ヘヴィスラッシュ | |
眼前の敵を切り裂き、地面をえぐる一撃。倒れている的にも攻撃を加えられる。 | |
【通常3】スラストコンボ 【MAX】シュレッドコンボ | |
目の前を素早く3度突いた後、さらに斬り上げる。 | |
【必殺0】 【MAX】エアロ・ウェイブ | |
地面に剣をこすりつけ、地を這う斬撃を生み出す。斬撃は倒れている敵にも有効。 | |
【必殺1】 【MAX】ストーム・ヴェイル | |
自身の周囲に防護魔法を展開し、自分と近くにいる味方を水属性の攻撃から守る必殺技。 スキルマックスで範囲内の味方に水耐性39%上昇の強化効果を付与する。 | |
【必殺2】サイクロン・レイジ 【MAX】テンペスト・レイジ | |
剣を空に投げた後、盾のアッパーで敵を浮かし、投げた剣を空中でつかんでから追い討ちを行う。 | |
【必殺3】ヴァナルガンドゲイル 【MAX】 | |
獣を思わせる途轍もない連撃はその実、研ぎ澄まされており、最後の一撃に触れた相手に凝縮した風の魔力を貼り付ける。 | |
【特殊】クリティカルアッパー | |
敵を上空に打ち上げる剣技。 | |
【奥義】グラスホッパーゲイル | |
あらゆる死角から剣撃を叩き込んだのち、全てを吹き飛ばす嵐を巻き起こし敵を吹き飛ばす。27ヒット。 |