リムとジョシュアには肉体関係があった。
兄妹といっても、所詮は義理だ。
お互い、異性として好きになってしまう事もあるだろう。
いわゆる、近親相姦という奴だ。

だが、そういう関係は持ってはならないモノだ。
関係を結べば、人間失格の烙印(らくいん)が押されてしまう。
この関係が周りの人間に知られれば、軽蔑されるだろう。
…だが、俺はそういう感情は持たない。
むしろ、それが自然だと俺は考えていた。

研究所時代、俺は友人と呼べる者など居なかった。
せっかく出来た友人を失いたく無かった。
だから、俺はこの関係を知っても皆には黙っていた。

俺の名は、ギュネイ・ガス。
これでも、ネオジオン所属の軍人だ。
リムと会ったのは、地球が突如消えてからだった。

俺は、大佐から任された任務からの帰投途中だった。
だが、俺はそこであるモノを見つけた。
見た事がないロボットだ。所属も不明だ。
俺は不審に思い、そのロボットに近付いた。

俺はメカニックには詳しくはない。
が、どう見ても見た事が無い技術が使われているのは確かだ。
ヤクトドーガから降り、コックピットを開けた。

すると、俺は目を疑った。
何と、オレンジ色の髪をした女が居たのだ。
しかも、気絶をしている。

俺は奴の脈を確認した。
すると、俺は驚いた。
何と、脈が弱くなっているではないか。
「これはヤバいな。」と思った。

その後、俺はそいつに適切な応急処置を行った。
だいぶ楽になったようだ。

俺はヤクトのコックピットからワイヤーを取り出した。
その機体の腕に急いでワイヤーを括りつけ、全速力で旗艦へ向かった。

旗艦に戻ると、殆どの兵士が混乱を起こしていた。
当然だ。地球が我々の目の前から姿を消してしまったのだ。
俺も消えた瞬間を見ていたが、訳が分からん。
大佐は緊急事態と、アムロ達の拘束を解いた。
何事かと、アムロは聞いた。当然だ。
突然、拘束を解くなどあり得ない事だからだ。
そこで、今の現状を話した。
地球が消えた。
アムロ達は「何の冗談だ?」と聞いた。
それはそうだ。俺だって最初は信じられなかった。
さらに、OZ、ザンスカールは共同で地球の現状を調べる為の停戦を拒否してきたという。
こいつらが「チャンス!」と言って、何時こちらを攻めてくるか分からない。

それに対し、ネオジオンの現状は最悪だ。
地球が消えた事により、アクシズ投下作戦失敗。
さらに先ほどの戦闘で艦隊も半分失い、先程話したザンスカールとOZの驚異もあった。
まさに、ボロボロ状態ってやつだ。
もしこの状態で戦ったとしたら、確実に負ける。
それは目に見えている。
そして、ロンドベルもネオジオンと同じ状況にあるらしい。
さらに、先ほども言ったが地球が消えてしまった事は
ロンドベルにとっても緊急事態だった。
それに今、お互い争っていても仕方ないだろう。
仮に争ったとしても、漁夫の利になるのがオチだ。

そこで、大佐はアムロ達に協力関係を結ばないかと言った。
俺はそんなのはごめんだ。
いや、俺だけでなく、一部の兵士はそう思っただろう。
だが、今は緊急事態だ。
そんな事を言っている場合じゃ無い。
アムロ達もそう考えたに違い無い。。
そして、アムロ達は考えた末、シャアと協力関係を結ぶ事にしたらしい。
シャアとアムロは、その会談の最後に握手をした。

…ここに、ロンドベル・ネオジオン連合が生まれた。

俺はロンドベルとネオジオンが会談を終えた後、すぐにあの女が寝ている
施設へ向かった。あの女とは、先程回収したオレンジ色の髪をした女だ。
会談前、大佐にその女の事を話した。
大佐は「目が覚めたら、お前が尋問をしてくれ。」と答えた。
何故、尋問か。
もしかしたらあの女は、ザンスカールかOZの人間だという可能性もあるからだ。
そうであれば、捕虜にしなければならない。
俺はその施設に付くと、そこの女医者にあの女の容態を聞いた。
その医者の話によると…。
気絶をしていて意識は無いが、命に別状はないみたいだ。
俺はその女が寝ているベットへ向かった。

早く目覚ませ。と、俺は思った。
尋問なんてのは本当に面倒だ。さっさと終わらせたかった。
だが、目を覚まさなければ尋問なんて出来る訳がない。
俺はこの女が目を覚ますのを観察しながら待った。

…この女から変な感じがする。
一人しか居ない筈なのに、二人いるような感じがするのだ。
うーむ…これはどういう事なのだろうか…。
直接聞くのも失礼だな。まあ、これは後で考えよう。
そして、この女を再び観察する。

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