「うわ・・・テニア大胆・・・」
とんとん
「ねーねーカティアちゃん」
通常の三倍はあろうかと言うスピードと真っ赤な顔で振り向くカティア。
後ろに立っていたのはきょとんとした顔のメルアだった。
「メメメメメ、メルアっ!?ど、どうしたの?」
「あのね、カティアちゃんがなんかじーっとドアの前で固まってるから」
「あ、あー、その、うん、トーヤの部屋さ、ロックかかってなくて不用心だと思って」
まさか寸前までトーヤとテニアの愛の営みに釘付けになっていたとは
とても言えるわけがなかった。咄嗟のウソ、もちろんボロが出た。

「えー、じゃあトーヤさんに教えてあげなくちゃ、トーyがもごぐご!?」
ドアに手をかけようとするメルアの体と口を全力で押さえながらカティアは
ぶんぶんぶんと首を振り続けた。もちろん、裏目に出た。
動きが取れないメルアの目線はまさにドアの目前数センチ、
ほんの少しの隙間のまさにそこにあったのだ。

がばっ

今度はメルアがシャア専用になった。
「カカカカカカティアちゃん!?」
「あー・・・」
「テニアちゃんはだkがもぐもごごご!?」
「しーーーーーっ!!!」
今度は前から羽交い絞め。
苦しそうに抗議の声をあげるメルア。

選択肢
1:「はいっちゃおっか・・・?」
2:「いっしょに、部屋にもどろう?」

「1」


「・・・メルア」
「もご?」
だんだん赤面ゲージの下がってきたメルアに対し、
なにか考えた顔で上目遣いにメルアの顔を覗き込むカティアの顔は
まさにイデが発動せんばかりに真っ赤になっていた。

「はいっちゃおうか?この部屋」
押さえていたメルアの口と体を放してぽそりとつぶやいた。

「えー、でもテニアちゃんも、なぜかトーヤさんもはだかだよ・・・?」
「あー、そうね、あなたそうだったわね・・・」
軽くこめかみを押さえて、うんうんと頷いたあと、左手でメルアの腕をつかんで言う。
「あれは、ああいう遊び。一緒に遊んだらお菓子もらえるわよ」
「お菓子!?チョコ?クッキー?それともそれともー」
メルアの頭上には本人にしか見えないお菓子のパレードが始まっていた。

「多分、生クリーム」
右手をドアの隙間から挿しこみガラガラと開けた。

「!?」
「!?」
ベッドの上に状況の飲み込めないシャア専用が二機。
真っ赤な二人に負けず劣らず赤面したカティアは
メルアを引っ張り込んだ後、すぐさま後ろ手でドアを閉め。
確実に電子ロックをかけた。

選択肢
1:「・・・トーヤさん、私たちも・・・」
2:「そのまま続けてください・・・」

「2」


「あ、えっと、そのですね、トーヤさん」
「は・・・はいっ!?」
素っ頓狂な声で答えるトーヤと完全に固まるテニア。
「そ、そのまま、続けてください」
「は、はい!?」
完全に予想外の答えに口が閉じないトーヤ。
徐々に落ち着いてきたのかわなわなと震えだし、
こぶしをぷるぷる振るわせるテニア。

首をかしげたままのメルア。

「ちょ、カティア!なにいってん」
「私たちも、トーヤさんのことが好きです」
「!?」
「!?」
「!?」
「 ? 」

「でも、トーヤさんがテニアを選んだのなら、私はそれ以上なにも言いませんし、言う権利もないです」
「い、いや、カティア?」
「だから、せめてテニアを愛している貴方を見せてください」
「ちょ・・・あのね・・・」
言葉に詰まるテニアの横でトーヤは悩んでいた。
「たしかに、俺はテニアを愛している、でも、カティア、君はそれでいいのか?」
「構いません、だから、続けて」
懇願するような響きを伴ったカティアの声に、トーヤはそれ以上なにも言えなかった。

選択肢
1:「テニア、いいね?」
2:「メルア、貴方も服を脱いで」

「2」


「メルア、貴方も服を脱いで」
カティアはソファーに腰を下ろすと隣に来たメルアにそう言った。
「え?なんで?」
「あなただけ服を着てるなんておかしいじゃない?」
そう言いながら自分の服に手をかけるカティア。
「か、カティアちゃんなにしてるの?」
「いいから、ほら、ベッドの二人を見てごらんなさい?」

見ればベッドではテニアとトーヤの交わりが再開されている。
もちろん、カティアとメルアの目があることでどこかぎこちない風ではあるが、
そのぎこちなさが逆にメルアに火をつけることになろうとは。
「ああ、トーヤ!見られてる、見られてるよ!カティアと!メルアがぁ!見てるぅ!!」
トーヤの腰がスライドするたびに切なげに声をあげ続けるメルア。

すっかり服を脱ぎ終わったカティアは隣のメルアに目をやる。
しかしメルアはまだなにも脱がず、赤い顔でベッドの方を見て呆けていた。
「カティアちゃん・・・」
「なに?」
「なんかね、ムズムズするの・・・」
「うん。どこがするの?」
カティアの問いかけにメルアは答えない。
その代わりに両手をヒザの間に挟んで下を向いてしまった。

選択肢
1:「大丈夫よ、メルア」
2:「カティアちゃん・・・」

「2」


カティアは動かず、メルアの方を見てもう一度問う。
口元には笑みをたたえて。
「どうしたの?メルア、顔が真っ赤よ」
「カティアちゃん・・・」
がばっ

「カティアちゃん、カティアちゃん!」
メルアの唇が強引、とはほどとおい不器用さで
だが勢いよくカティアのそれに重なる。
「カティアちゃん、さわって・・・私のさわって!」
「これはちょっと・・・想定外だったわね」
恥ずかしさに半べそをかきながら、メルアは懇願した。
「あの二人を見てたら、おかしいの、我慢できないの!」

言いながらスカートに手を入れ、スルスルとパンティを脱いだ。
そのまま左手でカティアの右手をつかんで、自分のスカートの中へと引っ張る。
「ひゃぅっ」
その指が秘所に触れただけで腰を跳ね上げ声を出すメルア。
「メルア?あなた、こういうこと」
「・・・してたよ!トーヤさんのことを思って、いつもしてたもん!」
もう半べそではない、目から涙をぽろぽろとこぼして声をあげるメルア。
「でもトーヤさんはテニアちゃんが好きなんだもん!テニアちゃんもトーヤさんが好き・・・」
もう黙って聞いているカティア
「だから、おなじくらい好きなカティアちゃんにしてほしいの・・・」
そう言うとつかんでいた腕を放してもう一度キスをした。

選択肢
1:「わかったわメルア。足を開いて?」
2:「すぐにはダメよ、メルア。まずは・・・」

「2」


「うふふ、そうね」
くい、と顔を近づけるカティア。
そして耳元でささやく。
「でも、すぐにはダメよ、まずは、お互い自分で慰めましょう?」
「え・・・」

言うとカティアはさっきのメルアのようにヒザに間に腕をうずめ
もぞもぞと動かしだした。
「ん・・・あっ・・・トーヤ・・・さんっ・・・」
「カティアちゃん・・・」
カティアの秘所からはすでにくちゅくちゅという
湿った音がでている。
「ほら・・・メルア・・・貴方もいつもしてるんでしょ・・・?」
「・・・・・・うん」
メルアもカティアに倣うように体を縮こまらせた。
「あ・・・トーヤさん、だめです・・・」
やはり漏れる声はトーヤへの想いだった。

「トーヤぁ!カティアと、メルアが、あっ、あっ、あ・・・あふっ・・・!」
「テニアっ・・・」
ベッドの二人はソファーの二人を見て、達した。
快感と疲労感とに包まれ、朦朧としながら、ソファーの方を見ているトーヤ。
隣のテニアは息を切らせて天井を見ている。しばらくは動けないだろう。
そのとき、トーヤは軽く目を疑った。

選択肢
1:オナニーをしているはずのメルアがポケットからポッキーを・・・
2:カティアの姿がない・・・?

「1」


オナニーにふけっていたはずのメルアがポケットからポッキーの箱を取り出したのだ。
「まさか、あの状態でたべないよなあ・・・」
トーヤが不安そうな目で見ていると、メルアはその箱から数本のポッキーを取り出した。

「カティアちゃ〜ん」
とろけるような声でカティアに擦り寄るメルア。
当のカティアは自分が仕掛けたにも関わらず、
目の前で行われていたテニアとトーヤの行為に影響されてか
メルアが眼前に迫るまで気づかず艶声をあげていた。
「え、メルア?え・・・」
とすん、とソファーにころがされるカティア。
「え、え、え?」
メルアを見やるカティア。
あれ、なんか目が据わってる。
「先にイかせてあげるね?」
そう言うが早いかメルアはカティアの両膝をつかんでゆっくりと足を広げた。
そして、手にした数本のポッキーをクリトリスに押し当て、ゆっくりと動かし始めた。
「あ、メルア、なにを、ああっ・・・!」
一層高い声をあげるカティア。
メルアはその様子をクスクスと笑いながら、さらに数本のポッキーを取り出した。

「トーヤさんのとはいかないけど、私の大好きなお菓子で気持ちよくなってね」
そう言って手にしたポッキーの束をカティアの秘所の裂け目に押し当てた。
「あ・・・ああ・・メルア・・・あ、トーヤ・・・さん・・・」
ベッドで呆然と見ているトーヤと目があい、カティアは陶酔の沼に沈んでいった。

選択肢
1:そのままポッキーで
2:アソコに溶けたチョコをペロリ

「2」


数回のポッキーピストン(必要気力150 弾数2 射程1)
によって、カティアの絶頂は間近になっていた。
しかしそこで快感の波は一瞬止まる。
「やっ、もっと・・・」
思わず口をついてでた言葉にカティアが顔を赤くしていると、
メルアが秘所へと顔を寄せている。
「メルア?」
見ればカティアの秘所にはその熱さで溶けたポッキーのチョコレートがべったりとついていた。
「カティアちゃん、おいしそうです」
「え・・・メルアあなたそ」
話を遮るようにメルアの顔はカティアの股間に埋まった。
「やっ、メル・・・アッ」
「甘くておいしい・・・チョコレートも、カティアちゃんも、大好きっ!」
言いながら舌でカティアのチョコレートを舐めとる。

もちろん、割れ目の間も、その奥も、丁寧に舐めとった。
「あっ、そこ・・・すごい・・・メルア・・・ああっ・・あたしもっ、好きぃ・・・」
メルアの舌が動く度に、カティアからは艶声が上がる。
そして一番奥にメルアの舌が入ったところで、
「ああっ・・・−−−−−ッ!!」
カティアは絶頂を迎えた。

「ごちそうさま、カティアちゃん」
「まったく・・・」
カティアの声かと思ったが、カティアは目の前で荒い息をあげていた。
後ろを見ると、ベッドにいたトーヤが照れくさそうに立っていた。
「メルア、カティア、ありがとな・・・」
なにに対する感謝なのだろうか、メルアが考えているとふいに体が宙に浮いた。

「テニア、いいよな?」
メルアをお姫様だっこしたトーヤがいつのまにやらベッドに腰掛けているテニアに問いかける。
「今回だけだよ、トーヤ」
そう言って微笑むテニアの横にとすんとメルアの体を下ろし、
トーヤはメルアに微笑みかけた。

「大好きなら、皆が大好きなんだろ?メルア。だったら、みんなで、な?」
きょとん、とした顔から一転、メルアの顔に明るい光が射した。
「カティアー、あんたも回復したらこっちおいでー?」
テニアの声に首を傾けてベッドを一瞥することで答えるカティア。

「じゃ、まずはメルアよね、一番焦らされてるんだから、
うーんと気持ちよくしてあげなくちゃ」
「て、テニアちゃん、お手柔らかに・・・」

俺たちの夜は、始まったばかりだ!


H SELECT IS ∞!!

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