じゅるっんぽっちるぅ…
「ん…むぅ…ふぐぅ…」
リョウトの肉棒とそれを咥えるヴィレッタの口からの二種類の粘液が啜られ泡立ちはじける音と、ヴィレッタの呻き声が混然となり、世にも淫靡なハーモーニーを奏でる。
「ん…ぁん」
呼応するように悲鳴のような喘ぎを上げるリョウトの脳裏に、きっと、粘液の奏でる効果音のせいであろう、雄蛙の求愛の鳴き声に応える雌蛙の姿が自分と重なって映り、無意識に唇の端を吊りあげた。
「むぅ…」
新しい玩具を与えられた子供のように熱心な態度で肉棒にむしゃぶりついているくせに、リョウトの少しの表情の変化も目ざとく見逃さない。
ぬぽんっ。
リョウトの笑みを見つけるや、名残惜しげにすぼめたままの口から肉棒を引き抜いて、とは言えそれでも所有権を主張せんと右手でぎゅっと肉棒を握り締め、彼の表情に合わせるように顔を歪めた。
ぞくり。
熱く潤み焦点の合わない目を、弧を描きながらも直にでも熱くたぎる肉棒を迎え入れられるように薄く開かれた唇を、じっと見つめるリョウトの背筋を悪寒が走る。
それは、優しく母性すら溢れる普段の微笑の背徳的なパロディ。
美しさだけはそのままに、おぞましいまでに淫猥な姿に血が沸き立つ。
犯し、犯されたい、どうしようもなく愛おしいこの人に。
頭に浮かんだ考えを止めるような理性は既に残っておらず、全身の筋肉がこの先に待ち受ける快楽を予期して引き締まる。
「ふふふ…勝手にイっては駄目」
手の中の肉棒がびくん、びくんと跳ねるのをさも嬉しそうに、媚笑としか言えない表情をより濃くして、再び肉棒を口の中に迎え入れる。
「ん…むぅ…ひゃっきよりおほひ…」
ヴィレッタの尋常では無いフェロモンに中てられて、口を離されても口撃されるのに等しい刺激を受け続けてきたのだから当然ではある。
つまりそれは、限界がもう近いという事で…
「ィレッタさんっ!!」
「むぐ…んぅぶっ」
白く熱く具象化した欲望を喉の奥に叩きつけられ、ヴィレッタは嘔吐前のような苦悶の呻きを上げる。
しかし、それもほんの数秒のこと、ごくりごくりと喉を鳴らし、咽頭壁にまでへばりついていそうな粘度の高いゲルを舌も使わず喉の動きだけで食道へ送り込んでいく。
「いっ!ひぃっ!!」
肉棒をヴィレッタの口に突っ込んだまま、惚けたように「お食事風景」を見守るリョウトが悲鳴を上げる。
苦痛の原因はやはり肉棒、一先ず口の中の半固形物の処分を終えたヴィレッタが、三度口撃を開始したのだ。
ペニスが裏返りそうな程の吸引力で尿道の奥、それどころか睾丸に溜まった精液まで吸い上げようとされ、リョウトは快楽と苦痛に永く永く悲鳴を上げた。

〜中略〜


    Λ_Λ!   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__( ;´Д`)__< ハッ.......夢か.....
|  〃( つ つ   |  \_______
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アレな外見の兄ちゃんよりずっとよかろうとリョウト君に登場してもらって、ついでに色々脚色もしていますが、前半はこんな感じだったのよさ
しかし、駅弁まで書けなんだな

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