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タグ検索でウェントスは10件見つかりました。
ほのぼの南極一家
手と左手に一つずつ掴み、さっそく一口ずつウェントスは順番に齧り付いてみる。 「ん…どちらも美味しいけど、僕はこっちのほどよい酸味の効いた方が好みかな」 「なるほどなるほど……マーマレード味かぁ…ピーナッツバター味はちょっと失敗だったかな。 ――いや、どっちも間違ってるから。 ジョッシュはこの妹夫婦にそう突っ込んでやりたくてしょうがなかったが、当人が非常に満足しているのでわざわざ口を出すのも躊躇われる。 この妙な味覚を矯正すべきか、ほっといても構わないものか、昔からジョッジュの悩みの種の一つだ。 「矢…
https://seesaawiki.jp/srweroparo/d/%a4%db%a4%ce%a4... - 2013年06月04日更新
海の四人
べながら、それでも精一杯楽しそうな声で、ウェントスはリムに返す。 「そんな辛気臭い顔しないでさ! ほら、行こうよ!」 岩場の影に立てたビーチパラソルの下、寄せては返す波をただ眺めていたウェントスの手を半ば強引に引っ張り、リムは海に向かって走り出す。 「わわっ、ちょ、ちょっと、リム!」 慌てて、リムの力に任せて立ち上がり、リムと一緒にウェントスも走り出す。その背中に、ジョッシュは叫ぶ。 「リム!」 夏らしい花柄模様の浮き輪と、空色のビーチボールを、一つずつ放り投げる。リムは両手を上げて、それを受け取る…
https://seesaawiki.jp/srweroparo/d/%b3%a4%a4%ce%bb... - 2012年01月04日更新
ミツバチと鳥の営み
取れるニコニコとした笑顔を浮かべながら、ウェントスは、後ろ手に両手を縛られ拘束されたジョッシュに言った。 しばらくポカンとウェントスの顔を眺めていたジョッシュだったが、その言葉の意味を理解すると、狼狽しつつ叫んだ。 「い、いいも悪いも……本気で言ってるのかお前は!?」 「だ、だって、私……」 顔を赤くして横に座っていたリムも、おずおずと口を開いた。 「や、やっぱり初めてはちゃんとしておきたいし……お兄ちゃんはもう経験あるっていうから……そこのところはちゃんと教えてほしいなぁ、ってい…
https://seesaawiki.jp/srweroparo/d/%a5%df%a5%c4%a5... - 2011年12月31日更新
リム×ウェン(28-390)
はて、どういう状況なんだろう、と暫しウェントスは、その状況を観察していた。ジョッシュは、なんとも言いがたい、苦笑交じりの顔をして、やれやれ、とアクションし、 ギュネイはといえば、残尿感に煩わされているような、苦々しい顔をして、その光景を見ていた。 「とにかく、これは処分するわよ。こういうものは、他に迷惑をかけない責任を持てるようになってから見なさい」 「ちょ、ちょっと待ってくれよ。それ、処分するのかよ!」 焦り顔でオデロはマーベットに言う。 「ええ、そうするしかないでしょ」 「か、勘弁してくれよ。ど…
https://seesaawiki.jp/srweroparo/d/%a5%ea%a5%e0%a1... - 2011年12月30日更新
27-724
ラドクリフ夫妻の場合 「くっ……ぁっ……! はぁぁぁ……!」 熱く滾った精を、直接子宮に注がれて、精液が叩きつけられるのに同調するように、体を小さな痙攣が襲った。 「んっ……」 二人で荒く息を吐き、ジョッシュはそのままラキの体に自分の身を預けていたが、やがて、まだ微かに弛緩と収縮を繰り返している膣道から、 半ば引き抜くように自分の陰茎を抜き取る。 「あっ……」 濡れそぼった膣口からぬるりと引き抜かれる瞬間、思わずラキは切なげな声を上げる。 「はぁ……はぁ……」 目を閉じ、下腹部に手を当てると、熱…
https://seesaawiki.jp/srweroparo/d/27%2d724... - 2011年12月30日更新
Be my valentine
い気分だね……」 窓から身を乗り出し、ウェントスは、目尻を下げ、穏やかに微笑みながら、この陽気を体中に受けていた。 彼には、少し周りよりのんびりとした時間が流れているようで、そのまま放っておいたら、スズメが何匹か、止まり木代わりに降りてくるんじゃないか、となんだか、変な不安を感じるような、そんな時間が流れていた。 「ウェン、ウェン」 ふと、いつも彼を呼ぶ、リムの声が聞こえ、いつも通り彼は振り向いた。 「なんだい、リム?」 リムは、にっこりと、しかし、どこか緊張した微笑みで、ウェントスに尋ねた。 「…
https://seesaawiki.jp/srweroparo/d/Be%20my%20valen... - 2011年12月30日更新
鬼畜な人?
、 もじもじと、少し恥らう様子で、リムがウェントスに言う。 「その……さ、最近してないよね」 「何を?」 ぽぉ、と頬を桜色に染め、リムは益々恥じ入るような様子を見せる。 「だからさ……その……ね……わかるでしょ?」 ちっとも分からない。 暫し、顎に手を当て、真剣な表情でウェントスは何事かと思考する。どことなく、リムの心からは欲情の雰囲気を感じる。 ――ああ、そうだよね、僕はメリオルエッセだけど、彼女は人間だからね。 その考えに行き着き、ウェントスは納得したように頷いた。 「……わかった?」 「あ…
https://seesaawiki.jp/srweroparo/d/%b5%b4%c3%dc%a4... - 2011年12月29日更新
リム×ウェン(18-251)
半分は熱いシャワーを浴びた余熱だった。半分は。 ぼぅっ、と火照る顔に片手で触れて、そっと、隣でベッドに腰掛けているウェンの横顔を眺めた。 地味なチェックグレーのパジャマを着て、文庫本を読み進めるウェンの表情は、いつもと同じ、涼しげな顔だった。 ねぇ、本当にやってもいいのかな。 いいも悪いもないでしょ、したくないの? したいしたくないでいえば……うぅん…し…たい…かな そうと決まれば、行動あるのみだよ。 うん……わかった… ピンクのストライプ模様のパジャマの袖をいじりながら、…
https://seesaawiki.jp/srweroparo/d/%a5%ea%a5%e0%a1... - 2011年12月28日更新