ブラカラを相手にするのは、苦手。と言う人は多い。
破壊力抜群の踵落としは強烈だし、スピードだって遅くはない。正拳からローキックへと仕様が変わって以降は、スピーディなローを突破口として懐に入ってくる恐キャラへと化した。
しかし、「怖い」なら自分もブラカラを使いこなせばいい！

仮面さんのブラカラは、踵落としをフル活用した凶悪仕様。
ブラカラ使用者は、まずローを突破口としがちだが、そのローを省いて、ガンガン踵落としを放っている。
相手の予想を超える回数の踵落としを放てば、いつか当たる。そんな腹のくくり方をしているような戦いぶりだ。
踵落としは前進しながら、相手の懐に飛び込んで食らわせる方法と、相手の前進に合わせて“置いておく”方法がある。
仮面さんブラカラはいずれの方法も使い分け、相手の侵入を防いでいる。
まるで殺虫スプレーを撒き散らすかの如く、ブンブンと踵を放り投げ、攻撃型ガードとも表現できるアタック・ゾーンを作ってませんかね？
ボディブローは、ほぼ打たず、ローも控えめ。スタミナを踵落としに全振りし、防御も兼ねた攻撃となっている。
しかし、相手がその戦法に慣れてきたら、後半にローを連打。試合途中に攻撃パターンがマンネリ化しないよう心がけている。その辺の調整ぶりは、上級者ならでは。

「ボディブロー？　遅いからいらね」。そんな割り切りも、ときには大事。
ガンガン踵を落として、相手に圧力をかける戦法は、すぐに真似もできるはず。
ブラカラは、持ち前の破壊力を引き出せば引き出すほど、恐ろしいことになるんですねぇ。

推論 : 踵をもっと落とせ！　お前の足は、そのためにあるんだ！

誰かよろしく

すばるさんのブラカラの特徴は圧力だ。踵落しという最強の武器をちらつかせながらガードを固め、相手を壁際に押し込む。その際、ローキック等を駆使してしっかりと相殺も行う。
ガードの固さはなかなかのもので、動画を見てもらえばわかるが、手数は全体的に撮影マンのほうが多め。それでも多数の攻撃をガードし、最終的に勝利するということは、いかに被弾を減らし、効率よくダメージを与えているかということだ。
ガードしつつ、多少食らっても壁際へ追い込み、必殺の踵落しへとつないでいく。まるで手順が式として組み立てられているかのようだ。
ブラカラにゴリ押しされる側としては、非常にキツい。なんせ踵落しは出が速く、伸びがあるため、かわそうとしても間一髪ヒットしてしまうことが多いからだ。加えてダメージも最強クラス。まさに超性能最恐技、ブラカラの特権である。
この技の恐怖を全面に押し出し、相手が後退せざるを得ない状況を作る。踵落しを警戒して相手が攻めてこなければ、それはすばるさんの術中といってもいいだろう。壁際に追い込んでからが、すばるさんの得意な土俵なのだから。
ロー、ガードで追い込み踵で仕留める。方程式のような試合手順は鮮やかだ。

推論　：　最恐技踵落しがあるんだからその効果を目いっぱい発揮させる試合構成

その１
まず意識するべきはスピードの差である。確実に黄日本のほうが攻撃の出は速いので、ローキックでの牽制とボディブローでの相殺を軸に
試合を進めよう。伝家の宝刀踵落としは黄日本が一通り技を打ち終わった瞬間、相手の後退に合わせて追い打ちをかけるイメージで狙うのがベスト。

その１
ブラカラは白日本と攻撃力の面でいえばほぼ対等に張れるが、彼らの大きな違いは技のリーチにある。
白日本のハイキックと正拳はブラカラの技と比べ大変伸びてくる厄介な存在なので、じっくりと相手との間合いを保ちつつ、
ローキックで牽制を図るのが得策。逆に相手から接近してきたときはこちらに分があるので、遠慮なく踵落としやボディブローで
畳みかけよう。

その１
この大変バランスの取れたタイを相手にする時が、ブラカラにとって実は一番厄介かもしれない。(筆者体感)
出の速いジャブに加えて、ロングリーチのミドルキック、さらには一撃必殺のハイキックを兼ね備えた相手に如何に対応するか。
こちらは間合いさえ詰めていればいつでも攻撃を畳みかけられるので、できるだけガードを固めながら相手との間合いを近く保っておこう。
ジャブからコンボされると大きなダメージになるので、その最初の一発をもらわないように意識しつつ、こちらは積極的に踵落としを
放っていけば、攻撃の切っ掛けを作りやすいので良いと思われる。タイを相手にするときはとにかく「粘り強く戦う」ことをイメージして臨もう。

その１
アメリカは一撃ダウン攻撃を持たないので、王道はゴリ押し戦法。
ローキックやボディブローなどで牽制・相殺しつつガードを固め、着実に押そう。
壁際に追い詰めてもやることは同じ。ガードしつつロー、ボディを打ちこんでいく。
隙が見えたら最強の踵で戦意喪失させてやれ！

その１
最強のタフネスを持つロシアを相手にするときは持久戦に持ち込まれる可能性がある。
攻撃力ではやや勝るものの、ロシアの技は一発一発が重いので、一度体力に差を付けられると巻き返すことが難しくなる。
試合の進め方としては先手必勝、ガンガン間合いを詰めローキックと踵落としを軸にじっくり相手の相手の体力を削っていこう。
膝をもらってしまうと一発ダウンなのでガードが甘くならないように！

その１
恐るべきスピードと攻撃力を兼ね備えたブラカポでもその紙装甲には十分付け入るスキがある。
ブラカポの技、とりわけ裏回転は非常にリーチが長いので間合いを広げられるとこちらに不利なのは明白だ。
とはいえ間合いを詰めても今度はローキックで攻められるので、ここは目には目を歯には歯をの精神でローキックを主体に
攻めよう。そしてローキックを起点に踵落としを決められればタフネスの低いブラカポとの勝負は決したようなもの。
またブラカポの技はリーチが大きい反面、モーションが大きく相殺しやすいという弱点があるので、やはりローキックでの
相殺は効果的である。

その１
対オランダで警戒すべきは恐るべきコンビネーション値で放たれる連打攻撃。
一度攻撃の切っ掛けを与えてしまうと逃れる術はないので、ガードには細心の注意を払うべし。
攻撃の手段としては出の速いローキックで相手のスキを窺いつつ、攻撃のリズムを作ろう。
そして自分が「イケる！」と思った瞬間には自信をもって連打しに行こう。
２段式攻撃の踵落としは当たり判定も長いのでコンボに効果的だ！

その１
ＳＷＯ切ってのロングリーチアタッカー韓国。そんな相手にリーチの短いブラカラがどのように対応するか。
韓国は技のリーチが長い反面、それら攻撃を放った後にスキが出来やすいので、相手がハイキックやフロントキックを出した後に
一気に間合いを詰め、ブラカラの技が届く距離に持ち込もう。
逆にそこからはブラカラの圧倒的有利な状況が作れるので、ハイキックをもらわないようにだけ気を付けながら、
すべての技を遺憾なく発揮してダウンを奪おう。

その１
青日本と「スピード」の星の数を比べると実はブラカラのほうが勝っている。しかしなぜか体感的には青日本のほうが早く感じる。
なぜか、それは青日本の技が出が速くかつ各技がお互いにコンボしやすい組み合わせだからだ。ジャブ膝、フック膝、ジャブフック、フックジャブ
さらにはジャブジャブフック……など攻撃のパターンは枚挙に暇がない。
しかしながら手数で考えればこちらも引けを取らない。試合の際は「多少攻撃を食らっても仕方がない」くらいの意識で押されたら押し返す気持ちで臨もう。
自分のペース、リズムで攻撃を繰り返せば次第に優勢になっていくはずだ！

その１
ブラカラ対ブラカラの勝負でのポイントは「相手を自分の生き写しと思う」ことだ。
ブラカラがブラカラ以外のキャラと相対するときの基本的スタイルは間合いを詰めることだが、
ここでそれをすることは自殺といっても過言ではない。
ブラカラにとって自分から間合いを詰めてくれる相手は実に好都合であり、隙あらば踵落としの餌食にできる。
この場合はローキックを軸にヒット＆アウェイの技術を駆使して、適度な距離感を保ち、相手が痺れを切らして近づいてきたときを狙って
踵落としを放っていこう。決して自分からむやみやたらに飛び込んでいかないように！それこそ相手の踵の格好の的である。