札幌すすきのの風俗の歴史・店名変遷・統計等について、まとめたサイトです。現在の風俗店や嬢についての情報についてはありませんので、ご了承ください。

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*すすきの風俗関係年表(道内・全国・世界の風俗関係の出来事を含む)
**年表の記述方針
- 札幌(特にすすきの)の性風俗に関する出来事は,できるだけ詳細に記述する。→無印
- 北海道内の性風俗の関する出来事は,できるだけ記述する。→(道内)
- 全国・世界の性風俗に関する出来事については,主要なもの,特異なもの等を選んで記述する。→(全国)(世界)
- 関連分野(性感染症,避妊具,その他セックス産業等)に関する出来事についても,主要なもの,特異なもの等を選んで記述する。

**利用上の注意点(利用する方がいるのかというつっこみはさておき)
- なるべく文献・記事・ウェブサイト等の情報源に基づき記述していますが,そもそもの情報源自体がかなり怪しい場合も結構あります。
- 明らかに間違いと思われるものは除外していますが,判断に迷う場合は記載し,見る方の判断に任せたいと思います。
- 性風俗の関係の記録は少ないため,多くの細かい事例も記載しておりますが,その事例・その地域特有の事情を反映していて,全体像とは異なる可能性があります。

**江戸時代以前
***紀元前
- 紀元前24世紀頃 (世界)古代バビロニアの最古の職業リストに娼婦を意味する「カル・キド」が登場
- 紀元前13世紀頃 (世界)中期アッシリア法の中で娼婦を序列化
- 紀元前7世紀頃 (世界)中国・斉の時代に300-700もの廓を設置し,客から代金を徴収して国の歳費としていたとの記述あり
- 紀元前7-6世紀 (世界)古代ギリシアのソロン,アテナイおよびベイライエウスに「ディクテリオン」(国家の資金で購入した奴隷に売春させる宿)を設立
- 紀元前6-5世紀 (世界)中国・春秋時代の『論語』に娼婦を表す「女楽」という言葉が登場
- 紀元前5-4世紀 (世界)古代インドの『マヌ法典』に遊女・遊女屋の記述あり
- 紀元前400年頃 (世界)医学の神様と呼ばれるヒポクラテスの文献に淋病に関する記述

***飛鳥・奈良・平安・鎌倉時代
- 9世紀末 (全国)日本における売春婦としての遊女に関する最古の記録,宇多上皇の狩猟行幸で行われた夜の宴に数人の遊女が来て,同行した貴族官人たちと性的に戯れる様子が描かれている
- 1193年 (全国)鎌倉幕府は里見義成を「遊女別当」に任じ,それまで自由業だった遊女屋と遊女を取り締まり,制度のもとに営むことを命じた
- 13世紀頃 (全国)京や鎌倉に売春宿出現

***室町・安土桃山時代
- 1494年〜1495年 (世界)フランスの侵攻を受けていたイタリア・ナポリで梅毒の流行,「フランス病」と呼ばれる(ヨーロッパにおける最初の梅毒流行の記録)
-- 梅毒がコロンブスらによってアメリカ大陸からもたらされたのか,それ以前からヨーロッパに存在していたのかについては,議論が続いている

- 1515年 (全国)歌人・三条西実隆の『再昌草』に梅毒に関する記述(現存する文献では日本最古の記録)
- 1528年 (全国)室町幕府は「傾城局」を設けて,遊女たちを取り締まり,年15貫文の税を課す(1521年との記載のある文献もあり)
- 1589年 (全国)原三郎左衛門らが豊臣秀吉の許可を得て,京都・二条万里小路に遊郭(二条柳町)を開設

- 1600年頃 (全国)慶長の頃,黒田長政の命により博多の那珂川の河口に散在していた娼婦を堅町浜に集め,その場所を京都に倣って柳町と名付け,柳町遊郭を開設
- 1602年 (全国)京都・二条柳町の遊郭を六条三筋に移転

***江戸時代
- 1617年 (全国)庄司甚内が江戸幕府の許可を得て,分散していた遊女町を吉原(現在の日本橋人形町付近,元吉原)にまとめ上げ,吉原遊郭を開設
- 1627年 (全国)大阪・新町遊郭を開設
- 1630年代 (世界)南京の色町である秦淮の最盛期
- 1642年 (全国)京都・六条三筋の遊郭を島原に移転し,島原遊郭を開設
- 1642年 (全国)長崎の遊女屋が全て丸山の地に集められ,丸山遊郭を開設
- 1657年 (全国)幕府の命により,吉原遊郭を現在の吉原(現在の千束4丁目付近,新吉原)に移転

- 1700年頃 (全国)元禄時代に編まれた貝原益軒の『筑前国続風土記』によると,柳町の遊郭は19軒,遊女60〜70人
- 1780年頃 (道内)函館の私娼(「洗濯女」「裁縫女」等と呼ばれる)に関する最古記述

- 1802年 (道内)実質的に遊女屋であった函館の渡世茶屋19店が営業願を奉行所へ提出
- 1802年 (世界)ナポレオン時代のパリにおいて,強制的性病検診(=娼婦登録制度)を開始(→近代的公娼制の始まり)
- 1818年 (道内)函館の地蔵町の築島(古築島,後の船場町)への出店も許され,公認の茶屋も31店に増加
- 1830年 (世界)フランス軍,アルジェリア侵略の開始と同時にアルジェに売春所「メゾン・ド・トレランス(寛容の家)」を設置
- 1851年 (全国)大火により揚屋町以外の島原遊郭のほとんどが焼失
- 1856年 (道内)神威岬以北への女性の立入解禁
- 1857年 (世界)イギリス香港政府「性病の蔓延防止のための条例」を制定,売春宿の許可制度の導入
- 1858年 (道内)函館・山ノ上遊廓を開設(遊女屋24店)
- 1859年 (全国)横浜・港崎遊郭(みよざきゆうかく)を開設(現在の横浜公園付近)
- 1865年3月 (道内)函館・山ノ上遊廓,遊女屋25店・遊女339人,引手茶屋21店・異人揚屋1店・男芸者5人・女芸者21人
- 1864年7月 (世界)クリミア戦争による性病の蔓延を背景に,イギリス議会で「伝染病法」(対象は梅毒)が承認,これに基づき公娼制度が導入(司法の監視下で売春婦に定期検診を義務付けることで事実上公娼制度を法的に承認した制度)
- 1866年 (全国)横浜・吉原遊郭を開設(現在の関内駅の西側)
- 1867年11月 (全国)豚屋火事により横浜・港崎遊郭が焼失,400人近い遊女が犠牲

**明治(1868年-1912年)
***1868年-1880年
- 1868年5月 (全国)神戸・福原に遊郭の設置が許可され,福原遊郭を開設(同年11-12月とする説もある)
- 1868年頃 (道内)小樽・妙見町にあいまい屋(料理屋・茶屋・旅館などに見せかけて売春をする家)出現
- 1868年頃 (道内)松前・福山に十数店の妓楼あり
- 1868年頃 (道内)江差に新地遊廓を開設
- 1869年11月 遊女屋が石狩から元村(現在の札幌市東区元町付近)に移転
- 1869年 (全国)津田真道が人身売買禁止を建議
- 1869年 (全国)大阪に松島遊廓を開設
- 1870年10月 (道内)開拓使が北海道西部各郡の本陣・通行屋に対し,飯盛女を置くことを許可
- 1870年12月 (道内)開拓使が本府建設にともない,北海道西部各郡には隠売女は一切認めず,小樽にのみ遊女屋を認め,他は旅店に飯盛女を置くことを許可
- 1870年 創成橋(南1西1)に宿屋ができ,飯盛と称する遊女を置く
- 1870年 (道内)根室に遊郭「花咲楼」開業(当時の娼妓13人)

- 1871年5月 札幌の清水民次郎,東京より5人の芸者を連れてきて,南3西2の角で遊女屋を開業
- 1871年5月 (全国)大阪・神戸間を結ぶ鉄道敷設に伴い,神戸駅舎の用地として指定された地区には福原遊郭が含まれていたため,全40軒の妓楼が旧湊川堤の東の新福原に移転
- 1871年7月 開拓使が薄井龍之に命じ,札幌に2丁四方(4区画)に遊廓地を区画し,創世橋付近の旅人宿・飲食店をここに移し,遊郭地を「薄野」と命名,薄野遊廓(南4〜5条西3〜4丁目)が誕生,入廓する売女屋を「旅籠屋」と称呼することも決定
- 1871年11月 薄野遊郭には13軒以上の売女屋が存在
- 1871年 札幌の飯盛女を置く宿屋が2軒(「秋田屋」,「○八旅館」※○八は合字)から6軒に増加
- 1871年 (道内)釧路の厳島神社付近で飲食料理店兼貸座敷が開業し,米町遊郭の始まり
- 1871年 (道内)小樽に金曇町(こんどんちょう)遊郭を開設(芸妓約20人・娼妓約70人,※1873年との記載のある文献もあり)
- 1871年 (道内)火災(切見世火事)により,函館・山ノ上遊廓が移転し,蓬莱町遊廓を開設
- 1871年 (全国)横浜・吉原遊郭が焼失し,高島遊郭を開設
- 1871年 (世界)日清修好条約締結の機に,人身売買業者による「からゆきさん」が増加,行き先は東アジア・東南アジア・シベリア・オーストラリア・インド・南北アメリカ・アフリカ・ヨーロッパなど広域に渡る

- 1872年7月 松本弥左衛門,横浜から遊女21人・芸者3人を渡航させ,南6西3に官費の遊女屋「東京楼」を開業
- 1872年10月 (全国)「芸娼妓解放令(人身売買ヲ禁シ諸奉公人年限ヲ定メ芸娼妓ヲ開放シ之ニ付テノ貸借訴訟ハ取上ケスノ件)」「人身売買禁止令に関する司法省達22号(牛馬切りほどき令)」布告
-- ←マリア・ルス号事件(1872年7月)における国際裁判の過程において,日本で遊女の人身売買が公認されていることが国際的に注目を浴びたのも一因
- 1872年11月 黒田開拓次官が太政官正院に対し「芸娼妓解放令」の施行につき,北海道の特殊事情を考慮して延期を願い出るも却下
- 1872年11月 開拓使が「芸娼妓解放令」布達にあたり,芸娼妓営業を願い出るものは許可するなど,4ヵ条の心得を達す
- 1872年 (道内)寿都,江差に遊郭開設

- 1873年1月 開拓使が解放令に対し,北海道当分布告見合せの達を発すも,政府から実施すべきと通告
- 1873年2月 開拓使が「解放令布告施行」を達す,これにより遊女屋の名目を廃し,貸座敷とすること,酌取・飯盛の名目を芸妓・娼妓と改めることを達す
- 1873年12月 (全国)「貸座敷渡世規則」「娼妓渡世規則」公布
- 1873年 (世界)ドイツの菌学者アルベルト・ナイサーが淋病を引き起こす病原菌(淋菌)を発見

- 1874年 (世界)避妊具・性病予防具として本格的なコンドームが出現
- 1875年3月 (全国)東京・霊岸島(現在の中央区新川)一帯で私娼100人を逮捕
- 1875年12月 (全国)吉原の大火により700軒が焼失し,大門も半焼
- 1875年 この頃,「薄野遊郭に娼家30戸ばかりがあり,周囲に堤を築いて一廓をなす」という記述あり
- 1875年 埼玉県が廃娼を断行
-- 翌年,熊谷県と合併するものの,旧熊谷県内の本庄・深谷の2遊廓はそのまま存続

- 1876年1月 (全国)内務省「売淫罰則」(私娼取締)を制定
- 1876年 (道内)根室・弥生町遊廓を開設
- 1877年5月 札幌本庁が「札幌小樽貸座敷並ニ芸娼妓営業規則」発布(→貸座敷と旅篭が分離され,地域も限定,鑑札料・毎月の納金・梅毒検査等を義務付け)
- 1877年 (全国)横浜・高島遊郭が焼失し,永真遊郭(えいしんゆうかく)を開設
- 1879年 (道内)根室・弥生町遊廓が移転し,平内町遊郭を開設
- 1879年 (道内)この頃,釧路の貸座敷業9軒・芸妓11人・娼妓22人
- 1879年 (道内)この頃,根室の遊郭の相場,芸妓一夜1円・一時50銭・線香一本の間25銭
- 1880年10月 (道内)小樽・入船町の貸座敷業稲垣方から放火により出火,61戸を焼失

***1881年-1900年
- 1881年5月 (道内)小樽・芝居町より出火,約800戸焼失,金曇町遊郭も焼失
- 1882年 (道内)この頃,根室管内の貸座敷22軒・芸妓38人・娼妓165人
- 1883年 札幌県,「密売淫罰則・料理店・飲食店取締規則」を制定
- 1883年 (道内)小樽・金曇町遊廓が量徳町裏手に移転し,住之江遊廓を開設(年末現在,22軒・娼妓75人,※1881年と記載のある文献もあり)
- 1884年 (全国)東京・吉原の安尾張楼に奉公していた宮沢平吉が角尾張楼の楼主となる
-- その後「海老屋」を買取って京町1丁目2番地中之町通りに「角海老楼」と名付け,時計台付き大楼を建築
-- 吉原の169軒の遊郭の中に3軒しか無かった「大見世」の1軒となる。
- 1886年12月 (全国)矢島楫子を中心に東京婦人矯風会が発足
-- 一夫一婦制の建白や,当時「からゆきさん」と呼ばれ,東南アジアを中心に多数渡航していた在外売淫婦の取締りを請願
-- 1893年4月に日本キリスト教婦人矯風会に改組
- 1886年 (世界)ジョセフィン・バトラーらによるの廃止運動により,イギリスの「伝染病法」廃止
- 1887年5月 高崎竜太郎により『札幌繁栄図録』発行,「北海楼」(南4西4),「昇月楼」(南5西3),「小柳楼」(南5西4)の絵図を記載
- 1888年 この頃,薄野遊郭の貸座敷15軒・芸妓46人・娼妓123人
- 1889年 (道内)森町に遊郭指定許可が下り,妓楼は「二福楼」の1軒,貸座敷は4軒
- 1890年 (全国)大火により大阪・新町遊郭の廓の多くが焼失

- 1891年 (道内)根室・平内町遊郭が移転し,花園町遊郭を開設
- 1891年 (全国)明治政府は海外売春を禁止する「外国ニ於ケル日本婦女保護法案」を提出するも反対意見が強く,法案を撤回
-- 当時の貴族院の秘密会議事録によると,1890年にはアメリカ・サンフランシスコ,ロシア・ハバロフスク,インド・ボンベイ,インド・カルカッタなど,からゆきさんは総計1,120人以上にも達していた
- 1892年 札幌で私娼の摘発
- 1894年 (道内)網走・北見町遊廓を開設
- 1894年 (全国)群馬県で廃娼を断行(実体は公娼の私娼化)
- 1895年 (道内)室蘭・幕西遊廓を開設
- 1896年 (道内)小樽・住之江遊廓が移転し,松ヶ枝遊廓と手宮遊廓を開設
- 1897年 この頃,薄野遊郭の貸座敷40軒・娼妓307人
- 1897年 (全国)神戸・福原には貸席106軒・娼妓913人
- 1897年 (道内)旭川・曙町遊廓を開設
- 1899年 (道内)下帯広村で遊郭営業が許可され,帯広・木賊原(とくさはら)遊廓を開設(現在の帯広市北4〜5条・西5〜7丁目付近)
- 1899年 この頃,薄野遊郭の貸座敷39軒・芸妓77人・娼妓297人
- 1899年 (全国)名古屋の娼妓佐藤ふでらが自由廃業の訴訟に勝利
- 1900年9月 (全国)吉原娼妓の綾衣(あやぎぬ)による新聞『二六新報』への投書から,娼妓廃業騒動が全国的に展開
- 1900年10月 (全国)内務省「娼妓取締規則」発布(官許の売春婦は,18歳以上の独身者で親の承諾を得た者に限り,所轄警察署の娼妓名簿に登録したうえ,指定の貸座敷以外で商売をしてはならない等,全国一律で規制)
-- →日本における公娼制度の確立
- 1900年 (道内)釧路・米町遊廓を開設
- 1900年 (全国・道内)大審院判決により函館の娼妓に娼妓売買契約の無効,廃業の自由が認められる
- 1900年頃 (道内)帯広・木賊原遊廓に「日の出楼」開業

***1901年-1912年
- 1901年 札幌区会によって薄野遊廓の鴨々川上流地区への移転が決議されるものの,業者の協力を得られず,実現せず
- 1902年 (全国)大審院の前借金返済命令判決により自由廃業は困難に
- 1902年 (全国)行政の働きかけにより,川崎の貸座敷14業者が南町に移転し,川崎遊郭(のちの南町赤線)を形成
- 1903年 (道内)浦河に遊廓が許可(戦前の浦河には「田中楼(高見楼,高田楼)」「梅花楼」「西川楼」の3軒の遊女屋があったとされる)
- 1903年 (全国)福岡・柳町遊郭の対岸の千代の松原に京都帝国大学福岡医科大(後の九州大学医学部)が開校し,「遊郭の存在は授業の邪魔だ」とのことで行政当局から新柳町に移転を強制
-- 1911年に遊郭の新柳町への移転完了
- 1904年 (世界)「醜業ヲ行ハシムル爲ノ婦女賣買取締二關スル國際協定」採択
- 1904年 (全国)明治37年末の調査では,全国に官許の娼妓4万2000人余,芸妓2万6000人余
- 1905年 (世界)フリッツ・シャウディンとエーリッヒ・ホフマンにより,梅毒の病原体である梅毒トレポネーマを同定
- 1907年 (道内)函館・蓬莱町遊廓が大火により焼失・移転し,大森遊廓(函館遊郭)を開設
- 1907年 (道内)旭川・中島遊廓を開設
- 1908年 (道内)『釧路の粋界』という本によると,釧路・米町遊郭は遊郭13店・遊女89人で,東北出身の遊女が半数以上を占める
- 1909年 (全国)国産コンドームの第1号が出現(溶剤に溶かしたゴムを成形したもの)
- 1910年 (全国)井上芳三郎によるコンドーム国産化「ハート美人」
- 1910年 (世界)「醜業ヲ行ハシムル爲ノ婦女賣買禁止二關スル國際條約」制定
- 1910年 (世界)パウル・エールリヒの研究室の秦佐八郎により,最初の効果的な梅毒治療薬であるサルバルサンが開発
- 1910年代 (全国)海外で売春に従事する「からゆきさん」が約2万2千人存在(当時,日本の植民地であった朝鮮・台湾を除く)
- 1911年4月 (全国)東京・吉原遊廓で大火発生,6500戸を焼失
- 1911年7月 (全国)公娼廃止運動団体として,廓清会が結成
- 1912年1月 (全国)大阪・ミナミの大火が発生し,難波新地乙部遊廓が全焼
**大正(1912年-1926年)
- 1916年 (道内)はっか生産の好景気を背景に,野付牛町(現在の北見市)の町議会が遊郭設置を求めて決議し,飲食店店主らは北海道庁長官に遊郭設置の陳情書を出すものも,日本キリスト教婦人矯風会野付牛支部等の反対運動により設置されず
- 1917年 札幌の都心の一部となった薄野遊郭の移転が求められ,移転先として白石村菊水(現在の白石区菊水)が決定
-- ←リンゴの病害虫で悩む白石村の果樹園主たちが遊郭用地を札幌区に寄付して誘致に成功,1918年に中島公園で開催予定だった開道五十年記念北海道博覧会が移転を加速
- 1918年 薄野遊廓が白石村菊水に移転を開始し,札幌遊郭(通称:白石遊郭)となり,1920年には33軒中31軒移転完了(27軒という説もあり)
- 1918年 (全国)シベリア出兵時のシベリア在住日本人娼婦は853人
- 1919年 (全国)1912年のミナミの大火を期に,難波新地の乙部遊廓を飛田に移転し,飛田遊郭を開設
- 1920年6月 (全国)外務省資料「在外本邦醜業婦員数調」によると,支那および満州の4,967人を筆頭として,シンガポール1,136人,バタヴィア1,083人など総計8,807人の娼婦
- 1920年 この頃,白石遊郭31軒・娼妓108人
- 1920年 (道内)この頃,帯広・木賊原遊廓が最盛期(9軒105人,「日の出楼」「一心楼」「大正楼」「開盛楼」「紀の川楼」等)
- 1920年 (全国)「海外廃娼令」制定
- 1920年 (全国)神戸・福原には芸娼妓約2,200人
- 1921年 (世界)国際連盟が「婦人及児童ノ売買禁止ニ関スル国際条約」を採択
- 1923年9月 (全国)関東大震災が発生し,吉原の娼妓多数が焼死
- 1923年11月 (全国)久布白落実,羽仁もと子,山川菊栄らにより,全国公娼廃止期成同盟会が結成
- 1924年 (全国)この頃,全国の貸座敷営業指定地域は545か所,そこで働く娼妓は約5万2千人

**昭和初期 戦前・戦中(1926年-1945年)
- 1926年 (全国)廓清会と矯風会が合同し,廓清会婦人矯風会廃娼連合(後に連盟)を結成
- 1927年 (道内)この頃,森町の遊郭が最盛期(5軒22人)
- 1928年 (道内)この頃,道内の主な遊郭,函館・大森67軒366人,札幌・白石32軒314人,根室・梅ケ枝町21軒196人,旭川・中島24軒181人,室蘭・幕西町19軒117人,釧路・米町14人100人,小樽・入船16軒96人,小樽・手宮15軒79人,帯広・木賊原7軒71人,網走・北見町8軒56人,厚岸6軒45人,旭川・曙7軒43人,滝川6軒37人,苫小牧6軒32人,留萌8軒31人(上村行彰著『日本遊里史』の巻末付録の「日本全国遊廓一覧」による)
- 1928年頃 (全国) 大阪で「大阪式カフェー」と呼ばれる「エロカフェー」が出店され,売春が行われる。その後東京にも進出(→遊郭経営を圧迫)
- 1929年 (世界)朝鮮総督府の『生活状態調査・平壌府』によると,芸妓は日本人(内地人)55名・朝鮮人164名,娼妓は日本人125名・朝鮮人148名,私娼は日本人79名・朝鮮人99名

- 1930年 この頃,白石遊郭31軒・娼妓223人
-- 大門通の北側に,西門から東門に向かって「松島楼」「昭和」「千代田」「栄清楼勇喜」「金洋楼角ゑび」「太田楼」「朝日開進楼」「新橋高砂」「富山北国」「栄楼」「柏楼長谷川」「玉楼」「正月観月」「新盛楼」「昇月」「いな葉ときわ」「三日月」「釣月甲子楼」
-- 大門通の南側に,東門から西門に向かって「大正楼」「宮島楼」「岡田楼」「いな葉」「北越」「東京閣喜美川」「丸喜楼」「朝日楼」「富士楼」「一二三楼」「喜久川」「福寿美」「敷島」「日光楼」「源氏楼」
- 1930年 (全国)神戸・福原には妓楼95軒・娼妓1,320人
- 1931年5月 (全国・世界) 国際連盟東洋婦女売買調査団が来日(→日本の公娼の実態報告(ジョンソン報告))
- 1932年10月 (全国)仏教会が廃娼決議
- 1932年 (世界)第一次上海事件直後,上海に軍慰安所第一号が設置
- 1933年 (世界)国際連盟が「成年婦女子ノ売買ノ禁止ニ関スル国際条約」を採択
- 1933年 (世界)現在のコンドームの基礎となるラテックス製コンドームが誕生
-- 翌年,岡本ゴム工業(現在のオカモトの前身)が世界初のラテックス製コンドームを発売
- 1934年 (道内)函館・大森遊郭が大火により消失
- 1934年 (全国)廃娼論が高揚し,廃娼が間近との報道

- 1938年 (全国)群馬・山形・高知・和歌山・茨城・宮城の各県内で日本軍慰安婦の国内での大規模徴集が始まる

- 1943年 (世界)梅毒の治療にペニシリンが用いられるようになる
- 1944年末 (全国)東京・吉原遊郭は267軒,1200人の娼婦
- 1944年 (道内)森町に最後まで残っていた「二福楼」が戦時下体制のため廃業
- 1944年 (全国)「決戦非常措置要綱」の一環として出された「高級享楽停止に関する具体策要綱」により花柳界の大部分が休業を命じられたが,貸座敷は休業を命じられず
-- また,同年の「高級享楽停止に関する前後措置」により,休業した料亭・待合・芸妓置屋などの一部が慰安所として復活させることが決定し,慰安施設になったものは計4842軒,休業前42568人であった芸妓のうち,7131人が慰安施設に移された

- 1945年3月 (全国)東京・吉原遊郭が東京大空襲により全焼,1072人の娼婦のうち300人以上が死亡
- 1945年6月 (全国)東京・吉原遊郭が7軒の女郎屋と20人ばかりの娼婦で営業再開(娼婦は40数人を集めて8月再開という記述もある)
**1940年代後半 戦後
***1945年
- 1945年8月 (全国)RAA(特殊慰安施設協会)設立,慰安所第一号として大森海岸の料亭「小町園」が指定
-- RAAが設置されたものの,米兵による日本人女性の強姦は多発
- 1945年 小樽警察署管内ではRAA設置のために貸座敷(公認遊郭)にいた元娼妓を中心に150-160人の接客婦を集め,札幌も同様に元娼妓30人が含まれていた
- 1945年 札幌警察署が白石遊郭を改装し,貸座敷という名称を廃止して「カフェー」「キャバレー」「バー」「ダンスホール」「レストラン」などに改称させ歓楽街を作った
- 1945年 薄野にキャバレーやダンスホールが誕生(ほとんどが違法に売春を斡旋する青線業者)

***1946年
- 1946年1月 (全国)GHQにより公娼制度廃止の覚書を提示,前後して公娼制度廃止の内務省保安部長・警保局長通達
- 1946年2月 (全国)「娼妓取締規則」廃止(→旧遊郭の貸座敷は特殊飲食店に)
- 1946年3月 (全国)RAAの施設閉鎖
- 1946年11月 (全国)東京・池袋で,MPと日本の警察により通行人の女性たちが無差別に逮捕され,吉原病院で膣検査を強制された板橋事件が発生
- 1946年12月 (全国)「最近の風俗取締対策について」通達(→赤線地帯が生まれる)
- 1946-1948年 (世界)米国が中米グアテマラで性感染症の治療をめぐる「人体実験」を約5,500人に対し実施し,1,300人が感染し,実験で少なくとも83人が死亡(2010年に発覚)

***1947年
- 1947年1月 (全国)「婦女に売淫をさせた者等の処罰に関する勅令」(昭和22年勅令第9号)が出され,売春婦として働くために女性を誘ったものが罰せられるようになる(売春そのものは合法)
- 1947年1月 (全国)東京・新宿角筈(現在の新宿3丁目)の「帝都座」で「名画アルバム」という催しが開始(日本最初のストリップショーとされる)

***1948年
- 1948年3月 (全国)東京・浅草の「常盤座」で初めて踊りを取り入れた本格的なストリップショーが開催
- 1948年7月 (全国)「風俗営業取締法」(旧風営法)制定
- 1948年9月 (全国)「風俗営業取締法」(旧風営法)施行(→この時点では性風俗は対象外,行政処分・罰則・警察官の立入り等を定める)
- 1948年 戦争中休業していた白石遊郭が復活
- 1948年 (全国)茨城県下館町が条例で「18歳未満の者が午後10時から午前4時までの間外出する場合は保護者が同伴しなければならない」と定める(最初の青少年保護育成条例)

***1949年
- 1949年12月 (世界)国連総会で「人身売買及び売買行為の搾取禁止のための条約」決議(1951年発行)

**1950年代前半
***1950年
- 1950年8月 (全国)大阪・ミナミに初のアルサロ(アルバイトサロン)「ユメノクニ」開店
-- アルサロは1950年代前半に流行
- 1950年 (全国)大阪・ミナミに初の同伴喫茶が出現
- 1950年頃 (全国)宜野湾に米兵対策として米兵相手の売春宿を設けられ,その後,真栄原の裏風俗街として発展
- 1950-1955年頃 (道内)北海道千歳市にアメリカ軍目当てのパンパンが道外から多数流入して,一大繁華街を形成,彼女らの仕事場はパンパンハウスと呼ばる

***1951年
- 1951年4月 (全国)東京・銀座にトルコ風呂併設の「東京温泉」開店(日本最初のトルコ風呂)
-- ただし着衣の女性が本格的なマッサージをする店で,当時は性的なサービスは無し,読売新聞の記事によると「スマートなショートパンツなどをはいた制服姿で浴場に立ち,男女浴客の“肩もみ”から“耳かき”までサービス」との記述
- 1951年11月 (全国)「東京温泉」の問題が参議院厚生委員会で調査され,営業内容の転換を要請
- 1951年11月 (全国)公娼制度復活反対協議会が設立

***1952年
- 1952年12月 (全国)公娼制度復活反対協議会を改組し,売春禁止法制定促進委員会が結成
- 1952年 北海道最初のトルコ風呂「ススキノ・トルコ・センター」が南6西5に開店(こちらも性的なサービスは無し)
- 1952年 (全国)福岡・中洲に「博多温泉トルコ」(1975年廃業)が開店(一説によると,開業当時から本番サービスがあったとされる)

***1953年
- 1953年10月 (全国)銀座2丁目にあったストリップ劇場を改装し,関東初のアルサロ「赤い靴」開店
- 1953年 (全国)トルコ風呂都内20店・全国70店に拡大
- 1953年 (全国)一部トルコ風呂で「スペシャル・サービス(おスペ)」開始
-- おスペのサービス範囲には諸説あり,当初の手コキサービスから,後年は本番以外の射精サービス(フェラチオを含む)まで広がったのではないかと推測される
- 1953年-1955年 (全国)神近市子・市川房枝などの女性議員によって,議員立法として「売春等処罰法案」が繰り返し提出されるものの,いずれも否決・廃案

***1954年
- 1954年10月 (全国)警視庁少年課がアルサロで働く女子高生グループ44名を補導
- 1954年 (全国)この年,人身売買被害女性は8635名で前年比1386名の増加,被害女性の80%が売春で,全体の40%は未成年

**1950年代後半
***1955年
- 1955年4月 (道内)北海道で「北海道青少年保護育成条例」制定
- 1955年7月 (全国)労働省が「売春白書」発表し,全国の売春婦を50万人と推計
-- 赤線・青線・三業地・駐留軍基地・自衛隊基地付近の合計で,集娼地1921ヶ所・業者37,112人・売春婦129,008人で,この他のもぐり・街娼を加えた推計
- 1955年10月 (全国)愛媛県の16歳の少女の事案で,最高裁は「未成年者の人身売買のような公序良俗に反する契約の前借金は無効」と判決
- 1955年11月 (道内)北海道で「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例」制定
- 1955年 (全国)この頃,神戸・福原には娼妓431人

***1956年
- 1956年5月 (全国)「売春防止法」制定
- 1956年6月 (全国)『週刊サンケイ』に「女性に関する社会読本 ルポ・東京新風俗抄 2回 トルコ風呂・トリスバー・深夜喫茶」の記事掲載
- 1956年 (全国) この頃,東京都内の一部トルコ風呂で本番サービスが始まったと言われる

***1957年
- 1957年10月 (全国)政治家と赤線業者による売春汚職事件発生,贈収賄捜査の裏で,検察内部の派閥抗争が絡み,マスコミまでを巻き込んだ。全国性病予防自治連合会(赤線業者の業界団体)幹部らの逮捕に始まり,国会議員3名も起訴された
-- この結果,売春防止法の完全実施の延期を画策していた風紀衛生対策特別委員会が事実上の解散に追い込まれ,売春防止法の完全実施に繋がる
- 1957年 白石遊郭廃止
- 1957年 (全国)日本で高用量ピル発売開始
- 1957年 (全国)労働省婦人少年局の調べによると,組織売春地区1634か所,業者3万5283人,慰安婦・従業婦・散娼計14万2000人

***1958年
- 1958年2月 (全国)遊郭としての吉原閉鎖
- 1958年4月 (全国)「売春防止法」全面施行(→赤線消滅)
- 1958年4月 (全国)「人身売買及び他人の売春からの搾取の禁止に関する条約」を国会承認(加入は5月,発行は7月)
- 1958年8月 (全国)東京・吉原の遊郭「東山」がトルコ風呂「トルコ吉原」に転業(吉原最初のトルコ風呂)
- 1958年10月 (全国)特殊飲食店女子組合員調査の一部データ(東京の分のみ)を用いて書かれた磯村英一(社会学者)著『性の社会病理』が刊行
-- 調査は全国性病予防自治連合会により売春防止法反対運動の根拠のため調査されたと言われ,調査票は全体で約5万人分あったとされるが,その後廃棄され,現在残っているのは約300人分
- 1958年 (全国)トルコ風呂都内33店,全国で100店を超える
- 1958年 (道内)売春防止法制定を機に,釧路・米町遊郭にあった31店が一斉廃業

***1959年
- 1959年2月 (全国)一部改正「風営法」制定
- 1959年4月 (全国)一部改正「風営法」施行(→法律名変更,低照度飲食店・区画席飲食店・深夜における飲食店営業の規制)

**1960年代前半
***1960年
- 1960年10月 (全国)東京・浅草のトルコ風呂「国際トルコセンター」,東京・五反田のトルコ風呂「五反田トルコセンター」(五反田)摘発(売春防止法違反,児童福祉法違反),トルコ風呂の初の摘発
- 1960年 (全国)川崎最初のトルコ風呂「京浜トルコ」開店
- 1960年 (全国)トルコ風呂都内67店・全国167店に,関東を中心に店舗増加・サービスの過激化
- 1960年 (世界)アメリカでピル(高容量ピル)を経口避妊薬として世界初めて認可

***1961年
- 1961-1962年頃 東京・吉原のトルコ風呂「吾妻」に勤務するトルコ嬢アズマにより「椅子洗い」が行われる

***1962年
- 1962年8月 (全国)東京・神田の今川中学校のすぐそばにトルコ風呂建設が計画され,反対運動が起こる
- 1962年頃 (全国)背の高いソファを仕切りにした同伴喫茶が流行

***1963年
- 1963年 (全国)東京オリンピックの洗浄作戦の一環として,警視庁が都内で検挙を始める
- 1963年 (全国)石川・加賀に日本初のモーテルといわれる「モテル北陸」が開業
- 1963年頃 (全国)パンマと呼ばれるあんま師売春が流行

***1964年
- 1964年2月 (全国)大阪・十三のトルコ風呂「十三トルコセンター」で爆発事故,ボーイ2名死亡・その他6名重軽傷
- 1964年3月 (全国)警視庁は高級デートクラブ「白金友の会」を摘発,メンバー13人の女性の大半が未成年で,デート料の90%をピンハネ
- 1964年4月 (全国)この頃,東京都内のトルコ風呂は153店
- 1964年5月 (全国)一部改正「風営法」制定
- 1964年5月 (全国)東京都で,「個室は一定以上の壁を作らずガラス張り」「ドアに窓をつけ見通しを遮るものを置かない」「トルコ嬢は個室内を除き裸にならない」等の厳しい8項目の取締り規定を設けた「特殊浴場取締り条例(仮称)」を検討
-- その後の「公衆浴場の設置場所および衛生措置等の基準に関する条例(案)」では規制は後退し,8月に制定
- 1964年8月 (全国)一部改正「風営法」施行(→深夜営業の規制強化,18歳未満の利用・就業禁止の徹底)
- 1964年8月 (全国)東京都で「青少年条例」制定(同年10月施行)
- 1964年8月 (全国)家出少女を集めて営業していた東京のデートクラブ摘発(児童福祉法違反,労働基準法違反)

**1960年代後半
***1965年
- 1960年代後半 (世界)日本から台北への売春ツアーが増加
- 1965年1月 (全国)東京・麻布に日本初のテレホンクラブ「クラブ東京」開店(※再確認中)
- 1965年7月 (全国)暴力団と組んで18歳未満の少女等を雇用し酷使している容疑で,東京のトルコ風呂「小岩トルコセンター」「浅草角えび」等の37店を摘発し,関係者69人を検挙,うち15人を逮捕(児童福祉法違反,職業安定法違反,風営法違反),被害女性は18歳未満が126人,20歳未満が291人で,合わせて407人
- 1965年8月 (道内)北海道で「北海道迷惑行為防止条例」制定
- 1965年8月 (全国)東京のトルコ風呂「金町トルコ」「歌麿トルコ」摘発(売春防止法違反)
- 1965年10月 (全国)東京・新宿のトルコ風呂「京都」「富士」「リード」摘発(売春防止法違反,児童福祉法違反)

***1966年
- 1966年5月 (全国)東京・永田町の首相官邸裏にトルコ風呂の建築計画が報道
- 1966年6月 (全国)一部改正「風営法」制定
- 1966年7月 (全国)一部改正「風営法」施行(→トルコ風呂・ストリップ劇場・ヌードスタジオの規制,トルコ風呂については学校・図書館・児童福祉施設等の周辺200m以内に設置禁止)
- 1966年10月 (全国)東京都で改正「風営法施行条例」制定(→トルコ風呂の新規出店は新宿・池袋・吉原に限定)
- 1966年 (全国)トルコ風呂全国で706店に(東京都208店・神奈川県54店・千葉県28店・北海道25店・福島県7店・岐阜県30店・福岡県18店)
- 1966年 (全国)吉原が地名から消える

***1967年
- 1967年4月 (全国)約5000万円を脱税していた川崎・堀之内のトルコ風呂「ミストルコ」,横須賀のトルコ風呂「ミストルコ」,その他九州・北海道のトルコ風呂を含めて6店舗が摘発(所得税法違反)
- 1967年4月 (全国)東京・東上野のトルコ風呂「宝苑トルコセンター」摘発(売春防止法違反)
- 1967年10月 (全国)東京・池袋のトルコ風呂「トルコ百万石」など3店舗を摘発(売春防止法違反,職安法違反)
- 1967年 (全国)大阪で「ヒット」という小型キャバレーが開店し,初めて「ピンクサロン」という呼び名を用い,全国に広がる

***1968年
- 1968年2月 (全国)トルコ風呂22店(都内最大),キャバレー4店,バー2店,喫茶店7店を経営していた東京の「新世商事」「近代産業」及びその実質経営者の自宅等を家宅捜索(法人税脱税)
- 1968年3月 (全国)東京・吉原「ジャスミン」,東京・神田「金城トルコセンター」など5店舗の経営者ら4人を逮捕(売春防止法違反:場所提供)
- 1968年5月 (全国)山形県余目町に個室付浴場(トルコ風呂)設置が申請され,反対運動が起こる
-- 6月に建設予定地近隣に児童遊園が申請・設置され,8月に「トルコハワイ」営業開始,翌年2月に営業停止処分
-- その後裁判で行政権の濫用が争われ,1978年6月に最高裁判決が下され,行政側敗訴(余目町個室付浴場事件(トルコハワイ事件))
- 1968年12月 この頃,すすきののトルコ風呂10店に

***1969年
- 1969年3月 (全国)東京・新宿歌舞伎町のトルコ風呂「その」で火災発生,5名のトルコ嬢焼死
- 1969年3月 (全国)この頃,川崎のトルコ風呂「川崎城」の浜田嬢により「泡踊り」が生まれたと言われる(店舗と嬢については諸説あり)
- 1969年9月 (全国)東京・新宿等の繁華街で声を掛け,喫茶店で女性を紹介し,金銭を受け取って姿を消すという「カゴ抜け売春詐欺」を繰り返していたデートクラブ「柏観光」「大信用観光」摘発(詐欺罪)
- 1969年 (全国)東京・池袋に初のレンタルルーム「ミロワール」開店

**1970年代前半
***1970年
- 1970年3月 (全国)女性を紹介すると偽って金を巻き上げていた東京・渋谷のデートクラブ「宇田川観光」摘発(詐欺罪)
- 1970年6月 (全国)沖縄の琉球立法院で売春防止法を可決
- 1970年8月 (全国)1億円を脱税していた東京・江東橋のトルコ風呂「ニュー東洋トルコ・センター」,東京・湯島のトルコ風呂「香港」「ニュー香港」を摘発(所得税法違反)
- 1970年 この頃,札幌のヌード劇場6館に
- 1970年 (全国)個室付浴場業の禁止法案(公衆浴場法の一部改正)が議員立法化される動きがあり,「全日本特殊浴場協会連合会(全特連)」(東京地区を中心に会員構成)を設立
- 1970年 (全国)この年,売春関係事犯でトルコ風呂115店を摘発

***1971年
- 1971年2月 (全国)石川県・山中温泉でトルコ風呂を経営していた田守世四郎が大津・雄琴に最初のトルコ風呂「花影」開店
- 1971年3月 (全国)京都府でトルコ風呂の営業禁止
- 1971年5月 (全国)東京・吉原のトルコ風呂60店の用心棒として契約を結ばさせていた暴力団員等を逮捕(恐喝)
- 1971年10月 (全国)ストリッパーの一条さゆりの半生を綴った実録小説『一条さゆりの性』が出版され,人気に火がつく
- 1971年11月 (全国)日活ロマンポルノの第一作「団地妻 昼下がりの情事」「色暦大奥秘話」が封切られる
- 1971年末 (全国)大津・雄琴にトルコ街が形成(京都から移転する店を中心に,1971年末までに7店,1972年には8店が新たに加わり,1973年には全部で29店が営業)
- 1971年 すすきののトルコ風呂に二輪車が登場
- 1971年 (全国)内偵特捜の捜査官として,三重県渡鹿野島に潜入した三重県警警部補が売春婦の女性と内縁の関係となったことで諭旨免職

***1972年
- 1972年1月 (全国)東京・吉原のトルコ風呂41業者が「浅草特殊浴場防犯健全組合」設立
- 1972年2月 この頃,すすきののトルコ風呂11店に
- 1972年5月 (全国)大阪・千日前で起きたビル火災で,営業中のアルサロ「プレイタウン」に煙が充満し,客57人と従業員124人のうち96人が店内で死亡,22人が窓などから転落死,42人が重軽傷を負い,日本のビル火災史上最悪の大惨事
-- →アルサロのイメージを悪化
- 1972年7月 (全国)一部改正「風営法」施行(→モーテル営業の規制)
- 1972年10月 (全国)ストリッパーの一条さゆり主演の映画『一条さゆり 濡れた欲情』が一般公開
- 1972年11月 (全国)女性を紹介すると偽って金を巻き上げていた東京・上野のデートクラブ「白バラ」摘発(詐欺罪)
- 1972年 (全国)那覇市と宮崎市に初のトルコ風呂開店
- 1972年 (全国)東京・赤坂を中心にホテルのロビーや街頭でお客を引く東南アジアの女性「じゃぱゆきさん」が登場
- 1972年以降 (世界)日中国交回復で日台間の航空路線が減少し,日本から韓国への売春ツアー(キーセン観光)が増加(1990年代まで続く)

***1973年
- 1973年3月 (世界)マッサージ・パーラー96店が営業しいていたニューヨークでマッサージ・パーラー締め出し法案署名
- 1973年5月 (全国)中高生を騙し,バーやトルコ風呂で働かせていた東京・神奈川のトルコ風呂支配人等を逮捕(職安法違反,児童福祉法違反)
- 1973年5月 (世界)イギリスの売春事件により,関係した閣僚が辞任
- 1973年7月 (全国)廃業した隣の喫茶店の水道水を横取りし,濁った水を使いまわし,さらに少女を売春させていた東京・新宿歌舞伎町のトルコ風呂「歌麿」「ニュー京都」摘発(売春防止法違反,児童福祉法違反,窃盗)
- 1973年 (全国)千葉・栄町のトルコ風呂でイス洗いが人気に
- 1973年 (全国)この頃,全国のトルコ風呂は1148店
- 1973年 (全国)おとぎ話の城のような外観,男女がゴンドラに乗りお風呂に入るという「ゴンドラバス」等の豪華な設備のラブホ「目黒エンペラー」開業
- 1973年 (世界)韓国で売春観光反対のデモが発生するも,当時の朴政権は外貨獲得のために観光を奨励し,反対運動を抑圧
- 1973年 (世界)低用量ピルが開発(日本での認可は1999年)

***1974年
- 1974年6月 (全国)この頃,出張トルコ急増
- 1974年 (全国)『警察白書 昭和49年度版』において,トルコ風呂での売春の横行と暴力団等の「ひも」の関与が問題とされる

**1970年代後半
***1975年
- 1970年代後半以降 (世界)日本からフィリピンへの売春ツアーが増加
- 1975年1月 (全国)『トルコ風呂に関する資料報告書』によると,トルコ風呂の多い地域としては東京205店,神奈川163店,千葉75店,埼玉60店,福岡68店,愛知59店,兵庫58店,沖縄48店で,全くない県は青森・山形・群馬・富山・福井・長野・奈良の7県
- 1975年4月 (全国)17歳の家出少女を雇用していた東京・西大久保のトルコ風呂「銀蜂」摘発(児童福祉法違反)
- 1975年9月 (全国)全国のストリップ劇場で史上最大の摘発が実施され,約4000人のストリッパーのうち2000人が検挙され,「魔の9月」と後に呼ばれる
- 1975年 (全国)新宿・渋谷に電話でセックスごっこの相手をするテレホンセックスが出現
- 1975年 (全国)富山県利賀村(現在は南砺市)の栃原から下原にまたがる一帯に一大「トルコ風呂」街建設計画が持ち上がるものの,県や世論から反対があり,計画は中止

***1976年
- 1976年1月 (全国)東京・新橋の雑居ビル「貴悦ビル」火災により1名死亡・13名中毒(同ビルに入っていたトルコ風呂「サントルコ」が火元)
- 1976年5月 (全国)この年,トルコ風呂約1240店,トルコ嬢1万7〜8千人,トルコ風呂のない県は青森・山形・群馬・長野・富山・福井・奈良
- 1976年5月 (全国)個室付浴場業の禁止法案(公衆浴場法の一部改正)が提出されるが,審議未了により廃案
- 1976年6月 (全国)嬢に点数制のノルマを課していた東京・東上野のトルコ風呂「宝苑トルコセンター」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 1976年10月 (全国)警視庁は中学生売春グループ16人を補導,蒲田署でも女子高生売春グループ6人を補導
- 1976年11月 (全国)「日本一の高級トルコ」を謳い文句にしていた東京・吉原のトルコ風呂「夕月」摘発(売春防止法違反)

***1977年
- 1977年2月 (全国)東京・吉原のトルコ風呂「千雀」摘発(売春防止法違反,職業安定法違反)
- 1977年3月 (全国)東京のピンキャバ「日の丸」摘発
- 1977年3月 (世界)フィリピンでじゃぱゆきさんが問題化
- 1977年5月 (全国)女子高生2人をたらい回しで勤務させていた福岡・中洲のトルコ風呂「青葉城」など6店が摘発(児童福祉法違反:年少者雇用)
- 1977年9月 (全国)1月から営業を開始した東京・吉原のトルコ風呂「トルコ東海道」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 1977年9月 (全国)嬢に売春を具体的に指示していた東京・吉原のトルコ風呂「早乙女」摘発(売春防止法違反:管理売春),トルコ風呂の管理売春での摘発は都内初
- 1997年10月 (全国)三重県渡鹿野島で十数人の少女を使って売春させていた元三重県警部補と内縁の妻を逮捕
- 1997年10月 (全国)大手ピンサロチェーン「ベニス」本社摘発,13店中12店営業停止
- 1977年11月 (全国)全日本特殊浴場協会連合会が当時の厚生大臣宛に法案設立に強く反対する旨の要望書の提出
- 1977年 すすきののトルコ風呂,この年13店新規開業
- 1977年 (全国)警視庁が売春関係事犯の全国一斉取締で700名以上を検挙
- 1977年 (全国)ダッチワイフ・ラブドールを製造する「オリエント工業」が創業
- 1977年頃 (全国)トルコ風呂にバイオレンス・サービス(最初にツボ洗いで1回,ベットで1回全て生本番)が広まる,また無制限本番サービスも登場

***1978年
- 1978年4月 (全国)東京・吉原のトルコ風呂「鹿鳴館」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 1978年4月 (全国)東京・五反田のピンサロ摘発(売春防止法違反),ピンサロへの売春防止法違反は全国初
- 1978年4月 (全国)全国に1,200店を展開するピンサロチェーン「ハワイ」の総元締め「TVB」摘発
- 1978年5月 すすきののトルコ風呂この頃59店に,他に中の島に2店
-- すすきののトルコ風呂「瑾鵾花(きんこんか)」(南6西4),「尼寺」(南6西5旭観光ビル),「修道院」(南5西3ラテンビル),「ニュー修道院」(南5西5野崎ビル),「蘇州城」(南6西3),「台北」(南5西4観光会館),「桃源郷」(南5西5北開ビル),「金瓶梅」(南5西5第一桂和ビル),「女学院・白爵」(南5西3 三番館ビル),「光女学園」(南5西4アイシンビル),「トルコ大学・祇園」(南5西5銀座ビル),「日本橋」(南5西5),「家紋」(南6西5旭観光ビル),「江戸城」(南6西5旭観光ビル),「四海波」(南5西5ヤマトビル),「女の館」(南6西4ファニービル),「飛鳥」(南6西4旭観光ビル),「ハレム」(南5西5銀座ビル),「歌川」(南6西3),「ミカド」(南5西4アイシンビル),「エアーポケット」(南6西4),「エアーライン」(南5西5野崎ビル),「くの一」(南5西4観光会館),「花の館」(南6西4ファニービル)等
-- 中の島のトルコ風呂「歌麿」「ニュー東京」
- 1978年6月 (全国)東京都内に28店舗,全国に72店舗,計100店舗を展開していたピンサロチェーン「メキシコ」摘発(風営法違反・同施行条例違反:卑わい行為,無許可,名義貸し営業),新聞記事にピンサロが初登場
- 1978年7月 (全国)京都・西賀茂に初のノーパン喫茶「ジャーニー」開店
- 1978年9月及び12月 (全国)全国一斉のストリップ劇場摘発
- 1978年10月 (全国)最初の個室マッサージ店が大阪に開店
-- トルコ風呂・ピンサロ・ストリップとも違う新たな風俗店という意味ではファッションヘルスの起源の一つ。1981年に東京に開店した性感マッサージと個室マッサージ,1982年に大阪に開店したファッション・マッサージに繋がり,ファッションヘルスに発展していったと思われる。最初にファッションヘルスを名乗った店は確認できていない。
-- ただ,最初のヘルスは小倉とか,名古屋とか,東京・高田馬場という説もあり,はっきりしない。
- 1978年10月 (全国)週刊誌に「風俗嬢」という言葉が登場(『週刊文春』の「This Week 殺人鬼・平田光成の予定リストにはあと5人 ※銀座クラブママ,風俗嬢連続殺害事件」という記事)
- 1978年12月 すすきのに総工費13億円の豪華トルコ風呂が登場

***1979年
- 1979年1月 (全国)東京ののぞき見劇場4店一斉摘発
- 1979年1月 (全国)東京・五反田に風呂無しトルコ風呂が開店
-- 1979年3月に風呂無しトルコ風呂の仕掛け人を逮捕
- 1979年2月 (全国)東京・西日暮里のピンサロ「歌麻呂」摘発(風営法違反:ひわい行為)
- 1979年3月 (全国)わいせつフィルムで嬢に売春技術を指導し,摘発対策・直引き対策として各個室に警報・盗聴装置を設置していた東京・渋谷のトルコ風呂「渋谷浴泉高級トルコ」摘発(売春防止法違反:管理売春)
- 1979年6月 (全国)月に1千万円近く売り上げていた東京・自由が丘のピンサロ「フロリダ」摘発(風営法違反:ひわい行為)
- 1979年7月 (全国)東京・池袋の暴力ピンサロ7店摘発,この頃ぼったくり店が横行
- 1979年8月 (全国)全国高校総体開催のため,大津・雄琴のトルコ風呂が3日間一斉休業
- 1979年12月 (全国)この年,トルコ風呂1450店,トルコ嬢約1万8千人,利用者は推定2070万人,売り上げは2900億円
- 1979年 『すすきのTOWN情報』創刊
- 1979年頃 (全国)この頃,マントル(マンショントルコ)が生まれる

**1980年代前半
***1980年
- 1980年3月 (全国)東京・新宿歌舞伎町のトルコ風呂「トルコ迎賓館」摘発(売春防止法違反)
- 1980年4月 この頃,すすきののトルコ風呂80店(建設中も含む)
- 1980年8月 (全国)八王子市のピンサロ「浮世絵」で火災発生,新入りのボーイによる放火
- 1980年11月 札幌の本サロ摘発
- 1980年 (全国)熊本にトルコ風呂「ブルーシャトー」開店(後に,3大ソープの一つとして挙げられることが多い)
- 1980年頃 (全国)ラブホテルやマンションを利用したホテトル・マントルが急増

***1981年
- 1981年1月 (全国)東京・吉原のトルコ風呂「メンズクラブ・シルヴァーシャドウ」摘発,客引きも逮捕(売春防止法違反:周旋),客引きに売春防止法が適用されたのは全国初
- 1981年1月 (全国)長野・松本でトルコ風呂建設問題が発生し,トルコ風呂絶対反対期成同盟会結成
- 1981年1月 (全国)『月報「全特浴」』創刊(後に『隔月報「全特連広報」』と誌名変更)
- 1981年始め (全国)ノーパン喫茶が関東を中心にブームとなり,全国的に展開
- 1981年2月 (全国)淀橋税務署調べによると,東京・新宿歌舞伎町の風俗営業業者3軒に1軒が脱税
- 1981年3月 (全国)東京・新宿に初のマントル(マンショントルコ)が出現
- 1981年3月 すすきのに初の女性専用トルコ風呂オープンするも,半年で閉店
- 1981年4月 (全国)東京・新宿歌舞伎町のトルコ風呂「古城」摘発(売春防止法違反:管理売春)
- 1981年4月 (全国)東京・銀座のノーパン喫茶「しゃろむ」の女店主現行犯逮捕(公然わいせつ)
- 1981年4月 (全国)静岡市議が役員をしている静岡のトルコ風呂「ニューグランド」の営業許可をめぐる疑惑をタネに,浜松市議と静岡県議が恐喝した容疑で逮捕
- 1981年4月頃 (全国)風俗情報誌『ナイタイマガジン』創刊(2009年に廃刊)
- 1981年5月 (全国)東京・新宿の全国初の男性ノーパンスナック「ゼロワン」摘発(児童福祉法違反)
- 1981年7月 (全国)東京に初の性感マッサージと個室マッサージ開店
- 1981年12月 (全国)住民運動の盛り上がりにより,東京で改正「風営法施行条例」施行(→池袋でのトルコ風呂新規出店禁止)
- 1981年 (全国)東京・渋谷に初ののぞき部屋「シアター4・5」が開店し,全国的に展開(1981年2月に大阪に最初ののぞき部屋が開店という説もある)
- 1981年 (全国)東京・新宿2丁目にゲイ専用のトルコ風呂「アクロポリス」開店
- 1981年 (全国)全日本特殊浴場協会連合会が業界の実情を詳しく訴えた要望書を提出
- 1981年 (世界)鈴木首相のASEAN諸国歴訪に伴い,フィリピンで抗議集会が開かれ,フィリピンへの買春観光が一時自粛
- 1981年頃 (全国)全国のピンサロで生尺・口内発射が定着
- 1981年頃 (全国)のぞき部屋,トップレスヘルスなど新手のピンク商法が蔓延

***1982年
- 1982年1月 (全国)大阪・西中島に初のファッション・マッサージ開店
- 1982年5月 (全国)東京のマントル「渋谷エクセレン」等を一斉摘発(児童福祉法違反,職業安定法違反),55人の女性保護
- 1982年6月 (全国)売春対策審議会が鈴木首相に「トルコ風呂における売春の防止」「性病予防」「覚せい剤乱用防止」の3点に関する要望書を提出,トルコ風呂については当面の対策として「売春防止法の違反者など不適格者には営業許可を与えず,営業の名義貸しは禁止」「営業許可に更新制度を導入」「風紀上の措置基準を見直し,特に「個室」の規制強化」などを提言
- 1982年6月 (全国)東京・代々木のマントル摘発(職業安定法違反)
- 1982年8月 すすきのの「ノーパン+のぞき劇場+トルコ風呂」の複合店が人気に
- 1982年8月 (全国)東京・新宿のマントル「小百合の部屋」と少年ホストクラブ「会員制美少年クラブさつき」摘発(職業安定法違反)
- 1982年9月 (全国)東京・神奈川・千葉のトルコ風呂を一斉税務調査,35社で申告漏れを指摘
- 1982年10月 (全国)トルコ嬢に無許可でピルを売っていた東京・吉原のトルコ「亜米利加屋」と化粧品販売業者を摘発(売春防止法違反,薬事法違反)
- 1982年11月 (全国)賭博ゲーム機摘発にめぐる大阪府警察官の汚職事件で,ピンサロからも賄賂を受け取っていたことが発覚
- 1982年 (全国)東京・新宿に女性専用トルコ風呂が出現
- 1982年 (全国)この年,トルコ風呂1600店以上トルコ嬢2万人以上で,最盛期を迎える
-- 『警察白書』によると,多い地域として東京(216軒)・神奈川(139軒)・愛知(60軒)等があり,トルコ風呂営業が1軒もないのは青森・山形・群馬等の7県との記述
- 1982年頃 『すすきのTOWN情報』性風俗関係の広告を掲載開始
- 1982年頃 札幌に男女交際クラブを偽装したデートクラブの出現
- 1982年頃 (全国)個室ヌードが目立ち始める

***1983年
- 1983年始め (全国)愛人バンク登場(マスコミに取り上げられ,特に有名になったのは「夕ぐれ族」で,最盛期には約5000人の男女が会員に)
- 1983年1月 (全国)中学生を雇用していた東京・大久保のホテトル「シュークリーム」摘発(児童福祉法違反)
- 1983年2月 (全国)東京・新宿,渋谷,中野等のホテトル「宝グループ」で稼いだ金を選挙資金にしようとしていた元千葉市議候補者を逮捕(売春防止法違反)
- 1983年3月 すすきのに複合射精産業ビル登場
- 1984年4月 (全国)11年ぶりに改正の「新旅行業法」が施行,旅行者保護・悪徳業者締め出しを目的とし,売春ツアーを禁止
- 1983年4月 (全国)東京都国分寺市の売春バー「フレッシュサロン チャンピオン」摘発(売春防止法違反)
- 1983年4月 (全国)盗んだ預金通帳で豪遊していた中学生に女性を斡旋した東京のデートクラブ「K企画」摘発(売春防止法違反)
- 1983年4月 (全国)東京のデートクラブ嬢が渋谷のラブホテルで殺される事件発生
- 1983年4月頃 すすきのにショーのあるヘルス「プッシーキャット」開店
- 1983年5月 札幌のデートクラブ「エスコートパブ・カルチェ」に勤めていた嬢がすすきののラブホテルで客に殺される事件発生
- 1983年7月 (全国)年間約1億円の売り上げのあった東京・吉原のソープ「モナリザ」摘発(売春防止法違反)
- 1983年9月 (全国)客に裏ビデオを見せ,少女にいかがわしいサービスをさせていた東京・中野の風俗店「ファッションマッサージ・コスモ店」摘発(わいせつ図画公然陳列)
- 1983年10月 (全国)俳優アラン・ドロンが東京・吉原のトルコ風呂「歌麿」で遊んだという噂が立ち,客が押しかけ,翌月摘発を受け閉店
- 1983年11月 (全国)届出をせずに営業し,延べ100名の嬢に売春させていた東京・大森の個室ヘルス「ヤングヘルス男&女」摘発(売春防止法違反:管理売春,風営法違反),個室ヘルスへの管理売春の適用は初
- 1983年11月 (全国)東京・池袋のホストクラブ「レミング・ホーイズ・ホーイズ」摘発(売春防止法違反,児童福祉法違反),少年売春組織の摘発は全国初
- 1983年12月 (全国)愛人バンク「夕ぐれ族」の女性社長逮捕(売春防止法違反)
- 1983年12月 この頃,北海道のトルコ風呂101店,うちすすきのに90店
- 1983年 (世界)パスツール研究所のリュック・モンタニエとフランソワーズ・バレシヌシらによってエイズ患者より発見され「LAV(Lymphadenopathy-associated virus)」と命名される(HIV(エイズウイルス)発見)
- 1983年 (道内)ロマンポルノを上映していた「小樽にっかつ劇場」が閉館
- 1983年頃 (全国)東京・新宿歌舞伎町にヘルス「アメリカンクリスタル」開店

***1984年
- 1984年1月 (全国)東京都武蔵野市で,全国で初めてレンタルルームを規制する条例施行
- 1984年2月 (全国)東京・新宿歌舞伎町の個室マッサージ店6店舗摘発
- 1984年2月 (全国)高校生に売春させていた横浜のデートクラブ「エジンバラ」摘発(児童福祉法違反)
- 1984年2月 (全国)女子高生や中国からの留学生を貼らかせていた東京・渋谷のホテトル摘発(児童福祉法違反)
- 1984年4月 (全国)大阪のキタとミナミのトルコ風呂85店中30店が一斉摘発
- 1984年4月 (全国)中学生に売春をさせていた東京・渋谷のデートクラブ「マキシム」「3年E組」等の4店舗摘発(売春防止法違反,児童福祉法違反)
- 1984年4月 (全国)中学生・高校生等の少女17人を働かせていた東京・新宿歌舞伎町のノーパントップレス喫茶「キャッツアイ」,デートクラブ「エスコートラウンジ・トップランク」等の13店舗摘発(児童福祉法違反)
- 1984年5月 (全国)大阪の超高級の会員制デートクラブ摘発(売春防止法違反)
- 1984年5月 (全国)国鉄職員が経営していた熊本のデートクラブ摘発(売春防止法違反)
- 1984年5月 (全国)自ら経営するドラッグストア「東光ドラック」の女性店員に売春させていた東京・五反田のホテトル「ネコニャンニャン」摘発(売春防止法違反)
- 1984年6月 (全国)トルコ嬢の9割がクラミジア感染と判明し,業界に性病ショック
- 1984年8月 (全国)トルコ人留学生が厚生大臣に「トルコ風呂」の名称変更を直訴
- 1984年8月 (全国)サラ金店内に事務所を設け,お金を返せなくなった女性を売春させていた川崎のデートクラブ摘発(売春防止法違反)
- 1984年8月 (全国)サラ金苦の主婦らを売春させていた東京・池袋のホテトル摘発(売春防止法違反)
- 1984年9月 (全国)ホテトル経営を巡って,都内で暴力団組員による連続発砲事件発生,東京・池袋のトルコ風呂「バカ一代」のガラスドアにも発砲
- 1984年10月 (全国)横浜特殊浴場協会が「トルコ風呂」の名称使用中止(続いて,愛知県や神戸市の特殊浴場協会も使用中止)
- 1984年10月 (全国)15-17歳の家出少女を働かせていた東京・東池袋の個室マッサージ「メルヘン」等の4店摘発(児童福祉法違反)
- 1984年12月 (全国)東京都特殊浴場協会がトルコ風呂の代わりの名称を一般公募し,新名称「ソープランド」を発表(なお,旭川・帯広では「コルト」という名称を使用する等,他の名称を使用する店もあった)
- 1984年 (全国)東京・池袋に初のキャバクラ(キャバレークラブ)が出現
- 1984年 (全国)東京・新宿歌舞伎町にイメクラの原型となる「スーパーギャル」が開店,オフィースイメクラの原型「プレジデント企画」も開店
- 1984年頃 すすきのにヘルス「アクアマリン」開店
- 1984年頃 長崎・丸山に1店あったソープが閉店し,長崎市内からソープが無くなる

**1980年代後半
***1985年
- 1985年1月 (全国)家出少女らを雇って売春させていた東京・新宿歌舞伎町のデート喫茶「愛の城」,個室マッサージなど35店を摘発(児童福祉法違反等),逮捕者は13人で,保護された少女は39人
- 1985年2月 (全国)「新風営法」(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律,風適法)施行(→営業時間を制限,ファッションヘルス等も届出対象に)
-- 新風営法の施行により,ノーパン喫茶が姿を消し,施行後1ヶ月で347件457人を摘発
- 1985年2月 (道内)北海道で大幅改正「風営法施行条例」及び改正「北海道迷惑行為防止条例」施行(→客引きの禁止,ソープ新規出店の実質禁止?)
- 1985年2月 (全国)新風営法に施行に合わせて,各都道府県で関連条例改正(大阪府では個室付き浴場(ソープ)・個室マッサージ店(店舗型ヘルス)の新設禁止,福岡県では個室マッサージ店の新設禁止,個室付き浴場の新設禁止が19道府県(改正前は8県)・山間部以外禁止(ほぼ全面禁止)3県,個室マッサージ店の新設禁止が22府県
-- →その後の風俗街形成に大きく影響:例えば,大阪は店舗型全般が厳しく規制されたためホテヘル・デリヘルメインの風俗街が形成され,福岡は個室付き浴場に対する規制が緩かったためヘルスもソープの届出で営業する「トクヨク」が生まれ,北海道は個室マッサージの規制が緩かったためすすきのに多数の店舗型ヘルスを有することになった
- 1985年2月 (全国)前特浴協連会長が経営していた東京・銀座のソープ「スチームバスニューハッピー」摘発(売春防止法違反)
- 1985年3月 (全国)厚生省エイズ委員会は,米国在住の男性同性愛者を日本の「第一号患者」として発表
- 1985年4月 (全国)公安委員会の指示により,東京・吉原のソープ「ラフォーレ」廃業
- 1985年5月 (全国)「クレジットカードOK」を謳い文句に営業していた東京・五反田のホテトル摘発(売春防止法違反)
- 1985年5月頃 (全国)風俗情報誌『おとなの特選街』創刊(2008年8月頃廃刊)
- 1985年10月 (全国)白タク業者と契約を結びデート嬢を白タクで運ぶなどしていた福岡・博多のデートクラブ「ママサークル」と白タク業者を摘発(売春防止法,道路運送法違反)
- 1985年10月 (全国)顔射を謳う初のアダルトビデオ「極め付き顔面発射・狂った樹液」発売,顔射流行の発端
- 1985年11月 (全国)全国でソープ等を経営する通称「瀬川グループ」の脱税事件で,総額約3億4千万円にのぼる法人税法違反容疑でグループの幹部5人を逮捕
- 1985年12月 (全国) 大阪地裁が売春クラブの広告は違法とし,代理店に有罪判決
- 1985年12月 (全国)東京・東池袋のホテトル「女子寮」,東京・西日暮里のホテヘル「熟女の顔」を摘発し,31人を逮捕(売春防止法違反)
- 1985年12月 (全国)製薬会社の課長が経営していた東京・渋谷のホテトル「ランラン」などを摘発(売春防止法違反)
- 1985年12月 (全国)元豊田商事写真が経営していた東京・池袋のホテトル「二人妻」摘発(売春防止法違反)
- 1985年 (全国)東京・新宿に初のテレホンクラブ(テレクラ)開店(最初の店は「アトリエキーホール」「東京12チャンネル」等,諸説ある)
- 1985年 (全国)大阪に「リッチドール」開店
- 1985年 (全国)東京・新宿に「トゥルースグループ」第1号店のソープ開店
-- その後,川崎・堀之内,千葉・栄町,東京・吉原,土浦・桜町にソープを展開,ただし新宿のソープは閉店
- 1985年 (全国)新風営法施行により深夜営業ができなくなったため,早朝営業が広がる
- 1985年 (全国)週刊誌等にヘルス最初の記事掲載
- 1985年頃 すすきのに「ネグリジャン」開店

***1986年
- 1986年1月 (全国)デートクラブの広告を斡旋していた東京の広告代理店5社を摘発(売春防止法違反:誘引ほう助),デートクラブの広告を掲載していた『日刊スポーツ』『日刊ゲンダイ』『週刊大衆』等の6紙誌に今後掲載しないように警告
-- その後警告は9紙誌に増加
- 1986年3月 (全国)NTTのキャプテンシステムサービスにソープ情報が登場した問題で,警視庁は浅草特殊浴場防犯健全組合(158店加盟)と東京都特殊浴場協会(80店加盟)の業界二団体に対し警告
- 1986年3月 (全国)東京・渋谷のホテトル「プリティー」摘発(売春防止法違反:周旋など),そのピンクチラシを印刷していた印刷会社「アラキ印刷」も摘発(売春防止法違反:誘引ほう助)
- 1986年4月 (全国)総理府が『売春対策の現況』(売春白書)を発表(18年ぶり3度目)
-- 売春年齢の低年齢化,ゼイタク指向の理由増加,愛人バンク・デートクラブ・ホテトルへの変質・巧妙化を指摘
- 1986年4月 (全国)東京・吉原のソープ「ラ・フォーレ」を営業していた「誠商事」に対し風営法の廃止処分,専属の客引きを雇って強引な客引き行為を行い,昨年12月から3月までに6回も摘発(風営法違反)
- 1986年5月 (全国)『日経流通新聞』に「ファッションヘルス」という言葉が登場(「特集・風が変った六本木――逃げ出す“最先端”、衛星タウン出現。」という記事の中で,新聞記事としては最初か?)
- 1986年5-6月 (全国)警視庁が売春事件の特別取り締まりを実施し,東京のソープ・ホテヘル等79店を摘発,156人を逮捕・検挙(売春防止法違反)
- 1986年6月 (全国)外国人女性を6人を雇用して「オール外人娘」を謳い,入浴料に変動相場制導入していた東京・吉原のソープ「宝石」摘発(売春防止法違反)
- 1986年8月 (全国)東京・鴬谷のホテトル業者を集めて「鴬谷友好会」を組織してホテトルの広告張りを一括して行い,一億五千万円も荒稼ぎしていた,東京・鶯谷のホテトル「渚」「つぼみちゃん」などの経営者逮捕(売春防止法違反)
- 1986年9月 (全国)東京都葛飾区東金町のテレクラ「ミルキー」で女子高生等に売春をさせていた業者ら19人を逮捕(児童福祉法,売春防止法違反)(9/10)
- 1986年10月 (全国)宮崎市のビル所有者がソープ業者に建物を貸した行為が売春防止法に違反するかどうか争われた裁判で,最高裁は「売春の場所に使われることをある程度知っていれば足り、確定的な認識までは必要としない」とする初の判断
- 1986年11月 (全国)長野・松本に滞在していたフィリピン女性がHIV抗体陽性と判明(第一次エイズパニック)
- 1986年12月 (全国)15歳家出少女らを売春させていた東京・品川のホテヘルを摘発し,経営者ら8人を検挙(売春防止法違反)
- 1986年 (全国)東京・鶯谷に初のイメクラ(イメージクラブ)「夢」開店
- 1986年 (全国)東京・吉原に初の情報喫茶開店(日本最初の情報喫茶は,岐阜・金津園と言われる)
- 1986年頃 この頃,すすきののソープ93店(おそらくこの頃が最大店舗数),個室マッサージ22店

***1987年
- 1987年1月 (全国)厚生省エイズサーベイランス委員会が神戸の日本人女性のエイズ患者について報告(第二次パニック)
--→エイズ騒動が本格化,以降ソープ等の風俗店が不振に(2月の新聞報道によると,東京・吉原は客が半減,東京・新宿歌舞伎町は客が3-4割減)
- 1987年2月 (全国)高知のHIV感染の母親が3月出産予定と報道(第三次パニック)
- 1987年2月 (全国)東京・巣鴨のホテトル「ヤングギャルの店」と売春場所として提供していた「ホテル草月」摘発(売春防止法違反)
- 1987年2月 (全国)女子高生・女子大生ら8人に売春させ,マンションで営業していた東京・渋谷道玄坂の売春クラブ「ジョイ」「シークレット」摘発(売春防止法,児童福祉法違反)
- 1987年2月 (全国)ホテトル用のピンクチラシを作っていた東京・池袋の印刷業者「プリントショップ司エンタープライズ」摘発(売春防止法違反:誘引ほう助),その後ピンクチラシを管理していた暴力団員も逮捕(売春防止法違反:誘引ほう助)
- 1987年4月 (全国)家出女子高生を雇用していた東京・渋谷のピンサロ「アラブ」摘発(児童福祉法違反)
- 1987年6月 (全国)ソープ経営者に検査実施日を事前に知らせ,現金を受け取っていた東京都大田区衛生検査所長を逮捕(収賄),東京・蒲田のソープ「スチーム・バスロマン」の経営者も逮捕(贈賄)
- 1987年6月 (全国)週刊誌に女優のそっくりさんを謳ってホテトル嬢のヌード写真を掲載し客寄せしていた,元野村証券部長が経営する東京のホテトル「カルチェ」などを摘発(売春防止法違反:周旋)
- 1987年6月 (全国)1985年11月頃から売春で約一億五千万円を荒稼ぎしていた東京・新宿歌舞伎町のデート喫茶「高級喫茶恋人」摘発(売春防止法違反)
- 1987年6月 (世界)中国・広東省当局が「売春,買春を厳重に禁止する規定」を公布
- 1987年7月頃 (全国)東京・吉原のソープ「不夜城」摘発(売春防止法違反)
-- 同年10月「不夜城」に1億円の資金提供していた不動産経営者を起訴(売春防止法違反)
- 1987年9月 すすきのに初のマンキャバ(マンションキャバレー)開店
- 1987年9月 (全国)厚生省エイズサーベイランス委員会によると,全国の医療機関から新たに報告のあった43人のエイズウイルス感染者の中に,国内で風俗営業関係の女性から感染したとみられる独身男性1人が含まれていることが明らかに
- 1987年11月 (全国)経営不振の川崎・堀之内のソープ2店を乗っ取り,堀之内の帝王と呼ばれていた暴力団組長らを逮捕(強要罪)
- 1987年11月 (全国)ビール1本42000円という法外な料金を要求し,数人がかりで脅していた東京・上野のピンサロ「ニュー日の丸」摘発(恐喝)
- 1987年12月 (全国)元ソープ経営者の法人税法・所得税法違反(脱税)事件において,東京地裁は「暴力団への上納金は必要経費ではない」と判決

***1988年
- 1988年2月 (全国)公衆電話ボックスにチラシを多量に貼り付け売春の誘引を行い,少女らを売春させていた大分のデートクラブ摘発(売春防止法違反)
- 1988年2月 (全国)大阪・ミナミの日本初のアルサロ「ユメノクニ」閉店,38年の歴史に幕を下ろす
- 1988年2月 (全国)元祖潮吹き娘「沖田ゆかり」がAVデビューし,潮吹きが話題になる
- 1988年5月 (全国)大阪府環境保健部によると,大阪府内で売春の斡旋をしていた40歳代の男性がエイズに感染・発症して入院していると発表,この男性は雇っていた女性多数と性交渉をもっていたほか,覚せい剤注射の回し打ちをしていたことも判明しており,売春女性を通じて二次感染が広がっている可能性も
- 1988年5月 (全国)東京・鶯谷のホテトルを摘発し,ホテトル経営者5人と店から広告料を受け取っていた暴力団関係者5人を逮捕(売春防止法違反)
- 1988年5月 (全国)東京都武蔵野市内のマンションで,2年半余りで約一億六千万円も稼いでいたマントル「大人の遊び」「電話で恋人」などを摘発(売春防止法違反)
- 1988年6月 (全国)小学6年生の家出少女を雇用していた京都・河原町のピンサロ「ヤングレディ」など3店を摘発(風営法違反)
- 1988年6月 (全国)タイから日本へ売春目的のじゃぱゆきさんを60人も送り込んでいた悪質ブローカー2人逮捕(職業安定法違反),タイ人女性らに売春をさせていた東京・新宿のクラブのママらも逮捕(売春防止法違反)
- 1988年7月 札幌地裁がすすきのの客引きに異例の懲役4ヶ月の実刑判決(道迷惑防止条例違反)
- 1988年9月 (全国)女性客をソープ・ホテトル等に紹介していた東京・新宿歌舞伎町のホストクラブ「エイティ」摘発(職業安定法違反:有害業務紹介),東京・中野のソープ「ドンファン」等も摘発(売春防止法違反,児童福祉法違反)
- 1988年10月 (全国)西川口のソープ「アラビアンナイト」摘発(売春防止法違反:管理売春)
- 1988年10月 (全国)暴力団幹部らと結託して,電話をしてきた少女らに「小遣いを稼がないか」などと言葉巧みに売春をするように誘い込み,客に売春を斡旋していた香川のテレホンクラブ摘発(売春防止法違反等)
- 1988年 (全国)東京・吉原に初のソープ嬢の労働組合(20名参加)が誕生し,ストライキを行う
- 1988年 (全国)観光ビザで違法就労するジャパゆきさんが急増し,半年間に20都道府県で摘発

***1989年
- 1989年1月 (全国)厚生省エイズサーベイランス委員会によると,新たな感染者の中には売春をしていた女性2人が含まれており,うち1人は2年前まで約10ヶ月間関東地方のソープで売春をしていたことが判明,ソープ嬢のエイズ感染が確認されたのは初めて
- 1989年2月 (全国)「エイズ予防法」(後天性免疫不全症候群の予防に関する法律)施行
- 1989年5月 (全国)名古屋・杉栄町のソープ「富士観光」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 1989年5月 (全国)「コンピューターで相性診断」というキャッチフレーズで週刊誌等に広告を出し,応募してきた男女会員約4,300人を対象に男女交際の仲介を偽装して売春を斡旋していた東京の会員制売春クラブ3店を摘発(売春防止法違反)
- 1989年5月 (全国)16歳の家出少女を雇って売春させていた東京・北大塚のホテトル「モード」摘発(売春防止法違反,児童福祉法違反)
- 1989年7月 (全国)NTTがダイヤルQ2サービスを開始
- 1989年7月 (全国)個室マッサージ店を経営していた東京の「ビッグコイン」と「エフ・エム企画」の2社,および実質上のオーナーを在宅起訴(法人税法違反等:脱税),個室マッサージ店の起訴は初
- 1989年8月 すすきののソープ「江戸城」「大阪城」「モナリザ」「オーデションクラブ」4店摘発(売春防止法違反:場所提供),1985年初めからタクシー運転手から客を斡旋,56社の半数以上の運転手が関与
-- 同年10月に道公安委員会から「江戸城」と「大阪城」130日,「モナリザ」と「オーデションクラブ」が120日の営業停止処分
- 1989年8月 (全国)川崎・堀之内のソープ「金瓶梅」等を経営していた「キャングループ」摘発(売春防止法違反)
- 1989年8月 (全国)電話してきた家出少女らを言葉巧みに誘い,アパートに居住させるなどして,客に売春を斡旋していたテレホンクラブを摘発(売春防止法違反等),客5人も検挙(青少年健全育成条例違反),被害少女10人を保護
- 1989年9月 (全国)兵庫信用金庫神戸駅前支店が地元のソープに1000万円を融資し,売春防止法違反(資金提供)容疑で兵庫県警から書類送検されたものの,神戸地検は同信金を「責任は刑事罰を科すほどではない」と起訴猶予処分に
- 1989年10月 (全国)大宮・宮町のソープ「青葉」摘発(売春防止法:管理売春)
- 1989年10月 (全国)太った女性ばかりを売春させていた東京・根岸のホテトル「太目ギャル」摘発(売春防止法違反)
- 1989年11月 (全国)東京・吉原のソープで,中南米の50人近くの外国人女性に売春させていた経営者逮捕(売春防止法違反)
- 1989年12月 (全国)『警察白書』によると,テレホンクラブは全国で830軒を把握,次第に増加傾向,1989年には売春防止法違反・児童福祉法違反等で236件検挙
- 1989年 (全国)東京・鶯谷に初のニューハーフヘルス「元祖ニューハーフヘルス」開店
- 1989年 (全国)東京・高田馬場に女子高生の中古セーラー服などを販売をするブルセラショップが出現
- 1989年 (全国)大阪府内で売春防止法違反により検挙された484人のうち,デートクラブ関係者は309人。大阪府警は花博を夏から一掃作戦に着手し,推計では大阪市内を中心に約250あったデートクラブが150前後に減少

**1990年代前半
***1990年
- 1990年1月 (全国)熊本・中央街のソープ「アラジン」で強盗事件発生
- 1990年3月 (全国)1億5000万円を稼いでいた所沢・日吉町のソープ「銀泉」摘発(売春防止法違反:管理売春,風営法違反:禁止区域営業)
- 1990年3月 (全国)大阪のデートクラブ「PINK」「LOVE」「アンジェリーナ」の3店を摘発(売春防止法違反)
- 1990年4月 (全国)福岡市内のテレクラで知り合った女子高校生にいたずらしたうえ,佐賀県嬉野温泉の芸者置屋や大津・雄琴のソープに紹介して売春させていた男性等を逮捕(児童福祉法違反等)
- 1990年5月 (全国)スポーツ新聞の広告等において結婚相談所を装って会員を募集し,応募してきた男女約220人に売春を斡旋していた大阪の売春クラブを摘発(売春防止法違反)
- 1990年5月 (全国)千葉県警の「ふるさと千葉クリーン作戦」により,5月に209件摘発・109人逮捕,そのうち売春防止法違反で149件摘発・19人逮捕
- 1990年7月頃 (全国)風俗情報誌『夜遊隊』創刊(後の『夜遊び隊』)
- 1990年8月 (全国)16歳の家出少女に売春させていた福岡・中洲のソープ「クラウン」「ルフラン」摘発(児童福祉法・売春防止法違反)
- 1990年10月 (全国)横浜・黄金町のちょんの間摘発で,国外強制退去処分になったタイ人女性がエイズに感染していたことが判明,6月以降約200人を相手に売春
- 1990年 (全国)大人のパーティーが出現
- 1990年頃 すすきのにヘルス「マリリン」開店

***1991年
- 1991年4月 地上げ・立ち退きに絡み,すすきのの雑居ビル2Fの風俗店が放火
-- 同年6月 同ビル3F空き店舗前に再度放火
-- 1993年10月 同ビルの管理会社社長,暴力団組長ら5人を逮捕(非現住建造物放火,現住建造物放火)
- 1991年5月 コロンビア国籍の女性2人を雇用していたすすきののヘルス「札幌クリスタル」(南5西5)摘発(出入国管理法違反:不法就労)
- 1991年9月 18歳未満の嬢を雇っていた札幌の宅配ヘルス摘発,宅配ヘルスの摘発は全国初
- 1991年9月 ツアー客売春あっせんを行っていたすすきののデートスナック「チャンター」と観光案内会社「北斗観光」摘発(売春防止法違反)
- 1991年9月 この頃,すすきののソープ52店,個室マッサージ30店,デートクラブ9店,テレホンクラブ16店
- 1991年 (全国)ノーパンしゃぶしゃぶが出現

***1992年
- 1992年2月 この頃,すすきののソープ46店
- 1992年3月 (全国)「暴力団対策法」施行
- 1992年3月〜5月 暴対法施行によりすすきのの性風俗店6店を摘発
- 1992年3月〜 (全国)暴対法施行により全国の風俗街で浄化作戦
- 1992年4月 17歳の少年が経営し,17-19歳の少女6人を札幌市内のホテルに1回7万円で派遣していた売春クラブ摘発(児童福祉法違反など)
- 1992年4月 道警によるすすきのの電話ボックスのピンクチラシ一掃作戦が開始
-- 同年8月頃 道警と札幌中央署の「ススキノ特別捜査班」の取り締まりにより,すすきののデートクラブが姿を消す(同年3月まですすきのにに6グループ80店のデートクラブ組織があった)
- 1992年4月 (全国)カード決済のためにソープにギフトショップの名義を貸していた貿易会社社長を逮捕(売春防止法違反:管理売春ほう助),名義を貸した業者の摘発は全国初
- 1992年8月 (道内)弟子屈・川湯温泉のクラブ「ニュー和光」摘発(売春防止法違反:管理売春)
-- 同年9月 摘発により逮捕されたのが弟子屈町議会の議長の妻であったことから,夫は議長を辞任
-- 同年12月 妻が有罪判決を受けたことから,夫は町議も辞任
- 1992年8月頃 (全国)大阪府のソープが一旦ほぼ全滅
-- 毎日新聞の記事によると,大阪府のソープは,81店あった1984年をピークに,新風営法の施行やエイズ不安で年々減少し,1992年当初には25店に減少。3月に暴対法が施行されたのを切っ掛けに,17店が集中するミナミで「クリーンミナミ総合対策」実施,暴力団に用心棒代を支払っていたと見られるソープ6店を売春防止法違反容疑で次々と摘発,これにより10店が休・廃業,残った7店も別の風俗営業へ業務形態を変更。その取締の影響が他店へも広がり,わずか1店が営業していた北区のソープも休業状態で廃業を仄めかしているとのこと
-- 厳しい摘発の理由は諸説あるが,暴対法施行に加え,大阪で大きなイベント(1990年花博開催・1994年関空開港・1995年大阪APEC開催等)が続いたためと思われる
-- 1993年の週刊誌記事によると,一部のソープは一時復活とのこと
-- 大阪最後のソープと言われる京橋の「ニュー銀橋」は2000年以降も営業していたと言われるが,ソープとしていつ頃まで営業していたか不明
- 1992年10月 (全国)東京・新宿歌舞伎町のソープ「シルバースター」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 1992年11月頃 (全国)東京・渋谷で女性専用の性感マッサージが営業
- 1992年 すすきののデートクラブ,摘発によりほぼ全滅
- 1992年 (全国)ランジェリーパブ(ランパブ)が出現・流行

***1993年
- 1993年2月 (全国)タイ人女性らを雇用していた川崎・堀之内のソープ「花束」摘発(売春防止法違反:場所提供,入管法違反:不法就労助長)
- 1993年6月 (世界)ハリウッドの高級売春組織を摘発
- 1993年7月 (全国)「ハレンチグループ」第1号店「イメクラ・ジュリアナ歌舞伎」が東京・新宿歌舞伎町に出店
- 1993年9月 『すすきのTOWN情報』性風俗関係の広告を制限
- 1993年10月 すすきの最大の客引き組織「五条会」解散するものの,12月には「新五条会」を結成し,活動再開
- 1993年10月 (世界)ドイツ連邦刑事庁によると,少女を含む旧ソ連・東欧の女性約一万人がマフィアに誘拐されたり,だまされたりしてドイツに連れて来られ,売春を強要されていることが判明
- 1993年 「ソシアル桂和ビル」(南5西5)をすすきの最初の暴力団排除モデルビル(性風俗も禁止)に指定
- 1993年 (全国)東京・吉祥寺に初のプラクラ(プライベートクラブ)が出現し,援助交際のたまり場となる
- 1993年 (全国)外国人女性に対する売春取締が強化される
- 1993年 (全国)韓国エステが上陸(当初は服を着たまま,指圧・オイルマッサージなど後に手だけのサービス)
- 1993年 北海道婦人相談所の調査によると,売春理由のうち経済的理由を挙げるものが91.5%,売春の種類は自前売春59.8%管理売春39.0%とのこと
- 1993年 (全国)「ホットポイントグループ」第1号店が大阪・十三に出店
- 1993年 (全国)古物営業法違反容疑で初めてブルセラショップが摘発
- 1993年頃 (全国)「プルプルグループ」第1号店「プルプルハウス」が京都・木屋町に出店
- 1993年以降 (全国)週刊誌等において女性向け風俗の記事が散発的に掲載(女性向け風俗店が定着したというよりは,男性読書に受けの良い記事として掲載されていると思われる)

***1994年
- 1994年3月 (全国)岐阜県警の一斉摘発の影響で,岐阜・金津園ソープ全68軒が10日間一斉休業
- 1994年5月 「すすきのビル」(南4西3),「ニュー北星ビル」(南4西3),「恵愛ビル」(南4西4)を暴力団排除モデルビルに指定
- 1994年9月 (全国)東京・新宿歌舞伎町等のデートクラブ5店を摘発,女子高生ら約150人を補導
- 1994年11月 (全国)16歳の少女を働かせていた東京・東池袋の店舗型ヘルス摘発(児童福祉法違反)
- 1994年12月 (全国)この頃,東京・吉原に情報喫茶20店,この3ヶ月で4店増加,警視庁は摘発の方針と報道,吉原のソープは159店
- 1994年12月頃 (全国)東京・吉原に女性専用ソープ「クイーン」開店(翌年5月くらいまでは週刊誌等の関係記事あり,閉店時期は不明)
- 1994年 風俗情報誌『すすきのman-zokuニュース』創刊(後の『まん・ぞく』『すき・まん : すすきのman-zokuニュース』)
- 1994年 (全国)東京・新宿では性感マッサージが進化をし,素股や全身リップを売りとした性感ヘルスが出現
-- →ヘルスサービスの過激化,過激化したヘルスは「性感ヘルス」「性感」などと一時期呼ばれた
- 1994年 (全国)大阪にカップル喫茶が出現
**1990年代後半
***1995年
- 1995年2月 (全国)東京・吉原の情報喫茶「ナイショナイショ」摘発(売春防止法違反:周旋),警視庁による情報喫茶の摘発は初,合わせてソープ「ピエロ」も摘発
- 1995年3月 (全国)「YESグループ」第1号店「サテンドール」が横浜・曙町に出店
- 1995年6月 (全国)マンションを店として利用していた東京都町田市のイメクラ摘発(風営法違反:禁止区域営業)
- 1995年9月 (道内)テレクラを利用して帯広市内の女子高生に売春させるなどしていた市内の男性逮捕,18歳未満と知りながらいかがわしい行為をした客の会社員も書類送検(道青少年保護育成条例違反)
- 1995年9月 (全国)17歳の少女2名を働かせていた名古屋・熱田の個室マッサージ店「クリスティーヌ」摘発(職業安定法違反)
- 1995年9月 (全国)名古屋・栄のカップル喫茶「夢風船」の経営者と客2人を現行犯逮捕(公然わいせつなど)
- 1995年10月 (全国)中学後輩の室蘭市内の女子中学2年生がテレクラで知り合った男性を相手に売春していることを知り,その女子中学生を脅して売春させ,3万円を脅し取った少年を逮捕(恐喝,売春防止法違反,児童福祉法違反),売春を行った女子中学生ら3名も補導
- 1995年11月 (全国)客から現金を脅し取ろうとしたうえ,顔を殴るなどして客に大けがを負わせた名古屋・栄のヘルス店店長を逮捕(恐喝未遂・傷害)
- 1995年12月 (全国)東京・五反田の風俗店で店長ら2名を殺害し,現金20万円の入った財布を奪い,さらに銀行口座から4000万円を奪い,風俗店の経営も乗っ取る事件が発生,その後遺体をコンクリート詰めして鹿島港に投棄
- 1995年 (全国)薬事法改正により,ドラッグストア・コンビニへのコンドームの販路拡大
- 1995年 (全国)テレクラやツーショットダイヤルが少女売春の温床になり問題化

***1996年
- 1996年2月 (全国)17歳の少女を売春させた福岡・中洲のソープ「迎賓館」摘発(児童福祉法・売春防止法違反)
- 1996年3月 (全国)17歳の少女を売春させた東京・吉原のソープ「シャロン・ストーン」摘発(児童福祉法違反:淫行させる行為等)
- 1996年4月 (全国)女子高校生を中心に売春のアルバイトを持ちかけ,東京・新宿駅西口の高級ホテルに派遣して,売春させていた都内の会社役員を逮捕(児童福祉法違反)
-- 逮捕された会社役員は1,026人に上る女性の名簿を持ち,内訳は高校生321人,短大生140人,大学生106人,専門学校生76人などで,中学生も1人おり,未成年者は800人に達した
- 1996年8月 (全国)福岡の風俗店のポスターに県青少年健全育成条例を初適用し,経営者を逮捕
- 1996年9月 (全国)16歳の少女をソープランドで働かせた男性2人逮捕および小倉のソープ摘発(児童福祉法・職業安定法違反)
- 1996年9月 (全国)名古屋・竹橋町のソープ「末広」摘発(売春防止法違反:場所提供),愛知県警によるソープの摘発は約6年ぶり
- 1996年10月 (全国)愛知県の風営法関連条例を改正し,県内全域でヘルスの新規出店を禁止(←1991年に100店程度だったヘルスが,1996年には300店に達する勢い)
- 1996年10月頃 (全国)女子中高生を雇用していた東京・渋谷のイメクラ「スーパールーズ」摘発(児童福祉法違反等)
- 1996年 (全国)「援助交際」が流行語大賞トップテンに入賞
- 1996年頃 (全国)「ハレンチグループ」が横浜に進出

***1997年
- 1997年2月 (全国)15歳の少女に男性客相手にわいせつな行為をさせていた名古屋市中区の個室マッサージ店摘発(職業安定法違反)
- 1997年3月 「YESグループ」すすきの進出(札幌1号店「シレナ」開店)
- 1997年5月 (全国)神奈川県で店舗型性風俗店の新規出店を禁止(首都圏での初の規制)
- 1997年7月 (全国)16歳の女子高生を雇用していた横浜のソープ摘発(児童福祉法違反)
- 1997年11月 (全国)岐阜・金津園のソープ「ひつじの群れ」と無料案内所「ハッピー」摘発(売春防止法違反:周旋)
- 1997年末 すすきので複数の店舗名・電話番号で営業していたデートクラブを摘発(売春防止法違反)
- 1997年頃 (全国)フードル全盛期

***1998年
- 1998年1月 (全国)大蔵省接待汚職事件により大蔵省官僚等が逮捕され,その舞台となった東京・新宿の会員制高級ノーパンしゃぶしゃぶ「楼蘭(ローラン)」が話題になる
-- 同年3月に同店の経営会社会長らを逮捕(公然わいせつ),その後,店は閉店
- 1998年1月 (全国)違法風俗店の広告を夕刊紙に取り次いでいた大阪の広告代理店3社を摘発(風俗営業法違反:禁止区域営業ほう助)
- 1998年1月 (全国)大阪・梅田の店舗型ヘルス「リッチドール梅田店」に二人組の強盗が入り,現金約40万円を奪って逃走
- 1998年2月 (全国)「男性と買春を考える会」が男性買春に関する意識調査を公表(全国の男性2500人を対象)
-- 「買春経験がある」と答えた男性は46.2%,経験なしの51.3%とわずかの差,妻や恋人などパートナーの有無による差は見られなかった
-- 買春した場所・機会(複数回答)は,ソープが最も多く,経験者の70.3%,海外旅行・出張先で経験した人は23.5%
-- 買春の経験についてパートナーには「絶対に隠す」「後ろめたいので隠す」が計55.4%で,「知られても構わない」23.9%,「積極的に話す」2.6%
-- 「売買春がない社会が望ましい」という意見を支持した人が全体の70.6%,経験者の61.1%
- 1998年3月 (全国)風俗系口コミサイト「日本ピンサロ研究会(日ピン)」が一般公開
- 1998年7月頃 (全国)東京駅徒歩1分の和風韓国エステ「江戸城」摘発
- 1998年9月 (全国)伝言ダイアルを利用して売春目的で女性に客を斡旋していた三重県松坂市のデートクラブ摘発(売春防止法違反:周旋)
- 1998年9月 (全国)女子高生ばかりを集めていた東京・中野の風俗店「バレンタイン倶楽部」摘発(児童福祉法違反)
- 1998年10月頃 (全国)16歳の少女を雇用し,芸能人も利用していた東京・渋谷のイメクラ「年中夢中」摘発(児童福祉法違反)
- 1998年11月 (全国)路上でスカウトして,16歳の少女を働かせ,わいせつな行為をさせていた「リップス」の経営者ら3人を逮捕(児童福祉法違反)
- 1998年 (全国)東京・六本木に日本最初のオナクラ「六本木ミント」開店(当初は「オナパブ」と呼ばれる)
- 1998年 (全国)女の子付きのビデオBOXが出現
- 1998年 (全国)失楽園ブームとともに,人妻性感ヘルスが出現
- 1998年 (全国)大阪・難波にナンパ部屋が出現(出会い喫茶のルーツとされる)
- 1998年 (全国)風俗情報誌『MAN-ZOKU』を発行する株式会社クリエイターズカンパニーコネクションが「デリバリーヘルス」という名称を発案し,関連会社である株式会社シーズホールディングコーポレーションが商標出願登録(当初は「出張ヘルス」「宅配へルス」という名称も使われた)
- 1998年 (全国)日本初のポリウレタン製コンドーム「サガミオリジナル」発売開始
- 1998年頃 この頃,すすきののヘルス60店前後
- 1998年頃 札幌風俗の口コミ系サイト「札幌ナイト倶楽部」公開(2006年頃まで更新を継続)

***1999年
- 1999年1月 (全国)暴力団幹部が経営者となっていた「サンライズ興業」により経営されていた東京・吉原のソープ「プリティガール」摘発(売春防止法違反:場所提供),合わせて情報喫茶「来夢」も摘発(売春防止法違反:周旋)
- 1999年2月 (全国)16歳の女子高生を働かせ,わいせつな行為をさせていた大阪の出張エステ「バースデー」摘発(児童福祉法違反など)
- 1999年3月 (全国)風俗店の求人広告を風俗求人誌に斡旋した京都の広告代理業者を逮捕するとともに,求人誌を発行する京都・宇治の出版社などを捜索(職業安定法違反:有害業務募集)
- 1999年3月 (全国)バイアグラ(クエン酸シルデナフィル)解禁
- 1999年4月 (全国)大幅改正「風営法」施行(→デリヘル・アダルト映像のネット送信も届出対象に,広告の規制)
- 1999年4月 (全国)各都道府県で改正「風営適正化法施行条例」施行(→性風俗店の宣伝規制,飲食店・マージャン店の営業時間の延長,パチンコの営業時間の規制)
- 1999年4月 「ハレンチグループ」すすきの進出(札幌1号店「マットDEいってミルク」「カプリ娘」開店)
- 1999年4月 ストリップ劇場「札幌道頓堀劇場」開館
- 1999年6月 (全国)ピル(低用量経口避妊薬)解禁
- 1999年6月 (全国)福岡・中洲のヘルス「はなこ」,福岡・中呉服町のヘルス「夢幻」,小倉・京町のヘルス「ラックス」の3店を摘発(風営法違反:禁止区域営業),3店の韓国人と中国人の女性従業員ら計15人も逮捕(入管難民法違反:不法残留)
- 1999年6月 (全国)福岡の出張エステ「ペロチュウ」「コパカバーナ」摘発(風営法違反:無届出営業)
- 1999年9月 (道内)女子中学生を雇用していた千歳のデリヘル「Gスポット」摘発
- 1999年9月 北海道への修学旅行の際,東京都立高校定時制の男性教諭が男子生徒11人(18-20歳)を札幌市内のソープに連れていく事件発生
-- 教諭はやめるよう説得したが,生徒が聞き入れないため,危険な店に行かないよう数店に分けて入店させたとのことだが,翌年3月「不適切な指導」として地方公務員法違反(信用失墜行為)で諭旨免職
- 1999年10月 (全国)17歳の少女を雇用していた東京・吉原のソープ2店摘発(児童福祉法違反:淫行させる行為)
- 1999年11月 (全国)「児童買春・児童ポルノ禁止法」施行
- 1999年12月 『すすきの新聞』創刊
- 1999年 この年に『週刊実話』等の週刊誌に登場したすすきのの性風俗店:ソープ「英国屋」,ヘルス「ラ・モード」「ノーマジーン」「ウィンクルベルの森」「ホットヒップス」「上海倶楽部」「夜遊びぞうさん」「マットでいってスマッター」「ナイちんゲール」,デリヘル「まんぞく倶楽部」,業種不明「ジャンジャン」
- 1999年 (世界)デンマークで,刑法改正により18歳以上の売春は完全に合法化
- 1999年 (全国)九州を中心に韓国エステの摘発増加
- 1999年頃 すすきののぼったくり・客引きが問題に

**2000年代前半
***2000年
- 2000年1月 旅行ガイド業者と旅行業者の添乗員と共謀して,集客していたすすきののソープ「迎賓館」摘発(売春防止法違反:周旋)
- 2000年1月 すすきののストリップ劇場「浅草ロック座ススキノ マドンナ」閉館
- 2000年1月 (全国)神戸・福原のソープ「クラブルージュ」1Fの待合室で,男性客ら数人が口論となり,いきなり一人が短銃を数発発砲し,暴力団員男性一人が腹などを撃たれ死亡
- 2000年2月 (全国)16歳の高校生を雇用していた横浜・若葉町のソープ「あっぷるハウス」摘発(児童福祉法違反:有害支配)
- 2000年2月 (全国)17歳の嬢を雇用していた新潟・長岡のデリヘル「出張ヘルスパティー」摘発(児童買春・児童ポルノ禁止法違反:周旋,児童福祉法違反:みだらな行為をさせる行為)
- 2000年3月 この頃,すすきののソープ42店,ヘルス百数十店
- 2000年3月 (全国)15歳と16歳の少女らにホテルでわいせつな行為をし,自分の店で働かせていた福岡のデリヘル経営者逮捕(県青少年健全育成条例違反,児童福祉法違反)
- 2000年6月 (道内)千歳の違法ヘルス「ピンクのイルカ」摘発(風営法違反:禁止区域営業)
- 2000年7月 この頃,すすきののぼったくり店三十数店,2000年前半で5店摘発
- 2000年10月 札幌のメンズエステ「シャカール」摘発(風営法違反:禁止区域営業,中央区北2西3)
- 2000年10月 「プラザ6・4ビル」(南6西4)を暴力団排除モデルビルに指定
- 2000年10月 (全国)風俗サイト「ヘブンネット」(最初は東海エリア)が開設
- 2000年10月 (全国)14歳から17歳の少女をホテルに派遣し,男性客とみだらな行為をさせていたデリヘル経営者ら2人を逮捕(児童福祉法違反など),少女10人を保護
- 2000年10月 (世界)オランダで16歳以上の売春が完全に合法化
- 2000年11月 (全国)東京で全国初の「ぼったくり防止条例」施行
- 2000年11月 (全国)都内のホテルで風俗店の女性が相次ぎ襲われる強盗傷害事件が発生
- 2000年11月 (全国)無届けで営業していた名古屋市中村区・千種区・熱田区の韓国式エステ3店を摘発(風営法違反:禁止区域営業),韓国人の嬢1名も逮捕(入管難民法違反:旅券不携帯)
- 2000年11月 (世界)「国際組織犯罪防止条約」を補完する議定書として「国際組織犯罪防止条約人身取引議定書」が国連で採択
-- 2003年12月効力発生,2005年6月国会承認
- 2000年 すすきののストリップ劇場「札幌ニューカジノ」閉館
- 2000年 (全国)東京都内の性風俗店で働く女性たちが「風俗自由業ユニオン」結成
- 2000年頃 『シティヘブン北海道版』創刊

***2001年
- 2001年1月 (全国)2chからアダルト系匿名掲示板「PinkBBS」が独立
- 2001年冬頃 この頃,すすきののぼったくり店約30店,客引き150〜200人
- 2001年5月 (全国)ハレ系が風俗嬢向けサイト「クラブネットフードル(CNF)」の運用を開始し,嬢のWeb日記等を公開
- 2001年6月頃 『マンゾク北海道』創刊(後の『すきパラ・まんぞく』)
- 2001年6月頃 (全国)群馬県館林市の富士嶽神社の境内で営業していたヘルス「フレミング」摘発
- 2001年9月 (道内)北海道で「ぼったくり防止条例」(北海道性風俗営業等に係る不当な勧誘,料金の取立て等の規制に関する条例)施行
- 2001年9月 ぼったくり目的の南5西6の性風俗店「ヤングレディ」及び客引き摘発(風営法違反:無許可営業,道ぼったくり防止条例違反:不当勧誘),ぼったくり防止条例は初適用
- 2001年9月 (全国)東京・新宿歌舞伎町の雑居ビル「明星56ビル」で火災発生,44人が焼死
- 2001年9月 (全国)仕切りがなく不特定の客から見える構造の客室内で嬢にわいせつな行為をさせていた名古屋・栄のヘルス「ジャンジャン」摘発,店長・従業員だけでなく,嬢や客も逮捕(公然わいせつ)
- 2001年9月 (全国)群馬県内の店舗型性風俗店が3月から8月までの半年間で,159店から88店に半減したと群馬県警が発表
- 2001年10月 (全国)酒田短期大学に10月入学予定の中国人留学生265名(大学定員を大幅超過)の在留資格を仙台入国管理局が認めず
-- その後,それまで入国した多くの留学生が首都圏で働き,風俗店で働く者も多かったとの報道,その後,酒田短期大学は2002年10月休学,2004年7月解散
- 2001年 (全国)水商売・風俗等の夜業界向けの情報交換サイト「ホストラブ(ホスラブ)」が開設
- 2001年 (全国)大阪で「大国地区安全・安心まちづくりの会」が設立され,月1回ほど防犯を呼びかける「大国パレード」を開始し,その後違法マンション風俗店摘発に繋がる
- 2001年頃 (全国)神奈川県で「性風俗店税」を検討(実現しなかったと思われる)

***2002年
- 2002年2月 (全国)5階建て・地下1階のビルに21の個室を持ち,当時日本一のマンモスヘルスといわれた東京・新宿歌舞伎町のヘルス「新宿女学院」摘発(風営法違反:禁止区域営業)
- 2002年春頃 条例施行により,すすきののぼったくり店約10店(一部はエステ店・マッサージ店に衣替え),客引き100人弱に減少
- 2002年4月 南5西5のヘルス「ローションマット専門店ヌキ野家」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2002年6月 (全国)東京・渋谷の高級会員制売春クラブ「オープンハート」等の2店を経営していた「青山エンタープライズ」を摘発,客約6000人が登録し過去最大級
- 2002年7月 (全国)名古屋・栄で浄化作戦開始
- 2002年10月 (道内)15歳の中学生を雇用していた旭川のデリヘル摘発(児童買春・児童ポルノ禁止法違反)
- 2002年10月 (全国)中学生を含む家出少女等を雇用し,ホテルの部屋を常時借り,客を案内していた大阪のデリヘル「ザナ・ドゥ」摘発(売春防止法違反,児童福祉法違反等)
- 2002年11月 (全国)女子高生を雇用していた秋田のデリヘル摘発(風営法違反:年少者雇用),女子高生28人を含む18歳未満の女性33人を補導
- 2002年 この年に週刊誌に登場したすすきのの性風俗店:ソープ「痛快OL通り」,ヘルス「すすきのサテンドール」「マットdeいってミルク」「カプリ娘」「人妻でちゅ!」「札幌ボーイング99」「パールボディ」「性Shopヌキ富士」
- 2002年 (世界)ドイツで売春法が施行され,売春が合法化
- 2002年頃 (全国)名古屋に最初のピデオパブ開店
- 2002年頃 (全国)日韓ワールドカップ開催前後に,東京都内の繁華街で風俗店の大規模摘発

***2003年
- 2003年1月 (全国)繁華街で黒服姿のカラス族が女性を風俗店への勤務を勧誘する行為を,全国で初めて禁じた改正「大阪府迷惑防止条例」が施行
- 2003年1月 (全国)秋田の個室マッサージ店やソープ7店を実質的に経営していた「湘北ネットサービス」など5法人を摘発(法人税法違反:脱税)
- 2003年3月 17歳の嬢を売春させた札幌のデリヘル「ピュピュ」摘発(児童福祉法違反:淫行させる行為,売春防止法違反:周旋)
- 2003年3月 すすきのの性風俗店「札幌パイパン倶楽部」摘発(風営法違反:禁止区域営業,南5西6)
- 2003年3月 (全国)福岡市で「ピンクちらし条例」施行(→ピンクチラシの張り出しや住宅への投かんなど禁止)
- 2003年5月 (全国)店舗の看板にはレンタルルームと称しながら,北九州・黒崎でヘルスを経営していた飯塚市議とその長男を逮捕(風営法違反:禁止区域営業)
- 2003年6月 白石区本通3北の風俗店「キャバレームーンライト」と,江別市野幌町の風俗店「TOKYO SMILE」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2003年8月 (全国)東京・吉原のソープ「夕月」で客によるソープ嬢殺人事件発生
- 2003年9月 (全国)「出会い系サイト規制法」施行
- 2003年9月 すすきのの中国人エステ経営関与(不法就労)で中国人留学生等を逮捕
- 2003年10月 道警が35人の捜査員からなる「薄野特別捜査隊」を新設し,集団パトロールを実施
- 2003年12月 巻末に風俗情報を掲載していたタウン誌『さっぽろたうん情報』廃刊(創刊は1975年7月,当時札幌最古のタウン誌)
- 2003年 札幌のデリヘルグループ「アイズグループ」第1号店「Club恋慕」開店
- 2003年 (全国)関東の大手ホテヘル・デリヘルグループ「シンデレラグループ」が横浜に第1号店を開店
- 2003年頃 (道内)この頃,デリヘル道内約660店,旭川約80店,函館約50店,釧路・帯広周辺約50店
- 2003年頃 札幌の地下街等のカラス族(性風俗店等のスカウト)が問題に

***2004年
- 2004年1月 (道内)北海道で改正「迷惑防止条例」施行(→ピンクチラシ禁止)
- 2004年1月 (全国)和歌山県白浜町のソープ「リトルエンジェル」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2004年3月 (全国)東京・六本木のハプニングバー「メンバーズクラブロック」で,人気AV男優とAV女優,店の従業員ら6人が現行犯逮捕(公然わいせつなど)
- 2004年3月 (全国)東京・吉原などのソープランド約110店の情報をインターネットで掲載していた情報サイト「しゃぼんねっと」摘発(売春防止法違反:周旋目的誘引),ソープ情報サイトの摘発は全国初
- 2004年5月 (全国)福岡市で改正「ピンクちらし根絶条例」を施行(→ピンクチラシの定義拡大,所持・携帯しただけで罰則対象),同様の条例を宮城県でも施行
- 2004年5月 (世界)韓国で「性売買特別法」施行(→売春の禁止,ミアリテキサス,清凉里 588等の風俗街に対する取締強化,風俗街の縮小,妓生の事実上廃止)
- 2004年6月 (全国)店内で女性従業員に客への性的サービスをさせていた川崎・小川町の個室ビデオ店「ビデオBOXリスペクト」摘発(風営法違反:禁止場所での営業),個室ビデオ店の摘発は県内初
- 2004年6月 (全国)三重県渡鹿野島における買売春の実態を論述した研究書『近現代日本の買売春』が刊行されるものの,磯部町から激しい抗議を受け,回収絶版となる
- 2004年6月以降 札幌など道内のデリヘルを利用した客が「派遣した女性が未成年だった」などの虚偽の電話に騙され,示談金名目で現金を取られる詐欺事件が相次ぐ(道内の約10店のデリヘル利用者の情報が流出)
- 2004年7月 (全国)宇都宮・池上町のソープ「ニュー石亭」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2004年9月 (全国)秋田・大町のソープ改修工事をめぐり,秋田市に虚偽報告書提出した建築設計業者を書類送検(建築基準法違反:虚偽報告)
-- その後,略式起訴され,2005年9月に秋田簡裁は罰金10万円の略式命令
-- なお,建築基準法では,延べ床面積が百平方メートルを超える建築物で屋根や外壁などを半分以上工事する場合,「大規模修繕」として確認申請することを定めており,一方でソープは既得権として営業は認められているが,県風営法施行条例で大規模修繕を禁止
- 2004年11月 (全国)17歳の少女を雇っていた福岡・中洲のソープ摘発(児童福祉法違反)
- 2004年12月 (全国)東京・秋葉原にラブドールを使った風俗店「りとる☆らばーず」開店(2005年6月閉店)
-- この頃,ラブドールを使った風俗店が多く開店するも,ラブドールは1体の価格が高く,管理に手間が掛かり,破損リスクもあり,プレイ上の制約も多くリピーターも限定的であることから,ほとんどの店が撤退
- 2004年暮れ (全国)東京・新宿歌舞伎町で大規模な摘発実施(歌舞伎町浄化作戦)
-- 東京・新宿歌舞伎町で営業してきた激安の店舗型ヘルス「サンキュー」が渋谷のデリヘルに業態変更,その後フランチャイズで店舗拡大
- 2004年以降 (全国)デリヘル利用者に詐欺事件頻発(嬢が18歳未満だったという詐欺や本番行為に関わる詐欺)

**2000年代後半
***2005年
- 2005年1月 すすきののソープ「重役室」,無料案内所「ぴゅあらばらんど」摘発(売春防止法違反:場所提供・周旋)
- 2005年1月〜8月 (全国)横浜・黄金町で大規模な摘発実施,日本三大ちょんの間の一つとも呼ばれた黄金町のちょんの間は全滅(バイバイ作戦)
- 2005年4月 (全国)客引きの禁止などを盛り込んだ東京都の改正「迷惑防止条例」が施行
- 2005年4月 (全国)都内最大級の東京・西新宿のデリヘル「トランプ×トランプ」摘発(売春防止法違反:周旋)
- 2005年4月 (全国)『風俗嬢意識調査―126人の職業意識』が刊行(東京のヘルス5店・イメクラ16店・性感2店が協力,調査期間は1999年8月から2000年1月まで)
- 2005年6月 (全国)エステ店からみかじめ料を徴収していた北九州・小倉の暴力団幹部を逮捕(組織犯罪処罰法違反:犯罪収益の収受),組織犯罪処罰法を適用した摘発は県内初
- 2005年7月 (全国)17歳の少女2人を雇っていた高松・城東町のソープ「王朝」摘発(風営法違反:年少者雇用)
- 2005年7-8月 (道内)函館市若松町のスナック2店・旅館1店摘発(売春防止法違反:場所提供,周旋),同地区のスナック同士で売春する女性を派遣し合い,旅館が売春場所を提供し売り上げの一部を「場所代」として受け取っていたことも判明
- 2005年8月 (全国)34店舗が加盟する川崎東地区料理飲食店組合が川崎署にて解散を宣言し,組合加盟のちょんの間のほとんどが廃業
- 2005年11月 (全国)都内の80店以上のホテヘル,ラブホテル・レンタルルーム,無料案内所の他,テレホンクラブ「リンリンハウス」,漫画喫茶「マンボー」,不動産業等を経営していた「新宿ソフト」摘発(風営法違反:禁止区域営業)
- 2005年11月 札幌市東区のハプニングバー「ブルーハート」摘発,経営者と客2名逮捕(公然わいせつ)
- 2005年12月 札幌市で「ススキノ条例」(札幌市公衆に著しく迷惑をかける風俗営業等に係る勧誘行為等の防止に関する条例)施行(→風俗客引き禁止強化,風俗スカウト禁止)
- 2005年12月 風俗サイト「ヘブンネット」が北海道エリアを開設
- 2005年 (全国)厚生労働省が「耳あかの除去は原則として医療行為にならない」という通知を都道府県知事に送付,以後,全国的に耳かきサービス店が増加し,違法に性的なサービスを行う店も増加
- 2005年頃 (全国)群馬県の太田市や伊勢崎市の本サロ街が一斉摘発され,その後消滅

***2006年
- 2006年1月 すすきのの有名ヘルス「プッシーキャット」摘発(公然わいせつ)
-- 2006年4月から一時休店,その後復活
- 2006年2月 (全国)全国で初めて,大阪府で「風俗案内所規制条例」(特殊風俗あっせん事業の規制に関する条例)施行(→風俗案内所の規制)
- 2006年2月 すすきののソープ「ベラージオ」摘発(売春防止法違反:場所提供)
-- その後,4月に営業権を貸与し,売り上げの一部を受け取っていた者を逮捕(組織犯罪処罰法違反:犯罪収益収受)
- 2006年5月 (全国)大幅改正「風営法」施行(→客引き禁止強化,ピンクチラシ禁止,ホテヘル等の受付所・待合所の規制強化,罰則強化)
- 2006年春〜秋 (全国)埼玉県川口市の西川口で大規模な摘発実施,「西川口流」と呼ばれた違法風俗店はほぼ全滅
- 2006年6月 すすきの約300店の性風俗店のうち,数十店に暴力団が実質関与と報道
- 2006年6月 (全国)風俗案内所に広告を出していた横浜市中区の長者町,曙町,福富町などの42の風俗業者を一斉捜索,従業員2人を現行犯逮捕(風営法違反:広告宣伝禁止)
- 2006年7月 「YESグループ」社長逮捕(札幌の地下街でのスカウト行為,当時は札幌・東京・横浜・福岡で29店舗を営業)(→グループは1年間広告を自粛)
- 2006年7月 「プルプルグループ」すすきの進出(札幌1号店「プルプル倶楽部」開店)
- 2006年8月 (全国)東京・新宿と渋谷のホテヘル「殿様御殿」等の3店舗摘発(風営法違反:禁止区域営業),ホテヘル受付所規制強化による摘発は全国初
- 2006年8月 (全国)東京・渋谷と池袋の性風俗店7店を摘発,グループ経営者も逮捕(風営法違反:禁止区域営業),グループは東京・横浜・北海道で営業(グループ名不明)
- 2006年9月 地元地域及び札幌市からそれぞれ風適法施行条例の改正要望書が北海道警察に提出(当時のすすきのの店舗型ヘルスは164店,一地域としては全国最多)
- 2006年10月 ぼったくり行為を繰り返していた札幌のヘルス「シャンメリー」とニュークラブ「ペルソナ」の責任者らを現行犯逮捕(道ぼったくり防止条例違反)
- 2006年11月 北24条のピンキャバ「団地妻」摘発・閉店(風営法違反:禁止区域営業)
- 2006年11月 (全国)神戸・福原のソープ「エピソード」を経営し,法人税約4700万円を脱税していた経営会社「福圓」とその経営者を告発(法人税法違反)
- 2006年12月 この頃,客引き約20名に激減,カラス族ほぼ全滅,ぼったくり店減少するも巧妙化
- 2006年12月 (全国)近隣のホテルと提携していた西川口のデリヘル「クラブエスコート」とホテル「マリオン2」摘発(売春防止法違反:周旋),デリヘルとホテルによる一体型売春(周旋)営業の摘発は全国初
- 2006年12月〜2007年3月 すすきので規制強化前の店舗型ヘルス新規出店相次ぎ,4ヶ月で40店以上
- 2006年 (道内)ストリップ劇場「登別温泉劇場」休業
- 2006年 (全国)JKリフレ出現
- 2006年頃 (全国)大阪でガールズバー出現

***2007年
- 2007年1月 (道内)道南でデリヘル利用者を脅し,示談金を要求する振り込め詐欺が多発
- 2007年2月 (全国)福岡・中洲に女性専用ソープ「CCクラブ」が開店(同年10月28日閉店)
- 2007年2月 (全国)料金が2時間10万円の高級ソープとして宣伝していた西川口のソープ「ダイヤモンド」摘発(売春防止法違反:場所提供),埼玉県の風俗営業禁止の除外地域にあるソープが摘発されるのは1992年以来15年ぶり
- 2007年2月 (全国)さいたま・大宮のソープ「チアガール」摘発(売春防止法違反:場所提供),大宮での摘発は1992年以来15年ぶり
- 2007年3月 (全国)東京・渋谷の高級デリヘル「青山宝石の扉」摘発(売春防止法違反)
- 2007年4月 (道内)北海道で改正「風営法施行条例」施行(→ソープ・店舗型ヘルス新規出店の禁止,第10条2項1号で道内全域を禁止区域に指定)
- 2007年4月 すすきののストリップ劇場「札幌道頓堀劇場」摘発(公然わいせつ,職業安定法違反)
- 2007年5月 (全国)無届けで受付所を設けて営業した久留米のデリヘル「ファンタジックルームA&B」を摘発(風営法違反)
- 2007年5月 (全国)さいたま・大宮のソープ「多恋人(タレント)」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2007年6月 南4西5の風俗店「エンジェルボックス」摘発(道ぼったくり防止条例違反:不当勧誘)
- 2007年7月 札幌の韓国人デリヘル「舞姫」「オーロラ」摘発(入管難民法違反:外国人不法就労),道内の外国人デリヘルの摘発は初
- 2007年8月 白石のヘルス「バービーズカフェ」「くー娘(にゃん)」「ファッションルームメアリー」3店摘発(禁止区域営業,白石区本郷通13南1)
- 2007年8月 南5西4の風俗店「ピックアップ」摘発(道ぼったくり防止条例違反)
- 2007年9月 (全国)西川口のソープ「桃源郷」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2007年10月 『すすきのTOWN情報』風俗記事・広告掲載中止
- 2007年10月 (全国)那覇・辻のソープ「アイドル」が火災で全焼,17歳の女性従業員が死亡,男性店長と21歳の女性店員が重体(その後死者は3名に)
-- その後,12月に同店経営者は書類送検(児童福祉法違反:児童に淫行させる行為等)
- 2007年10月 (全国)岐阜・金津園のソープ「青いりんごアネックス」摘発(売春防止法違反:契約,周旋),金津園の風俗店が摘発されるのは1997年以来約10年ぶり
- 2007年10月頃 すすきのに30分1980円(17時以降2980円)の激安ヘルス「イクワ」開店
- 2007年12月 (全国)大津・雄琴のソープ「ラブアンドボディー」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2007年 (道内)ストリップ劇場「洞爺OSミリオン座」閉館
- 2007年 ファッションヘルスの組合としては全国初の「札幌防犯健全協力会」発足,すすきのの店舗型ヘルスの約半数の89店が加盟
- 2007年 すすきののホストクラブが急増,7月末の約50店から10月末には約90店に

***2008年
- 2008年1月 (全国)大阪市西区の市立本田小学校の近隣で,ビジネスホテルとして届出しながら,派手なラブホテル(偽装ラブホ)が営業を始め,地元住民らが反対運動に立ち上がり社会問題化
-- 同年5月には大阪市で旅館業法の条例改正,偽装ラブホは壁を白く塗りなおし営業を継続
- 2008年2月 16歳の女子高生を雇用していた札幌のデリヘル摘発(児童福祉法違反,風営法違反)
- 2008年3月 (全国)「全国偽装ラブホテルをなくす会」が発足し,兵庫県を中心に活動を始める
- 2008年4月 すすきののソープ「江戸城」火災・閉店(ソープ嬢2名・客1名死亡)
-- その後,元ビル所有者で,同店の実質的経営者は起訴され,2011年9月に実刑判決
- 2008年5月 (全国)約1億2100万円の所得を隠し,所得税約4470万円を免れていた西川口のソープ「シルクロード」の経営者在宅起訴(所得税法違反)
- 2008年6月 15歳の嬢を雇用していたすすきののソープ「地中海」摘発(児童福祉法違反:いん行させる行為,売春防止法違反:場所提供・周旋)
- 2008年11月 (全国)勤務時間中に外出してデリヘルを利用していた国土交通省航空局の男性キャリア職員に対し減給の懲戒処分(国家公務員法違反:職務専念義務違反)
- 2008年11月 (全国)加賀・片山津温泉のソープ「メルヘン」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2008年11月 (全国)兵庫県警が日本の警察では初めて偽装ラブホテル対策室を開設
- 2008年 (道内)帯広唯一のソープ「帯広コルト」閉店
- 2008年 (全国)この頃,偽装ラブホテルは全国で3593店,最多は東京都の485店
- 2008年頃 札幌市内のすすきの以外のピンキャバ(北24条・琴似・白石等)はほぼ全滅
- 2008年頃 (道内)ストリップ劇場「登別温泉劇場」土日のみ営業を再開したものの,その後閉館

***2009年
- 2009年1月 すすきののストリップ劇場「札幌道頓堀劇場」営業再開
- 2009年1月 (全国)賃貸マンションを借りて営業していた東京・秋葉原の個室マッサージ店「メルローズ」摘発(風営法違反:禁止区域営業)
- 2009年2月 (全国)大手店舗型ヘルスグループ「ハレンチグループ」が「ハレ系」に名称変更
- 2009年2月 (全国)名古屋・錦のガールズバー「月組」摘発(風営法違反:無許可営業),ガールズバーの摘発は全国初
- 2009年2月 (全国)ラブホの営業が禁止されている神戸市垂水区の住宅地で,旅館と届出しながら事実上のラブホだった「レッドスノーマンズ」摘発,同経営者を逮捕(風営法違反),経営者はホテル経営者らでつくる業界団体の代表を務めており,偽装ラブホテル経営者の逮捕は異例
- 2009年4月 (全国)大阪で改正「風俗案内所規制条例」施行(→性風俗店への案内全面禁止,飲食店への案内所は学校や病院などから100メートル以内では営業禁止)
- 2009年6月 (全国)性的なサービスを行っていたさいたま市内の耳かきサービス店2店を摘発(風営法違反)
- 2009年6月 (全国)仙台のマンションの一室で,「趣味の会」と称し,携帯サイトの掲示板で「大人のパーティー」と募り,1回10人前後で月に5〜8回開催していた乱交パーティーを摘発(公然わいせつ・同ほう助),参加費は男性が1万5000円,女性が無料
- 2009年6月 (全国)「大人の遠足」と称し,群馬県内の温泉を目指し関越道を走行中のバス内でわいせつ行為を行っていた男女を逮捕(公然わいせつ),また手助けをしたハプニングバー経営の男も逮捕(公然わいせつほう助),ハプニングバー客12名が参加
- 2009年7月 (全国)「ソープの帝王」とも呼ばれ,東京,神奈川,千葉,茨城にソープを展開する日本最大のソープグループ「角海老グループ」の創業者を逮捕(売春防止法違反:場所提供業のほう助,資金等の提供)
- 2009年7月 (全国)川崎・堀之内のちょんの間一斉摘発
-- 2009年に数回の一斉摘発が実施され,ちょんの間9店が閉店
-- 2001年には約80店あったちょんの間が,2005年に39店が加盟していた川崎東地区料理飲食店組合による解散宣言により激減し,その後残っていた組合非加盟のちょんの間も2009年の一斉摘発を受け,数店に激減
- 2009年8月 (全国)日本三大ちょんの間の一つとも呼ばれた沖縄・真栄原で本格的な浄化運動開始(当時の裏風俗店約110店)
-- 2011年2月 沖縄・真栄原の裏風俗店(ちょんの間)消滅
- 2009年8月 (全国)風俗情報誌『ナイタイマガジン』等を刊行していたナイタイ出版が破産
- 2009年9月 (全国)性的なサービスを行っていた横浜,相模原,平塚の耳かきサービス店を一斉摘発(風営法違反:禁止区域営業)
- 2009年9月 (全国)男性従業員を拉致した福岡・中洲のソープ「アルテミス2」の経営者らを逮捕(監禁致傷)
- 2009年11月 (全国)大阪でたこ焼き店を装っていた風俗案内所が摘発(府条例違反)
- 2009年11月 (全国)売春を周旋している違法なデリヘルと知りながら,神奈川・小田原のデリヘルにビル1室を通常家賃に2万円上乗せした月12万円で事務所として貸していた不動産社長逮捕(組織犯罪処罰法違反:犯罪収益等収受)
- 2009年11月 (全国)発行元である内外タイムス社の倒産により,ストリップ記事や三行広告が充実し,大人のパーティー等の広報手段となっていた夕刊紙『リアルスポーツ』(旧『内外タイムス』)が廃刊
- 2009年11月 (全国)禁止地域で営業していた横浜市旭区のラブホ5店を摘発(風営法違反)
- 2009年11月 (全国)東京都町田市の偽装ラブホ5店を一斉摘発(風営法違反)
- 2009年12月 (全国)東京・荒川区のマンションで売春行為を行っていた「乱交サークル 花とミツバチ」摘発(売春防止法違反:場所提供)

** 2010年代前半
*** 2010年
- 2010年1月 すすきののストリップ劇場「札幌道頓堀劇場」休業
- 2010年1月 (全国)大津・雄琴の風俗店の個室内で盗撮した男を脅迫し,3回にわたり現金等を脅し取った店員ら逮捕(脅迫罪)
- 2010年1月 (全国)客にガラス張りの部屋を使わせていた大阪北区のハプニングバー「バーニングポイント ドゥ」摘発(公然わいせつほう助,食品衛生法違反),客20人も逮捕  
- 2010年2月 すすきののピンキャバ「ニューまる感」摘発
- 2010年2月 (全国)東京の高級ホテルのスイートルームで乱交パーティー開催していた売春クラブ(「トウキョウトップガールズ」「マドンナ」等の名称で営業)摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2010年3月 (全国)さいたま・大宮のソープ「大宮城」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2010年3月 (全国)禁止区域のマンションの1室で営業し,会員制クラブを装っていた福岡・博多駅南の店舗型ヘルス「シークレット」摘発(風営法違反:禁止区域営業)
- 2010年4月 (全国)路上でスカウトした女性を風俗店で働かせた東京・渋谷の店舗型ヘルス「JJクラブ」等の4店舗を摘発(都ぼったくり防止条例違反:不法に勧誘された者の雇い入れ),同条例適用による風俗店の摘発は初めて
- 2010年5月 (全国)東京の上野・湯島地区で一斉取り締まりを実施,マッサージ店など17店舗・計31人を摘発,うち14人を逮捕(都迷惑防止条例違反:客引き,風営法違反:客引き,禁止区域営業,入管難民法違反:資格外活動)
-- 摘発された店舗には,韓国経由で日本に入国した脱北者女性が経営するマッサージ店や男性同性愛者を対象にした風俗店も含まれていた
- 2010年5月 (世界)中国・北京市警察当局が市内の娯楽施設を中心に売春などの取り締まりキャンペーンに着手,5月中旬には中国で最も有名とされる高級クラブ「天上人間」など4店を次々に摘発
- 2010年7月 16歳の嬢を雇用していたすすきののソープ「ヤングソープタッチ」摘発(児童福祉法違反:淫行させる行為,風営法違反:年少者雇用)
- 2010年8月 すすきのにGOGOグループ1号店「アメキャン」開店
- 2010年9月 南5東4(豊平橋付近)の「カネマツ会館」「五条東会館」にあった裏風俗店(連れ出しスナック)「弥生」「みゆき」「スナック美奈」「スナックさつき」「スナックるみ」「スナックまい」を摘発(売春防止法違反:周旋,周旋目的勧誘),さらに売春場所として利用された「ホテルポルテ」の女性従業員も逮捕(売春防止法違反:場所提供)
- 2010年9月 18歳未満の嬢のわいせつ映像を配信していた札幌のライブチャットが全国で初摘発
- 2010年10月 (全国)香川県まんのう町の貸しロッジを借り,49人(男性25人・女性24人)が参加した,「四国ノ乱」と呼ばれるグループによる乱交パーティー摘発(公然わいせつ)
- 2010年10月 (全国)東京・上野駅前のワンルームマンション「上野アルベルゴ」で営業していた売春クラブ・違法エステ計6店を一斉摘発,店長ら11名を逮捕(売春防止法違反:場所提供,風営法違反:禁止区域営業)
- 2010年10月〜11月 (全国)京都・五条楽園(五條楽園)の裏風俗店(ちょんの間)が2度の摘発により壊滅
- 2010年11月 すすきののピンキャバ「ニューまる感」再摘発
- 2010年11月 14歳の嬢を雇用していたすすきののヘルス「素人倶楽部彩」摘発(児童福祉法違反:淫行させる行為,風営法違反:年少者雇用)
- 2010年12月 (全国)東京・新宿歌舞伎町の関東最後のラッキーホール「パステル」閉店
- 2010年12月頃 (全国)高松・城東町でソープ摘発(風営法違反:時間外営業)
- 2010年 (世界)伝統的なキーセン・ハウスで唯一残っていた韓国・ソウルの「梧珍庵」 (오진암) が閉店

*** 2011年
- 2011年1月 横浜や札幌のキャバクラ等を経営していたプリンスグループ社長逮捕(風営法違反:名義貸し・無許可営業)
- 2011年1月 (全国)一部改正「風営法」施行(→偽装ラブホ・出会い系喫茶の規制)
-- 旅館業法により営業していた全国の偽装ラブホテルのうち約2700店が,風営法上の移行申請手続きを行い,正規のラブホテルとなった
- 2011年1月 (全国)石川・片山津温泉のソープ「重役室」摘発(売春防止法違反:場所提供)
-- 同年9月風営法の廃業命令,同年10月廃業,向かいに総湯(公共温泉)オープンのため廃業させられたとのことでその後訴訟に
- 2011年2月 風俗店への情報漏えい容疑で道警警部補逮捕
- 2011年2月 (全国)沖縄・真栄原の裏風俗店(ちょんの間)消滅
- 2011年2月 (全国)性的なサービスをさせていた東京・豊島区内の耳かき店摘発(風営法違反:禁止区域営業)
- 2011年3月 (全国)国立女性教育会館発行の『人身取引(トラフィッキング)問題について知る2011』によると,「男性の約4割が性的サービスを買った経験あり」との調査報告あり
- 2011年3月 (世界)韓国で店舗が急増している新型風俗店「キスバン(ルーム)」を装った売春が摘発
- 2011年5月 (全国)東京・新宿歌舞伎町のマンションの一室で経営していた乱交サークル「マリブ」摘発(売春防止法違反),2008年秋ごろにオープンし,逮捕されるまでに少なくとも1億3,000万円以上の売り上げがあった
- 2011年6月 (全国)神戸・福原のソープ「エスプーマ」摘発(売春防止法違反:場所提供),福原ソープの摘発は17年ぶり
- 2011年7月 (全国)東京,千葉,埼玉,神奈川で計62店の風俗店を実質的に経営しており,業界内で「デリヘル王」と呼ばれていたコンサルタント会社社長逮捕(風営法違反:禁止区域営業),東五反田で違法な店舗型風俗店を営業
- 2011年9月 札幌のアリバイ屋,全国で初摘発
- 2011年9月 (全国)16歳の無職少女を実技指導をし,客を取らせていた兵庫県姫路市のデリヘル摘発
- 2011年10月 (全国)違法風俗店の広告を夕刊紙に掲載したとして,東京の広告代理店の社長を逮捕し,関係先として夕刊紙『日刊ゲンダイ』の発行元「日刊現代」の本社などを家宅捜索
- 2011年10月 (全国)秋田・山王のソープ摘発(風営法違反:禁止区域営業)
- 2011年10月 (世界)韓国人女性を日本の風俗店に斡旋した韓国のブローカーら摘発(韓国・性売買防止法違反)
- 2011年11月 (全国)加賀・山代温泉のソープ「ピーチガーデン」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2011年11月 (全国)熊本・中央街のソープ「ル・マン」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2011年11月 (全国)高知・堺町のソープ「多恋人倶楽部」とソープ系列店を一斉摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2011年 (世界)台湾で「性交易専区」での売春を合法化(→合法化後も「性交易専区」で営業する者は稀で,デリヘル形式もしくは置屋形式で地下ビジネス化)

*** 2012年
- 2012年1月 (全国)宇都宮・宮園町のソープ「タレント」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2012年1月 (全国)不法残留中のタイ人女性を売春させていた渋川・伊香保のスナック摘発(入管難民法違反:不法就労助長)
-- 同年2月 同店経営者は再逮捕(売春防止法違反:管理売春など)
- 2012年2月 (全国)神戸・福原のソープ「PROUD」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2012年4月 すすきののソープ「シャトールージュ」摘発(時間外営業?)
- 2012年4月 (全国)北九州・船頭町のソープ「遊遊クラブ」「MGM」摘発(売春防止法違反:場所提供,契約)
- 2012年4月 (全国)13歳の女子中学生を神戸・福原のソープで働かせるなどした男性を逮捕(売春防止法違反,児童福祉法違反:有害目的支配)
- 2012年4月 (世界)ソウルの観光名所の明洞を中心とした地区で日本人観光客に買春を持ち掛けていた組織を摘発し,買春現場で客の日本人男性15人を発見・取り調べ。いずれも買春の容疑を認めており,買売春あっせん処罰法違反罪で略式起訴後,罰金刑となる見通し
- 2012年6月 (全国)東京・渋谷の高級デリヘル「ジュークボックス」「青山美女百景」摘発(売春防止法違反:周旋)
- 2012年7月 (全国)福井のソープ「ひえん別館」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2012年8月 この頃,すすきのの客引き約80人に増加
- 2012年10月 (全国)東京・吉原のソープ「11チャンネル」等の「オレンジグループ」8店舗と運営会社「サン・ワールドホールディングス」を一斉摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2012年11月 (全国)大津・雄琴のソープ「アムアージュ」摘発(売春防止法違反:場所提供)
-- 翌年1月にスカウトともに再逮捕(職業安定法違反:有害業務に就かせる行為)
-- 「アムアージュ」は2015年2月に復活
- 2012年 この年のすすきのの客引き逮捕者は106人に増加

*** 2013年
- 2013年1月 (全国)岐阜・金津園のソープ「デュラスクラシック」(「デュラスクラッシック」とする記事もあり)「ゴールドモデルズ」「キャッツアイ」「フレンド」4店舗一斉摘発(売春防止法違反:場所提供),金津園ソープの摘発は2007年以来
-- 同年2月に経営者らを再逮捕(売春防止法違反:契約・周旋),4月に4店舗に土地や建物を貸していた4人も逮捕(売春防止法違反,組織犯罪処罰法違反:犯罪収益収受),5月に「デュラスクラシック」経営者を逮捕(組織犯罪処罰法違反:犯罪収益等隠匿)
- 2013年1月 (全国)東京・吉原のソープが売春で得た収益から,約750万円を家賃収益を得ていた名古屋の信用組合愛知商銀の元理事長等を逮捕(組織犯罪処罰法違反:犯罪収益の収受)
- 2013年2月 (全国)東京・根岸の老人専門の売春・乱交クラブ「舞姫」「貝楽空間」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2013年3月 (全国)福井のソープ「ホットヘブン」摘発(売春防止法違反:場所提供),福井県で営業するソープが一時期無くなる
-- その後,昨年7月に摘発を受けて営業停止中だった「ひえん別館」は2013年9月にマットヘルスとして営業再開し,2014年5月にソープとして復活,「ホットヘブン」もM性感・ヘルスで営業再開するも,その後ソープとして復活
- 2013年春以降 (世界)ベトナム・ホーチミンの風俗店の摘発相次ぐ
- 2013年4月 (道内)北海道で「北海道暴力団の排除の推進に関する条例」施行
- 2013年5月 (全国)高松・城東町のソープ「王朝」摘発(売春防止法違反,職業安定法違反)
- 2013年5月頃 すすきの唯一のラッキーホール(壁越しにフェラ・手コキで射精する店)「セブンティーン」閉店
-- ラッキーホールは全国では郡山の「ラッキーホール」を残すのみ
- 2013年6月 (全国)嬢の平均年齢は63歳,最高齢は73歳という超熟女専門の東京・鶯谷のデリヘル「シルク」摘発(売春防止法違反:周旋)
- 2013年8月 (全国)「援助交際デリヘル」と称して中南信地方の女子中高生らを派遣していた長野県岡谷市の売春組織が摘発
- 2013年9月 すすきので高校生の客引きを逮捕
- 2013年9月 (全国)東京,神奈川,埼玉の風俗店50店以上と契約していた都内最大級のスカウト組織「タレントバンク」摘発(都迷惑防止条例違反:不当な客引き行為の禁止)(9/6)
- 2013年9月 (全国)東京・新宿区で客引きを全面的に禁止する条例施行
- 2013年9月 (全国)三重県渡鹿野島のわたかの島観光協議会は,志摩市や三重県警と連携し,「性産業による島のイメージを無くし,健全な観光地を目指す」とした「渡鹿野島安全・安心街づくり」を宣言
- 2013年10月 (全国)東京・西五反田のマンションの一室にあるカップル喫茶「Ryu's CAFE」摘発(公然わいせつ・同ほう助),客も逮捕,摘発のきっかけとなったのは客と称する者からのタレコミ
- 2013年 (全国)「裏オプ」と称して追加料金をもらって性的サービスをしてしまう少女が次々出たことなどもあり,店舗型リフレの一斉捜査・摘発が強化

*** 2014年
- 2014年2月 (世界)性都とも呼ばれた中国広東省の東莞市で,性風俗関連施設の一斉摘発
- 2014年4月 (全国)神戸,京都,福岡,熊本,横浜で店舗型ヘルスを展開する「ホットポイントグループ」が大阪国税局などの税務調査を受け,2013年までの数年間に約32億円の所得隠しを指摘され,数億円の追徴課税を請求される
- 2014年5月 (全国)日本最大級を謳う東京・上野のハプニングバー「KUNKUN」摘発(公然わいせつほう助)
- 2014年6月 (全国)東京の韓国人デリヘル摘発(経営者は売春防止法違反:周旋,出入国管理及び難民認定法違反:不法就労助長,ドライバーは道路運送法違反:有償運送で検挙)
- 2014年6月 (全国)「岐阜・金津園40店,所得隠し計15億円 数億円を追徴」の記事報道
- 2014年7月 (道内)旭川市で「3・6条例」(旭川市客引き勧誘行為等の防止に関する条例)施行
- 2014年9月 (全国)金沢地裁が2011年9月の片山津温泉のソープ「重役室」の廃業命令は違法と判決,取消を県に命令
-- その後,2015年6月名古屋高裁金沢支部による控訴審判決では,1審金沢地裁判決を取り消し,営業廃止命令を認定,その後上告したかは不明
- 2014年10月 (全国)岐阜県で「県風俗案内業の規制に関する条例」施行(→金津園の無料案内所8店は全て廃業,県内の無料案内所は16店に減少)
- 2014年11月 通行人に集団で暴行を加えたすすきのの客引き9名を逮捕(暴行)
- 2014年11月 (全国)神戸・福原のソープランド「ニューロイヤルヴィトン」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2014年11月 (全国)福岡で出会い系サイトを利用した管理売春組織を摘発(経営者は売春防止法違反,みかじめ料を徴収していた暴力団組員は組織的犯罪処罰法違反:犯罪収益等収受で検挙)
- 2014年12月 (全国)名古屋を代表する錦のヘルス「デイトナ」閉店(12/31)

** 2010年代後半
*** 2015年
- 2015年1月 客から法外な代金を脅し取っていたすすきののキャバクラ「ちゅっぱチャップス」摘発(恐喝)
- 2015年1月 (全国)30分3900円の激安を謳っていた東京等のホテヘル・デリヘルグループ「サンキューグループ」摘発(売春防止法違反:周旋)
-- 「サンキューグループ」の最盛期はこの頃で,21都道府県65店舗を展開
- 2015年1月 (世界)マカオのホテル内売春「回遊魚」大規模摘発・消滅
- 2015年2月 (道内)17歳の嬢を雇用していた伊達のデリヘル摘発(児童福祉法違反:淫行させる行為)
- 2015年2月 (全国)出会い系サイトに「大人のパーティ」などと書き込んで客を募り,都内のホテルで男性17人・女性6人を集めて乱交をさせた主催者逮捕(売春防止法違反),男性から参加料2万5千円〜3万円を徴収し,女性には4万円の報酬を支払
- 2015年2月 (全国)「会員制高級交際クラブ」と謳いながら売春を斡旋した大阪のデートクラブ摘発(売春防止法違反:周旋),少なくとも19-48歳の女性約170人が登録しており,主婦・大学生・スポーツインストラクター・看護師・OL等が在籍
- 2015年5月 (全国)福岡・中洲のソープ「グランドオペラ」摘発(売春防止法違反:場所提供),経営者は名古屋・東京・横浜・福岡の風俗グループ「名古屋プレジャーグループ」を実質経営
- 2015年5月 (全国)客に下着を見せながら,女子高生が折り鶴を作る作業を見せる東京・池袋のJK見学店「くりおね」摘発(労働基準法違反:危険有害業務就業)
- 2015年5月 (全国)デリヘル嬢を盗撮し,自らの性器も写ったわいせつ動画78本を動画投稿サイト「FC2」に有料で公開して,350万円を稼いでいた会社員の男逮捕
- 2015年6月 (全国)改正「風営法」制定(→(即時施行)ダンスホール・ダンス教室等の規制解除,(翌年6月施行)クラブ等を特定遊興飲食店営業として規制,店舗型性風俗店等の営業開始を日の出から午前6時に変更)
- 2015年6月 (全国)福岡県で改正「迷惑行為防止条例」施行(→規制対象にキャバクラ・案内所の客引き・スカウトを加えた他,全国で初めてガールズバーも規制対象に,また客待ち(声を掛けず,従業員が立っている行為)も規制対象に)
- 2015年6月 (全国)福岡・中洲のソープ「ブルーローズ」を運営していた「和幸」を書類送検(県迷惑行為防止条例違反:客の誘引)
- 2015年6月 (全国)ラブホを会場として「乱交パーティ」を主催していた同人漫画家の男性を逮捕(売春防止法違反:場所提供)
- 2015年7月 (全国)愛知県で改正「青少年保護育成条例」施行(→全国で初めてJKビジネスを全面規制),県内のJKビジネス店などを一斉に立ち入り調査
- 2015年8月 (道内)17歳の嬢を雇用していた北見のデリヘル摘発(児童福祉法違反:淫行させる行為,風営法違反:年少者雇用)
- 2015年9月 (全国)東京・秋葉原のJK見学店を全国初摘発(興行場法違反)
- 2015年10月 (全国)米子・皆生温泉のソープ「ベラージオ」等の8店舗を一斉摘発(売春防止法違反:場所提供,組織犯罪処罰法違反:犯罪収益収受)
- 2015年11月 (全国)神戸・福原のソープ「クラブ宝石」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2015年11月 (全国)東京都羽村市の本サロ「Luv collection」摘発(売春防止法違反)
- 2015年12月 第一桂和ビルにあった古参のヘルス「アクアマリン」閉店(1984年頃開店?)
- 2015年12月 (全国)逆ナンパ部屋を売りにし,首都圏で12店舗を展開していた日本最大の出会い喫茶チェーン「Hanako」が全店休業

*** 2016年
- 2016年1月 16歳の嬢を雇用していたすすきのの風俗店(店名不明,住所は南5西5)の男性従業員と店舗を経営する有限会社「北陽ランド」を書類送検(風営法違反:年少者雇用)
- 2016年1月 (全国)勧誘した女性をソープに紹介したとして,東京・池袋を拠点にするスカウト組織「SSC」の代表等5人を逮捕(職業安定法違反:有害業務職業紹介),「SSC」に紹介料を払っていた秋田・大町のソープ「アレグリア」,いわき・小名浜のソープ「鎌倉御殿VIP room」,水戸・天王町のソープ「クリスタル東京」摘発(売春防止法違反:場所提供)
-- 同年2月に秋田・大町のソープ「浮世風呂ヴェルサイユパレス」摘発(売春防止法違反:契約),秋田・大町のソープ「アレグリア」の土地建物を管理する会社役員も逮捕(組織犯罪処罰法違反:犯罪収益収受)
- 2016年1月 (全国)0.00mm等の過激な宣伝で有名だった福岡・中洲のソープ・ヘルス「特攻(ぶっこみ)グループ(凄かろうもんグループ)」一斉摘発(無届出営業)
-- 同年2月に16歳の嬢を雇用で再逮捕(児童福祉法違反:淫行させる行為,売春防止法違反:周旋)
- 2016年1月 (全国)マッサージ嬢を派遣して不特定の客に性的サービスをさせた東京のレンタルルーム摘発(風営法違反:禁止区域営業)
- 2016年4月 (全国)韓国人女性34人を日本に観光ビザで入国させ,働かせていた東京・鶯谷の韓国デリヘル摘発(4/4)
- 2016年4月 (全国)横浜のマンションの一室で営業していた同性向け風俗店が住民と和解し,立ち退きに合意
- 2016年5月 (道内)16歳の嬢を雇用していた帯広・北見のデリヘル摘発(児童福祉法違反:淫行させる行為,風営法違反:年少者雇用)
- 2016年5月 (道内)18歳未満の年少者を雇用し,無届出で暴力団員が経営していた室蘭の風俗店摘発(風営法違反:無届出営業・年少者雇用)
- 2016年5月 (全国)川崎・堀之内の裏風俗店(ちょんの間)4店摘発(売春防止法違反:周旋・場所提供)
- 2016年6月 (全国)マンヘル(マンションヘルス)として使用することを隠して賃貸契約した大阪の不動産会社社員らを書類送検(宅建業法違反)
- 2016年6月 (全国)18未満の女子高生を働かせ,性的なサービスを行わせていた新宿・歌舞伎町の出会い系喫茶「制服相席屋」摘発(風営法違反)
- 2016年6月 (全国)改正「風営法」施行(→クラブ等を特定遊興飲食店営業として規制,店舗型性風俗店等の営業開始を日の出から午前6時に変更)
- 2016年6月 改正「ススキノ条例」施行(→風営法改正に伴い,特定遊興飲食店営業の追加)
- 2016年7月 出会い系サイトを利用し,暴力団員が経営していた札幌の違法デートクラブ摘発(売春防止法違反:周旋)
- 2016年7月 (全国)大津・雄琴のソープ「大手町商事」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2016年7月 (世界)未成年の少女に売春させていた,タイ・バンコクで人気の巨大マッサージパーラー「ナタリー」摘発(管理売春,人身売買),5年間の店舗閉鎖命令
- 2016年9月 (全国)AV女優在籍を謳っていた東京・吉原のソープ「オートクチュール」「ラテンクオーター」摘発(売春防止法違反:場所提供),同年11月ソープにAV女優を紹介していた芸能プロ3社の幹部も摘発(職業安定法違反:有害業務紹介)
- 2016年9月 (全国)ブースの仕切りが約1メートルと低かった大阪・曽根崎のピンサロ「学校でゴー!ゴー!」摘発(公然わいせつ)
- 2016年9月頃 南6西5の「ヤナギビル」解体(「あしたのニョー」「マツタケキヨシ」等の風俗店が入っていた。その後,駐車場に)
- 2016年10月 北海道新聞の記事によると,道警は客引きを2005年から延べ737人摘発。現在のススキノの客引きは120人程度,客引きへの苦情は年間700件前後寄せられ,今年も9月末時点で600件を上回る。
- 2016年10月 風俗情報誌『すきパラ・まんぞく』廃刊
- 2016年10月 (全国)大手風俗サイト「ヘブンネット」に「風俗ヨヤク」の機能が登場(10/20)
-- 当初は使いにくく参加店舗数も少なかったが,新機能の提供や機能改善を随時図り,定着していく
- 2016年11月 札幌の飲食店内(ハプニングバー?)において,性器を露出するなどしていた客7人及び同店の経営者1人検挙(公然わいせつ・同ほう助)
- 2016年11月 性的なサービスを行っていた札幌のメンズエステ店摘発(風営法違反:禁止区域営業)
- 2016年11月 (全国)修学旅行引率中に大阪市内のデリヘルを利用した徳島県の小学校教諭が懲戒免職
- 2016年12月 (道内)法人税約2800万円を脱税したとして,釧路地検はデリヘルを営む釧路市と帯広市の5社の実質的経営者と経理業務を受託した会社役員を在宅起訴し,法人5社も起訴(法人税法違反)
- 2016年12月 (全国)学校や病院から200メートル以内で風俗案内所の営業を禁じる京都府条例が,憲法の「営業の自由」に反するかどうかが争われた訴訟で,最高裁で合憲確定
- 2016年 (全国)国立感染症研究所のデータよると,2016年末の梅毒感染者数が2011年の約5.5倍に

*** 2017年
- 2017年1月 (全国)近隣のホテル「AKBホテル」と連携営業していた福島のデリヘル「ヒロインUSA」摘発(風営法違反:禁止区域営業)
- 2017年1月 (全国)大阪・松島新地の料理店「恋心(ここ)」摘発(売春防止法違反)
- 2017年1月 (全国)カンボジア女性7人に売春を強要していた渋川・伊香保の風俗店(店名不明)および沼田・東倉内町の飲食店「GOLD」摘発(入管難民法違反:不法就労助長),カンボジア人女性が在日カンボジア大使館に助けを求めたことにより発覚
- 2017年2月 (全国)岐阜・金津園の艶グループの高級ソープ「すずめの宿」「コットンクラブ」摘発(売春防止法違反:場所提供)
- 2017年2月 (全国)18-37歳の女性約100人が在籍する人気店だった、東京・鶯谷のデリヘル「ラブフェアリー」摘発(売春防止法違反)
- 2017年3月 (道内)旭川地裁が売春婦をホテルや車に待機させて経営していたデリヘルに対し管理売春の成立を認め,売上げを犯罪収益として追徴する判決
- 2017年3月 (全国)一般社団法人Grow As Peopleから『夜の世界白書』が発行,2015年4月-2016年3月にデリヘル嬢に対し調査を実施し377人から有効回答
-- 実働日数は1カ月平均11.8日(客がつかなかった日を除く)で,平均月収は43万995円。年代別では,18-22歳が1カ月に16日働き81万9200円を得て,実働日数・平均月収ともに最多だったが,平均月収は加齢とともに急降下し,43歳以上では18万2000円に落ち込む。
-- 働き始めた動機(複数回答可)は,生活費が96人で最多で,学費,奨学金や借金の返済,娯楽費も含めた経済的な理由は延べ215人。「なんとなく」始めた人は47人で,うち22歳以下が3分の1を占めた。
- 2017年3月 (全国)就労資格がない中国人留学生を働かせていた東京・渋谷のデリヘル「アルカディア」摘発(入管難民法違反:不法就労助長)(3/23)
- 2017年5月 (道内)改正「北海道迷惑防止条例」施行(→規制対象営業の客引き行為の規制強化,客待ち行為規制の新設等)
- 2017年6月 (全国)13歳の女子中学生を雇用していた名古屋のデリヘル摘発(児童福祉法違反)
- 2017年7月 (道内)改正「北海道暴力団の排除の推進に関する条例」施行(→すすきのと旭川の3・6街においてみかじめ料・用心棒料を支払った店側にも罰則)
- 2017年7月 (全国)東京で「特定異性接客営業に関する条例」を施行(→JKビジネスを規制)
- 2017年7月 (全国)中国籍女性が経営する群馬県太田市の風俗店摘発(風営法違反:禁止区域営業,売春防止法違反:場所提供)
- 2017年8月 札幌の個人営業の女性向けデリヘル「ブルームーン」摘発(風営法違反:無届出営業)
- 2017年8月 中学校のすぐ側で,16歳と17歳の女性に性的なサービスを行わせていた北37東16(札幌市東区)のマッサージ店「Ana」摘発(風営法違反:禁止区域営業・年少者雇用)
- 2017年8月 (全国)髪を剃った女性を派遣する名古屋のデリヘル「尼デウス」に13歳の女子を紹介した風俗店店員逮捕(職業安定法違反)
- 2017年8月 (全国)大津・雄琴のソープ「OGT学園Z」で1.5億円の入った金庫の盗難事件発生
-- 2020年1月に盗難事件の容疑者を逮捕
- 2017年8月 (全国)売春産業で栄えてきた三重県・渡鹿野島の歴史を生き証人の証言で綴った『売春島 「最後の桃源郷」渡鹿野島ルポ』刊行
- 2017年夏頃 南5西5の「第1桂和ビル」解体(1963年12月建設,晩年は「アクアマリン」や「ライズグループ」等の風俗店が入っていた。その後,駐車場に)
- 2017年9月 (全国)東京への公務出張中にデリヘルを利用していたと週刊誌に報道された天理市長が謝罪会見
- 2017年9月 (全国)栃木県小山市の本サロ「セクシービーム」摘発(売春防止法違反)
- 2017年9月 (全国)川越・菅原町の風俗店「花姫」と春日部・中央の風俗店「響」の2店を摘発(風営法違反:禁止区域営業)(9/26)
- 2017年10月 店舗型ヘルス営業禁止区域の南3西6のビル内で営業していた性風俗店(店名不明)摘発(風営法違反:禁止区域営業)
- 2017年10月 北海道新聞の記事によると,5月施行の道迷惑防止条例から半年で,すすきので25人の客引き摘発,18人の客引きに客待ち禁止命令
- 2017年10月 (全国)都内最大級の東京・上野のハプニングバー「私のハーモニカ」摘発,客も逮捕(公然わいせつ・同ほう助)
- 2017年10月 (全国)「2ちゃんねる(2ch.net)」が突如「5ちゃんねる」に名称変更
- 2017年12月 (全国)大宮のソープ「Kawaii大宮」で火災発生で4名死亡(うち2名は嬢,1名は客,1名は性別不明)・1名重体(嬢),その後重体の嬢も死亡,性別不明者は男性と判明(客と推測される)
- 2017年12月 (全国)雑誌記事によると,ソープの営業店舗数は,東京・吉原140店,福岡・中洲76店,神戸・福原56店,川崎・堀之内54店,岐阜・金津園44店,熊本・中央街40店,那覇・辻39店,千葉・栄町38店,札幌・ススキノ37店,大津・雄琴32店,小倉・船頭町27店,大宮・北銀座19店,別府・元町18店,土浦・桜町16店,西川口・一番街16店,いわき・小名浜15店,川崎・南町15店

*** 2018年
- 2018年1月 (全国)福岡・中洲のソープ「GRAND STAGE」摘発(売春防止法違反:場所提供),警察庁の匿名通報ダイヤルに「借金を背負わされた女性が働かされている」との情報が寄せられ,県警が捜査
- 2018年1月 (全国)「レンタル彼女」と募集するも,応募してきた女性を性風俗店に紹介していた大阪の職業紹介会社「レック・インターナショナル」摘発(職業安定法違反:有害業務紹介)
- 2018年1月 (全国)「若い女性がスマホの操作法を男性に教える」という東京・町田の店が摘発,複数の18歳未満の女性が在籍し,売春などの裏オプが横行
- 2018年1月頃 (世界)プルプルグループがタイ・バンコクに進出
- 2018年2月 すすきので声をかけた一般の女性にデリヘルの仕事を紹介していたスカウト集団が摘発(職業安定法違反)
- 2018年2月 すすきのの風俗店経営者から用心棒代を受け取ったとして指定暴力団組員ほか1名逮捕(道暴力団排除条例違反),改正条例施行後初摘発
- 2018年2月 (全国)マンションで営業していた埼玉県越谷市の風俗店「ルナシス」摘発(風営法違反:禁止区域営業)
-- 同年3月 中国籍女性を不法就労させた疑いで再逮捕(入管難民法違反:不法就労)(3/19)
- 2018年3月 (全国)1月に投稿用の動画を撮影するため,東京・渋谷のハチ公前広場で「フリーおっぱい」と書かれたスケッチブックを掲げ,通行人に胸を触らせた女子高生を書類送検(都迷惑防止条例違反:卑わいな言動),様子を撮影していた知り合いも書類送検(都迷惑防止条例違反:卑わいな言動とその幇助)
- 2018年4月 風俗情報誌『すすきのman-zokuニュース』休刊
- 2018年5月 (全国)13歳の女子中学生を雇用していた名古屋の風俗店摘発(風営法違反,職業安定法違反)
- 2018年5月 (全国)最高齢72歳の嬢を雇用していた東京・鴬谷のデリヘル「であい熟」摘発(売春防止法違反:周旋)(5/18)
- 2018年5月 (全国)大阪・飛田新地の風俗店「銀河」で売春相手を紹介していた暴力団幹部ら男女6人を逮捕(売春防止法違反)
- 2018年5月 (全国)就業資格の無いベトナム人女性を働かせていた東京・浜松町の個室マッサージ店「プリンセス」摘発(風営法違反:禁止区域営業)(5/23)
- 2018年7月 暴力団員に用心棒を依頼した札幌の風俗店経営者および依頼された暴力団員に対し暴力団対策法に基づく「再発防止命令」,同命令が店側に出されるのは全国初
- 2018年7月 (全国)風俗店などの許認可申請を代行する警察OBの行政書士らに,風俗店の捜査情報を教えた見返りに飲食接待を受けたなどとして,大阪府警の巡査長2名を逮捕(加重収賄,地方公務員法違反)
- 2018年7月 (全国)東京・吉原のソープ「CLUBアムール」摘発(売春防止法違反)
- 2018年8月 (道内)旭川のソープ「旭川観光センター」閉店
-- 旭川に残るソープは「夢-YUME-」1店のみに
- 2018年8月 (全国)ミクシーグループが土浦から撤退
- 2018年9月 (全国)事前に禁止事項を示した誓約書を客に書かせ,嬢の誘いで客が本番行為をしようとしたところを押し入って,現金300万円を脅し取った名古屋の超高級デリヘル「ファーストクラス」等の経営者ら4人を逮捕(恐喝),同様の被害に遭った客が100人以上で被害総額は1億円を超えると見られる
- 2018年10月 (全国)神戸・福原のソープ「ビギナーズ」摘発(関西のスカウト会社から嬢の紹介を受けていたとの噂)
- 2018年10月 (全国)タイ人女性の売春を斡旋していた東京・新宿歌舞伎町のデリヘル「新宿マナザ」摘発(売春防止法違反),タイ人の女性4人も逮捕(入管難民法違反:資格外活動)(10/11)
- 2018年10月 (全国)AV人権倫理機構から機構会員のプロダクション所属のAV女優1名がHIVに感染していることが判明したと発表,感染経路はAV撮影に関するものではないとのこと
- 2018年11月 (全国)大津・雄琴のソープ「人形の城」,広島のソープ「石庭」,沖縄・辻のソープ「エクセレントクラブエル」摘発(「ビギナーズ」と同じ関西のスカウト会社から嬢を紹介を受けていたとの噂)
- 2018年11月 (全国)山口県の美祢市長が公務での台湾出張中に市議2人と風俗店に入っていたことが問題となり,市議会側が反発し,釈明会見を開くものの,12月に辞職
-- 2019年2月の選挙で辞職した市長が再選
- 2018年11月 (全国)女性になりすまして出会い系サイトに書き込み,援助交際を装って売春を斡旋していた大阪の大規模売春クラブが一斉摘発,5拠点24人を逮捕(売春防止法違反:周旋)
- 2018年11月 (全国)埼玉県越谷市のマンションで営業していたメンズエステ「Fairry(フェアリー)」摘発(風営法違反:禁止区域営業)
- 2018年11月 (全国)群馬県太田市の風俗店「健康整体院」摘発,日本人経営者1名,タイ人女性3人逮捕(売春防止法違反,風営法違反幇助)
- 2018年12月 (全国)売春に使われていることを知りながら,大阪・飛田新地に所有していた店舗を貸し,賃料を受け取っていたスーパー玉出創業者を逮捕(組織犯罪処罰法違反)
- 2018年12月 ある意味の伝説となっていたすすきのの老舗ソープ「ピンキー」閉店(建物老朽化・区画整理のため)

*** 2019年
- 2019年1月 (全国)京都の祇園や四条河原町で女子大生や専門学校生らをナンパし,延べ262人をソープなどの性風俗店に沈め,紹介料として約7300万円を得ていたバー経営者や大学生ら4名を逮捕(職業安定法違反:有害業務紹介)(1/16)
- 2019年2月 (全国)昨年7月に派遣型の健全エステの女性従業員を自宅に呼び,乱暴した疑いで俳優を逮捕(強制性交)(2/1)
- 2019年2月 (全国)客引きが客に買春を持ちかけながら,客引きと店とで二重請求し,加えて本番行為の示談金名目でも脅し取っていた大阪・ミナミのデリヘル「恵」摘発(恐喝・詐欺等)(2/21)
- 2019年2月 (全国)昨年12月に東京・台東区のホテルの一室で,デリヘルで働いていた19歳のタイ人女性に暴行を加え殺害した大学生を逮捕,本人の証言から外国人風俗嬢への差別によるヘイトクライムの疑い
- 2019年3月 (全国)東京・新宿歌舞伎町と上野の出会い喫茶「モモカフェ」3店舗摘発(風営法違反:無許可営業)(3/9)
- 2019年4月 (道内)倶知安町に初のデリヘル「ニセココールガール」が開店(その後短期間で閉店)
- 2019年4月 (全国)風俗情報誌『俺の旅』休刊(事実上の廃刊,創刊は2003年)
- 2019年5月 (道内)旭川で旭川市客引き勧誘行為等の防止に関する条例(3・6条例)違反による初の摘発
- 2019年5月 (全国)約40人の中国人女性等に売春させ10億円以上を売り上げていた東京のデリヘル「蒲田ダイヤモンド」「日暮里ダイヤモンド」摘発(売春防止法違反:周旋)(5/10)
- 2019年5月 (全国)Twitterで集客し,女子高生を働かせていた東京・上野御徒町の派遣型リフレ「ゆるめろでぃ」(昨年8月にデリヘルとして届出済)摘発,経営者の慶應義塾大院生を逮捕(児童福祉法違反)(5/14)
- 2019年5月 (全国)京都市内の賃貸マンションの一室で性風俗店を営業したマッサージ店「康楽」摘発,経営者ら2名を逮捕(風営法違反:無届け,禁止区域内営業)
- 2019年5月 (全国)路上で売春の客引きをしていた東京都福生市の個室マッサージ店「癒楽(ゆうらく)」摘発(売春防止法違反:周旋)
-- 2019年7月 売春用の個室提供により,同店経営者らが再逮捕(売春防止法違反:場所提供)(7/8)
- 2019年6月 (全国)大阪でG20開催のため,飛田新地で飛田新地料理組合に加盟する全159店が2日間営業自粛(6/28-6/29),松島新地・かんなみ新地も休業(6/27-6/30)
- 2019年6月 (全国)タイ人の嬢を売春させていた東京・新宿歌舞伎町と鶯谷のデリヘル「タイガール」摘発(売春防止法違反:周旋)
- 2019年6月 (全国)熊本・中央街のソープ「New AQUA」摘発(売春防止法違反:場所提供)
-- 同年7月に店の客室に隠しカメラを設置し,嬢と客のプレイを盗撮していた同店の店員再逮捕(県迷惑行為等防止条例違反)
- 2019年6月 (全国)大阪・淀川区のエステ店「いちごミルク」および他の2店舗摘発(風営法違反:禁止区域営業)
- 2019年6月 (世界)2016年に摘発・閉鎖されたタイ・バンコクの巨大マッサージパーラー「ナタリー」の一部建物で,マッサージパーラー「Little Duck」が開店するものの,すぐに摘発・閉鎖
- 2019年7月 (全国)京都・大阪・奈良を中心に,2017年2月-2018年12月に延べ約4700人の女性を風俗店に紹介していたスカウト会社などを統括する大阪・浪速区の「Future Group」摘発(職業安定法違反:有害業務紹介)(7/9)
- 2019年7月 (全国)営業権利者が死亡したにも関わらず営業していた東京・ときわ台の店舗型ヘルス「ハニーフラッシュbyたんぽぽ」など2店を摘発(風営法違反:禁止区域営業)(7/24),営業権利者死亡後の営業継続での摘発は全国初
- 2019年7月 (全国)マッサージ店を装って「リラクセーションスパ」と称し,性的なサービスを提供していた沖縄県うるま市の風俗店摘発(風適法違反:禁止区域営業)(7/30),逮捕された従業員の一人は県教育庁中頭教育事務所に勤務
- 2019年7月 (全国)成人誌のコンビニ取扱中止のため,風俗情報誌『シティヘブン』(北海道版,東北版,東海版,首都圏版,甲信越版,北陸版,関西版,四国・中国版,九州版)と『ホットヘブン』(札幌版,関西版)休刊(事実上の廃刊),風俗情報誌『MAN-ZOKU』もこの頃までに首都圏版を除き休刊(事実上の廃刊)
- 2019年8月 ミクシーグループがすすきのの店舗数を大幅縮小
- 2019年8月 (全国)松山・道後の老舗店舗型ヘルス「ビーナスプレイス」閉店
- 2019年8月 (全国)ローソン・セブンイレブン・ファミリーマートで成人誌の取扱がほぼ全面的に中止され,紙媒体の風俗情報誌の販売ルートが実質上消失
- 2019年9月 ミクシーグループがすすきのから完全撤退
- 2019年9月 時間外営業などの警察の摘発を逃れるため,無免許で無線を使っていたすすきののキャバクラ「桃白白(たおぱいぱい)」「シンシア」摘発(電波法違反:無線局開設)(9/4)
- 2019年9月 (全国)24室の個室を抱え,北九州市で最大規模だった小倉・船頭町のソープ「バカラ」摘発(売春防止法違反:場所提供)(9/18)
- 2019年9月 (全国)福岡県久留米市のホテルに呼んだデリヘル嬢を盗撮をした男性逮捕(県迷惑防止条例違反)(9/4)
- 2019年10月 (全国)東京都豊島区北大塚の雑居ビル内で,タイ人女性に売春させていた個室マッサージ店摘発(売春防止法違反:場所提供)(10/25)
- 2019年10月 (道内)倶知安観光協会・倶知安商工会議所・倶知安町PTA連合会の3者は,町内への性風俗関連業種の受け入れを拒否する「健全なる国際リゾート創設のための提言」を町長と町議会長宛てに提出(10/29)
- 2019年10月 (全国)2005年から営業していた東京都多摩市のハプニングバー摘発(公然わいせつ,同幇助)(10/28)
- 2019年10月 (全国)大阪・淀川区のマンションの一室で営業していた「大阪メンズエステ 癒やしのエリー西中島店」など2店舗摘発(風営法違反:禁止区域営業)(10/29)
- 2019年11月 (全国)会員制SNS掲載の求人に応募してきた当時15歳だった女子高生に淫行した静岡県浜松市のデリヘル経営者逮捕
- 2019年11月 (全国)徳島市内で業務連絡用に不法無線局を開設していた風俗店5店を摘発(電波法違反容疑)(11/28)
- 2019年11月 (全国)大阪・梅田の地下街の待ち合わせスポット「泉の広場」やその周辺で売春をしていた立ちんぼから,1日5千円のみかじめ料を徴収していた暴力団関係者を逮捕,判明した分だけでも5カ月間で約2250万円を徴収
- 2019年12月 (全国)兵庫県姫路市の自宅に呼んだデリヘル嬢を盗撮した男性逮捕(県迷惑防止条例違反)(12/16)
- 2019年 この年のすすきのの客引き逮捕者は35人に減少,半数以上が再逮捕者
- 2019年 (全国)闇民泊売春の増加

** 2020年代前半
*** 2020年
- 2020年1月 (全国)兵庫県明石市の風俗店「森の香り」摘発(風営法違反:禁止区域営業)(1/9)
- 2020年1月 (全国)山形・松波のアロマエステ店「エム」摘発(風営法違反:禁止区域営業)
- 2020年1月 (全国)出会い系サイトで援助交際を装って客を集め,中学生(当時14歳)を売春させていた福岡県春日市の援デリ摘発(児童福祉法違反,売春防止法違反)(1/16)
- 2020年1月 (全国)名古屋,東京・品川,横浜などで,「人妻専門奥様鉄道69」や「女群市場性腺100%」といった人妻系デリヘルを全国に16店展開していたデリヘル経営会社「Final Stage」摘発,社長ら男女19人を逮捕(売春防止法違反:周旋)(1/24)
- 2020年2月 (全国)海上自衛隊の男性1等海佐が,妻の名義で届出して10年間(16年間とする報道もあり)女性向けデリヘルを営業し,自らもサービスを行っていたことが発覚(2/5)
-- 同年3月 1等海佐は懲戒免職処分(自衛隊法違反:兼業,情報漏えい)(3/10)
- 2020年2月 (全国)在留資格がないタイ人の女性を働かせていた静岡市のデリヘル摘発(2/18)
- 2020年2月 (全国)京阪枚方市駅前で違法営業していたピンサロ「レッドろまん」摘発(風営法違反:禁止区域営業)(2/20)
- 2020年2月 (全国)大阪府和泉市の信太山新地の旅館「初代」「姫沙羅」摘発(売春防止法違反)(2/26)
-- 同年3月 同店を経営していた約60人規模の半グレグループ「風花一門」のトップを逮捕(売春防止法違反:契約,職業安定法違反:有害業務目的紹介)
- 2020年2月 (全国)昨年5月以降,大阪・梅田の地下街の待ち合わせスポット「泉の広場」やその周辺で,当時17〜64歳の女性の立ちんぼ61人を現行犯逮捕(売春防止法違反)
- 2020年2月〜3月 (道内)新型コロナウイルス感染症対策のため,北海道知事が「緊急事態」を宣言し,外出自粛を要請(2/28-3/19)。性風俗店も影響を受け,客入りが減少
- 2020年3月 すすきので客引きし,売春をあっせんした暴力団関係者ら5人を逮捕(売春防止法違反)
- 2020年3月 (全国)沼津市のホテルでデリヘル嬢を盗撮した公立小学校の教師が現行犯逮捕(県迷惑防止条例違反)(3/11)
- 2020年4月 YESグループ(札幌エリア等)がヘブンネット等の風俗サイトへの掲載を中止(4/1-6/15)
- 2020年4月 改正健康増進法に全面施行により,すすきのの店舗型ヘルスが全面禁煙(4/1-)
- 2020年4月 札幌ハレ系が新型コロナウイルスを影響で営業時間を短縮(4/5-),5店を臨時休業し縮小営業(4/8-)
- 2020年4月 (全国)新型コロナウイルス感染拡大のため,大阪の飛田新地(4/3-)・松島新地(4/7-)が休業
- 2020年4月 (全国)東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡を対象に,新型コロナウイルス対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」(4/7)が行われ,各知事からイベント・外出自粛等を要請
-- (全国)ハレ系の東京・神奈川・埼玉・福岡エリア(札幌と熊本を除く)の全28店舗を臨時休業(4/8-),関東ソープの各海老グループ一斉休業(4/8ー)
-- (全国)東京都が休業要請を発表(4/10),当初の明記されていた東京都による性風俗関係の休業要請対象はソープ・ストリップ劇場・のぞき部屋・ヌードスタジオであったが,4/13に公開されたFAQにより性風俗店とデリヘルも含まれることが判明,ソープや店舗型ヘルスの休業が相次ぐ
-- (全国)神奈川県(4/10)・埼玉県(4/10)・千葉県(4/13)・大阪府(4/13)・兵庫県(4/13)・福岡県(4/13)も休業要請を発表,店舗型風俗店を中心に休業が相次ぐ
-- (全国)愛知県が独自に「緊急事態宣言」(4/10),岐阜県も独自に「非常事態宣言」(4/10),岐阜・金津園の一部ソープも休業
-- (道内)北海道知事と札幌市長が独自に「緊急共同宣言」(4/12)を行い,札幌市内における接触機会の低減,繁華街の接客を伴う飲食店等ヘの外出自粛,緊急事態宣言地域との往来自粛,学校及び公共施設の休業・休館,医療提供体制の充実・強化,道内経済への支援強化の対策を実施
-- (全国)石川県と金沢市が独自に「緊急事態宣言」(4/13),福井県も独自に「緊急事態宣言」(4/14),香川県も独自に「緊急事態宣言」(4/14)
-- (全国)新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の対象地域が全都道府県に拡大し,北海道・東京・大阪等の13都道府県が特定警戒地域に指定(4/16)
-- (道内)北海道が休業要請を発表(4/20),東京都と同じくソープ・性風俗店・デリヘル等が対象に含まれる
-- (全国)YESグループ全59店舗が4/25より5/6を目途に自粛休業を発表(4/20)
-- 縮小営業していた札幌ハレ系も4/25-5/6休業を発表(4/21)
-- すすきのの店舗型風俗店の対応は,YES・ハレ系・プリンセスが全店休業,プルプル・GOGO・LIPが縮小営業,ソープはほぼ全店営業と対応が分かれる
- 2020年4月 (全国)長崎市のラブホテルで,2度にわたってデリヘル嬢を盗撮した県警本部勤務の男性巡査部長を書類送検方針との報道(県迷惑行為等防止条例違反:ひわいな言動)(4/11),同条例は不特定多数の人が出入りする公共の場所以外でも盗撮行為を取り締まれるように2018年10月に改正
-- 県警は本部長訓戒処分(4/20)とし,男性は依願退職。簡易裁判所は罰金30万円の略式命令(5/12)
- 2020年4月 (全国)神戸市中央区のマッサージ店「アンズ」摘発(風営法違反:禁止区域営業)(4/14)
- 2020年4月 (全国)「ファーストクラス」などの名古屋の高級デリヘルを経営し,本番行為を行った200人以上の客から罰金を取り,2800万円以上を脱税していたデリヘル経営会社「レゴリス」摘発(所得税法違反・法人税法違反),同店の経営者は2018年に恐喝容疑で逮捕されている
- 2020年4月 (全国)休業中だった千葉・栄町のソープ「CHARIS(カリス)」の従業員(ボーイ)が新型コロナウイルス感染が判明(4/26)
- 2020年5月 (全国)「緊急事態宣言」の5/31までの延長が発表(5/4)されるものの,5/25に全面解除
-- すすきのの店舗型風俗店の対応は,YESグループ・プリンセスグループは一部店舗を除き5/7に営業再開,ハレ系は休業を継続
-- (全国)ハレ系は全国50店舗で緊急事態解除まで営業を自粛(5/5),YESグループは全国52店舗(7店舗のみ休業)を5/7から営業再開(5/2)
-- (道内)北海道が5/15以降の休業要請について石狩管内除き緩和(5/13)
-- (全国)39県(北海道・東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都・兵庫以外)で緊急事態宣言を解除(5/14)
-- (全国)関西の2府1県(大阪・京都・兵庫)で緊急事態宣言を解除(5/21)
-- (全国)北海道・東京・神奈川・埼玉・千葉の1都1道3県で緊急事態宣言を解除し,全面解除(5/25)
-- (全国)6/1から大阪の「飛田新地」「松島新地」営業再開を決定(5/28)
-- 同年6月 (道内)北海道が休業要請を全面解除(6/1)
-- 同年6月 札幌ハレ系が7店舗(「マッティー夫人」「メイドin札幌」「It's bully」「制服デート」「素敵な奥様」「ウフフな40,ムフフな50。」「教えておねいさん」)を除く8店舗で,6/1から営業再開(営業時間9時〜21時,口でのサービス以外はマスク着用,原則としてキスは行わない)
- 2020年6月 (全国)大阪府枚方市のピンサロ「星の王子様」摘発(風営法違反:禁止区域営業)(6/3),その後全従業員が新型コロナウイルスコ「陰性」と虚偽の宣伝をしていたとのことで,経営者らを再逮捕(不正競争防止法違反)(6/24),不正競争防止法違反による風俗店の摘発は全国初
-- 同年11月 禁止区域にあるビルで風俗店と賃貸契約を結び,違法な営業を手助けしたとして,大阪府枚方市の「ジャンボ枚方ビル」を所有する不動産会社の社長を書類送検し,起訴を求める厳重処分の意見を付与(風営法違反:禁止区域営業)(11/9)
-- 同ビルに入居していた風俗店9店舗は摘発や行政指導などを受け,同年11月までに全て撤退し,風俗ビルを骨組みだけにする「スケルトン化」に成功
- 2020年6月 (全国)岐阜の店舗型風俗店に勤務していた20代の風俗嬢の新型コロナウイルス感染が判明(6/9),同店従業員15名は陰性
- 2020年6月 (全国)6/19から都道府県をまたぐ移動の自粛を全国で緩和(6/18)
-- (道内)北海道が6/19から段階的緩和(ステップ2),札幌市とほかの地域との往来や,道内と他の都府県との往来の制限解除(6/18)
-- 営業時間を短縮していた札幌ハレ系が6/20から営業時間を9時〜23時に延長(6/17)
-- (道内)北海道が7/10から段階的緩和(ステップ3)
- 2020年6月 (全国)大阪市内のホストクラブを訪れ,その後徳島市内の店舗型風俗店で接客していた風俗嬢の新型コロナウイルス感染が判明(6/26)
- 2020年6月 (全国)アフターピルをソープ嬢に転売していた神戸・福原のソープを捜索(医薬品医療機器法違反)(6/26)
-- 同年11月 神戸・福原のソープ「仮面貴族」「仮面の城・ドンファン」「仮面の館」のソープ嬢に販売する目的で,国内未承認の避妊薬や緊急避妊薬などを大量に保管していた経営者らを逮捕(医薬品医療機器法違反:無許可販売,販売目的貯蔵)(11/12)
-- 同年12月 同3店舗の経営者ら4人を再逮捕(売春防止法違反:場所提供)(12/2)
- 2020年6月 (全国)さいたま市内の風俗店に女性を紹介していた風俗スカウト5人を逮捕(職業安定法違反:有害業務目的紹介)(6/30)
- 2020年7月 (全国)新型コロナウイルスの影響により,今年当初は135店あった東京・吉原のソープが126店に減少し,「なにわ」「グランプリ」「ダイヤモンドクラブ」「英國屋」「パラダイス」等が閉店との報道(7/14)
- 2020年7月 (全国)東京を中心に感染者が再度増加し,ホストクラブ・キャバクラ等の「夜の街関連」感染拡大が叫ばれ,その後,東京近隣県や大阪等で感染拡大
-- (全国)東京・新宿のホストクラブを利用後,青森のデリヘルで接客していた茨城県在住のデリヘル嬢の新型コロナウイルス感染が判明(7/10),嬢が接客した客の一人であった20代の警察官の感染が判明(7/16)
--- デリヘル利用後,警官が来店した居酒屋が,警察官に休業分の賠償請求し裁判沙汰に
-- すすきののキャバクラ(本州で言うセクキャバに相当するもの)で新型コロナウイルス感染のクラスター発生し,従業員・客合わせて12人の感染が判明(7/15),新たに3人の感染が判明(7/18),さらに1名の感染が判明(7/21)
-- すすきののスナックで新型コロナウイルス感染のクラスター発生し,従業員・客合わせて6人の感染が判明(7/21)
-- すすきのに臨時のPCRセンターが設置(7/23)
-- その後も,すすきののニュークラ(本州で言うキャバクラ)等で散発的にクラスター発生
- 2020年7月 (全国)未払いの飲食代金の返済を口実に,女性客を売春させていた大阪・ミナミのホストクラブ摘発(売春防止法違反:周旋)(7/9)
- 2020年7月 (全国)中学3年生の少女を働かせていた新潟県三条市のデリヘル経営者を逮捕(職業安定法違反,児童福祉法違反など)(7/30)
- 2020年7月 (全国)福岡市博多区の路上で私服姿の女性警察官を声を掛け,勧誘するなどしたスカウト7人を逮捕(県迷惑行為防止条例違反:スカウト行為)(7/31)
- 2020年8月 (全国)盗撮客を恐喝した東京都葛飾区のソープ「亀有角海老」摘発,責任者ら5人逮捕(売春防止法違反:売春場所提供)(8/24)
- 2020年9月 (全国)売春行為を行ってきた福岡県久留米市のデリヘル2店を摘発(売春防止法違反:周旋)(9/11)
- 2020年9月 (道内)来日させたタイ人女性に,帯広や釧路などのホテルで売春・不法就労させていた暴力団組長等の男女5人を逮捕(売春防止法違反:管理売春,入管難民法違反:不法就労助長)(9/15),集客には出会い系を利用
- 2020年9月 (全国)マンションの一室で性的なサービスを行っていた大阪・北堀江のメンズエステ「隠家(あじと)」摘発(風営法違反:禁止区域営業)(9/29)
- 2020年10月(全国)無許可で嬢に接待させていた東京のガールズバー「ワインバーロゼッタ」(渋谷区宇田川町)「バージャックポリス」(渋谷区道玄坂)「バーカグラ」(渋谷区道玄坂)「バーエル」(渋谷区円山町)「バーアンジェノア」(港区六本木)「バーハーツ」(港区六本木)「バーセナドスクエアー」(港区六本木)「バーシャルル」(新宿区歌舞伎町)の8店舗を摘発(風営法違反:無許可営業)(10/29)
- 2020年10月 (全国)就労資格がない中国人留学生を働かせていた兵庫県明石市のデリヘル「ロイヤル中国エステ」摘発(入管難民法違反:不法就労助長)(10/31)
- 2020年10月 (道内)新型コロナウイルスの再拡大に伴い,道が独自に定めた新型コロナウイルスの警戒ステージを「1」から「2」に引き上げ(10/28)
-- 同年11月 (道内)道は,警戒ステージをさらに「2」から「3」に引き上げ,すすきのの飲食店に時短要請(11/7)
-- 同年11月 (道内)道と札幌市は,新型コロナウイルスの感染リスクを回避できない場合,感染が拡大している札幌市と道内の他の地域との往来を自粛するよう道民に要請し,札幌市民には不要不急の外出自粛も要請(11/17)
-- 同年11月 (全国)国は,Go Toトラベルの札幌市・大阪市を目的地とする旅行を12/15まで除外(11/24)
-- 同年11月 (道内)道と札幌市は,集中対策期間を12/11まで延長,札幌市内の接待を伴う飲食店に休業要請,すすきのの酒類を提供する店舗に営業時間や酒類提供時間の短縮要請(11/26)
-- 同年11月 (全国)国は,Go Toトラベルの札幌市・大阪市を在住地とする方の旅行も自粛要請(11/27)
-- 同年12月 (全国)東京都は,Go Toトラベルの都内発着の旅行で,65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人を対象に12/17まで自粛を要請(12/2)
-- 同年12月 (道内)道と札幌市は,集中対策期間を1/15まで再延長(同居者のみの場合を除く「5人以上」「2時間を超える」長時間の飲食と「年末年始の挨拶まわり」の自粛要請),「札幌市の不要不急の外出自粛要請」「札幌以外との往来自粛要請」「札幌市全域での接待を伴う飲食店の休業要請」「ススキノ地区での酒類提供の時短要請」については12/25まで延長,旭川市の対しても12/25まで不要不急の外出自粛を要請(12/10)
-- 同年12月 (全国)国は,12/28-1/11の間,全国でGo Toトラベルの一時停止を決定,先行中止していた札幌市・大阪市に加えて,東京都・名古屋市を目的地とする旅行についても12/22から先行中止(12/14)
-- 同年12月 (道内)道と札幌市は,12/26からススキノ地区での酒類提供の時短要請は解除,札幌市内の接待を伴う飲食店に対しては休業から営業時間短縮に緩和(12/24)
- 2020年11月 (全国)コロナ禍で生活苦のベトナム人技能実習生ら約30名を雇用していた東京・日暮里のデリヘル「美・ワンダフル」摘発(出入国管理法違反:不法就労助長),就労資格が無く働いていたベトナム人女性3名も逮捕(出入国管理法違反:資格外活動)(11/10)
- 2020年11月 (全国)岐阜市若宮町の雑居ビルの一室で性的なサービスを行っていた中国エステ店「リラクゼーション悠悠」摘発(風営法違反:禁止区域営業)(11/17)
- 2020年11月 (全国)JR大塚駅前の雑居ビル一室で,タイ人女性に売春をさせていた個室マッサージ店摘発(売春防止法違反:場所提供)(11/25)
- 2020年11月 (全国)2017年9月以降,SNSで不特定多数の男女を集め,参加男性からは数万円を徴収し,その半分を参加女性に渡し,ホテルでわいせつな行為をする会を数十回開催していた小倉北署職員を逮捕(売春防止法違反:場所提供)かつ懲戒免職処分,一緒に会を開催していた知人男性も書類送検(売春防止法違反:契約)(11/27)
- 2020年12月 (全国)コロナ禍で帰国できなくなったタイ人の女性を雇い,性的なサービスを行っていた大阪府八尾市大窪のエステ店摘発(風営法違反:禁止区域営業)(12/4)

*** 2021年
- 2021年1月 (全国)国は,1/8から2/7まで,東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の4都県に対し,新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の再発令,飲食店に午後8時までの営業時間短縮を要請,Go Toトラベルの一時停止も2/7まで継続(1/7)
-- (全国)国は,緊急事態宣言の対象に栃木県・愛知県・岐阜県・大阪府・京都府・兵庫県・福岡県の7府県を追加(1/13)
-- (道内)道は,新型コロナ集中対策期間を2/15まで1ヶ月延長,札幌市内全域の接待を伴う飲食店に加え,繁華街・ススキノと狸小路商店街の通りに面する店舗を含む地域にある飲食店やカラオケ店などについても,営業時間を22時までに短縮するよう要請,一方で旭川市への要請は解除(1/14)
-- (道内)道は,小樽市に対しても2/15まで不要不急の外出自粛など要請(1/28)
-- (全国)国は,栃木県を除く10都府県に対し3/7まで緊急事態宣言を延長,Go Toトラベルの一時停止も3/7まで延長(2/2)
-- (道内)道は,地域を限定した要請(札幌市と小樽市)を2/28まで延長(同時に解除条件も示す),全道域の要請については緊急事態宣言が解除されるまで延長を決定,午後10時以降の営業時短要請については札幌市内の飲食店・カラオケ等に範囲を拡大,小樽市の飲食店の時短要請は2/15までで解除(2/13)
-- (全国)国は,2/28までで愛知県・岐阜県・大阪府・京都府・兵庫県・福岡県の6府県への緊急事態宣言を解除(2/26)
-- (道内)道は,3/7までの「集中対策期間」を継続しつつも,2/28までで札幌市と小樽市の不要不急の外出自粛や往来自粛の要請,札幌の飲食店などへの時短営業要請を解除(2/26)
-- (全国)国は,東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の1都3県に対する緊急事態宣言を3/21まで延長(3/5)
-- (全国)国は,3/21に緊急事態宣言の解除を決定(3/18)
- 2021年1月 (全国)性的なサービスを行っていた東京都世田谷区太子堂のマッサージ店「メンズエステ台湾SPA」摘発(風営法違反:禁止区域営業)(1/16)
- 2021年1月 すすきのの路上で私服警察官を風俗店に勧誘した客引き逮捕(札幌市公衆に著しく迷惑をかける風俗営業等に係る勧誘行為等の防止に関する条例違反)(1/25)
- 2021年1月 昨年12月末の「気まぐれ天使」閉店に続き,すすきのソープ「痛快OL通り」も閉店,両店とも40分総額1万円のコンビニソープとして一時は全国的に有名になった店(1/31)
- 2021年2月 (全国)ホテルで嬢を売春させていた東京・新宿歌舞伎町のデリヘル「GRAND CAST東京」摘発(売春防止法違反),2013年に開店し,摘発を逃れるため途中で店の名前を変えて営業を続け,これまでに8億9000万円ほどの売上(2/1)
- 2021年2月 (全国)東京・新宿歌舞伎町等で風俗店などへ女性を勧誘していたスカウト会社「AVANTI」の社長ら8人が逮捕(職業安定法違反)(2/5)
- 2021年3月 (全国)売春で収益を得ていた福岡県久留米市のデリヘル3店からみかじめ料を取っていた暴力団幹部3名を逮捕(組織犯罪処罰法違反:犯罪収益収受)(3/10)
- 2021年3月 (全国)大阪府は,国に「まん延防止等重点措置」適用要請(3/31)
-- (全国)国は,4/5から5/5まで,大阪・兵庫・宮城の3府県に「まん延防止等重点措置」適用決定(4/1)
-- (全国)東京都は,国に「まん延防止等重点措置」適用要請(4/8)
-- (全国)国は,4/12から追加で東京・京都・沖縄の3都府県(計6都府県)に「まん延防止等重点措置」適用決定,東京は5/11まで,京都・沖縄は5/5まで(4/9)
-- (全国)国は,4/20から5/11まで,追加で埼玉・神奈川・千葉・愛知の4県(計10都府県)に「まん延防止等重点措置」適用決定(4/17)
-- (全国)大阪府は,国に緊急事態宣言を要請(4/19)
-- (全国)国は,4/25から東京・大阪・京都・兵庫の4都府県に緊急事態宣言を決定,4/25から愛媛に「まん延防止等重点措置」適用決定,宮城・沖縄の「まん延防止等重点措置」適用を5/11まで延長(4/23)
- 2021年4月 (全国)東京・上野のストリップ劇場「シアター上野」摘発(公然わいせつ)(4/16)
- 2021年4月 (全国)東京・池袋でデリヘルの客引きを装って女性を紹介すると嘘をつき,客から現金をだまし取っていたグループ摘発(詐欺),昨年1年間だけで約200件の相談があり,被害額は計約5500万円に上る(4/28)


* すすきの全般年表
- 1871年 北海道開拓使により薄野遊廓(南4〜5条西3〜4丁目)が建設
- 1880年 札幌警察署薄野交番所(薄野交番)設置
- 1898年 南7条西4丁目に「豊川稲荷(曹洞宗玉宝禅寺)」が建立
- 1918年 札幌市電薄野駅開業
- 1920年 薄野遊廓が白石区菊水(白石遊郭,1957年廃止)に移転
- 1921年 映画館「美満寿館」開業(その後「札幌大映劇場」を経て,1955年「札幌東宝公楽」に館名変更)
- 1922年 南6西4に札幌で2番目の公設市場「第二公設廉売市場」が設置(後の「すすきの市場」)
- 1927年 薄野のカフェ・エルムに初のネオンが点灯
- 1945年 薄野にキャバレーやダンスホールが誕生(ほとんどが違法に売春を斡旋する青線業者)
- 1945年 料亭「川甚」開店
- 1951年 南5西3(東宝公楽横)に「公楽ラーメン名店街」開業
- 1958年 南6西4に「すすきの市場」の新ビル建築(現在,地下飲食店街「薄野ゼロ番地」や「ススキノアパート」などが入居する道内最古の公営住宅)
- 1964年 行政による露店の強制撤去
- 1964年11月 南4西3に「薄野派出所」建設
- 1967年 『すすきのタイムス』創刊
- 1971年 地下鉄南北線すすきの駅・さっぽろ地下街開業
- 1971年 キャバレー「札幌クラブハイツ」開店
- 1971年 南5西3に「元祖ラーメン横丁」開業
- 1972年 マンモスキャバレー「エンペラー」開店
- 1974年 マンモスキャバレー「ミカド」開店
- 1974年6月 「松坂屋札幌店」開店
- 1976年 南4西3に「新ラーメン横丁」開業
- 1979年4月 「松坂屋札幌店」は「ヨークマツザカヤ」として店名変更し,新装開店
- 1979年11月 南5西3に大型ディスコ「釈迦曼陀羅」開店
- 1979年12月 『すすきのTOWN情報』創刊
- 1981年 第1回すすきの雪まつり(現在のすすきの氷の祭典)開催
- 1983年 すすきのが雪まつり正式会場に
- 1986年 すすきので天然温泉が掘削
- 1988年 地下鉄東豊線豊水すすきの駅開業
- 1992年 大型ディスコ「釈迦曼陀羅」閉店
- 1994年3月 「ヨークマツザカヤ」は「ロビンソン百貨店札幌店」に店名変更
- 1994年 警察法改正により「薄野派出所」から「すすきの交番」に名称変更
- 1997年 ディスコ「パシャ」閉店
- 1999年 『すすきの新聞』創刊
- 1999年 地元商店主らでつくる民間防犯団体が防犯カメラ設置
- 2001年 高級クラブ「チカル」閉店
- 2003年 札幌駅前に「JRタワー」「大丸札幌店」が開業し,札幌駅周辺の店舗等が充実し,人の流れが変わり,すすきのの飲み屋が減少,ビジネスホテル・風俗店・駐車場が増加
- 2004年7月 フリーペーパー『すすきの通信』創刊
- 2005年 すすきの交差点にある時計付き街灯が老朽化のため撤去
- 2005年3月 大型映像ビジョン「道新ビジョン」設置
- 2006年 「青木商事」倒産によりキャバレー「エンペラー」閉店
- 2008年 「ロビンソン百貨店」が撤退を表明
- 2008年 時計付き街灯が再建
- 2009年1月 「ロビンソン百貨店」閉店
- 2009年3月 ロビンソン百貨店の後に,総合商業施設「専門店街ススキノラフィラ」開店し,地下にイトーヨーカ堂も出店
- 2010年8月 「札幌東宝公楽」が閉館
- 2011年3月 札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)が完成し,札幌駅からすすきの駅まで地下道が通じる
- 2011年12月 南3西3に京都の「餃子の王将」道内1号店(すすきの店)開店,しばらく行列が続く
- 2012年4月 『すすきの新聞』休刊
- 2012年10月 ホテル大手の「アパグループ」が3館あった「ススキノグリーンホテル」を買収
- 2012年 警察庁がすすきのに街頭防犯カメラ40台を設置
- 2013年2月 国内唯一の大型キャバレー「札幌クラブハイツ」閉店
- 2013年8月 スパホテル「ソーレすすきの」(南4西6)開業
- 2014年2月 ススキノ交差点の大型映像ビジョン「道新ビジョン」の放映が終了
- 2014年3月 『すすきの新聞』フリーペーパーとして復刊
- 2014年9月 35年営業した老舗喫茶「サンローゼ ススキノ店」(南3西3)閉店
- 2014年11月 「プリンス会館」(南7西4)で火災発生
- 2015年6月 南6西4に「すすきのラーメン館」開店(翌年5月営業終了)
- 2015年8月 ススキノ交差点の大型デジタルサイネージで,動画広告配信サービス「SABRO.TV(サブロー)」開始
- 2015年12月 南5西3(札幌東宝公楽跡地)に「ラウンドワン札幌すすきの店」開店
- 2015年12月 路面電車ループ化,すすきの停車場リニューアル
- 2016年10月 141年営業した北海道最古の寿司店「東寿し」(南4西3)閉店
- 2016年10月 「旭パーキング6条」(南6西5)解体
- 2017年3月 「北欧パーキング」(南7西5)解体
- 2017年6月 「ロッテリア札幌すすきの店」(南4西3)閉店
- 2017年8月 ロッテリア跡(南4西3)に「セブンイレブンすすきの交番前店」開店
- 2017年 すすきのに開業したホテル:2月「アンワインド札幌」(南8西5,ロッジ風ライフスタイルホテル),3月「ホテルWBF札幌すすきの」(南6西5,ソープ「江戸城」跡),7月「ホテルネッツ札幌」(南7西4)
- 2018年 すすきのに開業したホテル:1月「the b 札幌すすきの」(南5西6),3月「スマイルホテルプレミアム札幌すすきの」(南4西1),6月「レッドプラネット札幌すすきの南」(南7西1),6月「コンフォートホテル札幌すすきの」(南5西1)
- 2019年 すすきのに開業したホテル:1月「ホテルリブマックス札幌すすきの」(南7西6),2月「ホテルクラッセステイ札幌」(南8西2),4月「ホテルバランザック札幌S6」(南6西5,「ホテルWBF札幌すすきの」のリブランドオープン),6月「ベッセルホテルカンパーナすすきの」(南5西6),8月「レンブラントスタイル札幌」(南7西5),9月「レッドプラネット札幌すすきの中央」(南6西5),9月「ホテルJALシティ札幌中島公園」(南8西3)
- 2020年1月 「スパサフロ」(南6西5)閉店
- 2020年2月 新型コロナウイルス感染症対策のため,北海道知事が「緊急事態」を宣言
- 2020年4月〜5月 新型コロナウイルス対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」と北海道による休業要請により多くの店舗が休業
- 2020年4月 すすきの等にホテルを経営していた「WBFホテル&リゾーツ」倒産,ニュークラ「Blan de Blan(ブランドブラン)」を経営していた「エールカンパニー」倒産
- 2020年5月 すすきののカラオケ店「美食カラオケ空間エルカーサ」を運営していた「スカイグラウンド」倒産
- 2020年5月 建物建て替えのため「ススキノラフィラ」閉店
- 2020年5月 すすきの交番の建て替えのため,仮交番が設置
- 2020年5月 ホテル「the b 札幌すすきの」閉店
- 2020年11月 新型コロナウイルスの再拡大に伴い,道が独自に定めた新型コロナウイルスの警戒ステージを「2」から「3」に引き上げ、すすきのの飲食店に営業時間の時短要請
- 2020年 すすきのに開業したホテル:1月「ホテルウィングインターナショナル札幌すすきの」(南6西6),8月「クインテッサホテル札幌すすきの」(南6条西4),8月「ザ ノット札幌」(南3西3)
- 2021年1月 スパホテル「ソーレすすきの」(南4西6)閉店
- 2021年1月 パチンコ・パチスロ店「プレイランドハッピーすすきの店」(南5西3、2001年から営業)が1/11に閉店し,札幌ススキノのパチンコ店がゼロに
* このページを作成のために参考とした情報源
- 『新札幌市史』等の各市町村史
- 『現代風俗史年表(明治編,大正・昭和[戦前]編,昭和戦後編)』
- 『リアルタイム「北海道の50年」 すすきの風俗編』
- 『北の女性史』
- 『北海道の女性 : 変わる意識とライフスタイル 平成5年度』
- 『北海道遊里史考』
- 『人身取引(トラフィッキング)問題について知る 2011』
- 『北海道新聞』『朝日新聞』『読売新聞』『毎日新聞』『日本経済新聞』等の新聞記事
- 北海道札幌方面中央警察署サイト(特に事件簿のページ)
- すすきの観光協会サイト
- Web OYA-bunko (大宅壮一文庫雑誌記事索引)

* 今後調査する資料・情報源
- 『新札幌市史』等の各市町村史(未調査分)
- 『北海道衛生誌』
- 『日本遊里史』
- 『吉原はこんな所でございました』
- 『わたしたちの証言 北海道終戦史』
- 『月刊ミューザー:トルコ風呂ファンの必勝本』
- 特集「ススキノを斬る!」『北方ジャーナル』(YESグループ社長のインタビュー記事あり)
- 『性の社会病理』

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