探偵・調査業wiki - ワンクリック詐欺

ワンクリック詐欺の手口

架空請求詐欺の一種で、特定のアダルトサイトや出会い系サイトなどから勝手に送られた電子メールに記載されているURLや、サイト上の認証ボタンや画像、その他リンクなどを1回クリックしただけで、「ご入会ありがとうございました。」等の文字やウェブページが表示され、一方的に契約されてしまい、多額の料金を請求される詐欺です。

最近では出会い系、アダルトサイト以外の無料占いサイト、ゲーム、アニメ、無料小説サイトなどにも使われています。
ワンクリックではなく、ツークリック、スリークリックなど手の込んだものも出ています。

ワンクリック詐欺サイトに引っかからないために


以下は、警視庁からのワンクリック詐欺サイトに対する5点の鉄則です。

1.利用規約がないような場合は無視をする。
2.利用規約がある場合は、よく読んで確認する。
3.電子消費者契約法では、事業者は、消費者に対して申し込み内容を再度確認させるための画面を用意する必要があるので、このような確認措置が無いような場合、その申し込みは無効を主張することができる。
4.上記2,3に「同意」した上サービスを利用した場合は、支払い義務が発生するおそれがある。
   なお、携帯電話のイメージ画面のように「いいえ」や「NO」ボタンをクリックしても、「登録完了」画面になる場合もあるが、そのような画面では、確認措置があることにならないので、「3」に準じて対処する。
5.悪質なものに対しては、氏名、住所、電話番号などの個人情報は絶対に伝えない。



利用規約を熟読せずにクリックしてしまった、すでに振り込んでしまったなどと自分が悪いと思い込み、泣き寝入りしていませんか?
特に4のような「YES」でも「NO」でも「登録画面」になってしまう悪質なケースはどうにもならないので、その請求は無効です。

ワンクリック詐欺の返金申請は決して諦めてはいけません。
銀行等の金融機関では、犯罪にからむ口座を見つけ次第、お金の出し入れができないように口座を凍結しています。
申請をすれば、凍結口座の残金を被害金額に応じて案分(比例して分配)する形で返金されます。
ご自身が被害に遭われた振込先口座を確認の上、凍結対象となっているかどうかをご確認いただき、返金申請をされてください。
申請の期限が決まっていますので早急に専門家に相談することが一番です。





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