探偵・調査業wiki - 結婚詐欺
結婚する意思がないにも関わらず、結婚紹介所などを利用して、婚活中の相手に近づきます。
情報を仕入れて、相手の財産を把握し、見込みがあれば、つきあいはじめ結婚をちらつかせます。
結婚を餌にして、相手を騙して金品を巻き上げたり、返済の意志もないのに金品を借りたりし、異性の心身を弄ぶ行為です。

一方、恋愛詐欺とは、結婚を目的とせず、出会い系サイトなどを通して知り合った異性に恋愛感情を抱かせるように巧みに仕掛け、その恋愛感情を利用して、金品などを巻き上げる詐欺です。
多くの被害者は、相手の名前や住所・連絡先など身元情報をきちんと確認せず、知っているのはメールアドレスと携帯電話だけといいます。
また、名前や住所・勤務先は聞いたが、調査をするとすべて嘘というケースがほとんどです。
プレゼントや加害者名義などで与えた物品などは、法律上、譲渡にあたるため、戻ってくることはほぼ不可能で、詐欺罪で告訴することも場合によっては難しいです。


結婚詐欺の手口

結婚詐欺の手口を知っておくことは、結婚詐欺の被害に遭わないための対策方法としてとても有効です。
下記項目に複数当てはまる場合は、結婚詐欺の可能性が高いと言えます。

  • 親や親族に不幸がある。
  • 免許証を持っていない。又、見せない。
  • 保険証も見せない。
  • 電話やメールの着信音をサイレントにしている。
  • TELよりメールのやり取りの方が断然多い。
  • 逆にメールは一切なく、電話だけのやりとり。(詐欺師によっては証拠を残さない為に電話のみのケースもある。)
  • 一緒に居るときに電話が鳴っても出ない。
  • 携帯に電話しても一回で出ずに、折り返されることが多い。
  • 友達の保証人になっていたのが、急に逃げられてしまった。
  • うちの会社の役員になって欲しい。
  • IT関係の仕事をしているのだが、うちの会社に投資すれば利回りがいい。
  • その時のTVのニュースなどで騒がれている事に自分が関係しているので困っているなどと言う。
  • 自分は病気になって、まだ精密検査の結果は出ていないが不治の病なのだと心配させる。
  • 人の借金で、暴力団などに追われている。
  • お金を貸してからはなぜかメールの返信が遅い。
  • 会う約束を何かしらのトラブルでよくドタキャンする。
  • 男詐欺師の場合、「愛している」「早く結婚したい」などのメールや言葉は多いが会う回数は減少してくる。
  • 女詐欺師の場合、出会った頃は直ぐに肉体関係を持ったが、何かにつけて断られるようになる。
  • でも「大好き」「愛してる」「会いたい」「お嫁さんになりたい」「結婚したい」などは常に言っている。




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