盗聴器の使用者(購入する人)の半数は
興信所や
探偵社などで、残りの半数は一般の人々です。その使用目的については、いくつかのパターンに分類することができます。
- 興信所や探偵などの「プロ」が証拠収集の調査を行うために、調査対象者の家や会社に仕掛けるケース。
この場合は、本格的な
盗聴器が使用され、なおかつ容易には発見できないような場所に取り付けられるなど、設置に関しては完全に安全(発覚しないよう)な状態にする工夫が見られるのが特徴です。
主に市販の電波式
盗聴器を用い、会社の給湯室付近に従業員を監視するため仕掛けたり、子どものいじめを心配した親が子どもの行動を監視するため部屋に取り付けるようなケースや、
詐欺などのトラブルに巻き込まれた人が証拠を得る為に用いるといったケースが多く、設置場所は机の下や物かげなど、安易に発見出来る場所が多いのが特徴です。
- ストーキングを目的に盗聴・盗撮器類が設置されるケース。
主に市販の電波式
盗聴器が使われ、受信した会話の内容を用いて、ターゲットに嫌がらせをするための材料として使われるケースが目立ちます。最近増加傾向にあります。
など、仕掛ける人間によって理由は様々です。
最近では特にいたずら目的で
盗聴器を設置する人間が増えているようです。