Terra Battle [テラバトル] 実用的攻略wiki - ヒールの回復量

はじめに

これまで管理人は、ヒール系スキルの回復量について、海外forumから拾ってきた表記をそのまま載せていた。つまり、全体ヒールなどのヒール(無印)は1x魔攻、ヒール・メガは2x魔攻、ヒール・ギガは2.5x魔攻、ヒール・テラは3x魔攻。
しかし以前から気にかかっていたことがあった。全体ヒールの回復量は、どう考えても魔攻の値そのものではない。またヒール・メガ以降についても、回復量がでかすぎる気がする。
おそらくなんらかの係数がかかっているのだろう。ダメージ計算でもそうだったし。ここはひとつ、ちゃんと計測してその係数も含めて検証してやろう。そう思って始めたところ、なかなか意外な結果が出た。

ヒール(無印)

ヒール(無印)は、現在のところ全体ヒールしか存在しない。またforumにおいて1x魔攻という表記を持つのはヒール(無印)の他にはサーベルホワイトの傷舐め(カウンター回復)のみ。
検証にはリッキーJOB1LV70(魔攻190)、ジーラJOB3LV70(魔攻278)、サーベルホワイトLV20(魔攻70)を用いた。試行回数はそれぞれ20回。
キャラ平均回復量魔攻除算結果
リッキー
380.90
190
2.00
ジーラ
583.55
278
2.09
サーベルホワイト
139.45
70
1.99
ヒール(無印)の回復量は魔攻の2倍とみていいだろう。

ヒール・メガ

ヒール・メガの回復量の検証は、ヒール(無印)の検証よりはるかに難しい。回復量が大きく、簡単に上限700に到達してしまうためだ。おそらくヒール・メガ=700回復、と認識している人も多いのではないだろうか。
そこで魔攻の非常に低い、未育成のモンスターを使って検証することにした。ケモノヒーラーLV28(魔攻78)、トカゲヒーラーLV10(魔攻39)、クジャタLV2(魔攻30)だ。
forumの表記が正しければヒール(無印)の倍の回復量、つまり魔攻の4倍となるはずだったが……
キャラ平均回復量魔攻除算結果
ケモノヒーラー
601.00
78
7.70
トカゲヒーラー
317.10
39
8.13
クジャタ
244.55
30
8.15
……実際に出た結果は魔攻の8倍
なおケモノヒーラーの回復量は試行20回中5回が上限700に達してしまっており、このときの本来の回復量はもっと多かったはずで、したがって平均ももう少し上だと思われる。7.70というやや低めの係数が出たのはそのせいだろう。

ヒール・ギガ

ヒール・ギガの回復量検証はさらに難しい。ギガを習得しているキャラが限られる上に、管理人の手持ちの冒険者はどれもレベル70に達してしまっていて魔攻が高く、確実に回復量上限1300に達してしまうからだ。
が、DNA再構築の実装によってアミ・サンドラ(Z)を入手。レベル10のギガ持ちが使えることになり、さっそく検証してみた。魔攻は92。
しかしここでも無慈悲に上限いっぱい1300回復を連発!
12.83倍という結果が出たが、上限いっぱいが何度も出ているところを鑑みるとあまり信頼できない。きりのいい数字に収束すると考えると13倍か14倍ではないかと思われる。

ヒール・テラ

もうどうやっても回復量上限2500が出てしまうので検証不能だった。
そこに救世主現る!コメント欄で名乗り出てくれた方が、新しく入手したばかりのアミ・サンドラのJOB3を先にレベルアップさせ、ヒール・テラのみを装備させたレベル1のJOB2(魔攻45)を使って回復量の検証をしてくれた。
試行回数100で回復量平均788.79、魔攻のおよそ17.5倍という結果が出た。この数字が正しいのか、あるいは18倍あたりのきりのいい数字に集束するのか……。
その後、アミ・サンドラ(Z)入手により管理人も自力での検証が可能になった。前述の通り魔攻は92。
17.89倍という結果が出た。きりのいい数字を採用するという説を採って18倍とみることにする。

なお、回復量の乱数幅は非常に大きく、下は14倍強、上は22倍弱まで出る。ダメージが±10%という乱数幅を持つのでそれと同じではないかと思っていたがそうではないらしい。±25%くらい出ている計算になる。

まとめ

ヒール系スキルの回復量は下表の通りだと思われる。
スキル回復量上限
ヒール(無印)
魔攻x2
700
ヒール・メガ
魔攻x8
700
ヒール・ギガ
魔攻x13
1300
ヒール・テラ
魔攻x18
2500

ただし、例によってテラバトルのスキルは完全個別設定されているため、同じ名前のスキルであっても効果が違うことが多々ある。たとえばアミ・サンドラ(Z)の全体ヒールは上限が通常よりも200多い900に設定されている。