全体的に平たく高水準な能力を持つ紅魔館の知識人担当。
　
【ボード】　
数値自体はバランスが取れている。
収益率は上位陣に次ぐ25%、割引率も3%とやや高めの値である。
後に例外が出てきたとはいえ、収益率か割引率のどちらかで高い数値を持つキャラは、もう片方の値が低く設定されている傾向なので、パチュリーの配分は良いとこ取りとも言える。

出目勝負力の200は初期実装キャラでは中間値であり足を引っ張ることは無く、切り札でもカバーできる。
但し出目勝負力の合計が100の倍数ピッタリだとダイスが増えないので他キャラの編成時には注意しよう。
特性は通常プレイではありがたみが薄いが、ルールを選ばないので役に立つ場面も…きっとある。
固有イベントは移動出目を増やすため、発生タイミング次第では恩恵を受けやすい。

切り札は妨害系の常によってサグメに反射されるが、出目勝負で非常に有利になる。
期待値で考えると、サイコロ2個（★3〜4は1個）を減らすので本来の相手の出目から7を減少させることになる。
出目勝負関係の切り札は他に藍がいるが、あちらは自身の出目を6上昇させるので効果量的にはこちらが上。
勿論、継続ターンや自己バフ・妨害の差などで取り回しは違うが、藍とかち合った際の参考として覚えておくとよい。
ライバル全員が対象なので放浪キャラにも有効。

【バトル】
ステータスは全て安定した数値で、特に苦手な相手のいない陽属性。素早さのみ若干低いか。
真価はスペルカードにあり、味方全体のHPを回復することが出来るため、闘技場では最強クラスの扱いを受けている。
バトルはもちろんの事、ボード上でも回復のターンを削ることが出来るので大変有用。

ただ、最近は永琳や鈴瑚が入ってきて回復効率がパチュリー以上なので、前ほど脅威ではないかも。
特に後者はこちらと同じ運用ができるため、ステータスや特性で競い合うことになるだろう。
幸い、現状では★1をクエストでドロップできるので、限界突破がしやすいのが救い。

特性は自属性耐性だが、月と陽属性がこれを持つと、すべての敵に互角(月か陽はこちらも弱点なのでイーブン)
に加え一部有利キャラ(耐性を持っている月か陽)が生じる、という相性的に非常に優れた構図になる。

ロール特性は現状甲乙つけがたいが、相性の関係上、月か陽属性は凹が推奨される。
有利属性からは弱点も貰うので、敵の攻撃は他の壁役に任せて一方的に攻撃するのがよい。

【限界突破】
やはりスペカのSP減少は優先的にした方がいい（5凸によって通常の80％である360まで減少）。

全員のHP回復効果を持ったキャラクターでは、唯一ドロップできる。
ただし5-6のポイントクエストはマップの特徴に加え、ライバルに魔理沙がいるのでシンボルでの稼ぎも困難。
1回のクエストで★1を1〜2体しかドロップできないというのも少なくはない。
消費APは上がるものの、13-3であれば勾玉素材のドロップ的にも周回は5-6よりやりやすく感じる。

【補足】
闘技場で対戦する場合は、要注意キャラクターの1人。
SP消費量は総合値には含まれないため、対戦開始しなければ判断できない以上、限界突破で減らされている状態の彼女は脅威となる。
永琳・鈴瑚を含め2人以上いる場合は、先に2人の内のどちらかを速攻で沈めないと厳しくなる。