機動戦士ガンダム水星の魔女の作中描写やスタッフの発言などから問題点を検証するためのものです。

(公式ホームページよりあらすじ)
小惑星に建造されたフロント、フォールクヴァング。
ヴァナディース機関のラボでは、ガンダム・ルブリスの稼働実験が行われていた。

評議会から課された条件をクリア出来ないままのルブリスに、
焦燥感を募らせるテストパイロット、エルノラ・サマヤ。

――その日は、彼女の娘が4歳を迎える誕生日だった。

レイヤー33からのコールバック

ガンダムの安全性証明のために必要なものらしいが、具体的に一体なんなのかはこの物語が終わっても一切説明がなかった。

予兆もなく止まるエルノラの義手

エルノラ「じゃあ、ろうそくライトさすよ〜」
電池切れでエルノラの義手がだらんとなり、もっているろうそくライトを落とす。
エルノラ「あらら」

これが本物の火を扱っている時だったら大惨事である。
ろうそくはケーキに刺してから火をつけるからその状況はない?じゃあ「マッチや刃物を持っている時」に置き換えて考えてみよう。

このようないつ何を落とすかわからない欠陥義手では、エルノラは重力下でうかうかエリクトを抱きあげることもできないだろう。

GUNDの義足も同様に突然止まる仕様なのか?だとしたら転倒必須で危険極まりないが?

まもなく電池切れです!電池切れです!とアラームが鳴るなどの表現ではダメだったのか?

「プロローグは良かったのにどんどん陳腐になった」と嘆かれているが
この時点で制作スタッフの医療や介護、身体障害、子育て、安全性についての無理解の兆候は見えていたのかもしれない。
今後出てくる医療機器の会社の安全性に対するスタンスの杜撰さや最終回の身体障害者の描写の杜撰さといい、このアニメ制作陣は医療や介護のことがわからないのならちゃんとした医療監修を雇うべきであった。

なかったことにされるルブリスとの対話

エリィが青パーメット発現したのはルブリスと「お話」したから、呪いの克服はガンダムとの「対話」がカギか?水星の魔女というストーリー全体において「対話」が重要になるのでは、と思った方々は多いだろう。
しかし今後アニメの中で「AIとの対話」がピックアップされることはない
なんだったんですかこれ?

(・x・ ) 。oO (「AI」とは一言も言われてないよね?)
( ´~`).。(その場合はその場合で下の諸々の表現は一体なんなんだ、という話になるけど)
  • エリクト「あのコ、まだ起きないの?」
  • カルド博士「こいつはまだ赤ん坊なのさ」
  • ルブリスは他の量産2機と違う『特別性』があり、エルノラはルブリスに『色々なことを教えている最中』
  • カルド博士「ならコイツと話してみるかい?」「人類の可能性を切り拓く、新たな扉」「これでルブリスはエリィを認識した。この世界は怖くないって、教えてやってくれ」

以下はサウンドトラック、大間々昴氏の全曲解説より

05.LFRITH is the Future
エリクトがガンダムルブリスと対話するシーン。ルブリスが人類の未来にとって、またエリクトにとってかけがえのない特別な存在になる始まりの音楽として作りました。

(・x・ ) 。oO (エリクトとお話したルブリスくんどこに行ったの?)
( ´~`).。(こんな伏線作っといて存在ごと放り投げるとは、人類に新たな可能性などないというストーリーをやりたかったんですかね?)

えらくふわふわしているデリングの演説


演説長いので畳みます

議論
兵器とは、人を殺すためだけに存在するべきだと。
( ´ー`)。о(一体戦場でどんな経験をすれば「人を殺さない兵器はNO!」みたいな思想になるんだろうか…?悲惨な経験から人を殺す兵器自体を否定するならわかるけどさ)
(・x・ ) 。oO (ターンAの洗濯みたいな使い方したことをきっかけに悲劇でも起きたのかもしれない)
( ´ー`)。о(どんな状況だよ)
(・ω・).。oO(別に「使わないことに抑止力として意味がある兵器」を否定してるわけではないと思うぞ)
(*゚ー゚)「違う!事故なんだ!そんなつもりはなかった!」みたいな言い訳許さん!って主張なんですかね…???


「命を奪った罰」を科すのがガンダムのデータストームってこと?
別に人を殺そうが殺すまいがガンダムに乗れば呪いは受けますが…?


責任は私が取ると言っておきながらなんで戦争の罪を「引き金を引いた一個人」に回帰させようとしてんの…?
戦争ってのは命令を下す側が責任も罪も負うべきものだしこの時点で主張がおかしい


「あれはもはや呪いです」ってフワフワしすぎて一体何を言いたいのか何を問題視しているのかもよく分からない

ガンダムNGに関してはガンダム使えばエリクトのような子供でも簡単にMSを撃墜できてしまうことを指してるのかなとは思った
テクノロジーの発展で一個人が強大な力を得てしまうことへの危惧はおもしろい命題ではある
でも本編は全然そんな話でもないし言ってることめちゃくちゃで敵の親玉のデリングにそこはかとなく無能感漂ってるのがね…

まあイカれた事言ってても敵のボスだし、こいつは悪役ですよと言ってるのかと思えば、

今後のネタバレ


視聴者としてはエリクトによる撃墜のインパクトが強いから、これを非難しているような錯覚を起こすけれどそもそもデリングが問題視しているのは「ガンダムに乗るパイロットが死ぬこと」だよな?『ガンダムは意志を持つ人殺しする機械だから禁止すべき』なんて話じゃないよな?

内通者の存在?

ガンダムフォワードvol.12 寺岡氏インタビューより一部抜粋
基本的に「PROLOGUE」の フォールクヴァングも同じ構造です。特殊部隊が侵入してきますが、こちらも入るためには段取りが必要です。本来、宇宙ステーションはいくつもゲートがあるので、侵入できないものです。外から壊すのは簡単ですが、侵入はとても難しいです。「PROLOGUE」では内通者がいるという前提での作戦だから、成功したんです。

(*゚ー゚)内通者なんていたんですか、本編じゃ描写なかったですけどヴァナディースに裏切り者がいるって結構重要な情報では?

憶測・かつネタバレを含むため畳みます


プロローグの襲撃ってデリングの独断だよね?そこまで根回ししといてなんで全滅に持ち込めてないんだ、エルノラエリクトはともかくヴィルダとかベルメリアとか……


  • ちなみに小説版でカルド博士が侵入者と対峙した時にこんな描写あり
それにしても、とカルドは思う。こうもたやすく侵入されるとは、フロント管理AIが襲撃者たちを来客だと誤認でもしたのだろうか。──違う、AIのせいじゃない、AIの文脈把握ミスなんて百年以上前の話だ。おそらくフォールグヴァングのシステム全体が乗っ取られて量子情報破壊(デコヒーレンス)が起きているのだ。───まったく、ムチャをしてくれる。

デリングの真意…??←結局わからない


(*゚ー゚)演説の「パイロットの命を奪う非道兵器ダメ」っての大嘘じゃないですか?
無知と偏見により魔女狩りをしたって話だと思ってたけど内通者がいたなら全然事情が変わってきます

(・ω・).。oO(襲撃前にデリングはこう言っている)
「超えてしまえばいいのです。ヴァナディースの連中がガンダムを完成させてからでは手遅れになります。我々モビルスーツ開発評議会は決断するべきです。人類の安寧のために、魔女への鉄槌を」
(・x・ ) 。oO (『完成』、つまり「生命倫理問題を克服して真っ当な兵器になってしまうこと」こそを恐れている、って文脈にならないかこれは?)

まあ結局最終回になっても何もデリングは語らない。なんだこれ。

プロローグとして成立してないプロローグ

最終回のネタバレが含まれるため畳みます

その他のなぞ


  • 「この技術がなかったらママはもう生きてない」
右手を失った経緯も不明だが、腕がないだけで生きられない?というのはひっかかる。腕以外にも何かあるのか?
→最終回になっても特に明かされていない

  • アーシアンスペーシアン
ナディムはオックスアースの社員、「スペーシアンめ!」なのでアーシアン。
他ヴァナディースメンバー不明。エルノラがアーシアンなのかもわからない。
カルド博士は8話で「スペーシアンのみなさん」と呼びかけていたが…。

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