最終更新:ID:dQ9LeCtu8g 2020年03月08日(日) 17:44:52履歴
#30話で登場した小動物。プルシュカが帽子の中に飼っているウサギとカエルが合体したような不思議な生き物。骨を含めて非常に柔らかい体をしており、アビスの呪いを感じることができる。「メヤァ」と鳴く。
ボンドルドから贈られ、アビスの呪いで精神崩壊していたプルシュカが再起する切っ掛けとなった。後にリコ達の旅に同行する。正式名はメイナストイリム(ボンドルドいわく『変化の子』という意味)。*1
ボンドルドから贈られ、アビスの呪いで精神崩壊していたプルシュカが再起する切っ掛けとなった。後にリコ達の旅に同行する。正式名はメイナストイリム(ボンドルドいわく『変化の子』という意味)。*1
さて、メイニャの特質といえばまず一つにアビスの呪い、すなわちアビスの力場を感じる事ができる点である。#30でプルシュカがメイニャの手足が人間とは違うものを感じているとリコに話している。それがアビスの呪いを生じさせる力場であることは、その後のシーンで、深界五層イドフロント内の階段をなんの障害もなくぴょんぴょんと登っていくメイニャの様子をみるに明らかだ。
加えて、自身の匂いを吸ったものに対して『メイニャの出すうねうねが見えるようになる』という新たな感覚(?)を授けることである。深界五層の呪いは『全感覚の喪失による意識混濁、自傷行為』であるが、喫メイニャによって得られる感覚はその対象外であるらしい。このため、#33でリコは深界五層の階段を登る際に視覚や聴覚を奪われながらも、メイニャの出すもやもやのみを「感じ取り」、なんとか登ることができたのである。
#30のプルシュカによれば『五層の呪いは人が持っていない感覚は奪えない』そうである。となると、喫メイニャによって得られる感覚は「感覚」でないか、あるいはプルシュカの言葉を『五層の呪いは人が“本来”持っていない感覚は奪えない』と補完するべきなのか定かではない。
#33でリコとプルシュカがメイニャに続いて階段を登るシーンがある。このシーンにおいて、前述の通り、リコは深界五層の呪いを受け視覚や聴覚を喪失しながら進んだ。しかし、プルシュカはリコと違い感覚を失う描写はない。更にはリコが感覚を失っていることを確かめてから『あんたみないな友達が…ずっと欲しくてさ…』などとちょっとこっ恥ずかしいセリフを吐く余裕まであり、呪いを受けているようには見えない。リコとプルシュカの間に一体どのような差があるのだろうか。仮説ではあるが、#30のプルシュカの『コツがある』という発言が、メイニャのもやもやの見方によっては呪いを回避することができる(すなわち力場の薄いところが分かる)ということを意味しているとすれば、初めての喫メイニャのリコとヘビー喫メイニャーのプルシュカの力場を見て行動する経験の違いがこの結果をもたらしたという説明が与えられる。
この場合、メイニャのもやもやは力場に浮かべたブイのようなものであり(メイニャに先導される必要から)、メイニャの匂いをかぐとこのブイに対する感覚が得られ、間接的に力場を観測できるようになる、とメイニャの特質についてもっともらしい説明が得られる。もっとも、メイニャはリコたちの旅に同行している。これからのメイニャの活躍でその能力の詳細が明らかになることが期待される。
この場合、メイニャのもやもやは力場に浮かべたブイのようなものであり(メイニャに先導される必要から)、メイニャの匂いをかぐとこのブイに対する感覚が得られ、間接的に力場を観測できるようになる、とメイニャの特質についてもっともらしい説明が得られる。もっとも、メイニャはリコたちの旅に同行している。これからのメイニャの活躍でその能力の詳細が明らかになることが期待される。
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