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k_touhou_edit 2018年06月05日(火) 20:50:44履歴
東方花映塚の霧雨魔理沙のテーマ。
備考
- オリエンタル(oriental)
- 東洋的。=東方。
- ダーク(dark)
- 暗いこと。=黒いの=魔理沙
- フライト(flight)
- 飛行。
- ダークフライト(dark flight)
- 天文学用語。
隕石は宇宙から地球に落下する時、地球の大気との空力加熱(くうりきかねつ、詳しくは備考)により加熱されて火の玉状態となり光を発するようになる。
しかし、この状態は大気に突入した初期のみで、落下途中で冷やされ輝きを失う。
この「輝きをなくした状態での落下」を「ダークフライト(dark flight)」と呼ぶ。
- 天文学用語。
備考
- 隕石が輝いた後に輝きを失うメカニズム
- 気体には「圧縮すると熱を発する」という性質がある。これは断熱圧縮(だんねつあっしゅく)と呼ばれる物理学的な現象。
例:密閉した容器に入れた1気圧の気体に圧力をかけて10気圧に圧縮すると熱を加えてないにも関わらず、温度は上がる。逆に0.1気圧に下げると温度は下がる。
隕石が大気中を猛スピードで落下すると、隕石の前方の大気は圧縮され断熱圧縮を起こして加熱される。
このように大気中を猛スピードで移動することでおきる断熱圧縮による加熱を空力加熱と呼ぶ。
ちなみに、これとは別の「空気と隕石の摩擦」で発生する熱は空力加熱と比較すると微々たるもので、摩擦熱は隕石の加熱と発光にほとんど関与していない。
加熱により発光するようになった隕石がさらに落下を続けると、空気抵抗により徐々にスピードが落ちていく。
スピードが落ちると断熱圧縮が弱くなり、「空力加熱による温度の上昇<大気の冷却効果による温度の下降」となり隕石は冷えて発光は止まる。
- 気体には「圧縮すると熱を発する」という性質がある。これは断熱圧縮(だんねつあっしゅく)と呼ばれる物理学的な現象。
このページへのコメント
隕石の光らない落下について追記しました
ダークフライトとは隕石の光らない落下のことでは