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茨木華扇の必殺技。
- 万歳楽(まんざいらく)
- 江戸時代の随筆集『月堂見聞集』*1に記載されている正体不明の怪魚。
正徳2年(1712年)、江戸の深川で漁師の網に捕らえられ、江戸城に献上されたとされる。
その姿は、全長7尺(約2m10cm)、鼠色、全身に7寸(約21cm)の毛が生え、頭は鼠のようだった、とある。
めでたい名前として「万歳楽」と名付けられた。万歳楽の本来の意味は下記。
その正体は現在でも不明だが、アザラシ、アシカ、オットセイなどの鰭脚類(ききゃくるい)の一種ではないかとする説がある。 - 万歳楽とは、元々は宮中で演奏される雅楽の曲名。中国唐の時代の舞楽で演奏と同時に舞踊が行われることもある。
- 中国では、「賢王が世を治めると、鳳凰が飛んできて「賢王万歳」と鳴く」という伝承がある。
万歳楽はその情景を舞楽にしたもの。曲名もこの伝承からきている。 - 日本には唐から伝えられ、大変めでたい曲として宮中で演奏された。現在でも、皇室の儀式などで演奏されることがあるとされる。
- 中国では、「賢王が世を治めると、鳳凰が飛んできて「賢王万歳」と鳴く」という伝承がある。
- 東方においては、東方茨歌仙 第22話 怪魚万歳楽で初登場したキャラクター。
その正体はアゴヒゲアザラシのタマちゃん。
ちなみに、少なくとも茨歌仙の時点では飼い主は河童であり、華扇のペットではない。
東方文果真報にて河童が飼育している旨の記載があった。
- 江戸時代の随筆集『月堂見聞集』*1に記載されている正体不明の怪魚。
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