アウトサイダーカクテル

ショートストーリー

考察

  • アウトサイダー
    • 部外者。おそらく、幻想郷からすれば秘封倶楽部は異物であり、排除する対象である。
    • 廃村となった村にとっての部外者。 異物が混入したならば、排除しないとと言うのは幻想郷の免疫機構が働いたモノとも解釈できるのかもしれない。
  • アウトサイド
    • 外側。大結界の外側の。月の都の古酒?ないし不純物を含まない外界の酒?両者とも儚月抄に登場した。
    • 未来世紀では今で言うところの「酒場で出しているような」オーソドックスな酒を造る事が少なくなり、アレンジが繰り返された、健康に良い『外道』な酒が浸透しているようだ。
      • 旧型酒は絶滅してはいないものの、「金持ちが高い金を払って買う」ような、稀少なものとなっていた。純粋に酔えない新型酒が今の酒のメーンとなっている。
  • フォービドゥンサイダー
    • 禁じられた酒。何が禁じられているのかは謎。林檎酒のようだ。
      • 因みに、スパークリングワインはジュースではない。シードルという林檎を発酵させて作られた歴としたお酒。
  • サイダーカクテル
    • スパークリングワインとか、ビールカクテルとか。
      • ここでは、幻視者達のトークの開始を意味する林檎酒の『フォービドゥンサイダー』を指していると考えられる。
      • サイダーってよりシードルって表記の方が一般的かもしれない。

余談

  • 医療が進化すぎてなかなか人が死なないもんだから、計画的に寿命を決めようとしているでしょ?とある。
    • 無駄に健康や食品への管理が徹底している時代らしいが、正体不明の病気を患っている人間はサナトリウム(と言う名の収容所)に収容し、大神神話伝の項で分かるように姥捨山のような風習を復活させ、寿命統制を行っている。
都合の良い情報だけが国民に知らされ、裏では徹底した情報の秘匿が為されていることの現れ?Darkside of Japanとはこのことか?

曲調

いかにも怪しげな未来世界の古風なバーって感じの曲。
全体的にハイテンポでギターが多用されている、酒の回ってきた時のテンションの高い状態みたいにも感じる。
直前の曲のリバースイデオロギーのピアノが入っているから酔い始めのテンション?

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