(みずはしパルスィ / Mizuhashi Parsee)



水橋パルスィ

  • 水橋
    • 宇治の橋姫。
  • パルスィ(Parsee)
    • ペルシャ人の意味。通常はParsiというスペルを使うことが多い。
    • 橋→波斯(音読みで「はし」、ペルシャのこと)→Parsee

備考
  • 水橋
    • 姿不見橋(すがたみずはし、すがたみずのはし)
      • 淀橋の旧称。東京都にある橋。花嫁がこの橋を渡ると行方不明になるという言い伝えがあった。
  • パルスィ(Parsee)
    • 嫉妬=gelosia(イタリア語で「嫉妬」「ブラインド」の2つの意味を持つ)
        =pesiana(イタリア語で「ペルシャのもの」「ブラインド」の2つの意味を持つ)
      →Parsee?
      • ベネチアの商人がペルシャからブラインドを持ってきたとき、「これは東洋では女を隠すために使われている」と伝えた。
        女の姿が見えなくなり男が嫉妬を起こすので、北イタリアではgelosia(嫉妬)と呼ばれるようになった。
        後にフランスやドイツ、ロシアに広まった。
    • ゾロアスター教徒はイスラム教徒に迫害されインドに逃れたことから現地でゾロアスター教徒=ペルシャ人として、ゾロアスター教の共同体はパールスィーと呼ばれた。
  • ペルシャ
    • 一般では「ペルシア」という表記もよく使われているが、地霊殿では「ペルシャ」と書かれているのでこちらで統一する。

二つ名

能力

  • 嫉妬心を操る程度の能力
    • 嫉妬に狂った女性が生きながらに鬼となった「宇治の橋姫」伝説から。
    • 橋姫は嫉妬深いとされ、宇治橋で他の橋を褒めたり結婚式で宇治橋を通ることは避けられていた。

種族

  • 橋姫
    • 橋を守る女神。悪霊や外敵を防ぐために橋の袂に祀られていた男女二神(所謂塞の神の一種)や人柱や水神信仰などが習合したものと考えられている。
      地方によって伝承は様々で性質も多少異なる。最も有名なのが「宇治の橋姫」。
    • 宇治の橋姫
      • 他の女に夫を奪われた女が憎悪と殺意のあまり、宇治川に身を浸し、生きながらに鬼になり恨みを晴らしたという伝説がある。
        『平家物語』「剣巻」の話が有名。能の演目『鉄輪(かなわ)』はこの話が基となっている。

『平家物語』「剣巻」における宇治の橋姫のあらすじ


備考
  • 橋姫
    • 宇治の橋姫を元にした能面。復讐に燃える怨霊の女の形相を象っている。
    • 源氏物語 第45帖の巻名「橋姫」。この巻名は作中の登場人物「薫大将(男性)」が恋人に送った下記の歌からきている。
      あくまで歌の題材として出てくるのみで、源氏物語に「宇治の橋姫」が登場するわけではない。
      • 薫大将の和歌「橋姫の 心をくみて 高瀬さす 棹のしづくに 袖ぞ濡れける」
        (現代語訳)あなたの宇治の橋姫のような心情を慮ると、浅瀬を進む舟の棹の雫が袖を濡らしてしまうように、私も涙で袖を濡らしてしまうのです。
        (意味)あなたが「宇治の橋姫」のように私を嫉妬するほどに思ってくれている。このことを考えると涙が止まらない。
      • 相手の女性の心情を「宇治の橋姫」の心情と重ね合わせて詠んだ歌。
        女性を嫉妬で鬼となった「宇治の橋姫」に例えるのは失礼とも感じられるが、当時は宇治に住む女性の恋人を「宇治の橋姫」に例えるのは定番の口説き文句だった。
    • 茶器「志野橋文茶碗(しのはしもんちゃわん)」は「橋姫」とも呼ばれる。源氏物語「橋姫」に由来。

見た目

  • 上着や縁、スカートの下
  • 服装
東欧・西アジアの方の古めの格好
―キャラ☆メルVol.7付属DVD
    • ペルシャの礼装
      • コーエーの『大航海時代ONLINE』に登場する「ペルシアンドレス」のアイテム説明によれば「胴衣の上から上着を合わせるペルシャの伝統的な礼装。」と書かれている。
      • ペルシャンブルーなどと呼ばれる青色の生地は、インド藍による染色。
  • とがった耳
    • 妖精や悪魔など、欧米での人外の耳の描かれかた。
  • 目の色

備考
  • 目の色
    • ペルシャネコの毛色の一つである「チンチラ」は、エメラルドグリーンの目色をしている。
      性格はおっとりしているが、繊細な面もあるとされている。

登場

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

アクセスカウンター

Wiki内検索

どなたでも編集できます