東方元ネタwiki 2nd - 「番町皿屋敷」
「番町皿屋敷」
「お菊アッパー」
*死んでも一枚足りない!*
皿符「自暴自棄のお菊」
*仄暗い古井戸の底から*
物部布都
のオカルト名、オカルト必殺技、スペルカード。
番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)
番町皿屋敷とは、江戸時代を舞台とした怪談。皿屋敷怪談の有名な物の一つ
あらすじ
江戸時代、武家屋敷の集まる番町が舞台。とある武家屋敷にお菊という下女が奉公していた。ある日、お菊は誤って主人の大切にしていた皿10枚のうち1枚を割ってしまう。主人は大変怒り、お菊の中指を切断した上、牢屋に監禁。お菊は隙を見て牢から抜け出すが、絶望感からか屋敷内の古井戸に身を投げて自殺をしてしまう。それ以降夜になると、その古井戸からは「1枚…2枚…」と皿を数える女の声がきこえるようになる。その声は屋敷中に響き渡り、屋敷住人を恐怖に陥れた。後日、主人の奥方が子供を産んだが、その子供には中指が無かったという。この騒ぎにより、事の次第は幕府の知るところとなり、主人は改易となり屋敷も没収されてしまう。主人が去った後も、お菊の皿を数える声は収まらないことから、幕府はとある高僧にお菊の鎮魂を依頼。夜に高僧がお菊を弔うため読経をしていると、お菊の亡霊が現れ皿を数えだした。お菊が「8枚…9枚…」と数えたところで、高僧はすかさず「十!」と付け加えた。お菊の亡霊は「あらうれしや」と言うと消え去った。これ以降、お菊の皿を数える声は聞こえなくなったという。
上記のあらすじはあくまで基本系である。この番町皿屋敷は落語や講談、歌舞伎、芝居、小説など色々な媒体でリメイクされ続けたため、様々なバージョンが存在する。
皿
物部布都は皿を依り代として、尸解仙となった。東方神霊廟でも、皿を使ったスペルカード(
投皿「物部の八十平瓮」
)がある。
また、東方心綺楼でも皿を使用したシステムを採用している。
番町
番町とは、江戸の地名。現在の東京都千代田区の一地域で、今でも地名に残る。
番町は武家屋敷の集まる場所で、元々は「大番組」という役職の侍が多く住んだことから、番町と呼ばれるようになった。
一番町〜六番町まであり、お菊の奉公したお屋敷は五番町にあったとされる。
*仄暗い古井戸の底から*
ホラー短編集『仄暗い水の底から』(著:鈴木光司)より
また、同書収録の短編『浮遊する水』が『仄暗い水の底から』の題名で映画化されている。
弾幕
*仄暗い古井戸の底から*
布都の立つ両脇に皿に乗った井戸が一つずつ(計2つ)登場。
井戸からはオカルトボール一つと無数の鉄アレイ及び皿がランダムに飛び出してくる。
プレイヤーは鉄アレイ及び皿によるダメージを避けながらオカルトボールに触れる必要がある。
鉄アレイが飛び出してくるのは、ゲーム『忍者ハットリくん』のステージクリア後のボーナスステージから。
この作品のボーナスステージでは、ハットリくんの父親がちくわと鉄アレイを混ぜて投げてくる。
ハットリくん(プレイヤー)は鉄アレイを避けながら、ちくわを拾わなければならない。
参考:
wikipedia:忍者ハットリくん (ゲーム)
登場
東方深秘録
「番町皿屋敷」(オカルト名)
「お菊アッパー」(オカルト必殺技)
*死んでも一枚足りない!*(怪ラストワード)
皿符「自暴自棄のお菊」(ストーリーモードCPU)
*仄暗い古井戸の底から*(ストーリーモードCPU)
東方憑依華
「番町皿屋敷」(オカルト名)
「お菊アッパー」(オカルト必殺技)
*死んでも一枚足りない!*(怪ラストワード)
参考
wikipedia:皿屋敷
wikipedia:仄暗い水の底から