- デンデラ野（でんでらの）
「遠野物語拾遺 266-268」（柳田國男）。デンデエラ野とも。
- 岩手県遠野郷でデンデラ野と呼ぶ場所があり、
いくつかの村が共同で齢六十を超えた老人をデンデラ野へ移していた。
デンデラ野の老人は日中は里で農作業を手伝って、報酬として食糧を得て暮らしていた。
遠野物語には青笹村のデンデラ野のほかに、土淵村のデンデラ野のことも書いてある。
- 青笹村のデンデラ野
ここの雑木林にあった十王堂が焼け落ちてすぐ近所の家に移っているが
誰かが死ぬ前に前兆として、夜中に何かが歌いながらこの家の前を通ったりする。
実際、夜更けにデンデラ野を通ったものがあると、近いうちに誰かが死んでたそうな。
- 逝く
- 死ぬことを意味する。
ジャケットでメリーと蓮子がデンデラ野を歩いていることから、行くことの意味ももっている。
- デンデラ野を通ると誰かが死ぬという話と関わっている。
登場 
- 蓮台野夜行トラック1