(れいせん・うどんげいん・イナバ / Reisen Udongein Inaba)
(鈴仙・U・イナバ / Reisen U Inaba)
鈴仙・優曇華院・イナバ
- 鈴仙、レイセン
- 冷戦
- 人類が月に挑み始めたのは冷戦期。
アポロ計画は、アメリカとソ連の冷戦による宇宙開発競争から生まれた。
- 月と地上の冷戦。
- 優曇華(うどんげ)
- 元はインドの伝承上の植物。正式名称は優曇波羅華(ウドンバラゲ)で梵語のウドンバラの訳語。
仏教経典では三千年に一度花をつけ、開花の時仏が出世すると言われている。
この事から日本や中国では「瑞祥」、「稀な吉祥」等の意味の言葉として使われる。
- 桑科イチジク属のFicus glomerata(フサナリイチジク)が元ではないかと言われている。
- 日本や中国では芭蕉や山玉蓮などの実在の植物の花を優曇華と呼ぶ事も有る。
- 日本では草蜻蛉(くさかげろう)の卵が優曇華と呼ばれ、地方ごとに異なるが吉兆とも凶事の予兆とも言われる。
- 大変稀で素晴らしいものの例えで、優曇華の花という言葉を使うことがある。
竹取物語でも車持皇子が蓬莱の玉の枝を持ち帰ったと凱旋したとき、
人々が優曇華の花と言っている。
- 竹取物語の類話に、難題の蓬莱の玉の枝が優曇華の花になっている物がある。
(参照:
wikipedia:うどんげ)
- 院(いん)
- このような名前の付け方の一つに、院号がある。
- 皇族に使われたほか、寺院に特別な貢献をした人や、社会的地位の高かった人などに戒名として贈られた。
例:建礼門院、待賢門院など。
- イナバ
- 因幡の素兎
- 東方では鈴仙が永遠亭に来るより遥か以前に
因幡てゐと兎たちが永遠亭の住人になって、輝夜が兎のことを区別なくイナバと呼んでいる。
備考
- Gain、ゲイン
- 主に制御工学で用いられる専門用語。
- 機構制御における、入力された目標値に対する出力の強さ。
ゲインが強ければ入力に対する出力の応答性は良くなるが、オーバーシュートを起こしやすくなる。
端的に表現すると、電気信号の波を制御する技術といえる。
- 冷泉通り(れいせんどおり)
- 京都市の通り。平安神宮の前。ちなみに公家の冷泉家は「れいぜい」と読む。
- 曇華院(どんげいん)
- 京都市右京区嵯峨北堀町にある、南北朝時代に開かれた臨済宗の尼門跡寺院。
現在は曇華院門跡、優曇華院跡、竹の御所が通称となっている。
- 「曇華」とは上記の「優曇華の花」の事。
- この寺の南、京都市下京区河原町五条には「竹林院」(ちくりんいん)という浄土宗捨世派の寺院がある。
- 曇華院前町は京都市中京区にある町。
- 因幡堂(いなばどう)
- 京都市下京区因幡堂町にある真言宗智山派の寺院。正式名称は「平等寺」。
- ちなみに因幡堂町の向かいには薬師前町がある。
- 鈴仙・優曇華院・イナバ
- 京都市の北側から冷泉通り、曇華院前町、因幡堂町と並び、「冷泉(鈴仙)・(優)曇華院・因幡(イナバ)」となる。
- 冷泉家
- 冷泉家の先祖に当たる藤原定家の記した日記は『明月記』と呼ばれている。(現在も冷泉家に伝わる)
- 天体現象の記録も豊富である。
- 鈴仙、レイセン
- 冷泉町(れいせんまち)
- 福岡市博多区に存在する地名。
鎌倉時代、博多津で漁師の網に人魚がかかり、確認のため冷泉中納言が派遣された。
人魚は龍宮の使いであり瑞兆であるとして寺に葬られた。
明治初期までは地元の祭りで、不老長寿・無病息災の加護があるとして
この人魚の骨を水にひたして飲んでいたという。
- 霊仙
階位 | 歴世真仙体道通鑑後集における号 | 雲笈七籤における号 |
---|
一位 | 上仙、九天真王 | 上仙 |
二位 | 次仙、三天真皇 | 高仙 |
三位 | 太上真人 | 大仙 |
四位 | 飛天真人 | 玄仙 |
五位 | 霊仙 | 天仙 |
六位 | 真人 | 真仙 |
七位 | 霊人 | 神仙 |
八位 | 飛仙 | 霊仙 |
九位 | 仙人 | 至仙 |
- 威霊仙
漢方の生薬の一つ。サキシマボタンヅルの根。
- 霊仙峰(長野県佐久市)
日本の到達不能極(海から最も遠い地点)の最も近くにある有名峰(名前の有る山)。
豊姫の「山と海をつなぐ能力」の海は月、山は幻想郷を意味している。(求聞口授おまけインタビュー)
二つ名
- 狂気の月の兎 (永夜抄、花映塚、儚月抄REX第1話)
- 視界を揺さぶる妖怪兎 (文花帖)
- 狂気の赤眼 (求聞史紀)
- 白いウサギは、色素が少ないので目が赤い。
(ちなみに白くないウサギの場合は、目も黒い)
- 狂気の赤い瞳 (緋想天)
- 晴嵐の赤眼 (緋想天)
- 地上のムーンラビット (鈴奈庵)
- 地上の月兎 (紺珠伝)
- 月面思考で波長の合わない妖怪(憑依華)
- 地上の新人兎(智霊奇伝)
能力
- 狂気を操る程度 (永夜抄)
- 狂気を操る程度の能力 (花映塚、緋想天、求聞史紀)
- Stage5における、月にやって来た人間を発狂させたという趣旨の発言は、アポロ11号の乗組員であったバズ・オルドリンを踏まえたものと思われる。
- 参考文献:立花隆『宇宙からの帰還』、中央公論社、1983年。
- 波長を操る程度の能力 (紺珠伝)
種族
見た目
備考
- 耳
- 東方儚月抄で登場した玉兎の場合、月の使者担当の兎だけ鈴仙同様のカクガクと曲がった耳。
それ以外の玉兎や、新しく月の使者担当になったレイセンは垂れ耳。
- 地上に落ちぶれた兎である事を暗喩しているか、アポロ計画の前後で衣装が替わったか。
- 糖などの6員環状構造における酸素原子の非共有電子対のことをラビットイアと呼ぶ。
ボタン部分は2つの非共有電子対?
(参照:
wikipedia:混成軌道)
スペルカード
非スペルカード
テーマ曲
登場
対戦モード勝利会話
関連
- 八意永琳 弟子。
- 蓬莱山輝夜 館の主でお守り。
- 因幡てゐ 監視。
- 綿月依姫 元ペット。
- 綿月豊姫 元ペット。
- 清蘭 元同僚。
- 鈴瑚 元同僚。
- レイセン 名前の元になった。