財前時子 | 他人のカレンダーに従う?愚かね。休みくらい、我を通しなさいな |
桐生つかさ | 相変わらずだな、時子さん…。いや、ビジネス的にはアリなのか? |
財前時子 | 他人の干渉なんて不要よ |
高峯のあ | 確固たる個を感じる… |
財前時子 | 私の時間を奪う輩には、お仕置き…いえ、その労力も惜しいわね |
桐生つかさ | 一分一秒も無駄にしないスタイルか。パートナーとしては共感できるよ |
桐生つかさ | 無難なだけじゃ勝てねーし。押しの強さは武器になるしな |
高峯のあ | そうね…。私たちは、共通するファクターを持っているのかも… |
財前時子 | チッ、面倒な…。まぁいいわ。満足したならさっさと去りなさい |
高峯のあ | 次を楽しみにしているわ。より高みに立って、再会できるよう… |
桐生つかさ | 夏枯れ?余所の枯れ時はこっちのチャンス。夏咲き、見せようぜ |
財前時子 | 全く…ガツガツし過ぎね。けれど、腑抜け連中よりは余程いいわ |
桐生つかさ | つーか、もう咲いたし。今! |
高峯のあ | 華…薫り、魅せるモノ… |
桐生つかさ | やっぱ、アタシらのシナジー、パないわ。時子さんもわかってるっしょ? |
財前時子 | これで満足なんて温い。貴方、もっと高みを目指すんでしょう? |
財前時子 | 暑苦しい夏の余興としては、まぁまぁね。さ、お続けなさいな |
高峯のあ | 貴方もまた夏の花の一輪…いえ、大輪ね。共に咲き乱れる…必然 |
桐生つかさ | 理解する為にとことん話す。コミュニケーションは興味から始まるんだよ |
高峯のあ | 同意。相互の差異…そこに交流が生まれる。人の力の源ね… |
桐生つかさ | 秋には秋のビジネスチャンスがたくさんある。ノらない手はないよな |
高峯のあ | 季節は廻り…冷たい風を前に、果実は熟す…すなわち、旬よ |
桐生つかさ | ドラスティックな秋?アリだろ |
財前時子 | 指をくわえて見てなさいな |
桐生つかさ | どうよ、秋のアタシらは。眼福を味わってもらえたんなら勝ちだな |
高峯のあ | 四季折々の一瞬を捉え、離さない…最適な瞬間を戴くわ |
高峯のあ | もっと刺激が必要…秋の紅のように強く、鮮やかな刺激が…… |
財前時子 | チッ…まだ足りないの?観衆とは、そういうものね。仕方ない… |
桐生つかさ | 反応は上々ってトコか…まだ上があるな。完璧を超えてやるよ |
財前時子 | 貪欲なことね。…しおらしい貴方なんて、想像もつかないけれど |
高峯のあ | 私達は今、自らの意志で光を求め…この舞台に君臨したわ |
財前時子 | 暇つぶし程度にはなるわね。せいぜいいい声を聞かせなさい |
桐生つかさ | やっぱ貪欲に求めてこうぜ |
高峯のあ | 三人の軌跡が、重なる… |
高峯のあ | 全てを凌駕し、辿り着くべき場所がある…私達にも、貴方にも |
桐生つかさ | いいね。最頂点の先ってヤツだな。天井なんて、アタシらにはねーし |
桐生つかさ | ヴィジョンはある。っつーことは、あとはさくっとフルコミットで完了だ |
財前時子 | まったく、暑苦しいのによくやるわね。さっさと終わらせるわよ |
高峯のあ | 異なる因子が邂逅し、同じ熱を生んだ…。これが、必然…? |
財前時子 | 私は私のしたいように動いただけよ。合わせたつもりもないわ |