東方キャラとウフフにイチャつくまとめ

「ただいまー」
「あ、おかえりなさい」

あなたが仕事から帰宅し玄関をくぐると、台所の方からとてとてと駆けてくる者が。
蒼く腰まで伸びた髪、着古されてくたびれたパーカーにミニスカートを穿いたどこか薄幸そうな少女、紫苑があなたの帰りを迎えた。

「お風呂湧いてるから、先に入る? それともご飯が先?」
「そうだな、先に汗流してから夕飯にしたいけどそれでもいいかな」
「うん、上がってくるまで待ってる」

そう言うと紫苑は居間のちゃぶ台の前にちょこんと座って大人しく待っている。

何故彼女があなたの家に居憑いているのか、それはある意味単純な出会いから始まった。
ある日家に帰ってきたら、玄関の前で行き倒れている紫苑がいた。
何か急病ではないかと焦っていたら、盛大な腹の音を立てて涙目で「ひもじいよー 恵んでよー」とせがまれ
仕方なく家にあげてご飯を食べさせたところ、勝手に棲み憑いたとまるでどこかの野良猫のようである。



「……んー、何かおかしい」

食事を終え、一息ついて湯呑のお茶を啜りながら紫苑はぽつりとつぶやいた。

「何がおかしいんだ?」
「私の能力で周り含めて不運に見舞われるはずなのに、あなたの傍に居ても何も起きないから不思議に思ってるの」

言われてみれば、記憶にある分でもそこまで不幸に襲われたこともなく貧乏になった感じもない。
極々代わり映えもしないが、平穏な日常を過ごしている。
だが、それすらも紫苑には十分幸せな部類に入ってしまうらしい。

「……時折周りで変な事故が起こるくらいしか特別なことはないなぁ。とりあえず、知り合いにでも見てもらおうか」
「ん、分かった」

後日、里にやって来ていた知人の早苗に頼み、人相、手相等をいろいろ見てもらったところ随分怪訝な表情をしている。

「ええぇ……、こんなことってあるんですね」
「な、何か良くない結果でも出たの?」
「あ、いえそう言う訳では……。それじゃあ先に結論を申し上げますと今あなたには途轍もない幸運、……豪運と言った方がいいものが宿っています」

彼女の言うところには、天変地異並の不運に襲われても掠り傷ひとつ負うことなく跳ね除ける運があるらしく
その結果紫苑の能力を包み込んで発揮させないようにしているのではないかと。
時折隙間から泡のように零れた不運も、すぐさま弾き飛ばされて流れ弾のように周囲におかしな事故として表れているのだろう。

「けれども、この運は自衛のため発現しているようですから紫苑さんと離れた場合消失してしまうと思います」
「ありがとう。要因が分かっただけでも気持ちはすっきりしたよ」
「いえいえ、またでよろしいのでそのうち分社に参拝に来てくださいね」

にこやかに手を振る早苗と別れて、家へと帰る。
その日の夕飯後に、目を伏せている紫苑と向い合せになって話をする。

「まぁ、どうやら紫苑と一緒に居ても問題ないみたいだから。それでさ、もしよかったらこのまま一緒に暮らさないか?」
「えっ」

言われたことが理解できないという風にきょとんとあなたを見つめている紫苑。
家に帰ればおかえりなさいと出迎えてくれ、滅茶苦茶美味しいというわけではないが素朴で優しい味のする彼女の料理。
些細なことでも興味深げに頷きを返してくれて話が弾む。
いつの間にか紫苑が居ない生活など考えられなくなっていた。

「い、いいの……? 私、貧乏神で不運をばら撒くんだよ?」
「いつか身を護る幸運が消えてしまうかもしれないけれど、それはその時考えればいいし、それよりも紫苑が居なくなる方が耐えられない」

腕の中に華奢な彼女をすっぽり抱きかかえ、潤んだ蒼い瞳を覗きこみながら想いを告げる。

「好きだ、紫苑。ずっと一緒に居てくれ」
「……こんな私でよかったら、傍に居るよ。……ぐすっ」

目じりに涙を浮かべて静かに目蓋を閉じて軽く上を向く。その薄く柔らかな唇に自分のを優しく重ねあわせた。





布団の上で少し恥ずかしげに頬を染め、目をつぶる紫苑と何度も口づけを交わす。

「んっ、あ、ふぁっ……ん、ちゅ、んんっ」

唇同士が触れ合うたびにぴくん、ぴくんと身体を震わせて甘い痺れが脳裏を白くさせる。
抱きしめた紫苑がどんどん熱くなっていくのと同時に仄かに漂う彼女の匂いが強くなっていく。
我慢しきれなくなったあなたは口を自分のもので覆い隠し、閉じられた門を舌先でノックする。
おずおずと開かれたそこへ、ぬるりと舌を入り込ませると驚いたように紫苑が跳ねた。

「んんんっ!? んっ、ふ、ぁぁ……っ、れろ、ちゅぷっ、んっんっ……ふ、むぅぅ、ん、ぁ……」

初めは身を縮こまられていたが、優しく口内を嬲りながら誘うように彼女の舌に自分のを絡ませると
おそるおそる舌をあなたのものに合わせて、拙いながらも共に求めあう。
されるがままだった紫苑も、回した腕に力を入れてより密着し呼吸を荒くしながらディープキスを味わいだす。

「じゅぷっ、あむっ、ん、ふぁっ、んむっ、んぐっ……じゅっ、ずずっ! んうぅぅ♥」

名残惜しそうに口を離すと銀色に粘る白い糸が橋となって舌先から伸びる。
とろりと溶けた恍惚の笑みを浮かべている紫苑を敷き布団の上に横たわらせて、パーカーの裾をまくり上げる。
本人が貧相だと言うけれど、染みひとつない透き通るような綺麗な柔肌と飾り気のない綿100%の白いブラジャー。
彼女らしい身体にいつまでも見つめていたい欲求に囚われるが、そうもいかない。

「うぅううぅ……、あんまりじっと見ないで。貧相で自信ないから恥ずかしい……ひゃっ!?」

おもむろに胸の谷間へキスをすると、不意打ちに驚いた愛らしい声をあげる紫苑。
たわわに実ってボリュームがあるわけではないが、あばらが見えるほど痩せていて平たいこともなく普通、美乳という感じの胸部。

「大丈夫、普通の女の子らしい綺麗な胸だから」
「あ、あうぅ……、ひぁっ、や、んんっ、あっ、あっ……♥」

ブラの上から紫苑が痛みを感じないように気をつけつつ、手のひらで包んで揉みしだく。
切なそうに首を反らし、痙攣するみたいに身体を震わせて胸愛撫の快感に翻弄されていく。
ホックを外してブラを脱がし、何も覆い隠すものが無くなった彼女の双房。
淡く桜色に上気した柔肌に、それよりも赤みを帯びて半勃ちしている乳首。
速まった呼吸で上下する愛らしくて麗しい果実を下から持ち上げるように掴みあげる。

「あっ、ああぁ!」

生地のように手の中でぐにぐにと形を変え、時折強めに握ってやると一段階高くなった甘い叫びをあげる紫苑。
敷布を掴み、いやいやとかぶりを振って口端からだらしなく涎が垂れる。
自慰すらほとんどしていない彼女があなたからされる愛撫による電気が走るような快楽に、意識が何度も飛びそうになってしまう。

「んぁっ! こんなの、知らないよぉ……。おっぱいじんじんして、揉まれるだけで体が痺れちゃう……。
 あふっ! あんっ、ふわっ、あああっ! ううぅっ、んんっ!」
 
根本から搾るように紫苑の乳房を掴み、尖りきってふるふると震える紅い蕾をぱくりと口内に咥える。
痛烈な快感に浮き上がるほどに背を反らし、法悦の涙を零す。

「あぁぁあああっ! やらっ、そこ、強く吸っちゃらめぇ! あ、ああぁぁぁあ!!」

そんな彼女の懇願をお構いなしに、ちゅうちゅうと音を立てて硬く勃起した乳首をしゃぶる。
口を離した方の胸を揉みしだいて交互に紫苑の水蜜桃を味わいながら弄ぶ。
一度休憩として身体を離して愛しい貧乏神を見つめる。あなたの愛撫に幾度となく達してしまった彼女は、くったりと布団に身を沈めて荒い呼吸を繰り返す。

「うぅぅ、ひどい。わたしのこといじめて楽しんでるよぉ……。ばかぁ……」

普段よく見る半目の恨みがましい顔でこちらを睨んでいるが、嫌悪の色は感じられない。
調子を取り戻したのか、逆にあなたを布団の上へ押し倒すと顔を跨ぎ、覆いかぶさってズボンを脱がした。

「今度は私があなたのこと、いじめちゃうんだから。……え、うわ、おっきくなってる」

パンツを取り去って、勢いよく飛び出した陰茎はガチガチに張りつめていて天を向いて起立している。
目の前に現れた肉の槍に一瞬呆けてしまったが、興味深げに指を這わすとびくんと跳ねて、驚いた顔をする紫苑。

「あっ、ごめん。い、痛かった?」
「いや、大丈夫。紫苑の力加減なら痛みは感じないから、もう少し強く握ってほしい」
「分かった。こう、かな」

根本をぎゅっと握って竿部分をしごきだす。紫苑の指が陰茎を擦るたびにぞくぞくとした心地よい快感が背筋を駆ける。
より赤黒く色味を強め、先端から強い臭いを出す汁が浮き出してきて段々と彼女の理性も溶けていく。

(なんか、いい匂いじゃないんだけど……この臭い嗅いでいるとお腹の奥がきゅんってしてきちゃう)

我慢しきれなくなったのか、自然に亀頭をぱくりと咥えてしまう。
無意識に溜めていた唾液を舌で亀頭にまぶして、先走りと混ぜ合わせた蜜をじゅるるとはしたなく音を立てて啜り上げる。

「んっ、じゅ、ずず……っ、ん、こくっ……ふぁ♥ あはっ、あむ……ぅ。じゅぶ、んふぅっ」

混ぜ汁を飲み込んでみたら、甘い下腹部の疼きは一旦収まったがもっともっと欲しくなってしまう。
愛おしそうに大きく口を開くと、ゆっくりと陰茎を根本まで飲み込む。
精の詰まった袋をほっそりとした指で優しく揉みしだきながら、ねっとりとフェラチオに没頭する。
攻守逆転されたあなたの目の前にはふりふりと揺れる紫苑のお尻が。
このままされるがままでは嫌だと、彼女のヒップに手を添えると白いパンツをずり下げる。

「ふうぅぅうっ!?」

逸物を咥えているので、くぐもった叫びしかあげられない紫苑。
剥きたての玉子みたいにつるりとした尻肉に、とろとろに発情し多量の蜜を湛えた彼女の秘園。
ひくんひくんとする肉の花弁は隠すものもなくつるつるで、楚々としつつも淫靡さがある。
ごくりと唾を飲み込むと我慢しきれず、愛する神の秘肉の奥へと舌先を押し進めた。

「ふ、ん、んんんぅ――っ!」

異物が中へと入ってくる刺激に嬌声をあげてしまう。ヒダを丁寧に舌が舐める感覚に火花が頭の中で何度もはじける。
元から感じやすい身体なのか、入口付近を嬲られ口づけをされて蜜を啜られるたびに軽く絶頂を繰り返し潮を噴く。

「ぷあっ、んぁああっ、だめ、だめぇ! お、おまんこ、吸っちゃ、やだっ、ふあぁああっ! 気持ちいいの、止まんないっ!
 ま、またイっ、イっちゃう! あっ、あぁあっ、あっあっ、ううぅんんっ!」
 
幾度ともなく悦の高波に飲み込まれて、何も考えられなくなっていく。
ただ、目の前の口を離してしまった肉塊を頬張り、夢中でしゃぶり続けていく。
唇でぎゅっと竿を絞め、首を上下させてはしたない水音を立てて、時折苦しいほど深く飲み込んでは喉奥で締め付ける。

「んぐっ、……ふふっ♥ おいひぃ……よぉ。じゅ、ずずぅ! んっんっ! ふぐ、うぅ……ぅ。んちゅ、じゅぷっずぶっ……」

がくがくと身を震わせつつ、濃厚で深いフェラを嬉色を浮かべた表情で行う紫苑。
ぷっくりと膨れ上がった陰核を吸いあげられたのと同時に、痛いくらいの吸引で一段と大きくなった陰茎も我慢が出来なくなった。

「んっ!? んぶっ、んんんうううぅぅうううぅ――――ぅッ!!」

紫苑の喉奥へ濃厚で粘ついた牡汁がどぷっと噴出する。驚きに目を白黒させるが、零さないようにしっかり口内にとどめてこくり、こくりと飲み込んでいく。
あなたの顔にも今までで一番多い愛液が降りかかり、しっとりと濡れてしまう。
甘酸っぱい匂いが満ちて、紫苑がいっぱい感じてくれていた証のように未だ姫割れから滴る白い蜜。
お互いどろどろになりつつも、愛おしくて欲しくてたまらないといった風に口づけをかわす。



仰向けにころんと寝転がされた紫苑と手を繋ぐ。
恥ずかしいところなど全て見せてしまったのに、未だに顔を赤らめて自信なさげにもじもじとしている。
それでも決心はついたのかあなたの目をしっかりと見つめながら口を開いた。

「い、痛くしないでね……?」
「精一杯努力はしてみる」

元気を取り戻し、鋼のように硬くなっている陰茎を紫苑の姫割れに押し当てる。
一気に最奥まで進みたい気持ちを抑えながら、ゆっくりと腰を進めていく。

「う、あぁ……、んく、うぅぅ……ぅ」

ぎゅっと目蓋を閉じて異物が入ってくる感覚に身体を震わせる。
まだ誰の侵入も許したことのない紫苑の蜜洞は、潤滑油に溢れていても狭く抵抗感が強い。
無理に時間をかけていくよりかは、早めに済ます方がいいと慎重に中へと進む。
そして、こつりと先端が何かに触れて、彼女の奥深くまで届いたことを知る。
はぁはぁと息を荒げる紫苑の頬にそっと手を添えて、彼女を労わる。

「あっ、んっ……♥ お腹のなかにあなたの熱いのが入ってるの、分かるよ……。ふ、ぁぁ、ん……。
 もう平気だから、動いてもいい……よ」
 
けなげに微笑む紫苑に促されて、腰を揺する程度の挿送を開始する。
初めは苦痛の色が強かったが、敏感で感じやすい紫苑はすぐに甘く切ない声をあげだした。

「ふぁっ、やっ……、うあぁ……っ、んっ、なんか、凄く気持ちいい……っ、ひ、ぁぁっ! あぁあ!」

肉塊を咥えこんだ壺口からは、赤いものが混じった愛液をとろとろと溢れさせて尻たぶを伝い落ちる。
うっとりとした女の顔で喘ぐ紫苑。汗がしっとりと浮かんで乱れる彼女は艶めかしくてこちらの劣情を煽りに煽る。
硬く狭かった膣も、だんだんと柔らかくほぐれていくうちにまるで触手の群れのように陰茎に絡みついて
腰を引くだけで物凄い心地よさに襲われて気を抜けば射精してしまいそう。

「やぁっ! そ、そこ、ごりごりしないでぇっ、びりびりきて、変になるぅ……! やらやら……ぁ! あぁああっ!」

結合部の少し前辺りの窪みをエラで擦られると、目が眩んでしまうほどの痺れが全身を駆け巡り小さな爆発が脳裏で幾度も弾ける。
がくがくっと四肢を震わせて、どろりと粘り気の高い白蜜を意図せずにぴゅっ、ぴゅるっと噴き出してしまう紫苑。
もうまともな思考が出来ないまま、無意識にあなたへ腕と足を絡ませて甘い悲鳴をあげ続ける。

「ぁあっ! ぁあっ、あっ、ぁあっ! イクっ! もうイっちゃう! んんっ! ふわっぁ!
 出してっ、わたしの奥にいっぱい熱いの、欲しいのっ! やっ、あ、ああぁぁ――ッ!」
 
亀頭で紫苑の最奥、子宮口をごりごりと押しつぶすたびに蒼い髪を振り乱して嬉し涙を零す。
彼女の叫びに応えるように、柔腰を抱え込んで何度も激しく突き込みを続ける。
パチっと白い閃光が走ってぞくりと背筋を心地よい電流が走り抜けると同時に、きゅうぅと引き絞るように蜜壺が吸い付く。

「ああぁあっ! イ、イクっ、イクよぉっ……! ううぅ、ぁううぅっ、あぁぁあああぁぁ――ッ!!」

お互い同時に絶頂へと到達し、愛する人の奥深く目がけて憤る熱塊を注ぎ込む。
二度目でも多量の精を噴出させる肉砲が蠢くたび、幾度も精液を送り膣内に収まり切らない分がごぷ、どぷっと溢れ出てきてしまう。
陰茎が跳ねるたびに愛らしく身体を震えさせてあなたにしがみついている紫苑。
ようやく絶頂が収まり始めて、精根尽きたように布団の上へ沈み込む。

「ぁぅ……♥ ひ、ぁぁ……、凄く気持ちよかったぁ。あん……また溢れてきちゃった、もったいない……」

ひくつく姫割れから逆流する雄汁を見つめて、そんなことを言う。

「紫苑がえっちしたいって言うなら、またいっぱいしてあげるから」
「あ、ありがとう……♥ で、でも今日はお腹いっぱいだからいいよ」

細く癖のある髪を梳いてあげると、にこにこと可憐な笑みを浮かべてあなたの胸へすりすりとすり寄るのだった。



「紫苑ー、ちょっと来てくれないか?」
「んー、なーにー?」

後日、作ってもらったあるものを受け取り家に帰ってきてから彼女を呼び、きょとんとしている紫苑の左手を取るとその薬指に指輪を嵌める。

「え……、こ、これって」
「まぁ……これからずっと一緒に居るんだから、その証みたいなもの。
 紫苑が不運で無くしちゃうことがあっても買い替えやすいよう結構安いものなんだけど……、だ、大丈夫!?」
「う、うぅ……、あ、ありがとう。凄く嬉しい……」

愛おしそうにその銀色に輝く指輪を嵌めた指を胸に抱いて、ぽろぽろと涙を零し続ける。
おろおろとしながら慰めようとするあなたに、一番綺麗で綻ぶような笑顔を見せる。

「わたし、いま……すっごい幸せだよ♥」


メガリス Date: 2018/06/29 20:01:16

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