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「中庸の誤謬」とは、「2つの対立する主張があるとき、正解・真理・・・は、それらの中間あたりにある」という過てる論理的判断のことである。
ちなみにwikipediaだと...
「中庸の誤謬」とは、「2つの対立する主張があるとき、正解・真理・・・は、それらの中間あたりにある」という過てる論理的判断のことである。
Argument to Moderation (argumentum ad temperantiam)
中庸への議論
(別名:中庸への訴え、中間へ訴え、誤った妥協、灰色の誤謬、黄金の平均の誤謬、平均の誤謬、違いを分割)
説明:「任意の2つの立場が与えられた場合、それらの間に、正しいはずの妥協点が存在する」という主張。
論理形式:
人1はAと言う。
人2はZと言う。
したがって、M付近に正しい立場があるはずだ。
例1:
キミは自分の車の2万ドルの価値があると言う。私は1ドルの価値しかないと考える。ならば、妥協して1万ドルの価値があるとしよう。(車の価値は2万ドルだとの前提のとき)
説明:2万ドルの価格は車にとって妥当な簿価であり、1ドルの価格は不合理な極端だった。前提で、この車の価値は約2万ドルである。車の価値が1ドルあるいは百万ドルだと考えても、前提事実そのものが変わるわけではない。
例2:
キミは天使も悪魔も神もいないと言う。私は天使も悪魔も神もいると考える。ならば、妥協として、天使と悪魔はいないが、神はいるというのは、公正な妥協だろうか?
説明: 真実に関しては妥協により正解に至ることはない。天使と悪魔と神が実際にいるなら、天使と神と悪魔は存在する。いないなら、どれもいない。妥協として神だけいるという方法で、真実を判断できない。 >
例外:2つの極値が「正しい」値から等距離にあり、実際には2つの提案された値の間に正しいまたは公正な値がある場合は例外となる。
(車の真の価値が2万ドルだとして)キミは自分の車の4万ドルの価値があると言う。私は1ドルの価値しかないと考える。ならば、妥協して2万ドルの価値があるとしよう。
参考文献:
これは、インターネットで頻繁に使用される論理誤謬である。学術論文等は見当たらない。
[ Logical Fallacious: "Argument to Moderation"
ちなみにwikipediaだと...
wikipedia: Argument to moderation
Argument to moderation (Latin: argumentum ad temperantiam)—also known as false compromise, argument from middle ground, and the golden mean fallacy—is the fallacy that the truth is supposedly always a compromise between two opposing positions. An example would be to regard two opposed arguments, with one person (correctly) saying that the sky is blue and another saying that the sky is in fact yellow, and incorrectly conclude that the sky is the intermediate colour of green.
中庸への議論(ラテン語:argumentum adtemperantiam)は、偽りの妥協、中庸からの議論、そして黄金の平均の誤謬としても知られている。これは、真実はおそらく常に2つの対立する立場の間の妥協点にあるという誤謬である。 例としては、2つの反対の議論を検討する。ある人は(正しく)空は青いと言い、別の人は空は実際には黄色であると言うとき、空は緑の中間色であると誤って結論付けるものである。
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