創造論とインテリジェントデザインをめぐる米国を中心とする論争・情勢など

批判サイド > 創造論者の主張

Claim CA343:
Many prominent evolutionists have declined to participate in Mastropaolo's "Life Science Prize" challenge. According to the terms of this challenge, the evolutionist and creationist each put $10,000 in escrow; they present their evidence in a courthouse to a mutually agreeable trial court judge; the judge decides which side has the science and which is religion; the side declared science wins the $20,000.

多くの著名な進化論者はMastropaoloの生命科学賞チャレンジに参加を辞退した。このチャレンジの条件によれば、進化論者と創造論者は1万ドルをエスクローする。そして、相互に合意できる裁判官に対して、法廷で証拠を提示する。裁判官はどちらが科学で、どちらが宗教かを判決する。科学と判定された側が2万ドルを受け取る。
Response:
  1. ブタと格闘するな。どちらも汚れる。そして、ブタが楽しんでいることに気付く。チャレンジ自体が、Mastropaoloに科学の能力がないことを示している。(科学者は、証拠を論じるのに法廷が必要でないことを知っている、チャレンジの条件のひとつに、証拠は科学的、すなわち客観的で、有効で、信頼できるもので、キャリブレートされたものでなければならないとある(Evidence must be scientific, that is, objective, valid, reliable and calibrated.")。キャリブレーションは測定器に対して行うもので、証拠に対するものではない。)そして、チャレンジを無視した人々を異教信仰する"Debate Dodgers"を呼ぶ。そのような声明は、チャレンジを生命科学の分野から取り出して、まったくの変人世界に置くものだ。

    進化理論の共同発見者であるAlfred Russel Wallaceは、一度、別の変人John Hampdenの地球の曲率を示すチャレンジを受けた。Wallaceはそれを成し遂げたが、その後のHampdenの法廷闘争や嫌がらせに、チャレンジを受けたのが大きな誤りだと考えるようになった[Raby 2001, 206-207]。

  2. チャレンジは法的に無効である。二人が法廷に判決を求めることはできない。裁判になるのは、一方が他方を訴えたときであり、裁判官選定権はない。

  3. 同等のチャレンジはあった。McLean vs. Arkansas裁判は創造論が宗教か科学かを問うもので、Overton裁判官は宗教だと判決した。

  4. チャレンジの条件によれば、宗教は負け側である。そのことにより、Mastropaolo は不適切に宗教に敵対的になる。
Links:
Brayton, Ed. 2004 (1/13, 1/19, and 1/22). The JoMo Creationist Challenge. 2004/01/0/-1,2004/01/01-2,2004/01/01-3
References:
  1. Brayton, Ed. 2004 (Jan. 22). (see above)
  2. Raby, Peter. 2001. Alfred Russel Wallace: A Life. New Jersy: Princeton University Press.
Further Reading:
Zimmerman, Michael. 2005. The Life Science Prize. Reports of the National Center for Science Education 25(5-6): 33-34.


オリジナルページ

これはIndex to Creationist Claims, edited by Mark Isaakの和訳です。




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