創造論とインテリジェントデザインをめぐる米国を中心とする論争・情勢など

批判サイド > 創造論者の主張

Claim CB821:
Modern versions of the phylogenetic "tree of life" are based on DNA and other molecular analyses. Inconsistent and bizarre results based on different molecular analyses "have now plunged molecular phylogeny into a crisis" (Wells 2000, 51).
系統樹の現代版はDNAおよびその他の分子分析に基づいている。異なる分子分析に基づく結果が矛盾していて奇怪であることから、現在の分子系統樹は危機に陥っている[Wells 2000. 51]。
Source:
Wells, Jonathan, 2000. Icons of Evolution, Washington DC: Regnery Publishing Inc., pp. 49-54.
Response:
  1. 生物学はごたごたしているので、幾つかの矛盾は予想されたものである。異なる系統では遺伝子は同じ率で進化する必要はない。幾つかの分子は選択あるいは偶然の結果として収斂するかもしれない。遺伝子の水平移動が時々起きる。そのような例外的なことは稀だが、首尾一貫した結果全体の中には少し存在する。大半の矛盾は複数の遺伝子の分析に基づき解決される[Rokas et al. 2003]。
    その他の矛盾は方法論あるいは解釈の誤りによって起きる[(Sanderson and Shaffer 2002]。系統樹解析は非常に複雑な問題である。そのことを理解していないと、正しいものはできない。方法と結果を発表することで、その誤りと第3者が見つけることができる。矛盾を探す創造論者は、首尾一貫した結果全体や矛盾する理由を無視して、わずかな矛盾を取り上げる。
  2. 矛盾こそが真に首尾一貫したものだを主張する者もいる。たとえば、Jonathan Wellsは「脊索動物の中にウニを分類する」研究を引用している[Wells 2000, 51]。しかし、ウニと大半の棘皮動物)は脊索動物と姉妹グループとしてグループを構成している。Wellsは「牛を馬よりも鯨に近いとする」研究を引用している。これは遺伝子的にも形態的にも化石証拠とも完全に整合している。
References:
  1. Rokas, A., B. L. Williams, N. King and S. B. Carroll, 2003. Genome-scale approaches to resolving incongruence in molecular phylogenies. Nature 425: 798-804.
  2. Sanderson, Michael J. and H. Bradley Shaffer, 2002. Troubleshooting molecular phylogenetic analyses. Annual Review of Ecology and Systematics 33: 49-72.
  3. Wells, 2000. (see above)


オリジナルページ

これはIndex to Creationist Claims, edited by Mark Isaakの和訳です。



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