創造論とインテリジェントデザインをめぐる米国を中心とする論争・情勢など

批判サイド > 創造論者の主張

Claim CB901.1:
Species may undergo minor changes, but the range of variation is limited to variation within kinds.
種はマイナーな変化をするかもしれないが、その変化は"種類(kind)"の範囲内に限定される。
Source:
Morris, Henry M., 1974. Scientific Creationism, Green Forest, AR: Master Books, pp. 51-52, 87-88.
Watchtower Bible and Tract Society, 1985. Life--How Did It Get Here? Brooklyn, NY, 109.
Response:
  1. "種類(kind)"とは何か? 創造論者たちは、"種類(kind)"を種から広大な分類単位までを同一視した。狭義では、新しい"種類(kind)"への変化は起きている。広義では、歴史的時間内では観測できるとは期待できない。
  2. Helacyton gartleriは"種類(kind)"と呼ぶ他ないものの例である。これはアメーバのような生物であって、人間起源である[Van Valen and Maoirana 1991; ヒト子宮頸癌由来の細胞で、自己増殖能力を持ち、人間と染色体数が異なる]
  3. 創造論者たちは、変化を限定するメカニズムをまったく提示していない。そのようなメカニズムがなければ、時間を経ての、過去にあったのは次第に違う形態へと変わっていく"種類(kind)"を見ることができると期待できる。
References:
  1. Van Valen, Leigh M. and Virginia C. Maiorana, 1991. HeLa, a new microbial species. Evolutionary Theory 10: 71-74.

オリジナルページ

これはIndex to Creationist Claims, edited by Mark Isaakの和訳です。





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