創造論とインテリジェントデザインをめぐる米国を中心とする論争・情勢など

批判サイド > 創造論者の主張

Claim CI141:
Similarities in anatomy and DNA sequences simply reflect the fact that the organisms had the same designer.
動植物の構造とDNAシーケンスの類似点は、生物が共通デザイナーによってデザインされたという事実の反映である。
Response:
  1. 異なる形態も同じデザイナーによるものだと主唱されているので、類似した形態は共通デザイナーの証拠にはならない。デザイナーの証拠は、事実の前に、デザイナーから何が予測されるかを規定するところから始めらないといけない。いかなるときに類似形態が予測され、いかなるときに異なる形態が予測されるのか? インテリジェントデザイン理論はこれらに答えない。進化論は予測をたて、我々が観察する類似のパターンと差異のパターンは、その予測に一致する。
  2. 論理的にデザインに起因しえない類似性がある。たとえば、内在性レトロウイルス(ERV)はゲノムの一部になったレトロウイルスである。幾つかの種類のERVがあり、自らを任意の場所に挿入できる。ヒトとチンパンジーは数千の ERVを共通に、すなわち、同じ型のERVをゲノムの同じ位置に持っている(D. M. Taylor 2003)。
  3. 「形態は機能に従う」という原則は、我々が既知のデザインに期待するものとは真逆である。

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