ここは、クトゥルフ神話TRPGのオンラインセッションに関する各種情報がまとめられているWikiです。

作成者より

閲覧、ありがとうございます。作成者の神楽です。
このシナリオは、町単位のパンデミックを中心とする異変を探り、その現況を断つという、タイプとしてはありきたりなシティシナリオです。
情報は基本的にNPCとの会話で得られることから、その面でのキーパリング難易度は高め。
半面、探索箇所(ロールを振るような場所)は少なく、それぞれに描写するというような手間はかからないかと。
ただ、少々特殊な処理が含まれますので、若干面倒はあるかもしれません。
探索者側の難易度は高め。ある地点を繰り返し探索する時間はなく、決定的と言える情報もなかなか見当たらない、なんて状況に陥るかもしれません。
出目にもよりますが、そこそこコンスタントにSANも削れます。少なくとも40は必要でしょう。
以上を踏まえて「回してやんよ!」という方、ご自由にお使いください(コメントや個人的に使用の旨を伝えていただけると、制作者はぴょんぴょんします)

改変等について

テスト時結果

基本情報

推奨人数:2〜4人
所要時間:オンセにて15〜20時間
シナリオ傾向:city,iaia,clasic

難易度

死亡率:☆☆☆☆
推理難易度:☆☆☆〜☆☆☆☆
SAN難易度:☆☆☆☆〜☆☆☆☆☆
総合難易度:☆☆☆☆☆
ルートやダイス運により、難易度が跳ね上がる可能性もある。

推奨技能

区分度合い技能
必須全員あることが望ましいRP力, 判断力, 低くはないSAN
推奨数名はいるべき医学, 生物学, 精神分析
準推奨一人いると選択肢になる戦闘技能, 心理学, 探索御三家, ギリシャ語, 交渉系

KP向け推奨技能解説(シナリオ中での使用箇所、使用理由)

神話生物

アニミークリ(マレウス・モンストロルムより)
クァチル・ウタウス(クトゥルフの呼び声、マレウス・モンストロルムより)

シナリオ概略

全容

長文につき折り畳み

一部処理まとめ

アニミークリによる侵食

アニミークリとの戦闘

アニミークリとの戦闘(酒場)

呪文

クァチル・ウタウスの契約

魔導書

カルナマゴスの遺言(写本の一部)

NPC

飯塚 聡(いいづか さとし)

峰島 麻美(みねじま あさみ)

皆瀬 摩耶(みなせ まや)

ローブの女

新島 秀二(にいじま しゅうじ)

KP向け情報

銀の黄昏(クトゥルフカルト・ナウより)

金の曙

シナリオ本編

ここからシナリオの本編となるが、記載順は探索順を指定するものではない。

導入 病院

導入描写

病院の待合室からスタート、となる。
待合室で得られる情報は少ない。同じ目的と見られる来院者もいるだろうが、そのほとんどは恐怖心に駆られた人々。
何人かがまとめて呼ばれ、レントゲン室に通される。レントゲン写真から奇病か否かを判断できる、と伝えてもいい。

レントゲン撮影の後、探索者はまとめて一つの診察室へ通される。
診察室内には「精神科 飯塚聡」と名札を付けた医師がおり、担当医と名乗る。
すでにレントゲン写真が用意され、探索者からはホクロの位置が真っ白に映っていることが分かるだろう。
 ※通常、ホクロは透明か半透明に。
飯塚はそれを理由に挙げつつ、探索者達が奇病に罹患していることを告げる。SANc1/1D3。
奇病について尋ねれば、彼はプロフィール1〜3番の情報を答える。4、5番に関しては交渉系を必要としても良い。
6、7、8番はこの時点では開示しないこと。

入院を希望する探索者もいるだろうが、院内に空きベッドは一つとしてない。
かつほぼ全てのフロアが隔離区域と化し、病院としては異常なほどの警備体制が敷かれているため、探索も不可能である。
 ※アニミークリに関する事実を把握している警察上層部による隔離。平の警官には明かされていない。

病院外

外に出ると、記者らしき人物に声をかけられる。自分を峰島と名乗り、病気について取材している、と語る。名刺を渡しても良い。
峰島は探索者達に奇病に関する質問を行う。内容は、飯塚のプロフィール1〜3番について聞き出す形が望ましい。
それに加え、「ショッピングモール、繁華街、直売所のどこかに行ってませんかね?」など聞くこと。
なぜ聞いたか尋ねたなら、暴力行為に及んだ友人が訪れた場所と教えてくれる。同時にプロフィール2、3番を交えると自然だろう。
4番に関しては、交渉系技能。あるいは飯塚のプロフィールの1〜3番以外を提供することで、噂として聞き出すことが出来る。

また、ここで必ずプロフィール5番についての質問も行うこと。
「銀の黄昏って聞き覚えあります?カルト団体か何かの名前っぽいんですけど」といった具合。
なぜ聞いたか、と尋ねれば、暴力沙汰を起こした内の何人かがその言葉を叫んでいたらしい、と教えてくれる。

もしこのイベントを発生出来なかった(取材を断るなど)場合、病院からの帰りのタイミングで皆瀬による乱闘騒ぎを起こすといいだろう。
その場合、他の地点においても調整すべき点がいくつかある。適宜組み替えること。

また、この時点ではただの乱闘騒ぎに留めること。
その後のニュースなり何なりで彼女が事情聴取を受けている、と描写し、警察署に誘導するように。

警察署

一連の騒ぎのせいか訪れる人は多く、奥で走り回っている職員や警官も見られることだろう。
窓口では時として言い合いになる場面もあり、混乱ぶりが伺える。

ここでは、皆瀬の名前を出すことによって彼女との面会が可能。
窓口で彼女の当日の行動に関して簡単な説明を受ける。
【ショッピングモールで工具類を購入。繁華街を経由した後、直売所にて陳列された品物を、購入した工具にて損傷させた。】
彼女の状態はプロフィールにある通り。こちらから聞くことは出来ても、まともな回答はない。
口は半開き。常に虚ろな目をしており、こちらに気付いているかどうかすら危ぶまれる。
ただしスライムについて質問した場合のみ、「アレが来る」と繰り返し譫言のように反応する。
「すら……いむ……?……いや……あれはだめ……アレが来る……アレが来る……」といった具合に発言させるといいだろう。

ある程度会話すると、彼女の様子に変化が表れる。タイミングはKPの裁量として良い。
唐突に苦しみだし、それが少し続いた後、右腕がスライム状に変質し、分離する。

描写

分離したのはSIZ2のアニミークリ。詳細は一部処理「アニミークリとの戦闘」を参照のこと。

アニミークリでの騒ぎが落ち着くと、警官達に怪我がないかなどを心配されながら外に出される。
なお、皆瀬は導入での病院へと搬送される。

ショッピングモール

様々な店舗が集まったごく普通のショッピングモール。
客足は良いとは言えないが、休業前の在庫一掃セールを行っている。このため従業員は少々忙しそうにしているだろう。

ここでは店員への聞き込みが可能。
休業理由に関しては、支配人である新島が一ヶ月前から連絡が付かない状態にあることを挙げる。
新島について尋ねた場合、彼が宗教にはまっていたと教えてくれる。同時に金の曙の勧誘チラシを出してくれるだろう。
かつ、行方不明になる以前は不眠症を患っており、定期的に通院していたとも話す。
 ※飯塚が担当医。病院で直に聞くか、電話するなどして、彼の持つ貸倉庫を知ることが出来る。要交渉系技能。
 ※他に、峰島に依頼して調べてもらうことも可能。ただしこの場合、四半日程度の時間を要する。
勧誘チラシは聞こえの良い文句や楽しげなイラストなどでデザインされており、片隅に地図も載っている。場所はГ亮鮠譟
また、食材について聞くと、この一月の間というもの、不良在庫がずいぶん見つかったと教えてくれる。

直売所

皆瀬が暴力沙汰を引き起こしたという直売所。客の入りは少なく、閑散とした印象を受ける。
品物は野菜類が主。他地域からも、量は少ないながら仕入れられている。
品物を調べた場合《アイデア》
【どの品物も新鮮な物が多い。保存可能期間を考えれば、もう少し前の物が並んでいていいのではないか、と感じるだろう。
CSで、それが産地に関わらないことに気付く。】

店員はおおむね手が空いており、簡単に話を聞くことが出来る。
皆瀬の当時の状況について尋ねると、「アレが来る」と連呼しながら、品物を殴打して回っていたと話す。
品物については、一週間ほど前に苦情があったと回答。内容は黒い斑点が大量にある、というもの。
 ※アニミークリによる侵食。斑点とホクロは同一の物。
調べた結果、種類などを問わず同じ状態の物が発見され、あまりに数が多かったために全て廃棄処分とした。
捨てきっていない物がまだ倉庫に残っているため、頼めば受け取ることも出来る。
受け取った場合、「出セ……我ヲ出セ……」という幻聴を耳にする。SANc0/1。
野菜の斑点に《生物学》
【その斑点の部分だけ、動物的な組織の感触があると分かる。
CSで、全ての斑点が内側で繋がっているような感触にも気付く。】
また、斑点が見られたのは売り場に陳列、もしくは常温保存されていたもののみ。
冷蔵庫や冷凍庫に入れて保管されていたものに関しては、全くの無傷であったと教えても良い。
 ※アニミークリが低温に弱いことの示唆。

繁華街

大規模なアーケード、といったところ。
普段は活気あるここも、奇病云々で人影はほとんどなく、完全ではないにしろシャッターストリートと化している。

シャッターのいくつかに同じ図形が赤いスプレーで描かれている。円に内接する五角形と、その内側にドアノブらしきデザイン。
ざっと見回すだけでも十個以上あり、位置も無作為と分かるだろう。

周辺にいる人に話を聞くと、新島と名乗る人物が描いて回ったと答える。
図形の意味に関しては、曰く神の通り道であるとか、門だ、等と主張していたことを教えてくれる。

酒場(金の曙本部)

繁華街裏手の一角にある酒場。人目を避けるような場所にあり、周囲には空きビルや取り壊しを待つ廃ビルが立ち並んでいる。
酒場そのものは地下にあり、外から眺めた限りではその場所は分からない。
ビル一階の各階案内でようやく、「金の曙」という文字を見つけることが出来る。

酒場内にはそれなりに人がおり、他の場所と比べて活気があるように感じられる。
中に入ると、マスターから「ようこそ。銀の黄昏へ」と声をかけられる。
金の曙ではないのか、と質問した場合、「もうない」と告げる。
マスターに対し他に何かしらの会話を持ちかけた場合、奥のテーブルを指し示す。
そこではローブを纏った、腰の曲がった老人らしき人物が探索者達を見ている。
 ※英。クァチル・ウタウスの契約により、上記のような容姿となっている。
そちらに行った場合、「入団希望かい?」などと若干小馬鹿にするような出迎えをするだろう。声から若い女性と分かる。
女は名乗らず、またPC達からの名乗りも受けない。あくまで人物A、Bとして接しようとする。
また、最初に封筒を渡してくるが、ここでは読まないように、と指示を入れる。
 ※最悪の場合、大型のアニミークリが出現するため。詳細は後述。
繁華街の図形について聞いたなら、円が通路、五角形が門だ、と語る。

スライムに関して化け物などのマイナスな発言を行った場合、周囲の客に叫びかける。後者は激昂を挟むこと。
「唱和せよ!来るべき日のために!」と叫び、マスター含め酒場にいる全員が復唱。同時に、全員が平均SIZ10のアニミークリと化す。
人数は五人程度。アニミークリはローブの女のいた位置を中心に融合し、SIZ30の個体として行動する。

描写

渡された封筒の中身

酒場前の廃ビル

酒場周辺のビル群の中でも一際高い廃ビル。目星などの判定なしで見つけられることだろう。
普段から人通りも少ない場所であり、ビル内は完全に無人である。
最上階に旧儀式場はあり、ある程度がそのままになっている。

中央に円状に床が彫られた跡があり、他は特に何もない。

入室時描写

床の彫り跡

貸倉庫

大型コンテナを流用した簡易的な貸倉庫。いくつかには電気も通っている。
警備員はいるが、怪しい行動をとらない限りは問題ない。
飯塚や峰島にコンテナの番号まで聞いておく。もしくは案内図を確認することで、新島の使用しているコンテナが分かる。

新島のコンテナには外付けのインターホンがあるが、押しても反応はない。鍵は開きっぱなし。

内部はコンクリートで床が張られ、壁、天上などに防音防臭加工が施されていることも分かる。
その中央に赤い方陣。及び立っている赤い柱が四本と、倒れている赤い柱が一本。
隅の方にベッドくらいの大きさの石舞台があり、斧が一本置かれている。

入室時描写

赤い方陣

赤い柱

石舞台

END

貸倉庫にて何をするか。あるいは途中で倒れるか。はたまた呪文を使用するか。となる。
True,Normalは通常のクリア。Fanatic Endは、生存という単位ではクリアだが、生存可能なのは一人だけでもある。
Apocalypse End,Failure Endは全てロスト。前者はクァチル・ウタウスによる死、後者はアニミークリと化した後の死。

True End:Before the Apocalypse.-今が終焉でないだけの世界-

条件:赤い方陣の破壊
唯一、騒動が完全に鎮静化するEND。
失ったものも失われたものも戻らないが、失われなかったものは残っている。

描写

Normal End:In the Apocalypse.-審判の日は続いている-

条件:倒れた赤い柱を戻す
一時的に騒動が収まるものの、決して終わったわけではない。ただ生きる術が得られた。なんてEND。
探索者達が五体不満足とはいえ生きていられることを考えれば、比較的まともなENDだろう。

描写

Apocalypse End:The forefront of the end.-其が司りし死の御前に在りて-

条件:赤い柱の破壊、あるいは正位置からの移動(立っている柱を倒す、等)
生還不能。及び、クァチル・ウタウスによる抹消に近い死となるため、復活卓参加は認めない。

Fanatic End:A delicious sake for last moment.-美酒あれど末期なし- (鐘のキャロル@chello)

条件:クァチル・ウタウスの契約を使用
呪文が成功した時点で、詠唱者の侵食度を生存限界値(30)まで引き上げること。
呪文詠唱者の内、最後に契約を結んだ探索者のみ生存する。1D100で順番を決めるのもいいだろう。
が、四肢は全てアニミークリとしてクァチル・ウタウスに回収されるため、いわゆる達磨状態。実質ロストとなる。
他の呪文を使用した探索者は、全員塵となり、クァチル・ウタウスに回収される。こちらもロスト。
また、契約以外に何か頼む、と言うことであれば、それも決定させておくこと。当然ながらロストである。
それぞれ、死ねない、抹消に近い、暗黒の地獄の辺土に囚われる、という形であり、復活卓参加は認めない。

基本描写

複数人で唱えた場合。最後以外の探索者への描写

契約を行わなかった場合の描写

Failure End:Begining of the Apocalypse.-命の灯はもう消えた-

条件:侵食度が30を突破
アニミークリとなってロスト。かつ、クァチル・ウタウスに吸収されるため、復活卓参加は認めない。
侵食度が30を突破した場合に発生する。

描写

報酬等

True End

SAN報酬:3D10 + 全員生存5
神話技能:+5
その他:減少したCON、POWの回復。

Normal End

各々の侵食度に応じ、その時点から最も早く失うことになる四肢を欠損する。足:DEX半減 腕:STR半減
すでに手足を侵食されつくしていた場合、胴体を吸収されロスト。
SAN報酬:2D10 + 全員生存5
神話技能:+3
その他:減少したCON、POWの回復。

Fanatic End

四肢を消失。
SAN報酬:なし
神話技能:+20
その他報酬:1D50SANの減少

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