ここは、クトゥルフ神話TRPGのオンラインセッションに関する各種情報がまとめられているWikiです。

募集の詳細

募集に必要な情報を以下に示します。

募集情報

まず最初に、KPにとってこのシナリオで大切な事

このシナリオは基本的にNPCが蛇田村 郁子の一人です。
このRPをしっかりやる必要があります。(此処が一番KPが楽しめるところです)
このシナリオは郁子さんと探索者が絆を築いていくシナリオです。
また、エンディングに影響を及ぼす郁子さんのフラグの管理をしっかりして下さい。(フラグは一人ひとり管理をして下さい。全体でフラグ数を確認すればいいですが、ハッピーエンドでは一人でのフラグ数も関係してきます。合計を見る場合、同じフラグは重複しません)
そして、リアルタイムで起こるイベントと特定条件下で起こるイベントの管理です。
特にリアルタイムのほうはタイミングを計って上手くイベントを滑り込ませて下さい。(タイミングを逸して無理だと思ったらイベントを無かった事にするケースも多々あります。その時はシナリオの信仰や流れを優先して下さい)
以下にエンディングに影響を及ぼすフラグを記します。

フラグ管理

シナリオ概要

クルージング中の遭難によって南海の島に流れ着く探索者たち。
その島は蛇神イグを祭る為に島全体を社とされている島だった。
その島では爬虫類だけではなく、恐竜まで存在して探索者に襲い掛かってきた。
探索者たちは島に住む唯一の人間、イグの巫女;蛇田村 郁子の家に泊まり。
イグが光臨する時までに島を脱出する事ができるだろうか?
と言うのがシナリオの大まかな流れです。
システム的には、エリア探索型シナリオ
島は5つのエリア「東西南北と島の中央」があり、其処を探索していく事によって真相に近づきます。
エリアにはポイントがあり、探索者はエリアをまず調べ、其処で発見したポイントを調べる事によってシナリオを進めていく事になるでしょう。

シナリオの流れ

このシナリオはエリア探索と時間経過によって進んでいきます。
時間経過は一日を5ターンに分けて、朝→昼→夕方→夜→夜中と進んでいきます。
夜中も探索することは可能だが、丸一日寝ないと1ターンごとにすべての判定に(SANチェック含む)-10%→-20%→-40%→-80%→何をやっても成功しない、とペナルティが悪化していく。このペナルティは1ターン睡眠を取るまで続く。
このペナルティは1ターンの睡眠をとることによってのみしか解消されない。
エリア基本探索は1ターン経過します。
島は5つのエリアに分けられ、探索しないで通り過ぎるだけならターンは経過しないが、通り過ぎることが出来るエリアは探索が終わったエリアのみである。
エリアにはポイントがあることがある。
ポイントの探索には1/3ターン経過する。(しかしエリア探索をした場合のみ1つのポイントまで時間なしで探索可能)
ポイントは探索やイベントで発見することが出来ます。
エリア探索をするときにポイントを指定しないとわからないことも存在するので注意して下さい。
エリア探索を行ってなかった場合でも、イベントが起こった場合、時間が経過します。(イベントが起こると自動的にそのターンは終了します)
また特定の状況下では探索済みのエリアでも通り抜けが出来ないことがございます。
エリア移動の際、具体的にどう移動するかを発言することで結果が変わる事があります。(何々に沿って移動する…など)
まとめ(このまとめは、オープニングが終わりメインシナリオが始まったらメモに張るのが良いでしょう)
・一日は5ターン(寝ないとペナルティが次の日のターンから来る。-10→-20→-40→-80→自動失敗)
・睡眠不足のペナルティは1ターン睡眠をとることで回復する。
・島は5つのエリアに別れ、それぞれにはポイントが存在します。
・シナリオのスタート地点は砂浜エリア
・1ターンにできる行動は以下の通り
 *エリアの基本探索+ポイント探索1つ
 *ポイント探索*3
 *その他イベントでターンが経過する事あり
・探索済みエリアは通り抜けるだけならターン消費無し。
・移動の際、具体的な移動方法を言うことで結果が違う事あり。

NPC

蛇田村 郁子;みたむら いくこ(♀) 職業;みしゃぐじ神の巫女(宗教家+α)

オリジナル要素

オリジナル神話生物:爬虫人類とは

オリジナルルール

倍率ロール

オリジナルスキル

オリジナルスキル「ピット器官」

オリジナルスキル「ヤコブソン器官」

オリジナル魔導書「蛇神縁儀教典(イグ・ョチナス・ラゥロ)」

蛇人によって書かれたクローン魔術と爬虫人類について書かれた魔導書です。今は海に沈んでます。

オリジナル魔法「爬虫人類クローンの作成と操作」

爬虫人類にさまざまな影響を及ぼすことのできる魔術。

オープニング

オープニングは宿の主人にクルージングに連れてこられたシーンから始まります。30分くらいクルージングを楽しむRPをさせてあげてください。
宿の主人は釣竿やスキューバセットを貸してくれ、【水泳】や【釣り】などに興じる事ができるでしょう。

そうこうしていると、急激に天気が崩れていき嵐になります。
宿の主人も急激な嵐に取り乱して、探索者に警告をし港に戻ろうとします。
探索者が安全な船室に戻ろうとする前に、衝撃音と共に船を揺らして下さい。(それでも戻ると言う探索者がいたら船の揺れが激しくて戻れないと伝えて下さい。)
探索者たちは、この時に目星チェックで巨大な影が船の下を通ったのを目撃します。【SANチェック0/1】
スペシャルなら、その巨大な影がまるで古代の巨大な爬虫類の様だと分かっていいです。(画像を使うならフタバスズキリュウ辺りが妥当じゃないかと思います)この場合、【SANチェック】は1/1d3となります。(このフタバスズキリュウも爬虫人類です)
その船の揺れで探索者たちは海に投げ出される事となります。(STRチェックなどでも耐えられません、不意打ちだと思ってください)
その後探索者たちには、【水泳】でチェックをしてもらって下さい。
この判定に失敗すると、探索者は自分が死ぬかもしれないと恐怖を感じます。
【SANチェック】を通常で0/1d2、巨大な影を見ていたら1/1d3、巨大な影を恐竜だと認識していたら1/1d4で行ってもらって下さい。
その後、溺れるRPを軽くしてもらった後
そして探索者たちは徐々に意識を失っていきます。これは水泳に成功していても結果は同じです。体力の限界でしょう。
探索者たちは嵐の海に投げ出されながら、死の恐怖を感じつつ意識を失っていきます。

そして、探索者たちが再び目を覚ますと、そこは見知らぬ浜辺でした。(マップで言う所の南の砂浜に流れ着きます。)
此処まで一時間で終えるといいでしょう。

メインシナリオ

メインシナリオは島のエリアを探索してポイントを探し、調べる事によって進みます。
以下に島の地図を示します。

地図

エリアの表記の説明

エリア名

エリアの基本的な描写。これは、エリアに入ったときに探索者に与える情報です。このときにすでに見つかるポイントも存在します。(此処で見つかるポイントは未探索でも教えても良いです)

基本探索;【基本探索のスキル】
基本探索のスキル成功によって得られる情報。場合によっては、成功によって新たにスキルチェックを求められる場合がありますが、追加のスキルチェックでは時間経過は記述が無い限り起きません。この時点で新たに見つかるポイントも存在します。
ポイント:ポイント名
ポイントを探索しようとした時に探索者に与える情報です。スキルチェックの前に与えて下さい。此処がない場合もあります
【ポイント探索のスキル】
ポイント探索のスキル成功によって得られる情報。場合によっては、成功によって新たにスキルチェックを求められたり、イベントが発生する場合があります。スキルチェックなら時間経過は無いですが、イベントが起こった場合そのターンは終了します。

砂浜

砂浜は小さな小川のようなものが森から流れ込んでおり。海がある。向こう側には陸が見えず海だけである。ポイント:海中があります。
基本探索;【目星】+【幸運】の組み合わせチェック
両方成功で砂浜を無作為に探していると、砂に埋もれるように文字が彫った石を発見する。
そこには「第9陸軍技術研究所:蛇島研究島」と書いてある。
この名前を呼んだ探索者は【オカルト-30%】をしてもらって下さい。
成功した探索者は聞いたことがあります、第9陸軍技術研究所とは神奈川県川崎市に本部のあった第二次世界大戦中の軍の研究所です(実在の施設でした)。なんでもオカルトめいた怪しげな研究をしていたという噂があります。
スペシャル以上の成功なら、蛇島・・・確か旧大日本帝国陸軍が生物兵器を実験していた島だったという、眉唾物な噂を聞いたことがあります。
幸運失敗で目星が成功なら、遠くの海から突き出るように伸びる巨大な何某かを見つけます。
【SANチェック】0/1d2
その影はゆったり動くとまた海中に没していった。
ポイント:海中(此処の探索で何かを発見できるのは魔道書の存在を知ってからのみです。それまでは描写はあっても探索しても何も見つかりません。しつこく探索するようなら遠くに恐竜の影を見せてSANチェックを0/1d3くらいでしてやりましょう)
水はどこまでも澄み渡り、はるか遠くまで見ることが出来た。
さんご礁や階層が多く豊かな海だということが見て取れる。
しかし、不思議と魚の姿は少なかった。

【水泳】+【目星】の組み合わせチェック
両方成功で、海底に沈む黒く鈍い感じのつるりとした石を見つける。
太陽の光を吸い込んで存在感を示しているそれは、両手で持てばもてる程度の大きさでありながら圧倒さえされる禍々しさを感じるだろう。
スペシャル目星成功ならとても禍々しい感じを覚える。あれは触れない方が良いと感じるね。

石に近づく事を望むなら【幸運チェック】です。
その後シークレットダイス(ブラフです)の後【目星】を振らせてください。
目星に成功すると少し離れた位置に巨大な影を見つけます。
それはまるで古代の恐竜のような影です。水中に棲む恐竜…【生物学】と【歴史】の組み合わせに成功したらそれがフタバスズキリュウだと分かるでしょう。
その影はまだこちらに気づいていないようすですが、もし水の中であんなものに襲われたら、君は無事ではすまないだろう(この恐竜が探索者に襲い掛かる事は無いですが…シークレットダイスのブラフを使って探索者を十分怯えさせて下さい)
そんな恐怖に駆られた探索者は【SANチェック】を1/1d3です。
(あと、もう一度くらいシークレットダイスを振ってやると緊張感が出ます。ですがやりすぎに注意、まぁ…魔道書を読んだ後に一回ぐらいが妥当でしょう)

魔道書を見ると、そこにはどこの文字かわからないような模様が書いてあります。
その内容を読むことは出来ませんが、、手で触れたとたん、どろりと汚泥を流し込まれるように脳にその内容が染み込んで来ます。
泳いでる探索者は一瞬おぼれそうになりますので、ここで【水泳】をどうぞ
成功すれば溺れる事は無いです、その後脳に刷り込まれる知識を描写してやって下さい。
失敗すると探索者はその恐ろしい体験に身を浸した途端、その恐怖の為に泳ぐことを失念してしまいます。
この場合、【CON*6チェック】となります。成功したら水泳を振り直しを許可してあげて下さい。
失敗したら1d6のダメージを受けて気絶しぷっかり浮いてきて、助けが無くても波で砂浜に流されます。ただ、疲労の為に普通に行動ができるようになるのは1ターン経過した後です。

魔道書を読むことに成功すると(魔道書を読む中SANチェックが何度が出ます。そのSAN減少で狂気が発動した場合魔道書を読んだ跡に溺れて流されます。1d6ダメージで浜辺で1ターン経過です)

まず最初に、脳に直接内容が流れ込んでくる恐怖の為に、【SANチェック】1d3/1d10です。
これに耐えると、(まぁ耐えられなくてもですが)脳にどんどんと魔道書の内容が流れ込んできます。
魔道書の名前は”蛇神縁儀教典(イグ・ョチナス・ラゥロ)”オリジナル魔道書です。
これは、2万5千年前に蛇人間によってかかれた魔道書です。
一度恐竜によって大打撃を受け、人類の登場によって滅びの危機にあった蛇人間たちは、人類の中に入り、また、自分たちを滅ぼしそうになった恐竜の特質を利用できる新たな生命を作り出そうとしていた事が書かれています。
それはまるでクローン技術の魔術版のような事が書かれています。
そのクローン魔術によって人類と爬虫類のあいのこの様な「爬虫人類」の生命の作り方と操り方、血の発現のコントロール、そういった技術が書き記されています。
これは「爬虫人類」が遺伝子的には人類と同じであり、人類と交配も可能で、人類としてこの世に生を受けるのだが、その血が濃いと年齢を重ねるとともに爬虫類としての血が濃くなり。知性を持たないトカゲや恐竜のような姿に変わっていく。など「爬虫人類」の生態が書かれている。
この時点で呼んだ探索者は【爬虫人類クローンの作成と操作】の呪文を覚えます。
だがほとんどの事は特定の道具や施設が無いと出来なさそうだね。
今出来るのは、
・爬虫類としての血が発現した爬虫人類を一体動かないようにする。(MPまたはHP1d6)
・爬虫類として知性を失った爬虫人類一体の知性をいったん戻す(MPまたはHPに合計で1d3+SAN1)
の二つができます。
また、イグの神像(魔力を蓄えたもの)があればさらに以下のことが可能になります。
・爬虫人類の爬虫類としての血の発現を早める/抑える。(神像に蓄えられた魔力を使い切る。無理をすれば二回唱えれるがそれをすると神像が砕ける。神像があれば20年もあればまた魔力は蓄えられる。)
 早めた場合、今すぐ爬虫人類の血が発言するが、抑えた場合、一生抑えることが可能。 
 被術者に身体的な多大な影響を与える可能性が高く、実際どうなるかはCONの倍率ロールにて決まる。倍率ロールはオリジナル追加ルールの所に書いてあります。
呪文については以上です。

そして魔道書の中に冒涜的な事実がさらに書き記されています。
爬虫人類の血は日本人の中に薄くはなっているものの脈々と受け継がれていたという事実。
探索者は自分の、または自分の友人たちの中にそんな得体の知れない血が受け継がれてる事実に恐怖するでしょう。
そんな冒涜的な事実を知ってしまった探索者は、【SANチェック】1/1d6+1をどうぞ

さらに魔道書には、蛇島についての記述もあった。蛇島とは爬虫人類が集められる島です。星が揃う時、爬虫人類たちは蛇の神イグによって救い出されると書かれています。
そして星が揃うのは、八月の前半いつ起こってもおかしくない事がわかるります。(今のことです)

探索者はその内容が頭に流れ込んできたことで、遭遇した神話生物の中に蛇人間とイグを入れ、クトゥルフ神話技能が+1d10上昇します。

最後におまけです(これはKPの趣味でやってもやらなくても良いですが、やらない場合は対応するシナリオフラグを消去して下さい。)
右目か左目ランダムで選んでください。そちらの目が急激に痛みます。まるで目が落ちてしまうような痛みです。それはすぐ直りますがそちらの目が赤く染まり瞳孔がたて割れしている事に後で気づくでしょう。

オリジナルスキル「ピット器官」を30%で覚えます。
そちらの目を開けている時に赤外線によってものを見ることが可能になります。暗闇でも使え、薄い壁なら向こう側が見える目星として使って下さい。逆に温度差の少ないものはわかりづらいです。

さらに欲しいなら「ヤコブソン器官」も30%で与えてもいいです。これを貰うと舌が縦割れします。
「ヤコブソン器官」は嗅覚スキルとして使えます。まぁ、犬程度の嗅覚だと思っていただければいいです。

海から出てきた探索者を見た人は、
右目の色が赤く、立て割れした瞳孔を持っている事に気づくでしょう。
【SANチェック】0/1d2です。
また、それを教えられた探索者は自分が得体の知れない生き物になってしまった事に気づき
【SANチェック】1/1d4となります。

うっそうと茂った森、人の手が入っている様子はない。ただ虫の声や鳥の声が聞こえないのが不自然と言えば不自然なような気がした。
海から川を辿って森に入るといったら花畑に着く。
その場合、基本探索成功とし花畑に直行する。

基本探索;朝なら、【目星】+【幸運】の組み合わせチェックです(ただ川をさかのぼる場合、この判定は割愛で良い)。昼なら、【目星】のみ

朝の場合
両方成功で、木々が開け花畑がある。
そこには水が湧いていて池になっている。
そこには、一人の女性がいて湖の近くに腰掛けている。
その女性は長い黒髪を持ち和装に身を包んでいた。
こちらには背を向けていて君たちには気づいていないみたいだね。
此処でさらに【目星】をしてもらって下さい。
成功すると池から1メートル位のトカゲが顔を出しており女性に頭をなでられているのに気づく。
スペシャルだと、そのトカゲの前足が人の手になっていると気づきます。
スペシャルの場合のみ【SANチェック】1/1d3どうぞ

そのトカゲは君たちに気づくととぽんっと池の中に入っていった。
ポイント:花畑の発見と同時に花畑でのイベントとします。
花畑はこの島で唯一真水が手に入る所です。
ポイント:花畑
トカゲが池の中に入っていくと女性は君たちに気づいたのか振り返るよ。
色白で赤い目をした女の人だね。こう見ると華奢で意外と年は若いのかもしれないと感じる。
そうすると、女性はにやりと微笑をし、
「あら?どちらさまかしら?」
女性は首をかしげるね。
以下、少女のセリフ集です。
「わたしですか?えっと、蛇田村 郁子(みたむら いくこ)と申します」(ぺこり)
「ここですか?蛇島ですわ・・・」
「わたしは生まれたときからこの島に住んでますから」
「あら、大変ですね。もし良かったらわたしの家で船が来るまで泊まっていかれますか?」(にやり)
「船ですか?来ますよ?月に一度本土から来て頂けますのでその船でお帰りになっては?」(にやり)
「あぁ!この島に知らない人が来るなんて初めてではないかしら♪」(にやにや)
「わたしの家があちらにありますので、良かったらそちらで休んでおいていいですよ」
「わたしは今から用事がありますので。」
「お水いかがですか?」
「さぁ、存じ上げませんわ」
心理学をすると、表情が怪しげなものの嘘とついていないことが分かる。
失敗すると、笑顔の不自然さが目立つと感じる。
心理学スペシャルで、彼女は、人がいない村で育った性で表情を作るのが苦手なんだろうと言うことがわかる。そして彼女は基本的に正直な人間だろうと言うことも分かるね。
彼女と話をする場合、イベント{蛇の毒}が発生する。
彼女と話をすると彼女の住居である。ポイント;小屋とポイント;倉庫の場所を教えてもらえる。

昼の場合、または朝で幸運失敗の場合
目星のみ成功
小屋を二つ発見する。どうも片方は簡単な住居、片方は倉庫の様に見えます。
住居の方は鍵がかかってませんが、倉庫の方は簡単な南京錠がかかってます。
どちらもある程度管理されてて人が今住んでいる事に気づけます。
ポイント:小屋とポイント:倉庫の発見
ポイント:小屋
そこそこ広いながらも一部屋だけの質素な建物だ、入り口には土間、土間の奥に水を貯めておくカメと竃がある。
壁には鍵が一つだけ掛かってる。
そして左に板間にござを敷いただけの居間があり、そこには模様も何も無い屏風が二つと草で編まれた座布団のようなものがいくつかある。
あと、明かりだろうか燭台と壁に提灯が掛かっている、そして奥には棚があり、女性物の着物と蝋燭や文箱と文机がある。
そして、壁際にきちんと畳まれた布団が1つあるよ。
もし部屋を探すなら【目星】成功で文箱と文机には最近、使用した形跡が無いことに気づく。
あと、布団に長い髪が残っている。スペシャル以上の成功で枕に爬虫類のものらしい鱗が付いていることに気づく。ただその鱗はとても大きな爬虫類のものだと想像がつく、サイズで言ったら人ぐらいの大きさのものだろうと分かる。
ポイント:倉庫
質素な作りの小屋。窓も無く入り口に鍵が掛かっている。
鍵も単純な南京錠だ。
【鍵開け+20】に成功すれば扉は開くが、最低ヘアピンのようなものは必要。
中はつづらが2つと本棚が1つ本棚にはずらりと本が並んでる。どれも傷んでいて古い本らしいと言う事が分かる。あと布団が2つある。端には上の開いたドラム缶が置いてあり、そのそばに薪やコンクリートブロックもつんである。その壁には鉈と斧が引っ掛けてある。
つづらの中には主に着物が入っていた。男性物の和服が多く見られるがほかにも女性物や子供のものらしきものもある、どれも質素な柄のものです。
本棚に入っている本はざっと見たところ何かの研究レポートみたいだね。
古めかしい言葉遣いで大日本帝国陸軍とか研究とか生物、爬虫類などの文字が読み取れる。それ以上詳しく調べたいならさらに1ターンかけて図書館チェックが必要でしょう。(失敗をすると1ターン無駄になり、次の図書館判定が+10%されます。重複します。)

倉庫を見回すなら【目星】成功でつづらの奥に「端に金属の棒が付いた縄橋子」が1つと「応急手当用のセット」がある。
応急手当のセットは君達が普段慣れ親しんでいるものよりも前時代的なものと感じる。これを使い応急手当をした場合、修正は+5%つく。

本棚を探すなら【図書館チェック+20】(本が少ないのでボーナスがあります)
本棚には第9陸軍技術研究所による、生物兵器の研究レポートや日誌が入っていた。
それによると、この島は生物兵器の研究をする為に島だったようだ。
もともとこの島は、長野のある村「伊具村(いぐむら)」とゆかりの深い島で、伊具村であがめられていた蛇神みしゃぐじさまの神職のものが生涯を過ごす島だったらしい。
その性か、この島には蛇や爬虫類が多く生息していて、島のどこかに隠されている洞窟には古代の恐竜さえもいるらしい。
しかし、それを知った陸軍情報部はその巨大な爬虫類たちを軍事転用できないかと伊具村の代表と契約を交わして定期的にこの島の生物の強さの実験とみしゃぐじさまへの捧げ物として、何も知らない新兵をこの島に送っては何度も実験を繰り返していたとの事だった。
そして、他の日誌はその新兵の物だったのだろう、軍事訓練の途中に巨大なトカゲに戦友を食われたとか、夜毎に聞こえるあの咆哮は何なんだろうとか、何も知らないままトカゲの餌にされようとしている哀れな若者の混乱と恐怖が文字からにじみ出てくるようだ。
さらにアイデアロールを成功すると
トカゲと遭遇した場所の日誌を見ていると、どうもトカゲは森の中から来ていることが多いということがわかる。(森でトカゲの巣を【目星】と【追跡】の組み合わせで探せるようになる)
そして日誌の最後にはこう締めくくられていた。
「母さん、ごめんなさい。自分はこの南海の島でトカゲの餌に成り果てるようです。お国の役に立てず申し訳ありませんでした。喜久子にも謝って置いてください。そしてどうか自分のことは忘れて、いい人と添い遂げるよう伝えて下さい。」
そして次のページにはぐちゃぐちゃと筆記具で真っ黒になったページがあった。
真っ黒なページを目にしたときに【目星】をチェックしてもらって下さい。
成功すると真っ黒に塗られたページにもともと書いてあった文字がかろうじて読み取れます。
「なんだったんだろう、あの石は、文字が書いてあったけど、見た途端トカゲと人?爬虫人類?ならば我々日本男児は!あぁ!自分は我慢できずにあの石を砂浜から海に投げてしまった。後悔している、あんなものは砕いて誰の目にも触れないようにすべきだった!あぁ!お許し下さい!あんなこと知らなければ良かった!トカゲに食われるのは嫌だ!トカゲになるのはもっと嫌だ!この日誌を最後に自分は森の中で動かなくなった戦車の中で自決しよう、そうすればとりあえずトカゲに食われることもトカゲに成り果てることも無い・・・そうしよう!どうせもう俺で最後なのだ!もう嫌だ!こんな島には一秒だっていたくない。靖国にはいけないだろうが、行った先が地獄だってきっとここよりはましだろう!母さん、喜久子、ごめんなさい。」
と書いた上にぐちゃぐちゃと塗りつぶしたということに気づく。
そして、そこから下にはなれたところに一言
「死にたくない・・・・・・・喜久子」
と書かれていることに気づいた。
さて、青年新兵の悲惨な末路を知ってしまったあなたは【SANチェック】を通常で0/1、黒塗りのページが読み取れたらなら1/1d4+1です。
黒塗りの文字を読むことによってポイント:戦車の捜索とポイント:海中での魔道書の捜索が可能になりました。

戦車の存在を知ったので戦車を探すと宣言をしての【目星】で成功すればポイント:戦車の発見する事が可能です。(通常時の【目星】のスペシャルで発見させても良い)
ポイント:戦車
それは草やつたなどに絡まれた戦車だ。
戦車は一目で呼称しているとわかり、修理しないと使うことは出来ないだろう。
その近くには古いサイドカーつきのバイクと小型乗用車も放置してある。
戦車の種類が知りたければ、重機械操作または知識の1/2でチェック
その戦車は第二次世界大戦中、日本が使っていた九五式軽戦車だとわかる。
その付近には朽ちた三八式小銃が落ちているね。もう錆びて木は腐り使えそうも無い。
戦車の上部のハッチを空けると中にはぼろぼろになった軍服を着た白骨死体がある。
その頭には大きな穴が開き。頭蓋骨は三八式小銃に引っかかるような形になっていた。おそらくこの戦車の中で命を自ら絶ったのだろう事が容易に想像できた。
この狭い戦車の中で命を絶つという絶望はいかばかりだろうか・・・今の君たちには想像も出来ない。
【SANチェック】0/1d2です
戦車の中を探すなら、【目星】で成功すれば九九式手榴弾を1d6こ、九八式三十七粍戦車砲の弾1d2こ、三八式小銃の弾3d6発、二十六年式拳銃の弾3d6発、工具を発見する。(中にある銃器などは雨の影響を受けてないため使用可能である)
詳しい装備は後述のアイテムデータにて
ポイント:隠された洞窟(トカゲの巣が森にあるということを知らないと探す事はできない。が、戦車を見つけた後なら目星1クリティカルで発見できる事にしても良い)
森にある足跡を追跡するとうっそうと茂る木々に隠れ、人工的に掘られたらしい洞窟がある。
不可解な足跡はその中に消えて言ってる事に気づく。
洞窟に近づくなら【聞き耳】を振ってもらってください。
成功するとその奥からは風が吹いてきてどこかにつながっている事が予想できるよ。
またスペシャル以上なら奥から大型の獣の息遣いのようなものを感じる。数は多くて数えられないね。
この洞窟は恐竜たちの出入り口です。
奥へ入るなら、イベントとして処理をして1ターン経過します。
洞窟の奥(これは森と北断崖の洞窟と共通)
この洞窟は森と北断崖をつなぐ一本道の洞窟である。
間には大きな広間があり、其処には爬虫人類たちが潜んでいる。
爬虫人類たちはみなイグ信者であり、会話などの理性は通じないが爬虫人類同士で争う事は無い。
どちらの方角から入ったとしてもしばらくして【目星】、【聞き耳】をチェックさせて下さい。これは組み合わせロールではなく別個のロールとします。
これによって成功率を上げ、謝って洞窟に迷い込んで爬虫人類たちに襲われて終わりと言うのを避けて下さい。
目星で成功する遠くにらんらんと輝く複数の瞳、聞き耳では爬虫人類の息遣いを感じます。最後の突入のとき以外は探索者をこの上なく怯えさせて下さい。
それでも入ってくるおろかな探索者がいた場合、まず恐竜に囲まれる事により【SANチェック】1/1d6+1です。
その後1Rに3体の中型恐竜に囲まれ同時に攻撃をされます。おそらく、この段階まで来てしまった場合、探索者は生きて帰れないでしょう。
ただ、リアルのプレイ時間が6時間以上たっている場合、中型恐竜が洞窟の外に出てきているため、2体の大型恐竜(ティラノサウルス)との戦いになります。
中型恐竜に敗れた場合、探索者はロストです。(後に他の探索者が洞窟に来た場合、無残に食い荒らされた姿を見て【SANチェック】1/1d6となります。
大型恐竜に敗れた場合、運よく死なずにすんだら【幸運チェック】を探索者にさせてください。成功すれば郁子のにおいを感じた大型恐竜が、夜の内に郁子の家の裏に気絶した探索者を返しに来るでしょう。(これは、理性が戻ったわけでなくティラノサウルスの特性で行っている行動です。ティラノサウルスは子育てをする恐竜だったので)。死んでしまったり、幸運チェックで失敗したりしたら中型恐竜と同じ結果となります。
中型恐竜に囲まれた状態から逃げるには、【DEXの対抗ロール20】を5回連続行って下さい。成否に関わらずその後脱出に成功します。ただこの判定に失敗する度、即座に中型恐竜の攻撃を受けます。これは命中判定、回避判定どちらも不要です。ダメージのみを出して下さい。
大型恐竜から逃げる場合は【DEXの対抗ロール17】を3回連続行って下さい。以降の処理は同じです。
また、この洞窟に車両で乗りつける場合もあるでしょう。車両で乗りつけた場合は、DEXの対抗ロールでなく。対応する運転技能ロールを軽戦車なら10回、自動車なら7回、バイクなら3回行って下さい。失敗したときの処理は同じですが軽戦車と自動車は車両にダメージ、バイクなら50%の可能性で車両か乗組員に命中します。乗組員が複数いる場合はランダムで命中者を決めてください。

洞窟の奥の広間にはイグの神像がありますが、この状態では恐竜が多く奪う事は不可能でしょう、もし隠れていこうとするものがいた場合、恐竜の数が多くおそらく失敗に終わるだろうと警告して下さい。
それでも行う人がいたら、まぁ…ロストにしてしまってかまわないと思います。この場合、【隠れる】と【忍び足】判定に成功すれば洞窟最奥のイグの社までたどり着いてかまいませんが、イグの神像を手にした途端、全ての恐竜がそちらを向きます。
探索者が逃げる事を宣言したら、洞窟の最奥に来ており、恐竜全てに気づかれてる状態を説明して、今から恐竜に喰われるRPでもしましょうか?とやさしく問いかけてあげて下さい。残念ながらこの場合は、大型恐竜のときの【幸運チェック】も起こりません。
此処にいる恐竜は爬虫人類であり【爬虫人類クローンの作成と操作】の呪文の効果対象となる。
中でもこの二匹の大型恐竜は実は郁子の両親でありすでに知性は失われているが、知性を戻すなら会話が可能となる。(他の中型恐竜は大型恐竜に逆らう事はしない)
イベント:郁子の両親との会話。へ
この神像が手に入るのは、魔術を使い大型恐竜の説得に成功したときのみです。

西断崖

島の西に面する海岸線。海面から断崖絶壁が切り立っている。ポイント:断崖絶壁の発見
基本探索;【目星】
高さはある程度あるものの、【跳躍】+【水泳】の組み合わせチェックに成功したらここからでもダメージ無く海に入れることがわかります(どちらかの判定に成功すれば2d6ダメージ、両方成功すれば0ダメージ、両方失敗で3d6ダメージ)。また崖を降りる場合【登攀】で3回の連続成功で無事に下まで降りれると言う事まで伝えてあげて下さい。登攀が一度目で失敗すれば3d6の二度目で失敗すれば2d6の三度目で失敗すればの1d6のダメージです。この時水泳技能に成功すれば飛び込み成功としてダメージを1d6分だけ軽減できます。また、【釣り】や【船舶の運転】など海の流れなど読めそうなスキルがあれば判定ので成功すれば潮の関係から仮に気絶しても砂浜に流れ着く事も分かります。海に入った場合、水泳に失敗をすると砂浜直行で1R経過します。
また、二つ並んだ同じくらいの大きさの岩がある。不思議なことにこの岩には人が開けたような穴と金属の棒か何か硬いものをこすった様な跡がある。(この穴に、倉庫で見つけた縄梯子の棒を突っ込むとちょうど縄梯子によって、後述の細い道まで降りる事ができる。
ポイント:双子岩の発見
ポイント:断崖絶壁
【目星】に成功すると
断崖絶壁の途中に人が通れる程度の道が出来ている。道は二つ岩の下まで伸びていて、その先は北の断崖へと回り込んでいるようでここからは確認できない。
もしあそこにうまく飛び降りたいなら跳躍-20%でチェックをお願いします。
成功すれば断崖に出来た道に降り立つことが出来る。
失敗の場合、【跳躍】+【水泳】の組み合わせチェックで海への飛込みが成功が出来る。ダメージは飛び込みを行ったときと同様。
登攀で降りるなら1回成功で降りれます。失敗した場合海に落下するのでダメージは同様。
此処に降り立つとポイント:細い道が使用できます。
ポイント:細い道
細い道はそのまま下りながら北の断崖絶壁に続いている。
北断崖のポイント:細い道に移動できる。この場合、北断崖のエリアや他のポイントに対する行動は取れない。
ポイント:双子岩
【アイデア】
ちょうど岩の下の断崖に人が通れる道を見つける。この穴から何かをたらせば其処までいけそうだとわかる。
ポイント:細い道の発見

東断崖

島の東に面する海岸線。海面から断崖絶壁が切り立っている。ポイント:断崖絶壁の発見
基本探索;【目星】
高さはある程度あるものの、【跳躍】+【水泳】の組み合わせチェックに成功したらここからでもダメージ無く海に入れることがわかります(どちらかの判定に成功すれば2d6ダメージ、両方成功すれば0ダメージ、両方失敗で3d6ダメージ)。また崖を降りる場合【登攀】で3回の連続成功で無事に下まで降りれると言う事まで伝えてあげて下さい。登攀が一度目で失敗すれば3d6の二度目で失敗すれば2d6の三度目で失敗すればの1d6のダメージです。この時水泳技能に成功すれば飛び込み成功としてダメージを1d6分だけ軽減できます。また、【釣り】や【船舶の運転】など海の流れなど読めそうなスキルがあれば判定ので成功すれば潮の関係から仮に気絶しても砂浜に流れ着く事も分かります。海に入った場合、水泳に失敗をすると砂浜直行で1R経過します。
ポイント:断崖絶壁
【目星】
断崖絶壁の下のほう海の辺り、断崖絶壁がへこんでてここから確認できない場所があることに気づきます。
海に入ればその部分を確認する事もできます。
【登攀】で降りる場合、最後の一回分の部分はオーバーハングなので【登攀】に-40%の修正がかかります。
そこには木で作った簡単な船着場とボートがありました。
ポイント:ボートの発見
これを発見できればとりあえず、島からの脱出は可能になります。
ポイント:ボート
5人程度が乗れるボートと船着場がある、船着場からは断崖に細い道がつながっていて北断崖のほうへ回っている。北断崖のポイント:細い道と行き来が可能。
ボートや船着場を探すなら【目星】で判定できる。
成功をするとボートには小型無線機も付いてるが、長いこと使ってないらしく壊れている。
電気修理で使用可能となる。使用も電気修理で使用できる。
ボートの操縦は難しいものでないので、普通に運転するなら判定不要。
本土を目指すなら【ナビゲート】が必要となる。
ボートの使用により島からの脱出可能となる。
一応ナビゲート判定を振ってもらう事となるが、失敗しても、最初の宿の主人がもう一度探しに来ているのと会えるためそれでクリアーは可能である。
北断崖の細い道からもポイント:ボートに来ることが出来る。

北断崖

島の北に面する海岸線。海面から断崖絶壁が切り立っている。高さが高く。また岩礁が多く存在するので飛び降りたらそのままUターンして天国にいくことになるだろう。

基本探索;【目星】
ポイント:小さな御社がある。小さな御社は郁子が毎日お参りをしている為清潔に保たれている。
ポイント:小さな御社の発見
断崖絶壁は高さが高く、もし登攀で降りようと思うなら6回の連続成功が必要となる。失敗すると落下することになるだろう。残り何回必要だったかでダメージが変わる。ダメージの前に幸運チェックをし、成功ならば海に落ちたこととなり(残り登攀回数)d6のダメージとなる。失敗すると岩礁に落ちたこととなり、(残り登攀回数)d10のダメージとなる。海に落ちた場合は【登攀】と【跳躍】の組み合わせ判定で片方成功なら-1d6、両方成功なら-3d6ダメージを減らす事が可能。岩礁に落ちたら【跳躍】判定成功で-1d6ダメージを減らす事が可能。
ポイント:小さな御社
御社を調べるなら【人類学】か【オカルト】+【目星】の組み合わせでロール。
人類学かオカルトの成功するとそれがみしゃぐじ信仰の社だとわかる。
目星の成功すると社の中は空だが以前何か置かれていた後に気づく。
ポイント:断崖絶壁
断崖絶壁を調べるなら【目星】で調べる事ができます。
断崖絶壁の途中に人が通れる程度の道が出来ているのに気づく。飛び降りてそこにたどり着くのは無理だろう。道は東と西の断崖のほうへ回っていてどこまで続いているか確認できない。
登攀ならば6回の連続成功が必要となる。失敗したら上記と同じダメージが来る。
ポイント:細い道の発見
ポイント:細い道
登攀で降りた場合と、西断崖のポイント;細い道、または東断崖のポイント;ボートから来ることが可能。此処の海は荒れているので泳いでわたるのは無理。
人一人が通れる程度の細い道だが、北断崖の道の中央辺りに巨大な洞窟がぽっかり穴を開けている。洞窟は波打ち際ぐらいの高さにありおそらく潮の加減では完全に隠れるであろう事は容易に想像がつく。
ポイント:隠された洞窟を発見。
ポイント:隠された洞窟
洞窟に近づくなら【聞き耳】を振ってもらってください。
成功するとその奥からは風が吹いてきてどこかにつながっている事が予想できるよ。
またスペシャル以上なら奥から大型の獣の息遣いのようなものを感じる。数は多くて数えられないね。
この洞窟は恐竜たちの出入り口です。
奥へ入るなら、イベントとして処理をして1ターン経過します。(前述の洞窟の奥へ)

アイテムデータ

斧:COC基本ルールブック70ページの木斧のデータです。
鉈:COC基本ルールブック70ページの肉切り包丁のデータです。
三八式小銃:命中率ライフル+10%:ダメージ2d6+3:基本射程50m:1発/R:装弾数5発:耐久力9:故障ナンバー99
九九式手榴弾:COC基本ルールブック71ページの手榴弾のデータです
九四式37mm戦車砲:基本命中率+20%:ダメージ6d6:基本射程200m:1発/R:装弾数もう入ってます:故障ナンバー95
九五式軽戦車:スピード値0:耐久力40/70:ハンドリング+30:人員4人+α:オフロード用
九五式小型乗用車:スピード値+2:耐久力18/23:ハンドリング+10:人員4人:オフロード用
九三式側車付自動二輪車:スピード値+4:耐久力10/18:ハンドリング+5:人員2人:オフロード用
二十六年式拳銃;命中率拳銃:ダメージ1d8:基本射程15m:2発/R:装弾数6発:耐久力8:故障ナンバー98
九五式軍刀:命中率刀-10%:ダメージ1d10+db:基本射程タッチ:1回/R:耐久力15:故障ナンバーなし

モンスターデータ

小型恐竜

犬や猫くらいの大きさのトカゲです。その姿はコンプソグナトゥスのイメージです。1体1体で無く群れ1つを1グループの敵として扱います。
STR:10 DEX:15 INT:- CON:- APP:- POW:10 SIZ:20(群の大きさとして) EDU:-
HP:- 回避:- 装甲:0
攻撃方法:噛み付く:自動命中:1d2:回避受け不可防具不可
特記事項:群に対する攻撃は自動命中。ダメージ累積20で退散。爆発物を使った場合自動退散。武道無効。拳銃とライフルはダメージ最低値固定。この恐竜のみ群を退散させるだけで殺す事はできません。その為、郁子のマイナスフラグには引っかかりません。

中型恐竜

人くらいの大きさのトカゲです。その姿はデイノニクスのイメージです。
STR:22 DEX:19 INT:- CON:11 APP:- POW:11 SIZ:17 EDU:-
HP:14 回避:38 装甲:4のうろこや羽毛
攻撃方法:噛み付く:40%:1d10
特記事項:隠れる70%、追跡40%
SAN:0/1d2

大型恐竜

島には2頭しかいない大型恐竜です。その姿はティラノサウルスです。元は郁子の両親でした。
STR:50 DEX:15 INT:- CON:27 APP:- POW:13 SIZ:40 EDU:-
HP:33 回避:30 装甲:8のうろこ
攻撃方法:噛み付く:35%:2d6:受け不可
攻撃方法:踏みつけ:25%:1d4+3d6:車両に対してはこちらの攻撃を好みます。受け不可
特記事項:隠れる50%、追跡40%
SAN:1/1d4+1

超大型恐竜

島に1頭しかいない超大型恐竜です。普段は水の中にいます。その姿はブラキオサウルスのイメージです。
STR:70 DEX:4 INT:- CON:40 APP:- POW:15 SIZ:80 EDU:-
HP:60 回避:8 装甲:12の鱗
攻撃方法:踏みつけ:50%:8d6:あまりに大きいため回避をする前に幸運チェックで成功する必要があります。幸運チェックが失敗した場合、足は避け不可の位置に降ってきます。受け不可。
攻撃方法:テールアタック:25%:1d10+8d6:よけ不可、受け不可。
特記事項:隠れる50%、追跡40%
SAN:1/1d6+1

水棲恐竜

島に1頭しかいない水棲の恐竜です。その姿のイメージはフタバスズキリュウです。ただ、島から少し離れた海を回遊しているため襲われる事も間近で目撃する事も無いです。

イベント

イベントには3種類あります。
・定時イベント:ゲームを開始してリアルタイムで発生するイベントの事。物によってはリアルタイム何時後の夜などイベントも存在する。
・特定条件イベント:ゲーム内で条件を満たしたときに発生するイベント。
・クライマックスイベント:時間が満了したとき、フラグ条件によりクライマックスイベントのうちどれかが選ばれる。

定時イベントと時間管理

時間管理について、最初の30分でクルージング、そして1時間目までで島に流れ着く所まで行って下さい。
島探索は1時間後辺りからスタートでいいでしょう。ただ、シナリオを回す時間管理に自信がない場合、最初の一時間を省略してしまうのも手です。

以下、ゲームを始めてからのリアルタイムで起こるイベントを記します。
2時間後;蟲達の視線
【目星】
成功すると、妙な視線を感じる。ふと見ると蛇やトカゲがこちらを見ている。
その目は何かを探るようであり、また、奇妙な違和感を覚える。
その目の先には何か冒涜的な存在を感じる。
SAN0/1でチェックどうぞ。
2時間後以降の夜;獣の遠吠え
夕食のRPの切れ目で、
【聞き耳】
遠くから低く、獣の咆哮のような声が聞こえる。
郁子に聞くと
「北側の断崖絶壁に風が当たるとそういう低い音が出るって昔ととさまが云ってたわ」
と教えてくれる。【心理学】に成功すると嘘だとわかる。郁子は爬虫人類の咆哮だと知っている。このことを追求しても郁子は「ごめんなさい、いえません」と言うだけで真相を語ろうとしません。
スペシャルだとその咆哮は巨大な生物のそれだと思う。
【SANチェック】0/1d2です。もしこのイベントが外で起こった場合0/1d3となります。
4時間後;トカゲや蛇たちの群1
【聞き耳-20】
屋内ならば外からがさがさと何かが大量に移動する音が聞こえる。
窓や扉から外をのぞくと、大量のトカゲや蛇が群をなすように移動しているのを見る。
屋外ならば遠くよりトカゲや蛇爬虫類の群が君たちのほうへ来る。
足元はすぐ爬虫類の群に覆われ、中には足を張って君たちの体に上ってくるものまでいる。
群はすぐ通り過ぎて言ってしまうが、
そんなありえない、気持ち悪い光景を見たあなたは【SANチェック】0/1です。
もしこのイベントが外で起こった場合0/1d3となります
4時間後以降の夜中;窓に映る目玉
【聞き耳-20】
寝ていると、低い、巨大な生き物の呼吸する音で目が覚める。
気づくと窓に巨大な爬虫類のものらしい目が見えこちらをのぞいている。
そんなありえないサイズの目と目が合ってしまったあなた達は
【SANチェック】1/1d4+1です
しばらくすると、その目の主は地響きと共に去っていく。
【生物学】に成功したらその生物がティラノサウルスだとわかる。
この際、部屋を確認するという探索者がいた場合郁子がいないことに気づく。
しばらくすると郁子が外から戻ってくる。
探索者に問い詰められると
「倉庫の方へ行ってたの、気づかなかったわ」
と言う。【心理学】で嘘をついているのがわかる。
このイベントがもし外で起こった場合。大型恐竜との戦闘になり、SANチェックの値が1/1d8となる。
もし無事に逃げ切った場合、その後目星で郁子と巨大なトカゲが話している所を見つける。
聞き耳に成功すれば、
「ととさま、あの人たちはみしゃぐじ様に仇なす人ではないわ。ただ、船が難破してしまって流れ着いただけなの!次に蛇道(みどう)のおじ様が来た時に帰って貰うから!ね!どうか!どうか!」
と涙ながらに訴えると
その大型恐竜は一息、鼻から大きな息を吐くと森の中へ去っていくよ。
その事を問い詰められると、郁子は硬化したような表情をして
「なんでもないわ!外の人には関係ないことよ!」
と怒ったように云った後、気まずげに悲しそうな顔をして、たっと去っていくよ。
または戦闘のダメージで気絶や、-2までのダメージで死亡の場合。気づくとその場で郁子の膝枕で横になっているのに目を覚ます。
「大丈夫ですか?えっと、あなたがここで倒れていたんだけど・・・わたしでは運べなくて・・・治療だけして、ごめんなさい」
と郁子はすまなげに言う。【心理学】で嘘だとわかるね。
素直に礼を言うと、ふわりと笑って「大丈夫そうで良かった。」と胸をなでおろすね。
その後の夜中;うなされる郁子
【聞き耳-20】(寝ていなければマイナス修正なし)。
成功すれば夜中に郁子がうなされているのに気づく、聞き耳をさらに立てるなら。(此処は宣言でだけでいいです)
「ごめんなさい、みしゃぐじさま・・・ごめんなさい・・・」とつぶやいているのに気づくね
6時間後;中型恐竜の群と遭遇
遭遇するのは外にいるメンバーであり。複数あれば数の少ないメンバー。同じであればランダムで決めること。
数は2匹(PCが一人なら1匹に)
【目星】か【聞き耳】で
木々の奥から何かがこちらを伺っているのがわかる。
爬虫類じみた無機質な視線を感じそちらを見ると
図鑑でしか見たことの無いような恐竜のような人間大の恐竜を発見する。
薄暗い森の中、赤く、鈍く光る二つの双眸でちらちらと赤い二股に分かれた下を出しながら飛び出す機会をうかがっているように見える。
もし今探索者が背を見せるようなことをしてしまえば、あの獣は全力で君を晩餐に変えようと襲い掛かってくるだろう。
そんなありえない生き物を見た探索者、
【SANチェック】0/1d2となります。
目星や聞き耳に失敗している場合不意打ちを食らいます。
その場合はSANチェックを1/1d3に変更して下さい。
中型恐竜と戦闘になります。
逃げるのならばDEXの対抗チェックをして下さい。
車両に乗ってる場合は車両の運転チェックです。
失敗するごとに一回ダメージを受けます。これは命中判定不要。回避、受け不可です。
逃げるのに失敗した場合はダメージを受けた後、代表が幸運チェックを行って下さい。
成功すると、西の断崖に出る事ができます。
此処から飛び降りた場合はもう追って来れません。
また、幸運チェックにスペシャル以上の場合は南の砂浜に出る事として下さい。
水泳で沖に泳ぎ出せば追って来れません。しばらくして諦めて帰るでしょう。
幸運チェックに失敗の場合は戦闘続行です。戦闘場所が断崖や砂浜とかでない限りは、普通に戦闘が続きます。
幸運チェックがファンブルの場合北の断崖に追い詰められた事にして、次の逃走判定はDEX-2でチャレンジしなくてはならないでしょう。
一人がおとりになる場合は、おとりの人は逃走判定を一度失敗した扱いとすることで他の人を逃がす事ができます。
逃走判定を失敗した事になるので当然一回ダメージを甘んじて受けてください。
6時間後以降の夜中;郁子の悩み
夜中起きると、燭台の明かりをつけ郁子が繕い物をしている様に見えるがその手が止まっているのが見受けられる。
着物を両手に持ち針と糸も持っているがぼうっと虚空を眺めている。
辺りは魚油独特の臭みと、たまにバチバチと言う小さな音を立てる火の明かりの中
魂が抜けたように郁子は虚空を眺めている。
もし探索者が心配げに聞くなら…
(この時点でフラグが+5以上になっていれば)
何かを云おうとして…まるでその言葉が出すことが出来ないかのように躊躇った後、
「いえ、何でもありません」
と言う。無理に聞き出すなら交渉系で-40%
「みなさん…島から出たいのですよね…いつまでもこんな島にいるわけにも行かないですものね…」
と寂しげにつぶやきます。
もし付いてくるように云うなら…
(フラグ+8以上ならこの一文を足して)一瞬うれしそうな顔をした後、途端に暗い顔になって
(フラグ+5〜+7なら此処から)「いえ、そういうわけにも行きません…わたしはこの島を守っていかないと…」
と言う。そういう彼女の横顔はとても寂しげなものだった。
これ以上は彼女もあまり話したくないようだった。
その次の朝;郁子の願い
朝、朝食のときに探索者たちに郁子はこういってくる
「今日夜、聞いて欲しい話があります・・・どうか必ず戻ってきて下さい」
いつになく真剣な郁子の声、表情・・・
そこから、彼女が強い決意をし、またそれが揺るがない事が窺い知れるよ。
詳しく聞こうとしても、「夜に話しますので・・・」
としか教えてくれない。
その日の昼;獣の遠吠え2
もう島のそこらじゅうから巨大な獣の声、小さな獣の鳴き声が聞こえてくる。
その声は来るべき何かに歓喜するかのようにも聞こえる
島全体が異常な雰囲気に包まれているのを感じる
異常な興奮と異常な恐怖、異常な圧迫感・・・すべて綯い交ぜになった様なそんな感じだった。
そんな異様な雰囲気に君達は身の底から震えるような恐怖を感じる。
【SANチェック】1/1d3です
君達は、今日何かが起こる…それだけははっきりと肌で感じることが出来た。

昼のターンが終わり夜のターンとなったら、フラグ管理をしてクライマックスイベントへ移ります。

特定条件イベント

イベント;蛇の毒
発生場所:森の中のどこかで、建物の中以外。
発生条件:郁子と一緒にいるて、郁子と話している。(できれば序盤が好ましい)
【目星】
失敗して一番目の高い者が指を蛇にかまれる。
探索者は急に鋭い痛みを指に覚える。
驚いて手を上げると小さな蛇が探索者の指に噛み付いていたのか、わっと蛇が花々に隠れて逃げていくのが見える。
【生物学】か【博物学】で振るとそれが弱いものではあるが毒をもった蛇だと気づくよ
「まぁ!大変!」
と郁子さんは探索者の手を取ると、躊躇わず指に唇とあて毒を吸い出す。
医学や応急手当技能を持った人間から見るとそれは適切な行動だと思うことだろう。
そして傷口から毒を吸い出すと、びっと着物のすそを破り君の手に巻くよ。
治療を受けた探索者は【目星】で振る事
成功するとそんな郁子さんの舌先が二股に分かれていることに気づく。先天性の奇形か何かかと思ったがいきなりのことでびっくりしたので、【SANチェック】を0/1です。
イベント;食事と会話
発生場所:森のポイントの小屋
発生条件:毎日の夜時間
郁子はずっと一人で食事を取ってきたので誰かと一緒に食事を取るのが楽しくてしょうがない。
食事中は甲斐甲斐しくおかずをよそったりご飯をよそったりしてくれる。
お代わりされるのはとてもうれしいし、料理をほめられるのも好きだ。
食事中に楽しい会話も好き。
逆に食事をすっぽかされると郁子は酷くショックを受ける。
郁子の好む会話は、町での話しや探索者自身のこと。外のことを好む。
郁子のあまり好まない話、家族の話は話しずらいくなる。
島のことを根掘り葉掘り聞かれるのを一番嫌いであるが、交渉系スキルに成功すれば島のことで郁子が知ってることは教えてくれる。
イベント;一緒の布団で…
発生場所:森のポイントの小屋
発生条件:一日目の夜中
RPのみで、布団が3組しかないので(一つは子供用ですが)、郁子は
「皆さんはお布団で寝て下さいね。わたしは座布団があれば寝れますから」
と言う。もし探索者が自分たちこそ布団は要らないというと、
「お客様にそんなことだめです」
と言われる。言い合いになると…
「でしたらひとつのお布団で二人づつ寝ることにしましょう」
と郁子は提案する。
郁子は一緒に寝ることになった探索者にくすぐったそうに微笑んで、
「○○さん、おやすみなさい・・・」
と云って眠りに付くね。
イベント;なんかべたべたするぅ!
発生場所:森のポイントの小屋
発生条件:二日目の朝
朝起きると、昨日海に使っていたせいで体中がべたべたしていることに気づく。
【アイデア】で振ってください(此処で勿体つけるといいです)
成功すると昨日、海から上がって体を流していない事に気づく。
一緒に五右衛門風呂への布石以外の何者でもないです。
イベント:一緒に五右衛門風呂
発生場所:森のポイントの小屋
発生条件:特定条件イベント:なんかべたべたするぅ!が起こった2日目小屋にて、郁子さんにお風呂はないか聞いてみると起こる。(また、上手く起こすタイミングが無かった場合、最後の夜イベントの前に思い出としていくこの方から提案しても良い)
お風呂に関して聞くと郁子は五右衛門風呂なら用意できると教えてくれる。
このイベントは1ターンかかる。
「わたし!お風呂を沸かすのは得意なんですよ!ととさまにも褒めて貰ってました!」
五右衛門風呂を用意して貴重なまきを使ってお湯を沸かしてくれる。
一緒に入ろうとか云われると、その辺の常識のない郁子は男性が相手でも服を脱ぎ始めちゃいます。
一緒にお風呂に入った場合、狭い五右衛門風呂で寄り添ってはいるわけですが、探索者は【目星】をして下さい。
郁子さんの首筋に本来ありえない爬虫類の物らしい鱗があることに気づくよ。くっついてるとかじゃなくて生えているようにみえる。【SANチェック】0/1d2です
まきなどを用意する為に割ってくれると、郁子さんはお父さんのことを思い出して懐かしむような目でその光景を見てそっと目に手を当てるよ、近くにいる人は涙をぬぐったのを気づくだろう。
イベント:郁子の両親との会話
発生場所:洞窟の奥
発生条件:クライマックスより早く魔道書を解読し、洞窟の奥にいるティラノサウルスに対して魔術で理性を取り戻させる。

呪文を唱えると徐々にティラノサウルスの目に知性の光が宿ってくる
「あ…ごぁ」
トカゲのそれではしゃべりにくいのか、つっかえつっかえティラノサウルス、いや、郁子の父はしゃべりかけてくる。
二匹のティラノサウルスのうち一匹でも理性を戻す事ができれば、牽制をしてくれるため恐竜に襲われる事はありません。
「あ・・・だたは?」(あなたは?)
郁子の父親は君たちを見下ろしています。
探索者たちがどう答えるかで柔軟に反応して下さい。
郁子の両親は基本的には郁子を心配しています。
脱出用のボートを用意したのも両親です。
ただ両親は魔道書は読んだことありません。なので郁子を救う具体的な手段は持っていません。
両親は探索者たちを信用できるのかどうか図ろうとしています。
両親にとって探索者たちは娘を人間の世界に戻してやれる最後の希望であると共に。
それが本当に娘の為になるのかどうか?自分たちと共にみしゃぐじ神の加護の元何も悩まなくて良い爬虫人類として生きていった方が良いのか悩んでいる。
郁子が人間と共に生きる事を決心していて説得できる場合は両親は郁子の意思を優先するだろうが、そうでない限りは探索者の説得の結果による。
郁子の両親が重視するのは以下の通りである。
・郁子の境遇を知っていてそれに対して真摯に考えている。(その場ののりでない)
・郁子が人として生きる方が良いと言う事を証明できる。(此処が一番難しいと思われます。郁子がそう望んでいるから・・・などは郁子の口から出ない限りは嘘と思わないまでも、信じなくても良いです。郁子は人間だからそうすべき・・・等の言葉は逆効果と思ってください。郁子はあくまでみしゃぐじの巫女です。みしゃぐじの加護厚き娘のため、みしゃぐじと共に行くことは郁子にとって幸福な事となるでしょう。それでも・・・と悩んでいる両親の悩みを上手くついた説得ができれば、この説得は成功するでしょう。)
・郁子の境遇を何とかする具体的な方策が或る。(魔道所の所有。魔術の習得。そしてその使い方を正しく理解してる)
・郁子を騙そうとしているわけではない。
・みしゃぐじ信仰自体を邪悪なものと感じているわけではない(郁子はみしゃぐじ信仰自体は正しいものだと感じているため)
・此処まで恐竜を殺していない事(恐竜を一匹でも殺している場合は、両親は探索者にボートの位置を教え島から出て行くように伝える。出て行かない場合は戦闘となる。その場合は知性を持った恐竜として戦闘を進めること。つまり弱いところから攻めて下さい)
・もし、ティラノサウルスを二体同時に理性を戻した場合、郁子の母親は郁子を逃がす事に賛成のために判断基準を若干甘くして下さい。

「いぐごを・・・おでがいじまず・・・」
郁子の父はその巨大な体躯を器用に縮めるように頭を下げる。
その姿には人の父親が娘を想い託す真摯な気持ちがうかがえた。
こんな姿になってもまだ、この人は人の父なのだ・・・そういう思いが探索者の頭をよぎる。
「いぐごを・・・どうかだすげであげでぐだざい・・・」
郁子の母もそれに習う。
無機質な爬虫類たちの住む島。血の通わない島。
そんな事はなかった、此処にも確かに、親と子、暖かい絆は確かに或った。
「じんぞうはおぐのやじろにあじます・・・もっでいっでぐだざい」
そう君らに言うと奥に向かって一吼え咆哮をあげると、トカゲたちは道を明けるよ
罠とかはありません。
社を開けると握りこぶし二個分くらいの小さなとぐろを巻いた蛇の姿をした石の像が出てきます。
両手で握るとなぜか暖かい脈動を感じます。
洞窟をさる探索者の後姿に向かって
「どうが・・・あどわがものだじにみしゃぐじざまのごがごを・・・」
と言う郁子の父親の声が聞こえます。
イベント:郁子の行動
発生場所:郁子の後をつけた場合
発生条件:郁子の願い後の昼。条件により分岐する。下記参照
【忍び歩き】と【隠れる】の組み合わせ
郁子は断崖絶壁に梯子をかけ細い道を慣れた様子で進んで行き、洞窟の中にも臆することもなく入っていく。
洞窟の奥には巨大な爬虫類が2頭いた。それはティラノサウルスの様でもあった。

「あぁ!時が満ちる!みしゃぐじ様の!伊具(イグ)様のおいでになられる時は近い!」
「わたしは!郁子は幸せでございます!この時を斯様な同胞と共に迎えられることが!ぁあ!あぁ!」
(フラグ数が+5以下なら『祝詞』の所まで飛ぶ、+6以上ならこのまま読み進める)

「でも…ととさま…かかさま…どうかあの方たちは見逃して下さい。」
「ととさま、かかさま、わたしはみんなと共にいきます。なので…どうかあの方たちだけは…」
「わたしの人としての最後の時を共に過ごしてもらいました。」
(フラグ数が+8を超えている場合このまま読み進める。超えていなければ郁子は「どうか…ととさま…かかさま…お願い致します。」と一礼して洞窟を出ます。ティラノサウルスたちはそんな郁子の後姿を眺めています。)

「わたしは…わたしは…郁子は…もう一人は嫌です。」
「一緒に…一緒に…あぁ…(郁子さんのフラグを一番立てた人の名前)さん…」
二頭のティラノサウルスは何も言わず郁子を眺めている。
その目にはかすかに郁子に対する親愛の情があるように見えるのは気のせいであろうか?
その後郁子は、涙をぬぐい決意したような表情を浮かべ洞窟を出て家へ戻っていくよ。

『祝詞』
「郁子もいっしょにみしゃぐじ様の下へ、伊具(イグ)様の下へ」
「あぁ!伊具様!伊具様!」
「われらは、大蛇の出現を待つ夜に!」
「その魂をたたえる歌を!」
「召還の呪文を!」
「大蛇召還を待ち改宗す!」
「ああ、誉むべきかな蛇神伊具。その仔らに永久の栄えあれ!」
「おぉぉぉぉん!」周りの蛇の同胞たちがその祝詞に合わせるように咆哮をあげる。
二頭のティラノサウルスも大地を揺るがすような咆哮を上げる!
その目にはもう知性の色は見えない。他のトカゲたち同じく黒く磨いたビー玉のようなおおよそ意思と言うものを感じさせない目だった。
気持ち悪い、異常な圧迫感に探索者たちは圧倒される。
【SANチェック】1/1d8です
二頭のティラノサウルスはふいっときびすを返し洞窟の奥へと戻っていった。
その後郁子さんも何事も無かったように洞窟を出て家へ戻っていった。

クライマックスイベント

クライマックスイベントは此処までのフラグ数によってどのイベントか決まる。

フラグ数+2以下の場合

「すいません、みなさんお待たせしてしまって。」
探索者たちが待っていると郁子が入ってくる。
【心理学】に成功するとその笑顔は今までのようなぎこちないものでなく、まるで張り付いた無機質なものに感じるよ
その途端、周りから沢山の蛇やトカゲたちが入ってくる。まるで緑色の洪水のような有様だ。
君達は足掻こうとするが数が多すぎる。正直どうすることも出来ない。
体中にまとわりつき、その小さなつめを引っ掛け、その小さな口で肉をついばんでくる。
RPを存分にしてもらって下さい。逃げる手段はありません。そして…助かる手段もありません。
郁子はいつもの笑みを張り付かせたまま、君たちに告げる…
「ごめんなさい、わたしたちは旅立たねばいけないの…その為にも栄養をつけないといけないでしょ」
その様子は少しもわびれる様子はない。
「きっとあなたたちは伊具様からの贈り物だったのね。慈悲深い伊具様のことですものそうに違いないわ」
郁子は両手を空高く掲げ、唄うように、祈るように、叫ぶ・・・
「あぁ!あぁ!伊具様!伊具様!」
そう神を称える彼女の目はまるで赤い・・・赤いガラスだまのように何も映してはいなかった。
(バッドエンディング;蟲達の晩餐)

フラグ数3〜5だった場合

「すいません、みなさんお待たせしてしまって。」
君達の前に来ると郁子はぺたりと座り居住まいを正す。
そして君たちに深く頭を下げ
「どうか、心安く聞いて下さい」
頭を上げると、君たちを正面から見据え微笑を浮かべる。
その笑顔はまるで無機質に感じられ、爬虫類に見られたらこんな感じであろうかと君達は思うだろう。
「もうじきこの地に神様が光臨されます」
探索者たちはなにやら目が痛いのを感じる、息も苦しい、ぽろぽろと自然と涙があふれる。
「それはそれは尊い神様です。古代より大八島を見守り続ける蛇神様みしゃぐじ様です」
ぽろぽろぽろぽろと涙が止まらない。涙で周りがぼやけてよく見えない。
「皆様にも神様の残した血は確かに脈々と受け継がれています。」
ぽろぽろ……郁子はあなたたちにまた深く頭を下げます。
「どうか、どうか一緒についてきてくれませんか?」
ぽろり……ついに涙では飽き足らず目の玉が落ちる。すると目の痛みは治まった。
途端に周りが良く見える。光でなく熱で周りを知覚する。島の遠くから巨大なうねる蛇が近づいてくる。
それは、神々しく、君たちをすべて守ってくれるような自愛に満ちていた。
竜を形作る島に生まれ、蛇の末裔たるあなたたちを守ってくれる
全ての蛇の父たるイグさまが…いま…光臨する。
(ノーマルエンド;蛇の棲む島)

フラグ数が+6以上だが一人でフラグを+5以上立てている人がいない場合(合計では+6以上あっても一人で見ると沢山フラグを立ててる人がいない場合)

「すいません、皆さんお待たせしてしまって!」
慌てた様に郁子が入ってくる。
「はぁ、はぁ・・・」
「ふぅ・・・」
郁子は一息ついた後
「みなさん、落ち着いて聞いて下さい。」
「この島から今晩のうちに逃げて下さい」
「今ならまだ間に合います!」
「大丈夫です!船はあります」
「西の断崖にある双子岩、ご存知ですか?」
「あの岩にこの梯子をかけて降りて下さい」
そういって梯子を渡してくる。
「島をぐるりと南の断崖を回りながら東側まで回ってください。そこに船があります。」
「それを使って下さい!」
「わたしは、いけません」
「わたしは島で生まれ、島で育ち、この生涯が終わるまで島にいます」
「みなさま、この数日とても楽しゅうございました」
「みなさま、本土に帰られても幾久しくご健勝であらんことを島の空から祈っております。」(ぺこり)
それでも探索者が郁子を連れて行くことにこだわるなら
「みなさま、もうおそらくご存知でしょう?」
「わたしはもうじき人ではなくなります…」
「人として最後に…最後にあなたたちのような方々に会えて…あえてうれしかったです」
「お気をつけて…わたしの最初で最後の人の友達…」
船に向かって走る君達の背中に向けて郁子は最後に
「決して島を振り返らぬよう!」
と叫ぶよ…その笑顔は…泣いているかのような…全てを諦観しているような表情だった…
君達は異様な雰囲気に包まれている島を駆ける。
そこかしこで獣の咆哮があがる。
足元を蛇やトカゲが行きかっている。
鳥もリスなど哺乳類も見かけない。
ただ、爬虫類だけの為にこの島があるような気さえしてくる。
郁子に云われたとおりに走ると岩場に隠れるように一艇のボートが隠れていた。
船舶と言うほど立派なものではないが、モーターも付いていて、使えそうだ。
君達はモーターの付いたロープを引っ張りエンジンを起動する
君達は無事島を脱出することに成功した。
最後にKPは探索者に島を振り返るかどうか確認をして下さい。
振り向かないには好奇心を抑えて下さい【POW*5チェック】が必要です。
失敗したら後ろを振り返ってしまいます。
後ろを振り返ると島は巨大な雲に囲まれており
その雲には天を衝くような巨大な蛇のシルエットがとぐろを巻いているのが見えます。
その圧倒的な存在感に魂の奥まで押しつぶされるようなプレッシャーを感じるでしょう。
【SANチェック】0/1d8です
恐怖に打ち震えながらボートを島から少しでも遠ざけようと操縦していると…
前のほうから明かりが当てられる
「生きとったか!良かった!」
オープニングに出てきた宿の主人です。
漁船に乗って探しに来てくれた様です。
君達はどっと力が抜ける…
あの島から生きて帰ってきた…
蛇とトカゲと悲しい少女のいたあの島から…
(ノーマルエンディング;蛇島からの脱出)
注意:このエンディングに向かうとき、もし探索者が力づくで郁子を島の外に連れ出そうとするかもしれません。その場合はそれを阻止する為に大型恐竜と超大型恐竜の両方を出して下さい。
超大型恐竜は海でも追ってこれるのでおそらく無理です。郁子さんを帰し諦めるなら郁子さんが説得をしてくれ無事に脱出できるでしょう。

フラグ数+8以上で一人でフラグを+5以上立てた探索者がいる。

基本的な最初の流れはフラグ+6以上のものと同じですが、郁子は探索者が郁子を連れて行くことに拘り説得をするなら判定なしで以下のように変わります
「でもわたし…わたし…」
とひるみます。畳み掛けられるようなら…
「わたし…この島しか知らずに…この島で生まれて…」
畳み掛けてられるなら
「わたし…出来るならわたしも行きたい…あなたたちと一緒に…あなたたちと一緒に生きたい!」
「わたし人でいたい!あなたたちと一緒に!人でいたいもの!」
「でもいいの?」
此処まで言って探索者が了承をするなら
「わたし…ついてく…ごめんなさい!伊具様…わたし人の町で生きたいです!人としていきたいです!もしそれが限られて時間だったとしても、ごめんなさい」
郁子は南の空に向かって頭を下げる。
南の空、大きな積乱雲の中で稲光が走ったような気がした。
この後もフラグ+6以上のものと同じですが、振り返る【POWチェック】をした場合失敗した人の中で一番郁子さんポイントが多いキャラクターの顔を抑え「見ちゃだめ!」と見ないようにしてくれます。

そして、町に帰って数ヶ月のときが過ぎます。
彼女はあなたたちと共に人としての生活を始めます。文字も読めず、現代社会と隔絶されてきた為うまくいかないことも多いですが、彼女は彼女なりに一つ一つ新たなことを覚えて言っています。
えぇ、問題はありません。
ただ一点を除いては…
「今日も鱗が増えたわ…」
そう、彼女は蛇になる恐怖に打ち震えながら、人として今日も町の中で生きています。
その恐怖はいかばかりか・・・それでも彼女は笑顔を絶やさず生きています…
限られた時間を・・・噛み締めながら生きるように…
(ノーマルエンディング;町に住む蛇)
ノーマルエンド;町に住む蛇に納得がいかない探索者もいるでしょう、その場合KPは探索者に聞いて下さい。
彼女がいつか、爬虫類になり、また一人で生きていかなければならない恐怖に打ち震えながら生きていくというのは納得しかねますか?と
納得しかねるというならば、以下のように続けて下さい
彼女はいつか爬虫類に戻る…それは変えられません…
ですが…
彼女と一緒にいつまでも生きていく覚悟はありますか?
と彼女と一番仲が良かった探索者(フラグが一番多かった)に聞いて下さい。
それでも探索者がYESと答えるなら
その結果あなたがどうなってもいいですか?
と最終確認を取ってください。それでも探索者がいいのなら。
ある日、あなたの所にある老人が来ます。
「ここに巫女がいると聞いてきたのだが…おぬし巫女をあの島から出したのか?」
「あの娘、怯えておるだろう…あの娘はいずれ蛇になる運命よ…」
「酷な事をしたものよ…一人が嫌で島を出て…結局一人蛇になっていく…」
「主にあの娘を救う覚悟があるか?」
「蛇になるのはとめられぬ…が…共に蛇となり生きていく覚悟があるのかと聞いている」
つまり、ありていに言えば探索者はロストとなります。それでも探索者がその老人の問いに答えるならば
「そうか」
というと老人は云うと・・・
探索者は一瞬のめまいを感じ、気づくと老人は姿を消していた。
何だったのだろう、君は思うかもしれない
しばらくして、島から来た少女と町にもともといた探索者は忽然と姿を消す。
他の探索者の方RPを促して下さい
RPの区切りで以下の一文を加えて、シナリオの終了として下さい。
そんな会話をしている中、近くの木々の中仲良く寄り添う二匹の白い蛇がいた。
(トゥルーエンディング;二匹の蛇)

フラグ数〜+8で克、一人で+5以上のフラグを立てているものが一人以上いる事、さらに、魔道書を呼んだ探索者がいて郁子さんの爬虫人類の血の発現を止める手段を知っている場合。郁子さんを人に戻して島を出る事が可能です。

つまりこれはエンディング;世界最高の奇跡or人魚姫orたとえひと時の奇跡だとしても・・・に辿り着く為のイベントです。このイベントを起こした場合『クライマックス追加イベント;人として生きる』に即座に移行します。
条件
フラグが+8以上である事
一人でフラグを+5以上達成している探索者がいる事
【爬虫人類クローンの作成と操作】の呪文を探索者に一人が覚えておりそれを使って郁子さんを人間にしてやる意思があること。
クライマックス追加イベント;人として生きる
このイベントはNPCの台詞の応酬を一応書いておきますが、探索者の台詞にあわせてアドリブを入れてください。また、お父さんが探索者に問うシーンがありますが、よっぽどまずい事をいわない限りハッピーエンドまでの道が絶たれる事はありません。
郁子さんにその事を告げ、神像の場所を聞くこと。
「神像はととさまとかかさまが持ってるわ。」
「ととさまとかかさまは南の断崖にある洞窟の先にいるわ…でも…もうわたしたちの言葉はわからないと思うわ…」(郁子さんは森に隠された洞窟を知りません)
と小さく云うよ
魔道書を読んだ君ならわかる。彼女の父と母がおそらく爬虫人類になってしまっていると
そしてもし可能なら彼女の父と母の精神を一時的とはいえ人であったころのそれに戻せると
ここでは、余分に恐竜を登場させたりする必要はない。ただ森のあちらこちらから恐竜の声が聞こえると言う描写と、シークレットダイス、あと、探索者に【幸運チェック】辺りを降らせて緊張感を持たせて下さい。
洞窟を進むとその奥にはさまざまな蛇やトカゲ、爬虫類がいる。
そして巨大なティラノサウルスが2頭、君達の前にいる。彼らが少し動けば君たちなんてあっという間に胃袋の中に収まってしまうだろう。
この世にありえない恐竜たちに囲まれて、その恐竜たちはみな君たちを見ている。爬虫類特有の無機質な目で睨まれ、生きた心地がしないとはまさにこのことだろう。
【SANチェック】1/1d8です
狂気に耐え、呪文を唱えることに成功すれば…(呪文を使えなかった場合戦闘になります。その場合はこの洞窟に恐竜が集まってるため逃げることはできません。恐竜たちに囲まれてティラノサウルスと戦う羽目に合うでしょう。残念ながらバッドエンドです)
呪文を唱えると徐々にティラノサウルスの目に知性の光が宿ってくる
「あ…ごぁ」
トカゲのそれではしゃべりにくいのか、つっかえつっかえティラノサウルス、いや、郁子の父はしゃべりかけてくる。
「いぐご…あ…ごれは」
郁子は両の目に涙をため
「ととさま!かかさま!」
そのごつごつした足に抱きついて子供のように泣きじゃくる
「いぐご…」
郁子の父は目を上げ君たちを見て
「ごれは、あだだが?」
と聞いてくる。
「ぞうでずが…」
体に比べると小さなその手で郁子の背中をなでながら
「いぐご…おおぎぐなっで」
ティラノサウルスの目が自愛に満ちる。
「ととさま、かかさま…」
郁子は少し言いよどんで
「伊具様の神像を郁子に下さい」
そこに座り頭を下げる。
「いぐご…ぞれは」
「郁子は人になりとうございます」
「それが、伊具様を裏切ることになってしまうのか郁子にはまだわかりません」
「ですが、人としてわたしの…わたしの…」
云いにくそうに言いよどんで
「友達と一緒に、人の町に行きたい!人の町で生きたい!」
「その為に伊具様の神像を郁子に下さい!」
郁子の父は郁子を見下ろし、その後君たちに目を向けるよ。
無言でにらんでいるようだ。
「…………」
「…いぐごのいうことは…ほんどうでずか?」
君たちに聞いてくるね
君達がそうだと答えるなら
「……いぐごに…いぐごにともだちが…わだじのあどをづいてぐるしかできながっだあのいぐごに…」
後ろで聞いていた郁子の母が
「いぐご…ひどに…おなり…」
「ひどのまぢでおいぎ…」
そう優しげな瞳で郁子をまぶしそうに眺めるよ
「かかさま!」
郁子は泣きながら「ありがとう…ありがとうかかさま…ととさま…」と繰り返すね
「じんぞうばぞのおぐでず…わだじだちのでではどっでごれだい、もっでっでぐだざい」
そう君らに言うと奥に向かって一吼え咆哮をあげると、トカゲたちは道を明けるよ
郁子の父は君たちに
「いぐごを…だどびまず…」
郁子の母は郁子に
「いぐご…じあわぜにおだり…」
「もうごのじまをでなざい、このざぎにぶねがある…それをづがうどいい」
「いぐざま…あどわがもどだちにじゅぐふぐを…」
郁子は泣きながら君達の後をついていくよ。なにやら小さな声で言ってるみたいだね。
【聞き耳】をするならロールをしてもらってください。
「ありがとう…ありがとう…」と何度も繰り返しているのがわかるね

しばらく行くと洞窟に少し空間があり、魔術を使うのに適している場所を発見したことを伝えてください。(此処で術を使っていく事に時間的でメリットは無い事も)
此処で魔術を使っていくのがいいでしょう。
魔術を唱えると神像から淡い光が飛び出しそれはいずれ光の本流となり、まるで蛇がとぐろを巻くようにくるくると回った後郁子さんの体に入っていく。
その瞬間郁子さんは苦しげにうめきその体を弓なりにきしませる。
此処で最後、郁子さんの【CONチェック】です。
代表者として術者に振っていただき、以下の副作用表に従って郁子さんの体に残った副作用が決定します。

郁子さん副作用表

術の途中、この結果を探索者に伝えて下さい。
探索者は結果に納得をしないかもしれません。
その場合KPは実は副作用を下げる方法があることを伝えて下さい。
ただそれにはデメリットも存在する事も同時に伝えて下さい。
その方法は「被術者を複数にして負担を分担する事です(郁子さんに入っている光をその身をフィルターにして軽減する事です)」このことを自分で思いついた探索者がいたら、KPは素直にそれが正解だと伝えてあげて下さい。
そして、それをするには【POW*5】で魔術の本流を読み、其処に身を浸す事だと伝えて下さい。(儀式をしている探索者はPOW判定無くCON減少1〜3の間でかばう事が可能です。)
さらに、それをすると体に負担がかかりCONが永久に下がると伝えて下さい。(自分で思いついた探索者は1〜2で好きな数字を下げれます。自分で思いつけなかった探索者は1固定です。POW判定がスペシャル以上だった場合さらに1下げる事が可能です)
そして、CONが下がった合計分だけ副作用を軽いほうへ移動する事ができます。たとえば×8がでて、探索者がみんなで合計CON-4となったら×4まで軽減できます。ただこの方法では×1にすることは不可能です。×2までです。
副作用を絡めたRPをして下さい。
呪文の副作用か体を壊しているものの彼女はとても幸せそうに微笑んでいます。

そして細い道を進んでいくと岩肌に隠れる様に一艘のボートが停留してあります。
後は巨大な影に怯えながらと同じで、振り向くかの判定はしてもいいですが、恐怖は感じません。巨大な雲からは逆に慈愛のような感情を感じます。

副作用×8が出た

船に乗り、蛇の島から脱出したあなたたちと郁子は町での暮らしを始めます。
郁子は魔術の副作用から、話すことも、動くことさえできなくなり…徐々にその命を閉じようとしています。
ですが、彼女は笑います。島で見せたぎこちない笑いじゃなく、本当に心からの笑みで…
そう、彼女は間違いなく幸せでした。
きっとそれは島ではなかった幸せ。
大好きな友人たちと暮らすと言う、当たり前の幸せ
それがたとえひと時の奇跡だとしても…
きっと彼女はその命が尽きる瞬間まで、その笑みをたたえ続けるでしょう。
(ハッピーエンディング3;たとえひと時の奇跡だとしても…)

副作用×2〜×7

郁子は、魔術の副作用で多くのものを失ったものの、あなたたちの隣で、今日もふわりと微笑みます。
それはあの島で見せたぎこちない笑みではなく、とても自然な楽しそうな年相応の笑みを…
やっと彼女は手に入れたのでしょう、当たり前の大好きな人たちと笑い、過ごす日々を…
それはきっと、島で孤独に生きた少女に起きた本来ありえない奇跡…
きっと神様もそれ位の幸せは許してくれるでしょう。
(ハッピーエンディング2;人魚姫)

副作用×1

あれから数ヶ月のときがすぎました。
町は夏から秋…そして冬の装いをあなたたちに見せます。
どこかのテレビからか、楽しげな歌声も聞こえます。
クリスマス、年の瀬を前に町は落ち着きなく浮かれているようにさえ見えます。
そして、そんな人ごみを縫うように
「すごいすごい!すごい人ですよ!」
郁子は楽しそうにはしゃいでいます。
その笑顔は島で見せたことのないような屈託のない年相応の笑み。
あんなに走っているのに人にぶつかることがないのは、彼女自身の身体能力なのか蛇として持ち合わせた能力なのか
まぁどちらでもいいことでしょう。
彼女の笑顔を見ているとそう考えずにはいられません。
島で孤独に育った少女がついに手にした奇跡。
あなたたちによってもたらされた奇跡。
それは、おそらくきっと
世界で最高の奇跡に違いありません
(ハッピーエンディング1;世界最高の奇跡)

報酬について

SAN報酬

島からの脱出;1d3
郁子も脱出;1d3
郁子は人間に;1d3
世界最高の奇跡を引き当てた!;1d6

POW報酬

今回魔力の本流に身を浸してCONを削った探索者は、減ったCONと同数のPOWを手に入れます。
これは魔力に身を浸した効果だと説明をして下さい。

最後に

シナリオ製作者の猫倉満月です。
上手くまとまってるか不安ですが、もし分からない事があったらコメントに残していただければ、気づいた端から修正または返答させていただきます。
また、改変や改造、リプレイなどは別にしていただいてかまいません。アドリブでシナリオが変わっちゃうのもぜんぜん大丈夫です。
あと、わたしのシナリオ製作の癖で、台詞や描写が書いてありますが、その辺りも自由にいじっていただいて結構です。(正直このシナリオは郁子さんの性格や設定でがらりとイメージを変えるシナリオだと思いますので)
セッションの募集、改造したシナリオの配布、リプレイ公開の際には作者名:猫倉満月(またはただの満月でもかまいません)を記載お願い致します。

このページへのコメント

こんにちは、初コメント失礼します。
少し、理解できないところがあるのですが、郁子の副作用についてもう少し解説や例をあげていただけたら嬉しいです・・・・。
頭悪い質問失礼しました;;

0
Posted by サクラ 2017年07月27日(木) 19:55:52 返信

あとは、行動による時間消費が大きいため、大人数だと上手く一人頭のフラグ回収が上手くいかない可能性もありますのでご注意ください。(ノーマルは容易になるがハッピーが難しくなります)
このあたりはフラグの置き換えなどで難易度調整が出来ます。(郁子が喜びそうだったらフラグになくても適当なフラグの達成として扱うと言う事です)
というあたりでどうでしょうか?
又わからないことがあったらご質問ください。

0
Posted by 猫倉 満月 2016年03月21日(月) 18:14:09 返信

質問への返答です。
このシナリオはリアルタイムイベントで制限時間がかけられているため、情報収集の難易度は実は余り変わりません。
ですが最終局面、クライマックスでの郁子の副作用の減少については人数が多いほうが有利でしょう。
これは提案ですが、減少方法の存在は示唆するが教えないや、思いつかない場合は難易度を上昇させる、又は挑戦できないなどの対応方法が良いのではないかと思います。(又は発案者以外の難易度を上昇させるど・・・)

0
Posted by 猫倉 満月 2016年03月21日(月) 18:13:44 返信

返答ありがとうございます。
早速で悪いのですが、質問です。
今回、動画用にプレイするのですが、人数が想定されている人数より多くなってしまいそうなのですが、難易度調整の為にどういう改変をしたらよろしいでしょうか?
返答おまちしています。

0
Posted by みるくす(エwエ ) 2016年03月20日(日) 15:08:17 返信

返答遅れてすいません。
動画化の話しですが、全然問題ありません。
此方としてもそういうことをしていただけるのは大変嬉しいですし、宜しくお願いします。(深々とぺこり)
又何かわからないことがあったら、何でも聞いてくださいな。

0
Posted by 満月 2016年03月16日(水) 22:12:12 返信

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