ここは、クトゥルフ神話TRPGのオンラインセッションに関する各種情報がまとめられているWikiです。

シナリオ情報


プレイ推奨人数:2〜3人
プレイ時間:2〜3時間
推奨技能:目星、図書館、心理学、説得(RP次第でプラス補正)
難易度:易しめ。ただしRP重視。KPの采配次第で変更可能。
発狂:細々としたSANC多め。不定ワンチャン?
ロスト:KPの設定次第で有り。
戦闘:なし
改変:元ネタ記述あればお好きにどうぞ。
クリア条件:黒猫を連れて外に出る
(最良クリア:それに加えて、飴を両方食べさせる+無事に帰れたら白猫と仲良くすることを承知させる。)

概要

あらすじ

 探索者たちはいつものように眠りにつく。しかし目が覚めたのは自分が眠った場所ではなく灰色の部屋。更にその部屋にいる自分たちには、何故か色が認識できない。モノクロの部屋で目覚めた探索者たちは、その異空間から一匹の猫を連れて脱出しなければならない。しかし、そこにいたのは猫ではなく二人の人間。美しいが正反対の二人のうち、探索者は「嘘吐きの猫を置き去りに」しなければならない。何故なら、正しい出口の扉を開けることができるのは、探索者ではなく本物の猫だけだからである。

シナリオクリア条件

 囚われた黒猫NPCを連れて出口の扉から外で脱出すること。正しい飴玉を両方食べさせること。
 また、黒猫NPCに本物の白猫NPCと仲良くするよう説得し、その決意をさせること。

シナリオの黒幕

白猫NPC に化けたニャルラトホテプ。
 彼は美しい容姿のモデル・あるいは芸能人などを一人自分の空間に拉致し、自らはその拉致した人物に近しい人間に化けている(美しいモデルや芸能人設定にしているのは人間に化けたニャルラトホテプのAPP18の目くらましのため)。そして関係のない人間を連れ込み、どちらが自分でどちらが本物の人間か当てさせるゲームを楽しんでいた。しかし、最近は誰も正解を出してくれないので飽き飽きしている、という設定。

導入

 探索者たちはいつもの平凡な一日を終え、自室で一息ついている。ここで持ち物宣言をしてもらう(シナリオに入るのは就寝後だが、この自室での服装・持ち物のまま夢から覚めるためである)。もちろんこのまま寝ても構わないが、ブラフとヒントとして以下のイベントを発生させてもよい。


 一日を終え、探索者が眠りにつく。暫くして、熟睡できなかったのか探索者たちは夜中に目を覚ました。しかし、眼前に広がるのは眠った場所の光景ではなく、前と左右、計3つの扉、そして机がある灰色の無機質な部屋。しかも横になって眠っていたはずなのに、何故か壁に背を向けて座っており、背中側はひんやりとしている。そして寝間着にしてはしっかりとした服の感触に、探索者たちは自分の体を見る。――無い。いや違う、服はしっかり着ている。何故か寝間着ではなく自分が昨日着ていた服を。しかし無いのだ。その服にも、隣にいる誰か(他NPC)の服にも。……色が。色彩が抜け落ちている。隣にいる誰かの肌にも、そして自分の手足にも、人間のような生きた色がないのだ。突然妙な異空間に来てしまった驚きと、世界から色が抜け落ちてしまった恐怖に、探索者たちは愕然とすることだろう。(<SANC>(0/1D2))

探索場所

目覚めの部屋

(地図で★マークのある部屋)
探索者たちはその部屋の★印のある壁に背を向けて座っており(地図参照)、机の他、目の前、そして左右に扉がある。この部屋に限らず、血液や特別な表記のあるもの以外、探索者の目に映るものは全てモノクロに見える。
・立ち上がって後ろを振り返ったり辺りを見回したりする(前を見るだけでは気付かない)or<目星>⇒成功で、背を向けていた壁の方に看板があることに気付く(取り外しはできない)。この空間の地図である。この地図を見た探索者は、扉の位置関係から見るに、星(★)マークの位置に探索者たちが座り込んでいたことに気付いていい。

・机の上を見る
⇒メモが置かれている。内容は以下の通り。


他には、この部屋には特に物は置かれていない。

飴玉の部屋

(地図では★マークのある部屋の下の部屋)
部屋の真ん中に机、奥に勉強机が設置されている。
・机に近付く
⇒上にビー玉のようなものが置かれていることに気付く。そのビー玉のようなものにだけは何故か色が宿っており、美しい青と赤の玉がそれぞれ二つずつ、転がらないようにするためか皿のような陶器に載せられている。触るとべたつく。
⇒ここで皿を裏返すor<目星>に成功すると、皿の裏側に「おいしい飴玉。ちゃんと持ち主に返してあげるように」と書いてある。(わかりにくい場合は「返して」を「食べさせて」に変更してもよい。)
・勉強机に近付く
質素な勉強机。机の上に鉛筆と消しゴムとボールペンが置いてあり、引き出しが横に三つついている。
⇒鉛筆と消しゴム:特に何もない
⇒ボールペン:赤い軸のボールペン。何故か色がついているように見える。
<目星>に成功すると、よく見るとそれが元から赤い軸なのではなく血で濡れたものだと気付く。
この状態で<アイデア>に成功すると、このボールペンを握った者は手を自分の血で真っ赤に濡らしながらも必死に何かを書き綴ったのではないかと気付く。そこまでして必死に何かを残そうとした人と、そうさせた存在に恐怖を抱くだろう。(<SANC>(1/1D3))その前に3枚目のメモを見ていた場合は少なくしてよい。

⇒引き出し
1段目には三枚のメモが残っている、が、そのうち一枚は血に塗れている。(手帳ではなくメモなので順番が狂っているかもしれない。提示する順番は1D3で決めても構わないし、順番でもいい。)
<目星>に成功すると、紙の材質がそれぞれ違うことに気付く。
裏情報:探索者たちのように、今までニャルラトホテプに連れてこられた人間たちの日記である。書いた者が違うので三枚とも文字や紙の材質が違う。

1枚目のメモ


2枚目のメモ


3枚目のメモ


このメモを残した者たちはもう現世へ戻ることはない。しかし、拉致された有名人たちがどうなったかは知る術がないだろう。

2段目には何もない。

3段目は普通に開けようとすると開かない。三回ノックをすると開く(絵本の部屋で『鶴の恩返し』からヒントを得られる)。開くと黒と白の鍵がバラバラに一つずつ、そしてメモが一枚入っている。
メモの内容は以下の通り。


このメモの通り、片方の鍵を使うと片方の鍵は粉々になってしまう。部屋が離れているので声で合図したとしても同じタイミングで使うことは不可能に近い。それでも両方同時に使うと両方とも壊れる。
つまり、白の鍵を使って白猫NPCを解放した時点でノーマル・グッド・ハッピーエンドは不可能。
・机
⇒<目星>に成功すると、端の方にこすったような赤い跡があることに気付く。

白猫の部屋

(地図では★マークのある部屋の上の部屋)
・扉の前
⇒<聞き耳>マイナス補正に成功すると「すう、すう」という息遣いが聞こえる。(白猫の寝息)
中は今までと同じ灰色一面の部屋だが、奥の壁の方で一人の白髪の青年が寝転んでいる。
黒のパーカーに白いジーンズ、足には真っ白な足枷が付いており、それを繋ぐ鎖は青年の足元の床から生えている。彼の近くの壁には、白い看板が下がっている。
・白い看板
黒い文字で「この子の名前は『○○(白猫NPCの名前)』。大人しくて眠ることが好きな子です。可愛がってね」と書かれている。
・白猫NPC ※NPC項目に別記
ずっと眠っている。探索者が部屋に入ったり近づいただけでは起きない。触れたり名前を呼ぶとけだるげに「んう?」と言って目覚める。話しかけただけでは起きない。
⇒<目星>に成功すると、黒のパーカーに猫耳のフードが付いていることがわかる。また、鎖に<目星>するか、もう一度よく観察すると、彼と彼を繋ぐ足枷には傷などがついておらず、とても綺麗な状態であることがわかる。<アイデア>に成功すると、彼は抵抗をしていないのではないかと気付く。また、足枷には鍵穴がついている。

絵本の部屋

(地図では★マークのある部屋の左の部屋)
部屋の真ん中には絵本の詰まった本棚が置いてある。
・本棚
<目星>に成功すると、本棚の角に赤い手形があるのを発見する。<アイデア>でそのこすれ具合や色の劣化からこの手形が血であること、急いで走ってきたためこすれたのではないかと思う。そこまで必死だった人と、そうさせた存在に恐怖を抱くだろう。(<SANC>(1/1D3))
<図書館>に成功すると、四冊の絵本に目を留めることができる。
1D4を振らせるなどして順番に開示させてもよいし、必要な三冊のみ一度に開示してもよい。
 嶇犠年」※ブラフ
「おおかみが来たぞ!」と村人に嘘を吐き続け、最後には本当に狼が来たのに誰にも信じてもらえずに自分の羊を全て食べられてしまう少年の話。一通り読み終わった探索者の背後から羊の鳴き声が聞こえたかと思うと突然背中に重みを感じる。(STR20と対抗ロール。失敗すると前のめりに頭を打ちつけてHP-1)気が付くと声も重みも無くなっている。
◆崢瓩硫己屬掘
人間に化けて恩返しに来た鶴の話。「決して中を覗かないでください」というのでおじいさんは「はい」と返事をする。しかしそれが数日続いたある日、おじいさんは気になって中を覗いてしまう。探索者がそのまま読み進めていると、何故か次のページには鶴が機織りをしている描写はなく、真っ黒に塗りつぶされている。すると、金色の瞳が2つ現れて、頭の中に「覗かないでって言ったのに!!」という女性の叫び声が響く。(<SANC>(0/1D2))(POW×5でロール。失敗すると本を取り落すため、そのページをもう一度見ること無く本が閉じられてしまうかもしれない。)はっと気づいて元のページを見ると、やはり鶴の描写はなく、代わりに「あけたいなら、三回ノックしないとだめ」と書いてある。
「白猫の話」
表紙に「しろねこのはなし」と書いてある。挿絵には白猫の描写のみ。内容は以下の通り。


読み終えた後に<目星>に成功すると、最後のページの隅の方に「かみさまは、それをまねっこした」と書いてある。

ぁ峭猫の話」
表紙に「くろねこのはなし」と書いてある。挿絵には黒猫の描写のみ。内容は以下の通り。


読み終えた後に<目星>に成功すると、最後のページの隅の方に「うそつきと、ほんとうのことをいえないのは、ちがう」と書いてある。

黒猫の部屋

(地図では出口手前の部屋)
・扉の前
⇒<聞き耳>に成功するとがしゃがしゃという金属音が聞こえる。(枷を解こうと黒猫が奮闘している)
中は今までと同じ灰色一面の部屋だが、正面に扉、そして右手の壁の方で一人の黒髪の青年が万歳の状態のまま、壁の上の方から生えた黒い鎖と手枷に繋がれている。
白いシャツに黒いジーンズの姿で、彼は探索者たちの方を睨む。彼の近くの壁には、黒い看板が下がっている。探索者たちに気付くと彼はこちらを睨み「お前らが俺をここに連れてきたのか!おい!ここから出せ!」と叫ぶ。
・黒い看板
白い文字で「この子の名前は『○○(黒猫NPCの名前)』。乱暴ですぐに噛みつきます。気を付けてね」と書かれている。
・黒猫NPC ※NPC項目に別記
⇒<目星>に成功すると、彼の手足は傷だらけであることがわかる。また、鎖に<目星>すると、それも傷だらけであることがわかる。<アイデア>に成功すると、彼はとても抵抗していたのではないかと気付く。また、手枷には鍵穴がついている
・扉
大きな看板が下がっており、「EXIT」と書いてある。探索者がそれに気付くと黒猫NPCが「そこが出口なんだろ!?早くこれ外して助けてくれ……」と叫ぶ。
⇒看板を裏返すor<目星>に成功すると、裏に「きみたちではここをあけられない」と書いてある。猫たちが読むと「ここをあけるのはきみたちしかいない」と読める。
⇒ドアノブを握るととても熱い。DEX×6で反射的に手を避けられたか判定。反射的に避けられたならHP-1、避けられなかったら1D3のダメージを負う。それでも無理やり開けるなら更に1D6のダメージを負いつつ開くことができる。しかし開いた先は漆黒の闇。(<SANC>(0/1D2))ここにそのまま入るとロストするので注意。

NPC情報

白猫NPC・黒猫NPCには部屋がモノクロには見えていない。もちろん探索者たちも色づいて見える。

白猫NPC 

(名前例:ワイ、ガーネット、ロウ……他日本名など)
 「うそつき」の猫。彼は黒幕のニャルラトホテプが化けた姿。<知識>などで本当に実在するモデルということはわかる。段々遊びに飽きたニャルラトホテプが面倒な質問には答えない人物を選んで化けているので、元々いる本物の白猫NPCも面倒臭がり屋で眠たがりである。そのため、いくら探索者の<知識>でロールしても彼の様子から彼が本物か偽物かの判断はつかない。
 そして赤い飴玉の持ち主でもある。その色は、あめだま、あ「めだま」、つまり彼の目の色のことである。(NPC改変の際には飴玉と瞳の色、猫の絵本の宝石の色が合致するように改変して下さい。)イメージとしてはロシア系で白髪に赤い瞳のアルビノ。
 飴玉を見せると、サファイアの飴玉の方に興味を示して「頂戴?」と言ってくる。
 ルビーの飴玉を渡して食べるように促すと受け取って食べてくれるが、「まずい」と言う。しかし瞳の色は戻る。二つ目も同様。サファイアの飴玉も「まずい」と言いながら食べてくれるが瞳の色は戻らない。
 彼は嘘をついて真逆のことを言うか、「しらない」「わからない」と言う。ある程度質問すると飽きて「もう寝ていい?」と眠ってしまう。あまりにも探索者が困惑していると質問には「ふふ」と面白そうに笑いながら答えてくれる。しかし乱暴な口調だったり同じ質問を繰り返していると流石に機嫌が悪くなる。

質問と解答例


 <心理学>に対しては成功失敗問わず「何を考えているかわからない」「眠そうに見える」「だるそうに見える」と出る。ただしクリティカルの場合は「面白がっているように見える」ファンブルの場合は「本当のことを言っているように見える」という提示をしてよい。
 絵本しろねこのはなし、くろねこのはなしを読ませようとすると、面倒臭いのかまともに読んでくれない。読み聞かせていると途中で寝る。しかし内容を聞くと<目星>でしか得られない最終文を言うなど、まともに読んだだけでは得られない情報を口走る。
 探索者が部屋に入って一度起こしても部屋から出ると寝てしまう。しかし、黒猫NPCに鍵を使った後は何かを察知したのか何故か起きて床にぺたりと座り込んでいる。

黒猫NPC 

(名前例:ロク、ラズリ、サフ……他日本名など)
「かわいそう」の猫。彼はニャルラトホテプの遊びに付き合わされ拉致された可哀想な青年である。<知識>などで本当に実在するモデルということはわかる。ここに来る以前、本物の白猫NPCと喧嘩をしてしまっており、本人は深く後悔している。何とか仲直りできないかと考えているが、意地っ張りな性格が邪魔をしてどうにもできない。もちろん元々いる本物の黒猫NPCも意地っ張りである。そのため、いくら探索者の<知識>でロールしても彼の様子から彼が本物か偽物かの判断はつかない。彼に二つのサファイアの飴玉を与え、帰ってから白猫NPCと仲直りするように促し、鍵を使って枷を解き、一緒に脱出することがシナリオクリア条件である。
 青い飴玉の持ち主でもある。(NPC改変の際には飴玉と瞳の色、猫の絵本の宝石の色が合致するように改変して下さい。)イメージとしてはドイツ系で黒髪に青い瞳。
 飴玉を見せると最初はビー玉だと信じて疑わない。探索者たちが飴だと言っても首を傾げる。ルビーの飴玉に対しては「綺麗な色だな」と感想を零す。
 サファイアの飴玉を渡して食べるように促すと、ビー玉だと思っているので好感度の高い探索者が口まで運んでいかないと食べてくれない。食べると「うまい!」「もう無いのか?」とおかわりを強請ってくる。瞳の色も戻る。二つ目も同様。ルビーの飴玉も同じような感想を言いながら食べてくれるが瞳の色は戻らない。更に「何か違和感があるような気がする」といった感想を述べる。
 彼は基本的に白猫NPC以外のことには素直に本当のことを答える。ただし口調は乱暴である。元来無邪気で素直な性格なので、早く出たいということを探索者たちに訴え続けるだろう。
基本的に彼は、自分は誘拐されてここに繋がれており、探索者たちのことを最初は犯人だと思っている。しかし抵抗し疲れ果てているので、ある程度きちんと話をして味方だと思わせることができれば協力的になってくれる。また、基本的には質問への回答を放棄することはない。好感度の低い探索者に対しては別。
そして彼は、自分がここへ呼ばれた意味や意図、他の部屋のことはわからない。もちろん白猫NPCがいることも知らない。

質問と解答例


 <心理学>に対しては大抵「嘘を言っているようには見えない」と出るが、説得していない状態で白猫について聞くと「気に食わない」と答えるためそれに対しては「嘘を言っているのではないか」と出る。
 絵本しろねこのはなしを読み聞かせると真っ青になる(しろねこ=白猫NPCだと気付き、自分が傷つけていたのではないかと感づいてしまうため)。絵本くろねこのはなしを読み聞かせると苦虫を噛み潰したような顔になる(くろねこ=黒猫NPCだと気付き、自らの愚行を思い出してしまうため)。しかし両方読ませると、ぼろぼろ泣き始め、「俺が、違う、俺が……」という呟きを繰り返す。白猫NPCがもしかしたら黒猫NPCを嫌ってないかもしれない、君自身はどう思っているのか、どうしたいのか、などを連続で聞いても同じ反応を見せるかもしれない。このあたりは探索者のRP次第である。説得に成功すると、本当は白猫NPCを嫌っていないこと、酷いことを言って傷つけたかもしれないこと、でもあっちはそんな気はしていないかもしれないこと、それででも会って謝りたいがこの性格が邪魔してなかなか実行に移せないことを語る。
 説得終了後は、今までの暴力的な口調から転じて笑顔を見せながら柔らかい口調で話してくれるようになる。ただし、白猫NPCが別室で繋がれていることを知っている場合は何が何でも助けに行こうとする。因みに会わせてもシナリオクリアに問題はない(近付いていくが、途中で真っ青になり、「あいつは誰だ?」と震え始める。本能的に彼が白猫NPCではない“何か”であることを察知するため)。また、探索者が黒猫NPCの前で出口扉のノブで火傷をするなどしていた場合、彼は怖がってノブを掴んでくれないので注意。他にも探索者が危険だと言う、もしくは危険な目に遭うと、怖がってその対象には近付かなくなる。
 また、飴玉を食べさせず説得をしていなくても黒猫NPCを助け出すことは可能。その場合、手枷を外した際に彼は手首に火傷を負う。「痛い!」と悲鳴も上げるかもしれない。白猫NPCのことは気にせず外に出ようとするが、この場所にいることを知っていた場合には背後を振り返るくらいはするかもしれない。

エンディング分岐

ロストエンド:誰も連れて行かずに外へ出る
バッド(トゥルー?)エンド:白猫NPCを連れて外へ出る(ロストにしてもよい)
ノーマルエンド:黒猫NPCを連れて外へ出る
グッドエンド:サファイアの飴玉を二つか一つ食べさせて、黒猫NPCと外へ出る
ハッピーエンド:サファイアの飴玉を二つ食べさせて、かつ黒猫NPCを白猫NPCと仲直りするよう説得し、黒猫NPCと外へ出る

白猫NPCを連れ出した場合

 黒猫NPCが囚われている部屋を通るが、黒猫NPCは驚愕の表情を浮かべて探索者たちを見ているだけである。扉を開く前に<聞き耳>に成功すると、背後から「誰だお前」という黒猫NPCの呟きが聞こえる。(白猫NPCに対して呟いたもの)しかし、ここまで来ると後戻りはできない。
扉を開くと前は漆黒の闇。探索者たちが中を覗き込み茫然としていると「ああ、面白くない」という白猫NPCの声と「やめろ!」という黒猫NPCの声が聞こえる。背後から強い力で叩かれたかと思うと、探索者たちは闇の中へ放り込まれた。そして、扉のあった方から黒猫NPCの断末魔が聞こえるのであった。
(そのままロストもあり)
そして、探索者たちは嫌な夢から覚める。闇の中に放り出された嫌な浮遊感と、最後の断末魔を思い出し震えあがることだろう(<SANC>(1D4/1D10))何気なくテレビをつけると、人気モデル「黒猫NPC」の惨たらしい遺体が発見されたことが放映されていた。

黒猫NPCを連れ出した場合

扉をあけると光輝く真っ白な部屋が現れる。
(仲直りすることを説得している場合)
「ありがとう」と一言黒猫NPCが呟く。「あんたらのおかげで、もっと素直になれそうだ」と、美しい笑顔を向けてくれることだろう。

黒猫NPCはそのまま探索者たちを追い抜いて行ってしまう。
ここで全員<聞き耳>ロール。成功した場合は「本物の俺をよろしくね」と背後から聞こえる。
<聞き耳>に成功した者だけ後ろを振り返ることができるが、後ろを振り返ると、何故か繋がれていたはずの白猫NPCが妖艶な笑みを浮かべて立っている。しかし、その顔の半分はばりばりと剥がれ落ち、そこから不気味な触手のようなものが生えていた。(人間とは思えない顔と、這い寄る混沌「ニャルラトホテプ」の一部を見てしまった探索者たちは<SANC>(1D4/1D10))
そのまま、探索者たちの意識は暗転する。

そして、いつも通り目覚めた君たちには平凡な日常が帰ってくる。黒猫NPCもきっと現実世界に戻れたのだろう。気になった探索者たちが調べると、黒猫NPCのニュースを確認することができる。
⇒サファイアの飴玉を両方返していない場合
何故か彼は両目を失明しており、モデルとして復帰することは難しいだろうという内容になっている。
⇒説得はしていないが、サファイアの飴玉を両方or片方返している場合
近いうちにモデルに復帰するという内容。(片方だけ返している場合は片目が失明している)
⇒仲直りすることを説得している+サファイアの飴玉を両方返している場合
近いうちにモデルに復帰するという内容。またそれから数日経ったある日、君たちはとあるアイドルの話を聞くだろう。人気モデルの黒猫NPCと白猫NPCが、ユニットを組んでCDデビューをするそうだ。その特集では、輝くような笑顔をカメラに向ける、美しい青年が二人映っていた。

シナリオクリア報酬

・黒猫NPCと脱出 1D3
・黒猫NPCにサファイアの飴玉を食べさせる 1D4(片方だけだと1D2)
・黒猫NPCに白猫NPCと仲直りするよう説得できた 1D10
クトゥルフ神話技能:ニャルラトホテプの姿を一部見た探索者のみ、希望があれば+2%できる。

このシナリオに興味を示してくださったすべての方へ

 初のシナリオ制作でしたが、テストプレイに参加してくれた友人たちを含め支えて下さった方々のおかげで今回無事に公開へとこぎつけることができました。この場をお借りして御礼申し上げます。テストプレイ終了時に「綺麗なシナリオ」とお褒めの言葉を頂いたので、是非他の方にもプレイして頂きたいとシナリオを整備しました。拙い作ですが何卒よろしくお願いいたします。セッション時間自体は短いのですが、余計な情報を付け加えすぎたせいかこんな長さになっています……シナリオ制作の際に愛を込めすぎたせいだと目を瞑ってくださると幸いです。(二卓回しましたが両方2〜3時間で終了しました。参考にどうぞ)
 NPC、戦闘の有無、SANCトラップ増減などの改変に関しては、KPさんにお任せ致しますので回しやすいように変更して頂いて構いません。
 また、後日談やイラスト、リプレイ(風)動画などの制作にも、配布元や制作者「文化」の名前を明記して下されば、こちらに確認の連絡などは不要です。ただ、是非拝見したいのでご一報頂けたら嬉しいなと思います……!もしかしたら嬉しすぎて突然DMやコメントを残していくかもしれませんすみません!
 それでは、このシナリオに関わる皆様へ、よい卓になることをお祈りしております!


文化
(twitter:@bunka_TRPG https://twitter.com/bunka_TRPG/
 pixiv:http://www.pixiv.net/member.php?id=6078288


▼15/08/08 
誤字を少し修正しました。
セッション中に困ってしまったKPさんいらっしゃったら申し訳ありません;;

▼16/07/31
TRPG用のアカウント用意しました。コメントや支部メッセに比べると此方の方がレスポンスが早いと思いますので宜しければ!

このページへのコメント

>>らんたむ様
はじめまして!返信が遅くなってしまい申し訳ありません!ご連絡ありがとうございます〜!
KPもお疲れ様でした!PLの皆様にもよろしくお伝えください。
良いセッションになったようで何よりです!ありがとうございました!

0
Posted by 文化 2016年10月05日(水) 17:33:44 返信

>>弥生花様
返信が大変遅くなってしまい、申し訳ありませんでした……!ご連絡ありがとうございました!
良いセッションになったようでこちらとしても大変嬉しく思います。KPさんにもよろしくお伝え下さい。
イラスト制作までしてくださったんですね!感無量です……!!ありがとうございます!
ご返答が遅くはなりましたが、シナリオ元明記さえして下されば小説等ももちろん構いません。楽しみにしております〜!

0
Posted by 文化 2016年10月05日(水) 17:22:40 返信

初めまして、らんたむと申すものです。

『モノクロの猫』、遊ばせていただきました、初心者KPでも回しやすいシナリオでした。
本当にありがとうございましたー!

0
Posted by らんたむ 2016年08月20日(土) 02:30:37 返信

初めまして、弥生花と申します
つい昨日このシナリオをプレーさせて頂いたのですが、かなり楽しめました(私はPL参加です)。
事後報告になり申し訳ないのですが、アイビスペイントにてイラストを描かせていただきました。外見等殆ど妄想ですが、(しかもGMの命名によりNPC2人凄い名前になってますが)、特徴が掴めていたらな……と思います
もし宜しければ、このシナリオで小説等書いても大丈夫でしょうか?

0
Posted by 弥生花 2016年08月07日(日) 19:07:18 返信

>>東ユウ様
返信が遅くなってしまい申し訳ありません!
ご連絡ありがとうございます。そう言っていただけると作者冥利に尽きます……!ありがとうございます!
是非これからも親しんでやってくださいな。
また、リプレイ動画の件も了解致しました。ご報告感謝致します!此方としては最低限のマナーさえ守って頂ければ問題はありません。大変な作業になるかとは思いますが、動画作成頑張ってください!

0
Posted by 文化 2016年07月26日(火) 23:06:28 返信

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