ここは、クトゥルフ神話TRPGのオンラインセッションに関する各種情報がまとめられているWikiです。

はじめに


このシナリオの探索者は、とある犯罪組織につながりのある、いわゆる犯罪者卓になります。
DEX対抗が発生するため、高いDEX、強制ダメージと、エンディング分岐のため、医学か応急手当を推奨します。
さらに、カーチェイスが発生するため、車と運転(自動車)を持つ探索者が必要になります。
参加者が5人の場合は2人ほどいると緊張感も増して丁度良くなります。

その他シナリオについてわからないことがあれば、製作者のNo.15.5までご連絡ください。

シナリオ概要


人数:3〜5人
難易度:☆☆☆☆
時間:3〜4時間程度
推奨技能:戦闘、応急手当、運転(自動車)、高DEX
舞台:現代日本、シティシナリオ
HO:探索者はそれぞれ、とある犯罪組織に所属している(職業不問)

シナリオ背景


このシナリオで暗躍している司会の男は、ヨグ=ソトースの息子である。(マレウス・モンストロルムP117)
ヨグ=ソトースの息子はクトゥルフ神話に対する決して満たされない知識欲があり、
このシナリオ上ではそれを満たすため、親であるヨグ=ソトースに会うことを目的としている。
また、ヨグ=ソトースの息子は、怪物的な形態のときは視認することができず、
大量の新鮮な生肉をたべなければならない。
このシナリオの背景で起こっている怪死事件は、このヨグ=ソトースの息子が人を食したためである。
彼自身、犯罪者は死んでも別にかまわないという思考をしており、
探索者たちに自身の罪をかぶせて警察をかく乱している間に儀式をしようと目論んでいる。

NPC

NPC:刑事
刑事を名乗る人物。探索者たちを集団殺人の犯人として執拗に追い掛け回す。
FBIの超自然現象専門独立調査機関の人間。
超自然現象キャンセラーというイス人によって作られた、
超自然現象のすべての効果を停止させるスイッチを持っている。
彼は専ら超自然現象によって発生した事件を調査し、
世間体を図ってちょうどいい犯罪者をその犯人に仕立て上げて拘束するプロ。
超自然現象は認めてはいるものの、そういう立場のため上層部に協力は仰げない。

背景NPC:相棒
シナリオそのものには出てこないが、刑事の背後で暗躍している。
FBIのメインコンピューターに寄生している変わりもののイス人。
調べ物でも何のその。探索者のGPS逆探知もなんのその。
探索者がハッキングで警察の情報を書き換えても、
彼によって即座に元に戻されてしまうだろう。
FBIに関する事務は結構適当。超自然現象阻止に関してのみ本気出してくる。

NPC:司会の男
ヨグ=ソトースの息子。狂信的なヨグ=ソトース信者。
とある邪悪なAFを手に入れ、
探索者に罪を擦り付けて警察をかく乱している間に
100人という生贄の血を吸わせることによって
ヨグ=ソトース召喚の儀式を執り行おうとしている。
犯罪者ならどんな小悪党でも死んでもいいという思考の持ち主。

導入

探索者たちは、犯罪者組織と何かしらの接点があり、
その隠密集会にホテルで「日本猟銃愛好会の集まり」と
カモフラージュされたその場所を訪れている。

探索

日本猟銃愛好会
時刻は18時半
探索者たちは、その場にいる50名ほどの犯罪者集団と団らんしている。
銃についての話もしてもいいし、コネを広げるのもいい。

その場にいる適当なNPCに話す


探索者たちが自己紹介ややりたいことを一通り終えると、
司会が現れ、余興として
「組織内部の実力試し!
 組織の中でも実力に自信のある方は上層部にアピールポイントですよ!
 発砲許可は取ってあります。上位(探索者人数)名には
 豪華なプレゼントをご用意!」
と話します。

実力試し

仕組まれた表彰式
余興が終わると、司会が探索者たちにステージに上がるように促す。
司会は探索者たちの首に上位の証であるメダルを首にかけていく。
組織の人が感心したり拍手を送る中、司会が話し始めます。

司会
「上位(探索者人数)名を見事勝ち取ったのはこちらの方々です、拍手!
 それでは栄えある彼らには豪華プレゼント、
 “生き残る権利”を与えられます!!」

司会がそういった瞬間、会場内が爆発する。
探索者たちのいるステージは難を逃れるが、
爆風に吹き飛ばされてしまうだろう。
<幸運>失敗で1D6ダメージ
爆破されたビル
爆発して数分後、探索者たちはステージの上で気が付くだろう。
周りを見渡してみると、司会の姿は消えており、
爆発によって粉砕された悲惨な死体があちこちに散らばっていた。SANC0/1D3
まもなくして、バタバタという音とともに警察官が5名駆け込んでくる。
彼らは入ると間もなく探索者たちに銃を向け、
「目標を発見!(探索者名)、間違いありません!確保に入ります!」
と叫ぶと探索者たちに襲い掛かってくる。

戦闘

喧噪としたホテル
探索者たちが会場の外に出ると、司会の男がにたりと笑って出口のほうへと走っていった。
そのままそこに留まる場合、
技能:
<聞き耳>
たくさんのパトカーのサイレンがこちらに向かってきていることが分かる。

探索者たちが司会の後を追おうと出口の方向に行くと、
ちょうどサイレンの音が聞こえ、大量のパトカーがホテルに向かってきている。
このまま留まれば捕まることは目に見えているだろうことが分かるだろう。
司会の人間は既に見当たらなくなっている。
探索者の車はすぐ近くに停めてあったことにしてよい。
カーチェイス
急発進した探索者たちの車をそれぞれ1D3台のパトカーが追いかけてくるだろう。
戦闘の要領で、DEX順に行動できる。
技能:
<運転(自動車)>ドライブテクニックによって細い道を抜け、パトカーを1台をまくことができる。
<拳銃等><投擲>フロントガラスやタイヤを破損させ、パトカー1台を追跡不可能な状態にすることができる。
パトカーから逃げて
探索者は警察に追われたときの隠れ場所をある程度知っていていいこととする。
とりあえず安心できるところに逃げ込んだ探索者が安心しきっていると、ラジオからニュース速報が流れる

それによると、“探索者名”たちが、犯罪組織に対する反逆声明を警察に出し、
組織が秘密裏に集会していたビルを爆破した犯人であり、
現在テロリストとして指名手配されていることを知る。

名前も知らない司会の男を調べたい場合
技能:
<アイディア>彼にかけられたメダルのことを思い出す。
<知識>彼は組織の人間ではなく、この日雇われた司会者であることを知っている。

メダルを調べると、裏に「須位露騨手教信者の証」と書かれている。
須位露騨手教について調べる場合

うかつなGPS
探索者たちがケータイ、スマフォで調べ物をすると、しばらくして刑事が
特殊部隊の警察を(探索者人数)引き連れてやってくる。
建物内にいる探索者たちの部屋に特殊部隊が潜入、
建物の外からメガホンで、
「テロを犯した犯罪者を野放しにはできません、よろしくお願いします」
と話す声を聞き、特殊部隊の警察との戦闘となる。
特殊部隊
STR14 CON14 POW11 DEX14 APP10 SIZ14 INT12 EDU10 HP14 DB1D4 
装甲格闘用特殊装具:白兵戦ダメージ半減
軍隊式格闘術60 こぶし90 キック80 コンバットナイフ60(1D4+2+DB)
回避70
この戦闘からも逃げ出すことができる。
DEXが特殊部隊よりも早い場合、逃走を宣言すれば自動成功。
DEXが特殊部隊よりも遅い場合、DEX対抗ロールとなる。
また、探索者が車に乗った状態で待機して調べ物をしていた場合、
特殊部隊がたどり着き行動する前に車を発進させれば逃げることは可能である。
※この特殊部隊は2010のシナリオ「奇妙な共闘」のシールドを参照にしているので、もっと詳しく知りたい方はそちらを参照に。
須位露騨手教本部
須位露騨手教と書かれた表札のかかった、古い日本屋敷。
普通に正面から入ってもいいし、こそこそ隠れながら入ってもよい。
襖に仕切られたとても古く屋敷で、見た限り部屋は大きそうだが3つしかないということが分かる。
・事務の部屋

・須位露騨手様を祭る部屋

・教祖の部屋


世愚教について調べる場合

しつこい特殊部隊
探索者たちが外に出ると、大量のパトカーのサイレン音を耳にする。
そして刑事が特殊部隊を引き連れて現れる。
「あのメダルからここを割り出したんですよ。
 通報もあったようなのでまもなくパトカーも現れるでしょう」
と言って特殊部隊との戦闘となる。
また、ここでの戦闘で、刑事や特殊部隊に対して呪文やAFで行動を宣言すると、
刑事は懐からスイッチのようなものを取り出し、それをぽちっと押す。
その瞬間から、呪文とAFによる消費を行っても、呪文もAFも全く使うことができなくなる。
入口を固めているため、逃げる場合は全員DEX14と対抗になる。
また、ここで数名捕まった場合は逮捕となってここで離脱となるが、
全員捕まった場合、その部屋がまた爆発する。刑事を除く敵味方全て1D6のダメージ
爆発による煙で視界が遮られるため、探索者たちはDEX10との対抗でその部屋から逃げ出すことができる。
世愚教本部ビル
探索者たちが教祖の言う通り本部ビルに向かう。
人里離れた山奥にあるそのビルの様子をうかがうと、見張りは特に見当たらない。
そのままガラスの自動ドアを通ると、中にはそこらかしこに血痕が飛び散り、
人だったものの残骸が大量にまき散らされている。SANC1/1D6
死体に対して
技能:
<目星><医学>
何か大きな生き物にかみ砕かれた様子が分かる

階段はボロボロに崩れており通れそうにない。
唯一動きそうなエレベーターがある。ボタンが一つしかついていない。

エレベーターを昇ると、そこは屋上になっている。
屋上には紫水晶の巨大な柱のようなものが、
周りのエネルギーをすべて吸い込んでいくような冒涜的な光を放っていた。
さらにその前には司会の男がいる。
ここにきて探索者たちは、その司会の男の禍々しい表情に戦慄するSANC2/1D5+1D6
(柱と司会の男に対するSANCが同時に発生するため)
司会の男は懐から大きな赤い水晶を取り出し、そのままブツブツと呪文を唱え始める。
決戦
紫水晶耐久15
ヨグ=ソトースの息子 DEX11 HP24
赤い水晶は攻撃が成功すれば破壊できるもろさである。
確定成功系統の呪文を使った場合、息子が振り返って手をかざしその技能を無効化する。
赤い水晶は司会がずっと持っているため、司会に対する部位狙い扱いとなり、成功率-30となる。
呪文は息子のRで発生し、成功率15から、毎R15%ずつ上昇していく
呪文を唱えているためヨグ=ソトースの息子は回避できない。

赤い水晶を破壊したのちに紫水晶を破壊する
→トゥルーエンド
紫水晶のみを破壊する
赤水晶のみ破壊した状態で呪文の詠唱が成功する
→ノーマルエンド
司会の男を殺す
→バッドエンド1
呪文が成功する
→バッドエンド2

エンディング

トゥルーエンド
赤い水晶を破壊したため、生贄を捧げることができず、
司会の男は抵抗しないまま探索者たちによって取り押さえられる。
探索者たちが男を取り押さえたとき、刑事が部下を引き連れてやってくる。
刑事曰く、
「あなたたちがこの男に嵌められて利用されていただけだとわかりました。
 今回はすべてこの男がしたこととして処理されるでしょう。
 ですが、犯罪を犯すならば私はまたあなたたちの前に立ちふさがるでしょう」
と言って探索者たちの前から男を引き連れて去っていく。
ノーマルエンド
探索者たちが紫水晶を破壊したとき、男の持っている赤い水晶が光を放ち、
または司会の男の詠唱が成功した瞬間、
その空間に穴が開いた。
その空間から覗いていたのは、玉虫色の、たくさんの球体の集合体だった。
くっついたり分かれたりを繰り返しているその得体にしれない化け物に、
探索者たちはおぞましい混沌を感じ取るSANC1D10/1D100
そののちに、男はニコニコしながらその空間に飛び込み、そのまま空間ごと消えてしまう。
まもなくして刑事が探索者たちの背後から現れ、
「あなたたちがとある男に嵌められて利用されていただけだとわかりました。
 今回の件、われわれはそのままその男を追うという件で処理されるでしょう。
 ですが、犯罪を犯すならば私はまたあなたたちの前に立ちふさがるでしょう」
と言って探索者たちの前から去っていくだろう。
バッドエンド1
探索者たちは必死になって呪文を唱えている男を倒す。
その場で崩れ落ち、男が倒れたところで、
背後から刑事と沢山のの特殊部隊が姿を現した。
「あぁ、殺してしまいましたか。
 彼が真の黒幕だとあなたたちが主張しても、
 もうそれを証明する手立ても証拠もありません。
 怪物が犯人だったという意見に、上の人間は納得しないんですよ。
 残念ですが、この件はあなた方が犯人だということで処理されることでしょう」
といって、そのままFBIに引っ張られていくことだろう。
逮捕エンド
バッドエンド2
探索者たちの抵抗もむなしく、呪文は成功してしまう。
まもなくしてあたり一帯の空間が割れ、そこから巨大な、玉虫色をした球体の集合体が姿を現した。SANC1D10/1D100
司会の男はそのままその集合体に飲み込まれて消えていき、
まもなくして探索者たちは、空が、大地が、空間が徐々に歪んでいっていることが分かるだろう。
空間ごと探索者たちは飲み込まれ、そのままどこともわからない不気味な空間を未来永劫さまようことになる。
ロストエンド

報酬

SAN値回復
シナリオクリア/バッドエンド1:2D6
トゥルーエンドクリア:1D10
ヨグ=ソトースに遭遇する:4D20

クトゥルフ神話技能
ヨグ=ソトースの息子に遭遇する5
ヨグ=ソトースに遭遇する20

あとがき

読んでいただき、または回そうとこちらを見ていただきありがとうございます。
今回のシナリオは、クトゥルフでよくある無能警察という概念を打ち崩し、
めちゃくちゃ有能な警察が、犯罪者の探索者たちを追い回したらどうなるか。
といったコンセプトのもと作成しております。
犯罪に手を染めている探索者ということで、殺してしまった方が早いと考えて
そういった行動をとった場合、どんどん自分で自分の首を絞めていくシナリオとなっています。
一応クリア難易度はこの時点で高めですが、
もっと難易度を高くしたいと考える方は、戦闘の際の敵NPCを増やしたり、
カーチェイスの発生を増やしたりするといいと思います。
あと、このシナリオは基本一本道のため、
ネタバレ防止のためにあえてMAPは作成しておりません。

2016年09月21日追記
エンディング分岐に穴があったため、
赤い水晶を破壊した状態で呪文の詠唱成功をノーマルエンドに追加。

このシナリオは改変、動画化を許可しております。

このページへのコメント

報告遅くなり申し訳ありません
初心者で集まりわいわい楽しくプレイさせていただきました!
私も初心者GMとして色々勉強になるストーリーで敵の強さや襲撃の頻度など調整できるのが助かりました
結果としてはトゥルーENDでした
楽しいシナリオ感謝です!

0
Posted by 幽夢 2018年01月12日(金) 22:32:58 返信

シナリオ使用させていただきます
感想は後日報告致します。

0
Posted by 幽夢 2017年11月25日(土) 19:05:27 返信

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