クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki

探索者作成にあたり：
今回の探索者作成は１人目に限り『かなり英雄的』な能力値を用いてよい。
１人目のキャラシは以下のテンプレートで作成する。
（望むなら、能力値ダイスの2d6+6を3d6に置き換えても良い。）
技能制限は８５とする。年齢制限に関しては、EDU+6以上ではなく「EDU+1以上」とする。
漫画でよくある、主人公補正入り高校生みたいな子を演じたい人はどうぞ。

名前入力欄 (性別♂or♀) 職業 年齢　PL:
STR:2d6+6　　DEX:2d6+6　　INT:2d6+6　ｱｲﾃﾞｱ:int*5
CON:2d6+6　　APP:2d6+6　　POW:2d6+6か、1d6+1d2+8のどちらかでロール　　幸 運:pow*5
SIZ:2d6+6　SAN:pow*5　EDU:1d6+15　知 識:edu*5
H P:(con+siz)/2　　M P:pow　　回避:dex*2　　ﾀﾞﾒｰｼﾞﾎﾞｰﾅｽ:表参照


推奨技能：
割と何でも使用機会が存在するが、各々、戦闘技能と回避は取っておきたい。
使用機会があまり存在しない技能は、<経理><値切り><隠れる><忍び歩き><写真術>くらい。


ハンドアウト：
各ＨＯの肩書は固定であるが、探索者を作成する際の職業ベースは肩書に合わせなくてよい。
ただし、あまりに肩書とかけ離れた職業は推奨しない。
天才高校生・大学生が副業などでこれらを営んでいても別に良い。

ＨＯ１．探偵
この探索者は都内に探偵事務所を構え、さまざまな事件を取り扱っている。
取り扱う事件の中に怪異を伴ったものがよく見られる。
そういった仕事の大半は、ＨＯ２の探索者からもたらされるものだ。
探偵事務所の奥は居住スペースとなっており、４人が快適に宿泊できる。大理石のお風呂もある。専属メイドもいる。

ＨＯ２．刑事
神話的な事件に関わってしまい、そういった事件を取り扱う『福沢諭吉協会』に飛ばされてしまった。
ＨＯ１の探偵を巻き込みながら、『本物の』怪異と戦う探索者。
なお、この探索者はどのような職業ベースにも関わらず『砲』技能を職業技能で取ることができ、かつ推奨される。
恐らく兵役経験者なのだろう。

ＨＯ３．医師
この探索者は法医学者（司法解剖、調査などを行い、警察に遺体についての情報を提供する）の肩書を持つ。
秀才であり、このＨＯの探索者のＥＤＵは２１で固定される。代わりに医師ベースで作成すること。
（どのような医師ベースでも、職業技能に<医学><精神分析>が追加され、かつ推奨される）
『福沢諭吉協会』から奇妙な遺体の検死を回され、また、病院に入れられないような損傷、発狂をした人員を引き受ける役目を回されている。協会員ではないが存在には気付いている。

ＨＯ４．自由枠
このハンドアウトには特に肩書を設けないが、シナリオにすんなり入っていけるプロフィールが望ましい。
表の顔は職業人で、裏で『福沢諭吉協会』の協力者であると入りやすいが、
その他、シナリオに入っていけるのであれば基本的に縛りを設けない。（狂信者等の色物は除く）
先祖は剣道道場を営んでいたが、１９５９年に道場破りを受けて廃業。その名残として下記の刀を所持している。
・虎鉄　<日本刀(初期15)>　2d8+db　耐久15　ゴルフバッグに偽装・好きな刀の名前をどうぞ


【補足】
『財団法人福沢諭吉協会』
表向きは、歴史的に貴重な資料などを保存するための団体。
実態は抗神組織（邪悪な神話的事象に気付き、なおかつそれと戦う組織）である。
世間体等もあるため表立って派手には動けないが、
邪悪な神話勢力と対峙する探索者に、裏からサポートをしてくれるだろう。


選択所持ルール：
探索者は以下の魔道書を開始時に所持しても良い（所持しなくても良い）
『無名祭祀書』1909年版写本
英語版を更に日本語に翻訳した、クトゥルフ神話にまつわる魔道書。
ある神話的事象などに関し、ＫＰが認めれば、1d4時間をかけてこの書物から該当する記述を引っ張り出せる可能性が４５％存在する。
※基本ルールブックＰ１０４『参考資料としてのクトゥルフ神話の本』ルールに準拠する。
（1d4時間経過はリスクである。調査の際は本を読む人だけシナリオに参加できなくなるため、
　基本的に『どうしても拾いたい神話情報』以外は、この書物を漁ることは推奨されない。
　シナリオ内の時間切れにも注意されたし）
また、本来は習得呪文なしだが、この書物は<弾丸に魔力を付与する>の魔術を習得できる。

この本を所持する探索者は、自動的にこの本を３０週間程かけて研究を完了させた扱いとする。
シナリオ開始前に2d6のＳＡＮ値を喪失し、９％のクトゥルフ神話技能を得ること。
魔術習得は本来はINT×3ロールで行うが、開始前に限りロールを行わず「習得できた」ことにする。

<弾丸に魔力を付与する>
ほぼ全ての拳銃弾に付与儀式を行う事が出来る。
魔力を付与された弾丸による攻撃は、「銃弾によるダメージに耐性を持つ」効果を無視して、通常のダメージを与える。
ただし、<肉体の保護>などの呪文の装甲効果は、その１発に付与したＭＰと装甲値との対抗ロールが発生し、失敗したら装甲に阻まれる。
一度の付与儀式において術者は、深夜０時以降、静かな暗所で通常の装薬品などを用いて施術を行う必要がある。
一度の儀式で付与できる弾丸の数に制限はないが、一度に１弾倉分しか付与できない為、実質的には１つの弾倉内のみに付与という制限がある。
一度、魔力を付与した弾倉は、拳銃にセットする以外に何らかの操作を行うと、魔力はただちに失われる。
【呪文コスト】任意のＭＰ（最低でも１発につき１ＭＰ）、１弾倉につき1d4の正気度とＰＯＷ１ポイント
【必要な物】静かな暗所・空の銃身・装填済みの弾倉・特別なオイルエッセンス（福沢諭吉協会から必要数支給される）


武器：
現代日本において銃火器の無断所持は違法であり、手に入らない。
しかし、探索者のバックにいる組織は、以下の火器であれば秘密裏に手を回してくれる。

・コルト.32オート　<拳銃>　1d8　3発/Ｒ　装弾：8　故障99　耐久8　ｵｰﾄﾏﾁｯｸ
・ニューナンブM60　<拳銃>　1d10　2発/Ｒ　装弾：6　故障00　耐久10　ﾘﾎﾞﾙﾊﾞｰ
・GLOCK19　<拳銃>　1d10　2発/Ｒ　装弾：15　故障98　耐久8　ｵｰﾄﾏﾁｯｸ
・マカロフPM　<拳銃>　1d8+1　2発/Ｒ　装弾：8　故障99　耐久8　ｵｰﾄﾏﾁｯｸ

※拳銃弾や機関銃弾のみ携行弾丸数を無視します。装弾管理は必要ですが残弾管理は不要です。
※その他、シナリオ中で手に入れた6ポンド砲や対戦車ミサイル、対艦誘導弾、スマート爆弾や核兵器などの兵器は残弾数に制限があり、無限には撃てません。


防具：
・１ポイントの装甲の丈夫な防水コート類
２章からは軽い防弾ベストも認めます。

戦闘は１ターンに攻撃、回避、受け流しが１回ずつ行えます。
回避に専念することで、回避が３回行えます。
回避に専念した場合は、受け流しを１回行えますが、自分の手番は自動的に放棄となります。
１ターンに複数回攻撃ができる場合、面倒なのでその人の手番で全攻撃を処理します。

【攻撃について】
戦闘中の、時間のかかる行動全般を、自分の手番で処理できます。
手番は行動順を遅らせることも可能です。
【回避について】
誰かをかばい、被害を代わりに受ける処理を『回避行動』とみなします。
回避に専念した場合、かばう行動と通常の回避を合計して３回ということも可能です。
（例：回避に専念し、かばうを２回、通常の回避を１回…など）
ただし、同じ攻撃に対しかばうと回避を同時に振ることは不可能です。
【受け流しについて】
基本的に同系統の武器や攻撃手段で受け流しを行います。ＫＰの裁量で受け流した物体にダメージが入る事があります。
神話生物の攻撃は基本的に受け流し不可能です。（カギ爪、噛みつきなども）

<対物戦>
丈夫な箱や壁を壊す場合、以下のハウスルールが適用されます。
★技能は失敗しても、半分のダメージは通る。
★<対物特効>のある武器は、ダメージが２倍になる。(タクティカルペン、バールのようなものなど)
★その材質を破壊、もしくは裂くのに適切な武器であれば、<対物特効>を認める。(木材にチェーンソーなど)
★炎や冷気、電気などは特殊な状況を除き、ダメージは通らない。
★物体によっては、装甲に差がある部分がある。その場合は技能に成功しないと弱点に当たらない(鉄の箱にかけられた錠前を狙うなど)

・ルルブP66連射ルールは存在しません。P69未照準ルールは適用します。
・サブマシンガンは一律３発/Ｒに変更、未照準での１Ｒ射撃限界は１２発です。
・マシンガン(固定重機関銃座)は未照準での１Ｒ射撃限界を３０発とし、１クリのみ適用、故障ナンバーを００のみとします。
・ショットガンはダメージのＤ６ダイス毎に装甲が適用されます。
・アサルトライフルは一律３発/Ｒに変更します。
・至近距離での命中２倍ルールについて、２倍した命中率の最高値は８０とします。
部位狙いをする場合、その２倍した命中率のキャップから部位狙いのマイナス補正を差し引きます。
・射撃はすべて自分の手番で判定します。
・貫通ルールは無く、クリスペの場合ダメージ２倍で処理。
ファンブルは狭い室内でのみ適用、兆弾が発生します。故障ナンバーを踏むと銃器毎にペナルティが生じます。
リボルバー：その１発は不発になるのみです。
ボルトアクション、重機関銃等：弾が詰まり、修理に１ラウンドを要します。
オート、セミオート等：弾詰まり、または銃身破裂が生じます。

★火器別の特徴まとめ（わかりにくいのでまとめました。）★
・拳銃…ルルブ通り。小型で携帯しやすく、二艇拳銃で至近射撃による瞬間火力も狙える。
・ライフル…ルルブ通り。ＳＧ、ＳＭＧ弱体化の為、1920sでは使いやすくなった。
・ショットガン…ダメージＤ６ダイス毎に装甲が適用される。4d6→1d6の４回攻撃、という処理に変更。装甲の高い敵にはほぼ通用しない。
・アサルトライフル…連射を削除。代わりに一律３発/Ｒの射撃に変更。
・サブマシンガン…連射を削除。代わりに一律３発/Ｒの射撃、未照準で１２発/Ｒの射撃に変更。
・マシンガン…連射を削除。代わりに未照準で３０発/Ｒの射撃に変更、更に基本射程で至近射撃ルールが適用される。

Ｐ６６「装甲」…適用します。
Ｐ６６「回避」…適用します。ハウスルールで１Ｒに行動と回避の両立ができます。
Ｐ６６「貫通」…ありません。スぺクリは一律ダメージ２倍（回避・受け流し可）となります。
Ｐ６６「受け流し」…適用します。武器耐久が減るかの裁量はＫＰにあります（大抵は減りません）。
Ｐ６７「奇襲」…他ルールで代用。不意打ちでの１Ｒ行動不可などの処理で代用します。
Ｐ６７「暗闇・不可視性」…他ルールで代用。そのときの状況でＫＰが個別に処理します。（未照準が適用される場合有）
Ｐ６７「ノックアウト攻撃」…適用します。ルルブ通りの処理の為、殺してしまう可能性も十分あります。
Ｐ６７「一部が隠れている場合」…基本的に適用します。例外が存在する余地はあります。
Ｐ６７「投げた物」…適用します。
Ｐ６７「２つの武器」…適用します。技能などでの例外はあります。
Ｐ６８「自動火器・連射」…ありません。
Ｐ６８「大きな対象」…適用します。
Ｐ６８「ショットガンを選ぶ」…ありません。
Ｐ６８「長い射程」…適用します。
Ｐ６８「装填済みのリボルバー」…ありません。
Ｐ６８「故障ナンバー」…適用します。ただし、オートマチックに銃身破裂が追加されます。
Ｐ６８「ゼロ距離での射撃」…適用します。
Ｐ６９「慎重な照準、照準器」…ありません。
Ｐ６９「火器の再装填」…他ルールで代用。装填は全て一律１ラウンド、装填と射撃は両立しません。
Ｐ６９「二艇拳銃」…拳銃のみ適用します。二艇拳銃専用の訓練は通常存在しないとします。（ＮＰＣ専用技能）
Ｐ６９「未照準」…適用します。火器はマシンガン系を除き、未照準で射撃数２倍です。下記も併せてご覧ください。