クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki

　美郷ホテルでの二泊三日の出来事が終わった。
　その裏側で起きていたことを知った探索者達の行動により、ホテルはこれ以上の犠牲者を出す事は無くなった。
　また、ホテルの被害者達の遺体も発見されることとなる。
　彼らはこれ以上苦しむことなく、その魂は解放されることとなった。

――だが、犠牲も少なくはない。

　弓塚紫は真相を知ってしまったが故に、心が壊れてしまった。
　彼女は自らの世界へと閉じこもり、解放される日が来るのかはわからない。

　ただの宿泊客であった『樋貝　瞳』。彼女は何も知らぬまま、死ぬよりも恐ろしい目に遭う事となった。
　後に宿泊していたジャーナリスト『榊　章』の取材により、彼女の遺体も発見されたことが判明される。
　彼女にとって、それが唯一の救いとなっただろう。

――そして、見つからなくてはならない者達の遺体は現在も見つからず、その行方は誰も知らない。

――ネットで、雑誌で、美郷ホテルの様な噂が今日も流れている。

――その噂に、彼らが関わっているのか。それは誰もわからない。

……あの事件の後も私はいつも通りに病院で勤務を続けている。
あの事件があって、私の周りには何も変化は感じなかったが、あのホテルで体験、体感したものは今も脳裏に焼き付いている
最後の部屋、「あの子」を助けられなかった、清一を助けてあげられなかった。心残りがいくつもある。だが、今後悔しても過去に戻れるわけでもない
私は前を見続けるしかないのだ。結果的に私があの子を殺したようなものだ。あいつは「ここに入って中を見たから。」と言っていた。
だとしたらなぜ私が救われ、あの子だけが助からなかったのか。
「…紫、今日の調子はどう？」
…紫の心は『作品』になってしまった清一を見て、それを理解して、完全に壊れてしまった。
壊れてしまった心はもう戻らない。人格、精神が破壊されてしまってはもう私の力でもどうしようもない
現在もまだ、幻想の清一を見て、以前のかわいらしい笑顔を見せてはいるものの、その目はどこか虚ろに感じる
結果的に私が紫の心も壊してしまったことになる。紫を【美術館】に連れて行かなければ。
『作品』を見なければ、なにか変っていたのかもしれない。
ようするに、私は２人の人間を殺した。精神的にも、肉体的にも。こんな汚れた人間が、医者という職業をしていてもいいのだろうか
「……あの時に無理にでも返しておけば…」
……後悔の念は消えない。消えてはくれない。私は死にゆくその日、その時まで、２人を殺したという事実からは逃れられずに生きてゆく。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　時谷小百合BADEND(２人への懺悔と後悔

もう勘弁してください。お願いします。もう私のリアルSAN値はゼロなんです!!ということで私ですはい。
なんなのなの！？私のせいじゃないか!いい加減にしろ!!KP!私への精神分析をお願いします!!
ということで皆様ありがとうございました。また皆様と卓を囲めることを願って(願って?)ここで締めます!
最後に。瞳ちゃん私とっぴ!!いあいあゆかりん!ありがとうございました!!

「・・・って感じで、あのホテルはやべーこと考えてるやつがうじゃうじゃいたのさ。」
彼女は酒と笑い声が飛び交う居酒屋で後輩に武勇伝を聞かせていた。
彼女自身は奇妙な光景や気味の悪い造形物よりも、その根源を潰せたことを誇りに思ったようだ
ただ事件を探っていけば、犯人自体は逃げたことを知り、悔しさもその会話の中で滲ませている
「そーっすか。とはいえ、これであのホテルの謎も解決したし、もう変な噂も立ちませんね」
後輩はカラカラと酒で赤い顔を歪ませて楽しそうに笑っていたが
「そーいうわけにもいかないよ。アタシはあのふざけたお偉いさんをぶっ飛ばさないと気がすまないしね」
そう。不完全燃焼で片付けれるほど彼女の心は不抜けていない。彼女は握りこぶしをグッと顔の前で作り、ニッと笑う
まずは彼らの身辺を探るところからだ。酒で高揚とした気分のまま、今度こそは…と、彼女は考えるのだった
normal　end　「次の一手」

なんとかノーマルエンド(自分の中で)を迎えれてよかったです。
独自行動は申し訳ないと思いましたが、あれをしなかったらどうなったかと思うと(PLもKPも)ゾッとしたかと思いますｗ
彼女自身としてはまぁ、犠牲はあったものの、最小限でことは済みましたし、一番えげつない光景はスルーしたのでこんな感じにｗ
テスト三回目ですから色々ムラがあるのは仕方ないですし、なんせこっちは特攻隊でしたからねぇｗ
シナリオ自体は楽しかったので、またKPさんの他のセッションがあったら参加希望出しますね！
PLのみなさんも一緒にできて楽しかったです！
ではみなさま、クトゥルフのお導きがありますよう…いあいあ！

俺はあの日の事は日常に帰れた今でも思い出す、
なぜあそこで真実の一端を話してしまったのか、それによって彼女の心がどう動くかも考えず、

・・・答えは分かっている、彼女が恋人に絶望するのが耐えられなかった、
真実を隠すのが耐えられなかった、人の信頼が崩れるのが耐えられなかった。

後悔は先に立たない、やり直したいと願っても、あの結末を変えたいと願っても
現実は虚しく一方的に流れていく、そんなことは両親が死んだ時に知っているのに
なぜもう少し、ほんの少しだけ言葉を出す前に考えなかったのか、
そのことはどんなに悔やんでも悔やみ切れるはずもない

それでもその後悔をも背負いながら俺は生き、果たさねばならない、
恩を返し切るまでは、罪を払い切るまでは、

この身が・・・倒れるまでは。

ーＢＡＤＥＮＤー

はい、戦犯こと銀蒼です。
私の頭が回らなかったためにゆかりんがマインドクラッシュしました、
本っ当に申し訳ない！許してくださいなんでもしますから！

〆
茶番が多めで（だいたいＰＬのせい）間延びした印象もありました、
思いきって適度に茶番もぶった切ればもっとスムーズな進行ができると思います、
しかしとても楽しいセッションでした、
新城さんには感謝を、ダイスのクソビッチには殺意を。

それでは、また会う卓までお元気で。