PCより
御手洗の日常
事件で外傷を負った…入院したが、特に問題なく怪我は治療できた
さすがは日本の医療技術だ。
退院以降も御手洗は元気そうにオカルトサイトを巡回している。
この前堪能できなかった分また別肝試しできる廃屋を探しているようだ。
肝試しに良さげな場所を見つけらたこのメンツを集めて
肝試しに行こうとするかも知れない。
彼女はオカルト交流サイト:恐怖チャンネルを
昔の管理人だった男から、託された。
「ふむ…次はこの怪しいホテルかな。」
そして、彼女はまたオフ会を開くのだった。
大岡 道夫の常識
彼は、どこかの部屋で目を覚ます。
その後には見知らぬ者達に質問とカウンセリングを行われた後
何も分からない。記憶がぽっかり空いたように…
自分は何か悪いことをした気がするが…まぁ、いい。
まずは知り合いらしい御手洗に話を聞きつつ
先ほどの施設?に紹介された仕事場に向かうことにする。
「くそぅ、何も覚えてない。とりあえず、たまごっちは無事だな。」
彼は…何もしらない。
自分の罪を失う代わりに…過去を失ったのだった。
視界の端に赤い唐傘を見つけつつ…
それでも、こんな生き方も悪くない。そんな気がした。
立花 楓は赤い唐傘を今日も持つ。
あれから二ヶ月が過ぎた。
紙面にはおろか週刊誌にも洋館の出来事はおろか大岡の名前すらない。
あのSCPとやらは以前出会った化物?神とは異なる恐怖を持っていた。
以前出会った化物達が「存在することが異常」なら
SCPとやらは「効能・行動が異常」だと比較できる。
とにかく、あの愛らしいクマの人形には二度と出会いたくないものだ。
SCPを確保・収容・保護する財団…(を後で知ったが)に洋館での出来事は全て任せるとしよう。
今は、洋館の出来事を本にした書物を出版社に持っていく最中だ。
タイトルは…「誰が為の仮面」.自信作も自信作だ。
そんな日常の中で、彼らを思い出す。
朝生 明久
人並み以上の医学技術をもつ医学生。
SCPにも人間にも同等に人を見つめられる誠実な男。
彼が良い方向に進めばそれなりに有名な医者になり、
それなりに満足いく生涯を歩めると僕は思う。だが、SCPと化した
あの洋館で出会い、なくなった「彼」は同様に平凡な人間だっただろう
どの道、どの瞬間が地獄のそこに落ちるかわからない。
僕はあの虫に人生を、家族を壊されて狂ってしまったけど…
真面目な彼が誰かの手に踊らされて”正常に狂う”ないことを願う。
作家として、読者を失うのは惜しいからね
芳野 霞
彼女は実に僕好みの性格だ。踏み込みすぎず、自分のやるべきことを理解している
程よく人を聡し、同時に自分の中の常識を守れる冷静な対応。
どこか…僕の母を感じさせた。
いや、こんな思い出に故人を引き合いに出すのは失礼か。
ともあれ、からかいがいがあったが、残念だ。
それもまた記憶を処理でもされているから出会うことはないだろう。。
いや…どうだろうか。彼女は聡明だ。自身に刻まれた傷から疑問を生じ
簡単にあの屋敷での思い出にたどり着くかも知れない
もっとも、思い出さない方が幸せなんだろうけど…クスス…
富士 正義
なんというか…面白い人だった。
年甲斐もなくはしゃぐ姿は子供心を忘れないのだろうか…。
今度、差し入れに黄色のスライムを贈っておこう。
なんだかんだ言って僕はうまい具合に押収されずに済んだからね。
今度機会があれば美味しいワインでもご馳走したいと思う。
自分の気持ちに素直で行動できる。あれはあれで頼りがいがある。
僕の父親も生きていたら、ああいう父親が欲しかった。
そんなことを思う。
だからこそ…
彼の興味心が深淵を覗く過ちにならないことを願いたい。
黒条 瞳
彼について僕が語るのは烏滸がましいと思う。
彼の過去に何があったかは知らないが…
それでも、今度こそ彼は大切なものを守れたのかもしれない
僕はそれに拍手を投げかけよう。僕はまだその域を達してないのだから。
街中で彼とその隣を歩く少女を見かけた。
その微笑ましい光景を…僕は唐傘を背に、通り過ぎていった。
少女の苦悩
ただ、彼女はこの幸せを歩んでいく。
それが正しいかはわからない。
ただ、立花さんが言うにはもう、私の不幸は終わったらしい。
何故か家にあったクマの人形を唐傘で追い払っている時に
そう断言するように言ってくれた。
「SCP」と呼ばれた私
「黒条 神楽」と呼ばれる私
どちらも私…なのかな。時より、夢で自分を見る
機械だらけの醜い自分を。
けれどもそんな私をまっすぐ見てくれた彼に感謝しつつ…
私はわたしの体である両手でしっかりと果物をもち。
私は機械もない人間の笑顔で
「ありがとう」と私はいった。
KPより
長らくのお付き合いくださり、ありがとうございました。
KPの管理不足も多々有り、お見苦しい点もありましたが…
皆様が楽しんでいただけたのなら幸いです。
そして、改めて…アドリブが長すぎて
大幅に遅れてしまったこと、申し訳ありません。
ですが、皆様の熱いRP、KPとして楽しませていただきました。
また、どこかで卓に参加する機会がありましたら、よろしくお願いします。
本当に、ありがとうございました。
次に出会う際は味方であれば良いですね(ニッコリ)
それでは、素晴らしいTRPGライフをお楽しみ下さいませ。
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