最終更新:ID:9IPCs5jeBA 2016年04月04日(月) 20:03:48履歴
――こうして柵から逃げられなかった山羊は、
――迎えに来た妹山羊と仲間達によって外へと連れ出され
――遠い世界へと旅立って行きました。
――めでたしめでたし。
「……」
――で、いいのだろう。そう眼下に広がる惨状を見下ろしながら、黒肌の神父は思う。
「……大方は予想通り、ではあったのです…………『出』のタイミングを、逃しただけで」
そう一人言葉を漏らす神父の顔は、いつも通り邪悪な余裕を保ちつつ嗤ってはいたが――そこにはなんともいえない、複雑な気分が混じっている。
「……ふっ。……これだから人間は面白いのですよ」
負け惜しみにならぬよう、そうなんでもない事のように呟くも、その気分――非常に微妙かつ理不尽な敗北感を、神父はどうしても消し去る事はできない。
神父は今まで、長い時間をかけて、まるで熟れた果実の収穫でも待つように、目を付けた小さな囲柵中に作った村を見守っていた。
飢餓に苦しむ村人達に救済という名の外法を与え、その後は村人達の欲望が乾く事の無いよう、定期的に邪悪なる知識という名の毒を流し込み、誑かし唆しながらあの手この手で勤勉に、村人達の悪意を育ててきた。
それは全て、愚かな人間達にどうしようもない破滅を迎えさせるためだった。
その時を待つ事は、神父にとって愉悦だった。
「……」
飢えから救われるため、邪神に魂を売り渡し領主の娘を贄とした背信者達。
背信者が享受した豊穣を失わないため、邪悪な祭儀を続け邪神の血筋を保ち続けた堕落者達。
堕落者達によって生み出され続けた、邪神の異形なる落し胤達。
そして――その落とし胤達を救おうなど考える探索者という愚者達。
その一挙手一投足を見守りながら、愚昧極まりない悲喜劇を傍観するのは愉しかった。
そしてその結末も、期待通り愚かしく破滅的で、愉しいものであったと神父は断言できる。
「……出そこねましたが」
――ただ、出番を失っただけ。
ただそれだけの事であるが、それだけの事が案外気に入らなかったのか、神父はさっぱりしない。
そしてそれが、手の内で弄んでいたはずの人間のせいなのだから、やはりすっきりしない。
「……」
――”あんたを殺して!!美月を解き放つっ!!”――
――そこのあんぽんたん!一度ここを出て頭を冷やしてきなさい!――
――おかしい。何かがおかしい(断言――
――(´;ω;`)――
――……これが、きみのいし……なのか?――
「……まさか……あえて狂気に乗って突撃してくるバカがいるとは……」
あえて殺人癖の衝動のまま、救いに来たはずのバケモノに襲い掛かった聖職者(見習い)と、その聖職者(見習い)からバケモノを守ろうと立ちふさがった女医、探偵、武術家。――そして自分が守られているという状況が把握できず、呆然とするバケモノ、その妹。
「……愚かだ。……だが、なんとかなってしまった……あの愚かさ故に……」
神父は混沌状態と化した土蔵の中を思い出し、なんともいえぬ気分になる。
あそこは、もっと悲痛な光景になるはずだった。
救いを求め、救いたいと望み、それでも答えが出ない者達が、絶望の中で必死に活路を探す。――そんな光景を嘲笑い、更なる悲劇に繋がる助言を、神父はしてやるつもりだった。
だが。
「……」
――混沌珍騒動の勢いに任せて、皆はそのまま、あの場からさっさと逃げてしまったのだ。
状況についていけないまま、なんとなく正気を保ってしまったバケモノを連れて。
――そして神父こと、這い寄る混沌の出番も消えた。
「………………………………………………………………………………………………………ふっ……まぁ良いでしょう。愉しませてもらいましたよ、愚かな人間達」
と言っておかないと、なんとなく敗北感が増すような気がするので、這い寄る混沌は余裕を保ち探索者達を嘲笑う。
這い寄る混沌にとって、人間達は全て愛すべき玩具であり、興味深い実験動物であり、消耗されるべき贄だ。
そんな人間の若造に、なんとなくでも『してやられた』感情を覚える事自体、這い寄る混沌は納得できない。――納得できないので、なかった事にする。
「……また遊びましょう。……ふふ、次の愚行も期待しています」
とりあえず憂さ晴らしに村を滅ぼした後、いつもの調子で這い寄る混沌は呟き、そしてその場から消える。
「素晴らしい永劫の絶望へとご案内しますよ」
――だからもう、悲劇破壊(シリアスブレイク)するんじゃありませんよ。
とは言わないが、微妙にそんな気持ちをこめつつ、這い寄る混沌は忌まわしい嘲笑を深めた。
――迎えに来た妹山羊と仲間達によって外へと連れ出され
――遠い世界へと旅立って行きました。
――めでたしめでたし。
「……」
――で、いいのだろう。そう眼下に広がる惨状を見下ろしながら、黒肌の神父は思う。
「……大方は予想通り、ではあったのです…………『出』のタイミングを、逃しただけで」
そう一人言葉を漏らす神父の顔は、いつも通り邪悪な余裕を保ちつつ嗤ってはいたが――そこにはなんともいえない、複雑な気分が混じっている。
「……ふっ。……これだから人間は面白いのですよ」
負け惜しみにならぬよう、そうなんでもない事のように呟くも、その気分――非常に微妙かつ理不尽な敗北感を、神父はどうしても消し去る事はできない。
神父は今まで、長い時間をかけて、まるで熟れた果実の収穫でも待つように、目を付けた小さな囲柵中に作った村を見守っていた。
飢餓に苦しむ村人達に救済という名の外法を与え、その後は村人達の欲望が乾く事の無いよう、定期的に邪悪なる知識という名の毒を流し込み、誑かし唆しながらあの手この手で勤勉に、村人達の悪意を育ててきた。
それは全て、愚かな人間達にどうしようもない破滅を迎えさせるためだった。
その時を待つ事は、神父にとって愉悦だった。
「……」
飢えから救われるため、邪神に魂を売り渡し領主の娘を贄とした背信者達。
背信者が享受した豊穣を失わないため、邪悪な祭儀を続け邪神の血筋を保ち続けた堕落者達。
堕落者達によって生み出され続けた、邪神の異形なる落し胤達。
そして――その落とし胤達を救おうなど考える探索者という愚者達。
その一挙手一投足を見守りながら、愚昧極まりない悲喜劇を傍観するのは愉しかった。
そしてその結末も、期待通り愚かしく破滅的で、愉しいものであったと神父は断言できる。
「……出そこねましたが」
――ただ、出番を失っただけ。
ただそれだけの事であるが、それだけの事が案外気に入らなかったのか、神父はさっぱりしない。
そしてそれが、手の内で弄んでいたはずの人間のせいなのだから、やはりすっきりしない。
「……」
――”あんたを殺して!!美月を解き放つっ!!”――
――そこのあんぽんたん!一度ここを出て頭を冷やしてきなさい!――
――おかしい。何かがおかしい(断言――
――(´;ω;`)――
――……これが、きみのいし……なのか?――
「……まさか……あえて狂気に乗って突撃してくるバカがいるとは……」
あえて殺人癖の衝動のまま、救いに来たはずのバケモノに襲い掛かった聖職者(見習い)と、その聖職者(見習い)からバケモノを守ろうと立ちふさがった女医、探偵、武術家。――そして自分が守られているという状況が把握できず、呆然とするバケモノ、その妹。
「……愚かだ。……だが、なんとかなってしまった……あの愚かさ故に……」
神父は混沌状態と化した土蔵の中を思い出し、なんともいえぬ気分になる。
あそこは、もっと悲痛な光景になるはずだった。
救いを求め、救いたいと望み、それでも答えが出ない者達が、絶望の中で必死に活路を探す。――そんな光景を嘲笑い、更なる悲劇に繋がる助言を、神父はしてやるつもりだった。
だが。
「……」
――混沌珍騒動の勢いに任せて、皆はそのまま、あの場からさっさと逃げてしまったのだ。
状況についていけないまま、なんとなく正気を保ってしまったバケモノを連れて。
――そして神父こと、這い寄る混沌の出番も消えた。
「………………………………………………………………………………………………………ふっ……まぁ良いでしょう。愉しませてもらいましたよ、愚かな人間達」
と言っておかないと、なんとなく敗北感が増すような気がするので、這い寄る混沌は余裕を保ち探索者達を嘲笑う。
這い寄る混沌にとって、人間達は全て愛すべき玩具であり、興味深い実験動物であり、消耗されるべき贄だ。
そんな人間の若造に、なんとなくでも『してやられた』感情を覚える事自体、這い寄る混沌は納得できない。――納得できないので、なかった事にする。
「……また遊びましょう。……ふふ、次の愚行も期待しています」
とりあえず憂さ晴らしに村を滅ぼした後、いつもの調子で這い寄る混沌は呟き、そしてその場から消える。
「素晴らしい永劫の絶望へとご案内しますよ」
――だからもう、悲劇破壊(シリアスブレイク)するんじゃありませんよ。
とは言わないが、微妙にそんな気持ちをこめつつ、這い寄る混沌は忌まわしい嘲笑を深めた。
「……」
――なんだかよく判らないまま、殺されかけたり守られたり妹に泣きついたりしているうちに、助かってしまった。
としか思えない状況から『救出』されたバケモノは、なんとなく絶望するタイミングも失ったまま助かる方法を考え、結果大陸の秘境を放浪していた。
「……みるひとがいなきゃ、わたしのすがたも、がいには、ならない」
その結論が、這い寄る混沌がするつもりだった助言と同じだったと、バケモノが知るはずもない。
それでも大陸某所の人外魔境に潜んだバケモノは、周囲の人間に自分の容姿という毒を撒き散らす心配から解放され、心身ともに落ち着く事ができていた。
(時々運悪く、バケモノの素顔に遭遇してしまったパンダや大猿が狂ったりはするが、それはそれ)
「これもみな……美月と、あのものたちのおかげだ」
《……》
「…………おかげ、だよな?」
――ただあの状況で感じた、一抹の不安を忘れられないだけで。
バケモノは共に在る同じ怪物から生まれた『兄弟』の、まるで「お前、それでいいのか?」と聞き返すような視線から目を逸らし、ぽつぽつと言葉を続ける。
「……あれは……ほら、きょうきで……おかしくなったからで……あのものに、わるぎは、なかったとおもうんだ……」
《……》
「……たのしそうだった? ……うん。……まぁ……そうかも。……で、でも、きょうきというのは、そういううちにひめたがんぼうを、あらわにするものでもあるらしいし……」
《……》
「……だ、だいじょうぶ……だよ。……またあったときは……もうそういうことは……ない……とおもう。……たぶん。……きっと」
バケモノは、女性らしい優しさを示しながら親切にしてくれた女医を思い出し、
男気溢れる勇気で、傷を負ってでも赤の他人を救った探偵を思い出し、
飄々とした物言いが場の空気を和ませた武術家を思い出し、
――そしてとても良い笑顔で自分を殺しに来た、聖職者見習いを思い出す。
「……」
あれは狂気のせいだろう、と納得はしている。
自分の態度も良くなかったし、美月に好意を持っていたらしいあの聖職者見習いが内心で自分に反発を覚え、それが狂気に出てしまっただけだろう、という分析もできている。
つまり、一時の気の迷い、という事で結論できてはいる。――できてはいるのだ。
「……こわかった、けど」
――ただちょっと、あの時の笑顔で活々サーベル男が、怖かっただけで。
「……にんげんって、こわい」
知らずに漏れた独り言は、バケモノの脅威を知る者達にとっては大いに理不尽なものであったろうが、バケモノにとっては、そうとしか言いようのない本心だ。
人間は怖い。――というか。
自分より遥かに恐ろしいはずの存在に、笑顔で剣を向け突撃してくる人間の、
得体の知れない無謀と狂気が怖い。
《……》
「……ええと……うん。……まぁその……いつかは、にほんにもかえるよ」
……でもあの聖職見習いには、ちょっと……会いたくないかな? ……こわいし。
《…………》
そう言って目を逸らすバケモノをしばらく見下ろしていたバケモノの『兄弟』は。
人間に怯えたバケモノに呆れた様子で触手を揺らし――やがてバケモノの頭を、それで小突いた。
秘境は今日も、平和な日常が過ぎる。
ーーー教会にて。
「・・・・・・」
「・・・ふ、ふふふっ」
「"学問のすすめ"に、こんな言葉がある・・・」
「"天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず"」
「・・・・・・」
「・・・これって、つまり」
「"人が人を助けるなんて、天に近しい行いだ"」
「・・・って、考えることもできる」
「・・・まったく、あの三人は・・・」
「果たして、そのことを理解しているのだろうか・・・」
「・・・例え、美月の兄だったとしても」
「"無月という怪物を、本当に助けるべきだったのだろうか"」
「・・・・・・」
「・・ふふっ・・・ははははっ!」
「もう、絶望感や、後悔の念など、抱きはしない」
「"俺は、『人』を助けるという行為を"」
ーーー『人』がしていいはずがない
「・・・・・・」
「・・・ああ、神よ・・・」
「・・・『俺を』・・・お救いくださいませ・・・」
「・・・・・・ふむ」
帝都、とある探偵事務所にて。
自称・正義の探偵などと馬鹿馬鹿しい呼称を大真面目に名乗る青年、防人正国は『ある資料』を読み込んでいた。
事務所内の自身に当てられた座席にて、真剣な表情で、本に顔をぐいっと近づけ前屈みになって、ただ黙々とその眼球は紙面を追う。
きっと、事務所の他の職員は困惑しているだろう。
なんせ普段から中で事務的な作業をするよりも、外を賑やかに走り回っては担当の依頼に関する仕事をしたり、そもそも依頼を受けてさえいないのに勝手に困っている人間を見つけては力になっている、そんな普段の彼としては、その姿は普通ではない。
そんな彼が真剣な表情で読み進める資料。果たして、それはどれほどに重要なのか、貴重なのか―――貴重である。なぜならば、それは彼がついこの間訪れた村の―――更に言うならばこの間まで『存在していた』村で手に入れた『資料』なのだから。
「・・・・・・ふぅ・・・・・・」
やがて、幾程の時間が経っただろうか。正国が本から顔を上げた。
表情は神妙な面持ちを浮かべているような、しかし、何か期待していた物を見つけられたかのような、そんな推し量り辛い表情をしている。
そして、徐に彼は座席より立ち上がり・・・・・・その瞬間であった。
「いやあ、世には貧乳もまた美徳、希少価値である。という言葉があり、その深淵を俺はこの本に垣間見たが・・・・・・やはり俺は大きいほうがいいな!!」
開口一番、
腰に手を当て、満面の笑みで、彼はそんな言葉を叫んだ。
堂々と叫んだ。
その手には先程まで読み進めていた資料―――かの、消えてしまった村にて彼が購入した、所謂『春画』を持ちながら。
細かく描写することは此処では憚られるが、ジャンル的には貧乳とかその辺のアレが。
その瞬間―――上司が怒鳴り、同僚が呆れ、女性社員が養豚場の豚を見るような目で見つめ、ごく一部の職員は頷いていた。
・・・・・・まあ、要するに、である。
彼はあんな事件を超え、世に隠された知るべきでない知識を知り、深淵(本来の意味の方)の極一部を垣間見て―――それでも尚、いつも通りなのであった。
馬鹿馬鹿しいほど明るく元気に、今日も今日とて人助け。
「はっはっは!さて、俺はこれより外を回ってくるとしよう、この前の猫探しの続きをせねば。おっと、そう言えば今日は近所のお婆ちゃんの家の障子の修理と、カフェーの女給への横恋慕を拗らせている輩の説得もあったか、いやあ今日も忙しくなりそうだ!」
上司の説教もなんのその、怒鳴り声から逃げるように事務所の扉を開け、探偵は帝都へと駆け抜けた。
いつものように、いつも通り、彼の手の届く範囲の世界を守るために。
「・・・・・・む、いいことを思いついたぞ。無月殿についてだが、現状維持というのも何かあっては大変だし、俺では良い案も思いつかぬし・・・・・・内殿について調べるのがいいやもしれんな!どうも不思議な御仁であったし、調べていく内に何か解決の糸口が見えるやもしれん!」
―――考えなしの探偵は、どうやら今後も事件に巻き込まれそうである。
KP様、PL様、見学者様、今回のセッションでは本当にありがとうございました!
最後は非常に混沌とした終わり方ではありましたが、しかし楽しかったです。
ただ、拙いプレイと状況把握能力の低さのせいで、他の皆様にご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありません、
そして、それらのフォローをして下さったKP、そしてPLの皆々様へ最大の感謝を。
まだまだ初心者の自分ではございますが、これからも精進させて頂きますので、どうぞ今後もご一緒する機会など御座いましたら、その際は宜しくお願い致します。
では、少々短いか、長いか分かりませんが、これにてご挨拶とさせて頂きます。
最後に皆様、本当にありがとうございました。
とっても楽しく、思い出になった、セッションでした!
最後は非常に混沌とした終わり方ではありましたが、しかし楽しかったです。
ただ、拙いプレイと状況把握能力の低さのせいで、他の皆様にご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありません、
そして、それらのフォローをして下さったKP、そしてPLの皆々様へ最大の感謝を。
まだまだ初心者の自分ではございますが、これからも精進させて頂きますので、どうぞ今後もご一緒する機会など御座いましたら、その際は宜しくお願い致します。
では、少々短いか、長いか分かりませんが、これにてご挨拶とさせて頂きます。
最後に皆様、本当にありがとうございました。
とっても楽しく、思い出になった、セッションでした!
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コメントは緊急の用事で使う方もいますので、
チャット代わりの利用はお控えくださいますよう宜しくお願い致します。
隠しルートですねなるほどわからんw
簡単に言うと、
聖職者「お守り使いません(*'▽')」
KP「エッ」
聖職者「殺人癖発狂RP行きます! バケモノ死ねやー!!( ゚∀゚)ノシ」
KP「アッハイ」
女医「待てー!!Σ( ♯゚Д゚)」止メル
探偵「何かがおかしいww(∩´∀`)∩」止メル
武術家「わはー( `ー´)ノ」止メル
PvP勃発
バケモノ「("゚д゚)ポカーン」
妹「("゚д゚)ポカーン」
以下カオス。シリアス様はご臨終しました。
なんとなく何があったのか察せるだけにそのなんとなくを詳しく知りたい気持ちがある。とりあえずログが見たくて仕方ないのです
ログを見た時の何とも言えないこの気持ちを表現する術を持たない(´・ω・)