クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki

皆さんは見事クトゥグアの招来を阻止できました。
あのタクシーは一体・・・あの時のメモは一体・・・
疑問は尽きませんが、皆さんは日常に帰って行くでしょう。
不思議な体験をした数日後のある日、突如として一部のビル群が崩落する事故が起りました。
あの体験をすることは二度ないでしょう。


その年の平均気温が少し下がったというのはまた別の話…

｢はぁ･･･跡は残らなそうでよかった〜｣

病院帰りに町をぶらつきながら誰に言うでもなく呟く。

｢治ったらタクシーも簡単に使えなくなるし〜･･･少し歩こうかな〜｣

呼び止めたくなる衝動を抑えて歩き出す。
何だかんだタクシーに頼ってばかりで最近歩いていないから･･･と自分に言い聞かせる。

｢うーん･･･何かタクシーノイローゼになりそう〜･･･｣

傍から見れば既に手遅れのようにボヤきながらあても無く歩いていく。

･･･気付けば覚えのある路地の近くまで来たようだ･･･

｢あの時はちょっと覚悟したけど〜･･･まぁ･･･いい思い出だったよね〜｣

一度はお花畑―の他にもタクシーのような物―も見えた。
皆どこかおかしくなった様な気もする。
･･･元からあんなものだったっけ･･･？

何にせよ過ぎた話であり、今は笑って話せる事だと思っている。

大切な人を守り･･･皆が無事に帰ってこれたという事は素晴らしい思い出なのだ。

｢･･･っくしゅん！･･･今年は懐だけじゃなく外も少し寒いな〜･･･｣

そう言って財布の中身を確認して、今日の予定を決める。

｢よし、今日はお土産でも持って皆の事務所巡りでもしようかな〜｣

それぞれの好みを思い出しつつ路地を後にする。
･･･一瞬･･･コインのような物が見えた気がした･･･
だが振り返ることはしない。
あの一件は解決しているのだから。

｢さぁ〜、今日も一日楽しんでいこ〜！｣

―大切な人達との素晴らしい時間を求めて、柚木真琴は今日も街へと歩き出す―

はい、ということで皆様お疲れ様でした、紅ぱんだです。
この度はゲストという枠を与えてくださってくろわさんには頭が上がりません･･･。
それに見合ったプレイが出来たかと言われれば激しく疑問ですが･･･。
閑話休題
この度のセッションは･･･宣言通りの茶番と死線の反復横跳びで･･･
完全に混ぜるな危険状態だったね！
お陰で密度の濃すぎる充実した時間を過ごす事が出来ました。

とても楽しい時間を提供していただいたKP様。
ならびに共にこの時間を過ごしたPLの方々に深く感謝いたします。
またご一緒する機会がありましたらなにとぞよろしくお願いいたします！
この度はありがとうございます＆お疲れ様でしたっ！紅ぱんだでした！

「ありがとうございましたー」

夜の道を歩いていく客の背中に九重はにこやかに挨拶をする。
ふらふらと歩く酔っ払いの後ろ姿を暫く眺め、暫くしてタクシーは再び夜の道を走り出した。

――ブロロロロロ
「まあ、多分大丈夫でしょ、うん」
――ブロロロロロ
「まっさかぁ！あの日みたいなことがそうそうあるとは思えないって」

エンジン音が響くなか、唐突に、しかしまるで相手が居るかのように九重は話し出す。

――ブロロロロロ
「……私も、二度とあんな目にあいたくはないものだよ」
「けどまあ、しかし…暫く真琴姉さんに求くん、清十郎さんからすごく使われるだろうなぁ…」
――ブロロロロロ
「ん？ああ、怪我が完治するまで３人ともタクシー代は300円になったの」
――ブロロロロロ
「稼ぎが減るって…でもさ、あれだけお世話になっちゃったからね」
――ブロロロロロ
「体酷使してお得意さんがダウンされたら困るのはこっち。長い目で見て固定客は大事にしないと」
――ブロロロロロ
「そういうこと。さすが私の相棒は理解が早くて助かるよ」
「さて、今日は次のお客さんで引き上げにしちゃおうか」
――ブロロロロロ
「うんうん。頼りにしてるよ、相棒！」

九重　奏、24歳、女。
職業、タクシードライバー。

数日前、３名のお得意である探偵たちと謎の路地裏で奇妙な体験をする。

不定の狂気。
短時間の心因反応（支離滅裂、妄想、常軌を逸したふるまい、幻覚など）
内容、タクシーの幻覚。
主にタクシー（相棒）の声が聞こえたり、タクシー（相棒）の姿が見える。
期間、残り３ヶ月。

――ブロロロロロ
「明日も頑張ろうね、相棒！」

３人の探偵さん、タクシードライバーは今日も元気にやってます。

改めましてセッションお疲れ様でした！
そしてどうも。ある意味茶番の元凶を提供しました、私です。まさかこんなことになるなんて、思わなかったんです…！
でも終始お腹抱えて笑い続けた色々荒ぶる楽しいセッションでした！
最終的にFを待ち望む変なPLと化していましたが、それを包み込むかのようなKPとPLの皆さんには頭が上がりませぬ。
未だにちゃんと役に立てていたか疑問ものだ…
でも本当に楽しいセッションでした！
また同じ卓を囲む機会があれば、その時は是非ともお願いします！ありがとうございました！
追伸　当初はこんな変人PCになる予定はなかったんです…ホントダヨ…!!