ここは、クトゥルフ神話TRPGのオンラインセッションに関する各種情報がまとめられているWikiです。

はじめに

このシナリオのコンセプトは以下の通りです
�オンセで4〜5時間程度で終わらせるシナリオ
�初心者向けショゴス!
�詰まったり、グダったりするようならNPCを使って強制進行(物理的に引っ張っていこう!)
�50%くらいの確率で不定に陥る
発狂ロールを楽しもう!

あらすじ

妖食倶楽部会長、武井りりこの気まぐれで突発的なイベント、究極の食材を食べよう!が催されることになった。探索者たちは地下鉄駅に集合する

ハンドアウト

HO1

妖食クラブの会員
会長の知人で、突発的な活動でもすぐに連絡が取れる中です、新規でも継続でも構いませんが、大食いで、ゲテモノ好きという設定が、強制的に付加されます
また、そのためにシナリオ上にメリットとデメリットか存在することをご了承ください
メリット・・・・・・ゲテモノ的な神話生物を見たときのSANチェックが軽減される
デメリット・・・・・・最後に会長にショゴスのかけらを食べさせられるのを拒否する難易度が上がる
また、シナリオ開始前に1d20+10でロールを行い、会員ナンバーを決める
会員ナンバーが若い方が偉く、またナンバー000の会長が言うことは絶対

HO2

HO1の友人や、興味があってやってきた会員ではない一般人
初心者向け

事前情報

妖食倶楽部

あらゆる食材をわけへだてなく喰らうことを目的とした団体、会長と呼ばれる武井のもと突発的な活動を行っている。
具体的にはゲテモノを喰らう闇鍋パーティや、商店街の大食いメニューを片端から制覇するといった活動、食材を手に入れるために少々非合法な狩りを行うといったこと
ゆるめな組織で、組織の全容を知っているのは会長の武井だけである。

NPC

武井りりこ、APP15,SIZ10

妖食倶楽部の会長、外見は30代くらいの女性、痩せ型で小柄、会長と呼ばれている、基本的に口に入るものなら何でも食べる
得意料理は多種多様のゲテモノが混沌と詰め込まれたスープ、通称ニャルラトポトフ、
※ニャルラトポトフの話を聞いたHO2はSANチェック0/1

正体はかつて古のものに反旗を翻したショゴス・ロード。
その際古のものに捉えられる、見せしめにウボ=サスラに捧げられ体の大部分を食べられてしまう、体の一部を切り離し、なんとか生き延び、紆余曲折を経て現代の日本にやって来る、現代の日本の路地裏で残飯やら、完食したらタダになる大食いイベントやらに参加しているうちに舌が肥え、グルメに目覚める
そのうち、知る人ぞ知る人物となり妖食倶楽部を立ち上げ、独自のネットワークを持つようになる、最終的な目標はかつて自分を食べた邪神に復讐することで、今はそのために仲間を集めている最中
なお、名前のたけい・りりこはてけり・りをもじったもの

キャラシート

モブA、モブB

HO1より古参の妖食倶楽部会員、人間だが会長にショゴスのかけらを食べさせられて、体内にショゴス細胞が定着しており、体力・腕力が人間離れしている
モブA, STR28,siz13
モブB, STR32,siz10
そのほか、毎ターンHP回復1、+2d6のダメージボーナスを持っている

導入

探索者たちと、会長、モブA,Bが地下鉄の駅に集合しているところから始まる
軽く雑談を交わした後に、会長は駅員に話しかけ、立ち入り禁止の扉に案内させる
そこは、放棄された作業用の坑道であり、お店などがあるような雰囲気には見えない

理由を尋ねると
会長は「食材がこの奥にあり、それをその場で取って食べる」と教えてくれる
また、駅員に話しかけると情報をくれる
・会員ナンバー10
・地下で獣のような人のような化物(グール)をみたという噂がある
・化け物を見たら危ないから絶対に逃げるように、
(特に会長に向かって)絶対に食べようなんて考えないで逃げるように、絶対に

究極の食材について質問すると、会長は笑顔ではぐらかす
既に食べたことのあるモブたちがうっとりした様子で答える
・見た目は衝撃的
・一週間は胃もたれがした
・最近は病気知らずで体の調子もいい
・体力がついたきがする
・最近よく空腹になるなどの情報をくれる

頃合になったら駅員を業務に戻し、探索を開始させる

探索エリア

ABCDEFの六つのエリアがあり、一本道になっている

A

入口がある
聞き耳,目星でグールの痕跡を発見する
ここで地図を見せておき、現在地はA、Fの部分に究極の食材が有り、また出口もあると探索者たちに情報を与えておく

B

探索者たちがBに差し掛かった頃、Aの方向からグールの1団が現れる、
大量にいるのでSANチェックは2/1d6+2
発狂したら、1d10ロールはさせずに、パニックとなってその場から逃走、ということにしよう
とりあえず、探索者たちの退路を断って奥に追いやること、会長と分断させることが目的なので、脳筋探索者でも諦めて逃げ出させるくらいに1d10+10ほど出しておけばいいだろう

会長が自分が食い止めるから探索者たちに逃げろといい、モブA,Bに探索者たちを守るように言い、グールに突貫していく
なるべく、この時点で会長は死んだとPLには思わせておきたい
(※最初から会長に盛大に「死亡フラグ」を建てておくと面白い)
探索者がその場に留まろうとしたり、会長を助けようとしたらモブAとBに無理やり引っ張らせよう、二人のSTRは常人の倍以上あるためほぼ自動失敗になる、その場合はSTR対抗ロールはさせずに、<自動失敗>とだけ告げる

それでも探索者が残ったりするようであったら、正体を現した会長の捕食シーンをおみせして、SANを削ろう

探索者たちが奥に逃げ出すと、
ぐちゃり、ぐちゃり何かが咀嚼されるような音が聞こえてくる
会長が無残にも貪り食われている光景を幻視させて
SANチェックをさせてもいい

C

探索者がCに差し掛かったとき、後方からグールが1匹出現する
モブA、Bはdb+2d6を持っており、協力すれば簡単に撃退できるだろう
できることなら戦闘前にモブA、Bに「腹の調子が悪い・・・・・・(ショゴス細胞が活性化している)」等の会話をさせたい
探索者を痛めつけるよりも、モブAかモブBのダメージボーナスを見せることが目的の戦闘である
とはいえ、無理に見せる必要もない
おそらく、それなりに戦闘技能がある探索者ならば勝てる相手なので
探索者に束の間の勝利を味あわせるのもいいだろう
探索者が「どうしてそんなに力が強いんだ」と尋ねた場合には、「例の食材を食べたおかげ」と答える
探索者が会長を助けに戻ろうとした場合は、モブたちに「俺たちが戻っても足でまといになる」と引き止めさせる、それでも戻ろうとするなら・・・・・・お察し
また、会長のいる方向に聞き耳を行い音を拾おうした場合は肉が引きちぎられ、何かを咀嚼するような音が聞こえる
(※実際は会長がグールを捕食している音だが、食べられている風に見せて警告すること)

D

探索者たちが進んでいると、背後からモブBの呻くような声が聞こえる
振り返ると探索者の殿でグールを警戒していたモブBの姿が見えなくなっている、人が一人消えてしまったことに気づいた探索者は1/1d3のSANチェック
Bの体内のショゴス細胞が活性化し、虫ショゴス(小さなショゴス、Gみたいに素早く動く、生前の人間の器官の一部が生えている)となったのだ
姿は見えないが「てけり・り、てけり・り」という音が近くから聞こえてくる0/1d3
目星で探すなら、虫ショゴスを見つけてしまい、SANチェック0/1d6、クリティカルやファンブルが出た場合はそれがモブBの成れの果てだと気づきSANチェック1/1d8
(※可能ならば、この時点では虫ショゴスや成れの果ては見せず「見えない何かに襲われた」風に演出するのがよい)

E

先頭を歩いていたモブAが苦しそうに呻く、もがきながらも何かを伝えようとするが、うまく言葉にならない
聞き耳に成功すると「あれは、食べちゃダメ」と言っていることがわかり、その直後モブAの体内から「てけり・り」という悍ましい声を聞く
その後モブAの体ははちきれ、バラバラになって飛び散る、0/1d6のSANチェック
飛び散った破片を調べるなどで、虫ショゴスに気づいた場合は0/1d6、それがモブAの成れの果てだと気づいた場合は1/1d8のSANチェック

Aの体が破裂したあと、足音が聞こえる
足音の主は、グールを全滅させた会長である
目星をすると何故かちょっと太っていることに気づく(グールを美味しく頂いた)
「みんな無事でよかった」とほっと息をつく
探索者がモブAとBがいないことを告げると「何言ってるの、ここにちゃんと居るわよ」と答え。自分の体にこびりついている粘液(虫ショゴス)を見せる、この際に、アイデアを降らせ、失敗なら0/1d6のSANチェック、成功ならそれがモブA、Bの成れの果てと気づき1/1d8のSANチェック
その後、ランダムに探索者2人の手を取って強引に引きずりながらFの扉の前に向かう

F

出口のあるエリア
扉で閉ざされている、ここの扉を開ける場合はSTR20と対抗
探索者が誰も開けてない場合は、会長がキック(6d6)で扉を粉砕する
脳筋探索者にも会長と戦う気を起こさせないように、ダメージロールはなるべくオープンで行う
中に入るとショゴスがいる、大きさは地下鉄の車両ほど、目撃で1d6/1d20のSANチェック
ショゴスは会長の一部のため探索者に襲い掛かったりはしない、時々不気味に蠢く程度
会長はショゴスに近づくと、その一部をむしり取って、探索者に究極の食材であるショゴスのかけらを勧めてくる
この際、妖食倶楽部の会員でないHO2には無理強いはしない、しかしHO1にはその場で食べさせようとする、これは断るには相応のRPを要求する
会長は、あくまで善意でショゴスを食べさせようとしている、また、会長は力こそ強いが性格は単純であり、探索者の苦し紛れの嘘に簡単に騙されるかもしれない、あるいはおだてられると調子に乗ってしまうかもしれない


このシーンを如何に面白おかしく処理できるかが、このシナリオにおいて一番大事な部分、できるだけ探索者の意図を組んでキーパリングしていこう


�ショゴスのかけらをいっぱい欲しいと言った探索者のために、たくさんむしるのに夢中になっているうちに探索者が逃亡できるかもしれない
�自分より先にどうしても食べて欲しい人がいる、と言われると納得して持ち帰るのを容認するかもしれない

Fにおいて探索者が取りうる行動

会長と戦う
探索者を触手などで拘束し、ショゴスを無理やり食べさせようとする
ただし、会長を食べようとする行為は地雷であり、その際は全力で探索者を殺しにかかる
逃げる
DEX対抗を行う、うまく気をそらせたりしたら、ロールなしで逃がしてあげる
会長と交渉する
なるべく探索者の意図を組んで面白おかしくキーパリングする
外に出る
全員が会長との交渉を終えて外に出る、逃亡する、あるいはショゴスを食べてしまった場合、出口から外に出られる
山の中ではあるが、近くに幹線道路がありタクシーでも呼べばすぐに街に戻れることを伝える
タクシーを呼んだ場合、途中でタクシーの運転手が話しかけてくる
「あぁ、この辺には美味しい食材がありましてね、ショゴスって言うんですけど・・・・・・あ、私、こう見えて結構変わったものが好きで、妖食倶楽部っていう会の会員ナンバー2なんですよ」
そのた、適当な演出を入れて、シナリオ終了

AFの説明

ショゴスのかけら

SIZ1のショゴス、生きている
食べた場合の処理
POT18との対抗に失敗することでショゴス細胞が体内に定着する、定着に1週間ほどかかり、1週間は胃もたれに悩まされる、1週間経過後体はたちどころに健康になり、病気をしなくなる、しかし猛烈に飢えを覚えるようになる
探索者はSTR倍、CON倍、毎ターンHP1回復の恩恵が得られる。
代わりに、その探索者がショゴスに出会った際に強制的にPOW対抗を行い、負けた場合、あるいは幸運ロールを行った際にファンブルを出した場合に、体内のショゴス細胞が活性し、体が破裂し、虫ショゴスとなり果てる、すなわちロスト
焼いて食べた場合
実は正解、滋養たっぷりのショゴスを食べたことで、STRとCONが+1づつされてデメリットはない
しかし、会長は生食を推奨するため、これを実施するにはうまく彼女の気をそらす、あるいは高度な説得を行う必要がある

以上、使用、改変はご自由にどうぞ!

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