クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki

基本的に推理がメインになる、クローズド・脱出系の物語です。
舞台は5つの部屋から構成される半密室です。
ルルブ・2010のキャラシなら対応が簡単ですが、時代背景無しで扱うのも良いかもしれません。
オンセで6時間前後です。
推奨技能は医学・嗜み程度の戦闘技能・茶番用の芸術
進行においてNPCと仲良くなる方が良い状況があるので、RP推奨と表記するのも有り。
PCには正装をさせましょう。

ロリコン駆逐シナリオだよ！

JAZZBARへ行こうとした探索者たちがいつの間にか眠り、異空間のJAZZBARで目が覚める所から始まります。

JAZZの軽快な音と共にバーテンの声が聞こえて、探索者たちの目が覚める。
バーのカウンター席で伏して寝ていたようだ。そして目の前にはメッセージカードの入ったグラスが置かれてる。
バーテン「お通しでございます。お酒を用意する間にどうぞ」と言って読むのを促す。

メモ一覧（秘話で一人一人に伝える）
『アナタは人を殺した。親友をその手で殺した。』→身に覚えは無いが、頭が否定することを許さない。不思議な感覚がする
『アナタは殺された。親友を殺された。』→身に覚えは無いが、頭が否定することを許さない。不思議な感覚がする
『当店ではお客様のお好みでご自由にお飲み物を作っていただく、セルフサービスとなっております。店にある物はどれでも、お客様の好みに合わせてお作りください。』
『当店ではドレスコードが絶対となります。もし違反を見つけた場合、相応の処理をさせていただきます。』
開示するのもしないのも自由だというのを添えて伝えよう。

部屋には廊下に繋がる扉と、トイレの扉、グランドピアノがある。

ここで分かる情報（目星・アイデアなどで理解させる）
・酒棚に置いてある酒のボトル全てにラベルが貼ってなく、文字・数字が一切書かれてない
・バーテンは左利きのように見える。だたし聞いてみると「右利きですよ？」と、当然のように言う。嘘は無い
・グランドピアノが左右反転してる。音階が左右逆で、形も左右逆。
・トイレは化粧直しのスペース、男女兼用の洋式トイレが一つ。洋式トイレのタンクの蓋裏側に、肉切り包丁の入った赤い箱がある。

基本的にバーテンはここでいつからか酒を出す仕事をしていて、いろんな物が反転してることや、その他外などについてはほとんど分かってない。
普通に接していればカッコよくて良い人だ。ただ、扉の先に別の部屋が存在してる程度の事は認識してる。

BARの扉を開けると真っ直ぐ1本の廊下が存在する。
左右に２つずつ扉が存在していて、左奥の扉（D）からは威圧感を感じる。
廊下自体にはそれ以外何も無い。
4つの部屋が存在するが、仮にA・B・C・Dと命名しておこう

扉越しに聞き耳すれば、少女の泣き声が聞こえる。
中には、少女と棺桶のみの質素な部屋。
少女は棺桶に顔を伏して泣いている。

聞けば、幼女はここから出られなくて、お母さんも返事をしなくなって泣いている。といった感じの説明をする。

・幼女は基本的に、無邪気な幼女である。
しかし体を持ち上げたり触ったりすると、以上に軽いことが分かる。
医学で調べれば、心臓以外の臓器が無く、心臓が動いてる状態だと気づく。

・棺桶の中には幼女の母親が、無残な死体の状態で入ってる。バラバラ死体ではなく、辛うじて人の形・５体満足を保っている。
この死体を見たSANチェックは1/1d5とする。
医学・目星で確認すれば、心臓が動いてることが分かる。
ちなみにこの母は覚醒すると、神話生物『ガスト』として扱う。（メモの意味を参照

一見すると大聖堂のような、素晴らしい作りの教会。

上を見上げると、槍や剣で張り付けにされた死体が大量に存在する。
SANチェック2/1d5+1
これらに目星と医学の組み合わせに成功すれば、それらの心臓が抉り取られてることが分かる。

聞き耳すれば、中から子供たちの遊ぶ声が聞こえる。
ノックすれば教師が中から出てくるだろう。
ここは教室。

・黒板の文字が全て鏡写・反転している。
・皆左利きに見えるが、右利きだと主張する。
・探索者に落し物だと言って、手鏡を渡す。

鏡はただの鏡だが、棺桶の母と、その娘である幼女と、教会（Bの部屋）の天井の死体は映さない。
それ以外の人と物は映す。
探索者が鏡を持ってる場合でも同じである。

審判の間
ここはゲームに登場してくるようなとてつもなくデカイ裁判場である。
その裁判員席に、審判が座っている。ただし、高い位置にいて、そこへたどり着くことは探索者には出来ない。

審判は可能な限りの質問に答えるが、聞かれない限りは教えない。
ただし、ここの掟だと言って、ルール説明をしてくれる。
・退店を望む者、酒を飲むべし
・ただの酒を飲んでも、意味はない
・罪人の命の赤き雫を垂らした酒、それは至高の劇薬
・無垢の命の雫を垂らした酒、それは裏切りの媚薬
・罪人、虚を語ることを許される
・羊、虚を語ること許されず
・帰りたくば、手を汚すことを、厭うてはならない

罪人の命の赤き雫は、罪人の心臓を抉って搾り出す血である。これを酒に混ぜて飲まないと探索者は帰れない。
無垢の命の雫は、罪人以外の血を酒に混ぜた物、これはPOT9の毒だが、どんな致命傷を受けても死なないかわりに、HP0以下で気絶する。（HP0より下にならない、傷は再生してもしなくても良い）
これら2つの事柄は、POT9の不死身薬以外は教えてもいい。
POT9の不死身薬について聞かれたら「それは試してみれば分かるだろう」とか言ってはぐらかそう。

「ここから帰りたいのなら、罪人を探し当て、我に啓示せよ」と教えてあげよう。
審判に罪人の名を答え、正解ならここから帰れる。

罪人は棺桶の母とその娘である幼女。
罪人は嘘をつくことを許されているが、これは死んでいるのに生きているという、嘘を表している。

『アナタは人を殺した。親友をその手で殺した。』
『アナタは殺された。親友を殺された。』
これらは、互がそれを何の考えもなしに公開すれば、POW*5などで失敗すると、互を殺し合うなどと言ったギミック。
ただし、すべての探索を終えて、推理する時にこれを開示したならばそれらの殺人衝動は起こらないなど、
行動に応じて対処すると良い。

『当店ではドレスコードが絶対となります。もし違反を見つけた場合、相応の処理をさせていただきます。』
ドレスコードを破ると、棺桶で死んでると思われる母(覚醒してガストとなっている）が起きて、探索者を襲撃しに来る。
幸運成功で母の初撃が当たらないなど、その都度対処すると良い。
また正装を着れば母は棺桶へ帰っていく。

『当店ではお客様のお好みでご自由にお飲み物を作っていただく、セルフサービスとなっております。店にある物はどれでも、お客様の好みに合わせてお作りください。』
特に意味はありません。そのまんまです。

罪人は1人と言ってません。
死人がカウントされないとも言ってません。
罪人である母と娘（幼女）、この2人を審判に啓示しなければなりません。

そしてここで重要な事、娘（幼女）と仲良くなっていれば幼女は改心し、より良いENDが見れます。
探索の時点で幼女と仲良くなっても、幼女が殺しに来る事はありません。
何故なら、幼女は邪神に殺しを永遠に続ける事を願いましたが、長年殺しを続けることで、
殺しに飽きて愛を求めるようになるからです。「殺すのは楽しいけど、せっかく仲良くなっても殺したらもう遊べないもんね・・・」
と、どこか疲れたようになっているでしょう。

・母と娘（幼女）の2人を罪人として啓示+幼女と”とても”仲良くなっている。→抉る行為無しに、血の入った酒を渡してくれる。→TURE　END
・どちらか一方（母か娘）を罪人として啓示または仲良くなっていない→啓示した罪人の心臓を、生きたまま自分たちで抉る。罪人の絶叫が聞こえる。
（皮膚を割いて、骨を力でどけて、心臓の太い血管を切る事でようやく抉り出す事が出来るから、その間抉られてる相手は絶叫すること間違いない）SANチェ1d8/1d20→ノーマルEND
・別の人を罪人として啓示→この世界を作っている『ダオロス』様、または母と娘（幼女）が探索者たちを殺しに来る→BAD　END

・どちらか一方（母か娘）を罪人として啓示、または両方を啓示+幼女と”とてつもなく”仲良くなってる
→幼女が心の底から改心し、血の入った酒を抉る行為無しに渡してくれる→HAPPY　END

この時、TUREとHAPPYとノーマルENDでの、血の入った酒は、飲めば現実世界に帰れる物である。
例え正解・半正解でも、幼女を蔑ろにしたRPや進行をすれば、幼女は改心するキッカケを失い、探索者に心臓を抉らせる。

母は元々殺人鬼だったが、ソレを隠して生きることでいつしか普通の生活を満喫していた。
そして結婚も果たし、子も産み、夫と子供の3人で幸せに暮らしていた。はずだった。
子供が小学5年生になった時、悲劇は起こった。子供が自分の担任を殺したのだ。
子供「先生の事が好きだったから殺したの。好きどうしだったら、何をしてもいいんでしょ？」
そういった歪んだ心を、いつしか身につけてしまっていたのだ。母はその娘の瘴気に当てられ、
自分が殺人鬼であることを思い出し、自分の夫を殺すこととなる。
母「愛してる。愛してるし殺したい。殺すのが大好き、だからあなたにも知って欲しかったの。殺しってこんなに気持ちいいんだよ」
そうして母と娘は殺人を繰り返すようになる。無関係の人間を殺し、己の欲を満たしていく。
しかしそんな生活が長く続くはずもなく、警察の手が及び、母は処刑され、娘は年齢が低かったため鑑別所送りとなった。
その後、一人荒んだ生活をしていた娘を気まぐれか、邪神が見初めてしまう。
その魂と記憶を媒介に、人を殺す快楽を永遠に搾取し続ける遊具となる事となる。
ただし、鏡の世界ではすべてが反対となるから、死者と生者の位置関係が逆転してるため、
現実世界で娘と母に殺された被害者は皆生きていて、生きていた娘と母は死んでるはずなのに動いているのだ。

拙い文章で申し訳ありません。
動画、小説の投稿は、作者名を記載してください。
良識の範囲内であればどのような物も許可します。
コメント欄に「作るね！」と一言置いておくだけでも大丈夫です。
もし返答を望む場合はスカイプまでお願いいたします。
スカイプのコンタクト申請に「月の宮殿に関して」と分かるように記載してください。
一応スカイプIDを載せときます。ID:tokumu1096
スカイプには大体夜に出現します。
SANチェックが控えめに書いてありますが『ここから出られない』『仲間が信じれない』『異常な空間』など、
ご自由に増やすのも有り、シナリオを改変して使うのも有りです。

月の宮殿、月と地球は鏡写の存在、鏡の世界。
月のワルツと言う曲に、月の宮殿（チャンドラ・マハル）といったワードがありましたので、
使わせていただきました。