Q.あの本は何なのか?
A.昔にアザトースを崇拝する魔女が作った本。アザトースとの接触、招来/退散、アザトースまでへの門の創造と言った呪文が書かれている。
メタ的な話をすると、このTRPGのセッション自体がアザトースの見ている夢ということになる。
透明人間はアザトースの夢に干渉してきて、PCがアザトースの空間へ来ないようにと行動を開始したのが事の始まりである。
このセッションで夢を見ているのは誰か?つまりプレイヤーがアザトースという事になる。
世界への、そして世界からのメッセンジャーとしてKPはニャルラトホテプの役割を果たしていくのだ。
以下、実際のプレイでのあらすじ
第1回目
弁護士の女性(A)が自宅に居たところ、窓がバンバンと叩かれる。
不審者だと思い恋人の警官(B)に連絡を取ると警察官をよこしてくれる。
安堵したと思った瞬間、透明人間に襲われるが撃退。透明人間とともには警察署へと行く。
また、こんな事があれば連絡をください、とだけ言われて帰されてしまう。
不安でたまらないAは、友人である作家(C)に連絡を取る。
Cは快くAを迎え、Aからの相談を受ける。
その時に透明人間に詳しい人物(D)の存在を思い出す。
パソコンで詳しく調べてみるとサイトを持っており、連絡先なども書いていた。
ただ、Dはとても不気味で脈絡のない人物で、信用するのはよくないと忠告される。
そしてDに会うのだが、Dは確かに異常であった。
Aをとある教会に行けば透明人間については大丈夫だから、私はそうやって何度も救っていった。
と説明され、Aもとりあえずそこへと向かうことにした。
A、B、Cの3人で教会へ入るとニャルに出会う。
そしてニャルによって閉じ込められ、地下へと向かう。
地獄への道も発見するが、天国の書を手に取ったAはアザトースのところへと行ってしまった。
第2回目
イギリスに教会を持つ神父(A)は夜遅くの訪問者に門を開く。
開いたところで何も見えなかったのだが、透明人間に襲われるのだった。
なんとか気絶させてロープでぐるぐる巻きにするもどうするかこまねいていた。
その時に同じ神父である(B)が訪ねてくる。
AはBに相談をし、Bはとりあえず教会の上層部に報告をして相談してみてはどうだろうか、となった。
途中、透明人間と交流をはかろうとするものの失敗。Aは透明人間に噛まれてしまう。
そして透明人間は教会の上層部へと引き渡された。
次の朝、Aの教会に信者(C)が現れる。
昨日は何があったのですか?と。
透明人間に出会ったことなどを伝えるとCはそれを信じてくれた。
ふと、こういった日常に戻ったことでAは透明人間について書いた作家がいることを思い出す。
Cの携帯電話を使い、作家(D)に会いに行く。
Cの車でDの家へとついたA。Dは透明人間への防備が万全な家に住んでいた。
D自身も透明人間に襲われており、それも何度もなのである。
DはAと一緒に教会の廃墟へと行きたいと伝え、Aはそれを許可した。
A、C、Dは車で教会へと向かった。
教会へと到着したA、C、Dはニャルに出会う。
Dが言うにはこの人がこの場所を教えてくれたのだけどもその時に消えてしまったという。
Dは錯乱し、奥の扉から地下へと走っていってしまう。
A、Cも急いで地下へと降りるが、そこには呪文の詠唱をしているD。
危険を感じたA、Cはその更に奥にある地獄への道に進んだ。
そこには一瓶の薬がある。Aはそれを勇気を出して飲んだ。
そうすると天井へと続く階段を見つけ、それを登って脱出をした。