2021年12月。
舞麗慈和(ぶりょうじわ)学園に通う3人のお嬢様がいらっしゃいました。
- お一人は高等部3年生(HO1)。旧財閥の血をひくれっきとしたお嬢様。
- お一人は高等部1年生(HO2)。特に立派な家柄ではございませんが、確たる才能をお持ちのお嬢様。
- お一人は高等部2年生(HO3)。大手病院の歴代医院長のお嬢様。
生徒会主催のクリスマスイベントも間近に迫ったある日のこと。
お嬢様がたは身代金目的で誘拐されてしまいます。
有能な執事も家柄という権力も奪われておりますが、ご心配にはおよびません。
日頃の学業と鍛錬で身につけた知恵と技を使えば、お嬢様がたならば見事誘拐犯のアジトから脱出できると信じております。
私立舞麗慈和(ぶりょうじわ)学園について
日本のどこかに存在する教育機関。
初等部、中等部、高等部、大学とエスカレーター式に進学することが出来る学園である。
どの部も400〜500名程の生徒が通っていて男女比率は女性7割、男性3割ぐらい。
学校の体制は実力主義の部分が強く、「安定している家庭で勉強ができる生徒」又は「家柄から来る平均以上の才覚の持ち主」が通うような学校である。
その為、俗に言う富裕層以外も通っている。
部活動なども盛んで、PC達が所属している弓道部、吹奏楽部、美術部以外にも、野球部やサッカー部、卓球部、アナログゲーム部などの様々な部が存在している。