セッションが終わってすぐに書き上げたものですので、たいした出来ではありません。
それに夜中のテンションでしたしね……えろえろRPってなんぞや……
ちょっと鬱注意、かな? まぁ、たいしたことはありませんが。
ちょっとえっちな後日談は、うーん、気が向いたら書きます。
PCより
華道 御影 後日談 ―狂気は笑い、哂い、嘲笑う― (大嘘)
――これは、彼女―華道 御影―が、あの事件(卓)、"かんなぎの姉妹"が終了し、村から脱出した後に起きた事を綴った物語である――
※この後日談は、実在する人物、団体、企業とはまったくの関わりも無い、フィクションです※
電灯が半分消えた薄暗い事務所の中、見る者に対し冷たい感情を与えるその部屋に、一組の男女が居た。
男の方は、中年を迎えたに相応しい顔立ちや背丈をしているのに対し、女の方はまるで今だ世間を知らぬ、汚れに染まっていない無垢な幼子の様な顔立ちや背丈であった。
ふと、男の表情がぐにゃりと歪み、お世辞にも出来ないような笑みを浮かべ、言葉を発した。
「これは……どういう事、かな?」
男がゆっくりと視線を下に向け、自身の手元にある紙の束を、指した。
それが自身に対する問いであると、数秒も掛からず理解した女は、少しの間悩む素振りを見せ、口を開いた。
「……どうも、こうも、……そういう、事」
返事は、"震えていた"。
否、……震えていたのは"返事"ではなく、"彼女自身"だった。
何かに怯えるかのように、恐怖しているかのように、体を震わせ、竦ませていた。
身を屈め、両手で腕を押さえつけていても、体の底から湧き上がる震えは止まらなかった。
それ程までに、彼女の精神は"病んでいた"。
あの"村"――廃村となった土宮村――で起きた、常識では計り知れない出来事、それが、彼女の精神、心に対し深い傷を負わせていた。
心に狂気を宿しながら、自分の場所(事務所)へと帰ってきた彼女は、本来の仕事――警察への協力――の報告書を作成し、纏め、提出したのだった。
――しかし。
「あのね、御影ちゃん。 ちゃんとした報告書を出して貰わないと、困るんだよ」
それは常識という物差しを持った、"知性"を持った人間の前には、世迷言を綴った、紙の束に過ぎなかった。
「……っ! ちが、う」
それは、本当の事だと。 そう言おうとした。
「何が、違うのかな?」
言葉は、感情が、冷たかった。
「それ、は……本当、に」
言葉が詰まる、上手く話せない、……昔から、そうだった。
だけど、"これ"は違う。 自分のせいじゃない。
目の前の、"感情"に息が詰まる。
疑惑、疑念、……そんな疑いの目が、女――華道 御影――を貫く。
「消える村、霧の結界、信者と呼ばれる動く死者、神通力を操る巫女、強大な力を誇る主……そして、死者を蘇らせる儀式?」
目を瞑り、視界を閉ざそうとした。
「あのね、御影ちゃん――本気で、言ってるの?」
手を耳に当て、聴覚を閉じようとした。
「だとしたら、ね――」
ただ、この狂気を、……狂気に負けそうな自分を、誰かに支えて欲しかった、それだけだった。
「頭、おかしいんじゃないの?」
たったそれだけ、だったのに。
……電灯が半分消えた薄暗い事務所の中、見る者に対し冷たい感情を与えるその部屋に、"一人の女"は居た。
男の方は、中年を迎えたに相応しい顔立ちが床に転がり、胴体と分離していたのに対し、女の方は両手を血に汚し、無垢な幼子の様な顔立ちを歪ませていた。
「そっか、わたし、おかしいんだ」
体を震わせながら、甲高い声を空中に撒き散らし、笑っていた。
「そう、わかった、わかっちゃったよ」
先程まで、止めようとしていた震えを止めようともせず、哂っていた。
「わたし、狂ってるんだ」
狂気に身を任せ、彼女は嘲笑っていた。
笑い、哂い、嘲笑う。
-END-
がわっさん「なーんて後日談どう?」
御影「……死ね」
がわっさん「えー、この後味すっげぇ悪いのがクトゥルフの醍醐味なのに」
御影「…………死ね」
※この後日談は、フィクションです※
PLより
後日談は千鶴ルートでも書こうかなとおもってたんですが、どうしてこうなった?
どうも、千鶴とは犬猿の仲な感じなんだけど、キマシタワー、みたいなのをひっそりと狙っていたがわっさんです。 あぁ、殴るのはやめてください!
今回、初めての女性PC(女性NPCは何度も操作した事があります)という事で、この卓に参加させていただきましたが、
まったくもって、NPCとは違いました。
目的を持って、ゴールが見えていて(時と場合による)PC達を誘導するNPCとは違い、PCはゴールが見えない状況で行動します。
正直、辛かった(迫真)
女性をRPするというのは、大変頭を使うようで、ここはどう女性らしくしたらいいのか? 等と考えていたらあっという間に話が進んでいて、
まったく会話に参加できていないという、セッション歴3年にして始めての出来事でした。
そもそも、寡黙少女という設定を、自身に投影できていなかったのが原因だと思います。
言葉を発せずして感情や意思を伝えるという事がどれだけ大変なのかは、NPCなどで経験していましたが、探索をしつつPCの女性らしさを引き出すRPは、自分には行えませんでした。
まったくもって、未熟。 その一言に尽きます。
です、が。 後悔はしておりません。 えぇ、してませんとも。
これは自身の好みの話になってしまいますが、御影ちゃんは、大体自分の好みで構成されています(真顔)
そういった、好みのキャラクターを実際に動かし、会話するのは非常に楽しい事でした。 まぁ、非常に疲れもしましたが。
こういう経験を積んで、御影ちゃんの魅力をもっと押し出せたら、すごくいいとおもいます。 はい。
ただ、その経験を積む間、まぁつまりこのセッションの話なんですが、気掛かりというか、なんというか。
……自分のせいで御影ちゃんの魅力が下がってしまっていることが、……それだけが、気掛かりです。
自分の技量の無さ、思考時間の長さ……そして、運の無さといったら……。
いつか、御影ちゃんの魅力を最大限まで押し出すことは出来るのでしょうか……
どじっ娘属性は、いりません!