PCより
環境急変、されど日常は続く
「ここもダメかな…」
私は学科の実習…というかまぁ社会見学みたいなもので、とある会社を覗きに来ている。
けどまぁ来てみたら、社員は会社の陰口、窓際は多いし…こりゃダメだ。
社員全体から信用のない会社なんてどうせ長続きしない。世の中まずは他人との信用で成り立つのに。
面倒くさくなってしまい、私は早々に関係者を言いくるめて逃げてきた。
「うー…レポートどうしよ…つかそれより今日の晩御飯もどうしよう…」
まぁあんな体験をした後も、私は日常を過ごしていた。
勿論、結構環境は変わったけどね。
思い出して来たからちょうどいい、振り返って見ようと思う。
青山さん、最初から最後まで調子を崩さなくてある意味一番凄かった…。
探索も慣れてるみたいで安定してたし、私も見習いたいなぁ…。
菱形さんも同じ探偵だから…本当はもっと手慣れてたのかもしれないんだけど、なんて言うか…うん。
まぁ白い空間に男女閉じ込めたら云々って実験もあるみたいだし、仕方ない。そう、菱形さんのせいじゃない。
つか、私も似たようなことしたし。
日取ちゃん、多分年下だよね?勇敢だった…血糊なんとかって言ってたけど、何も見てないし何もなかったんだろう。
あの後菱形さんとはどうなったんだろう、気になる。名刺もらったし今度探偵事務所に聞きに行ってこようかな。
そういや、新期アニメで声優してるんだっけ、録画しておこっと。
…神楽さん。
いやまぁ、うん。たかだか死体で取り乱した私が悪いし…正気にさせてくれた感謝はあるんだけどさ。
皆に見られた…。皆なんかごめん…日取ちゃん、期待してたものとは逆でごめん…。
ちなみに、あの夢から帰って来て本当にいただかれたよ…ああ、でもなんだろ…悪い気はしないというか、むしろドキドキするっていうか…。
結果から言えば、神社に通うようになりました。はい。
そんなこんなで、数日経っただけというのに、もう懐かしくなった思い出を振り返ってるといつの間にか帰宅していた。
「ただいまー」
「梓!おかえり!!」
家の扉を開けた途端、突進ダイブ。まだ幼いとはいえ、異常な筋力から繰り出されるダイブは私を倒すには十分だ。
「いっつぅ……ははっ、楓、良い子にしてたかなー?」
一番私の日常を変えた子、あの夢から私についてきた楓だ。
どうやらここでも人間ではないみたいなのだが、色々面倒なので表面上は人間ってしておいてる。
頭を撫でてやるとニコニコする。中身は普通の少女なのになぁ。
人間じゃない。別に私はそれで何かを思う訳じゃない。
でも、時折ゾッと悪寒がする。得体の知れない者に、ニヤニヤと見られている感じ。…楓の本当の親、なのだろうか。
もし、奪い返されたりすれば…。いや、そうさせる訳にはいかない。
例えこの命が尽きようとも、楓は私が守る。また思い出を奪わせはしない。
「梓、あーずーさー」
「おっと、ごめん。どしたの?」
「晩御飯なにー?」
「あ、決めてない…買い物行こっか」
守るものが増えても、私の日常は多分そこまで変わらない。それで十分さ。
外はもう綺麗な夕焼けで、今日も私は平凡な一日の終わりを感じた。
PLより
皆さん、お疲れ様でした!
えーと、改めまして、皆さんお疲れ様です!
長々と後日談を書いてしまいましたが、クローズドで振り返りだとこうなってしまいました。
梓には姉と同じく幼女と日常を過ごしてほしいなぁと。彼女もできたみたいだし。
今回も茶番多めでしたね。いつもの事ですけど()ホモなかったね…、レズあったのに…
御三家がゴミだったから探索あんまりできなくてすみません…発狂も正直甘く見てました…。マジ最後だけですまない…。
さて…反省もここらで、そろそろ〆をば。
今回の卓、楽しかったです!また卓を囲む時があれば、その時はよろしくお願いします!
では、ありがとうございました!また会う時まで!
…皆さん、セッション前日の睡眠は大切にね…