三上 柚葉(みかみ ゆずは) 性別:女性 年齢:16
職業:高校生(2015芸術家) 母国語:日本語 PL:ハト
STR:14 DEX:12 INT:15 アイデア:75
CON:07 APP:15 POW:13 幸 運:65
SIZ:11 SAN:65/99 EDU:10 知 識:50
H P:09 M P:13 db:+1d4
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[特記]
専門とする分野の<芸術>または<製作>技能に+10%のボーナス。
⇒<製作(衣装&小道具)>+10%
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[特徴]
4-8 大切なもの(D) D点→2
⇒星の髪飾り(失踪した姉の私物)
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[技能](職業技能点:230(EDU*10+POW+10) 個人技能点:170(INT*10+特徴20)
[職業技能]
製作(衣装&小道具):55%(5+40+特記10) 目星:65%(25+40)
言いくるめ:70%(5+65)
[職業選択技能]
写真術:75%(10+65) 天文学:71%(1+20+個人50)
[個人技能](職業技能:天文学に50点加算)
聞き耳:65%(25+40) 図書館:65%(25+40) 杖:65%(25+40)
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[装備]
【武器】
・大型サバイバルナイフ(2010ファイティング・ナイフ)
{ダメージ:1d4+2+db 攻撃回数:1 耐久力:15}
【防具】
・学生服
【所持品(自宅保管)】
・大型サバイバルナイフ(失踪した姉の私物?)
・アルバム(景色、星空夜景多数)
・写真データinUSB(自撮り写真あり)
・女児向けアニメ(魔法少女モノ)衣装&ステッキ2セット(大小)
【所持品(携帯)】
・旧式一眼レフカメラ
・星の髪飾り(失踪した姉の私物)
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[プロフィール]
本名は不明。生まれたばかりの頃に子猫さながらに捨てられ、以来孤児院で育った。
苗字の"三上"は孤児院の創設者である御神氏に由来する。柚葉同様に名無し子は"三上"姓を名乗っている。
"柚葉"は当代のシスターによる命名。柚葉色を思わせる深緑の瞳から名付けたらしい。
幼い頃は大勢の兄姉に囲まれて育った。いつもたっぷり2歩遅れて姉の後を追う子だったらしい。
特に5つ年上の姉を慕っており、べったりだった。愛し愛される2人は本当の姉妹のようだったという。
彼女以外の兄姉が全員孤児院を旅立ち、いざ彼女の番...を迎える矢先、彼女は行き先も告げずに失踪した。
姉が残した私物の1つである星の髪飾りは、今では柚葉が身につけている。
それから4年がたち、今では柚葉も高校生。年上は兄1人を残すばかりで、女子最年長となってしまった。
多くの弟妹...特に妹たちに好かれ、良きお姉さんになっている。
魔法少女を題材にした女児向けアニメの衣装や小道具をせがまれてはこしらえて、妹たちを喜ばせている。
魔法少女リーファ
柚葉が幼い頃から続くアニメシリーズ。緑をイメージカラーにした魔法少女が主人公。
幼い妹たちがファン...かと思いきや柚葉自身はそれ以上の大ファン。
自作の衣装は密かに自分用も作成しており、ひっそりと着替えては悦に入っている。
高校生にもなって...とは思っても、止め時を失ってしまったのだから仕方ない。仕方ないのだ。
愛田作蔵(おじさん)
愛田作蔵氏とは旧知の仲、それこそ柚葉が乳幼児の頃からの縁。
孤児院には精神面に問題を抱えた子が集まりやすく、10年以上前からカウンセラーとして訪れている
柚葉からはおじさんと呼称。"先生"と呼びかえる時期を模索していたが気がついたらそのままになってしまった。
孤児院には"三上"姓の子が数人いるため、名前で呼ばれている。
とある休日の午後 問診票
姉:柚葉(ゆずは)と妹:桃香(とうか)
「ゆずはお姉ちゃん、お手紙来てるー!」
「手紙?あぁ、おじさんから。来週の心理テストのお知らせ...あ、問診票なんてあるんですね。」
「もんしん?」
「"あなたのお名前は?"とか、"何歳ですか?"とか。プロフィールみたいなものです。」
「ふぅん...あっ!」
「どうしたんです?」
「わたし、お手伝いする!」
「...ふふ、桃香はお手伝い好きな良い子ですね。それじゃあ、これ読んでもらえますか?」
「はーい!えっと...第1問!あなたのお名前は?」
「クイズじゃないんですから。はい、三上柚葉です。」
「正解!性別は?」
「女性です。簡単ですね。」
「大正解!誕生日は?」
「あ、これは難しいですね。でも...12月24日、クリスマスイブです。桃香も一緒ですよね」
「うん!一緒!次、血液型はー?」
「以前調べてもらったらA型でした。」
「わたしはAB型だって言ってた!えっと次は...さい...最終学歴?」
「あぁ、桃香にはちょっと難しいですね。最後に学校に通ったのはいつですか?とかそういう意味です。」
「そうなんだ。わたしは小学校?」
「ですね。私は高校1年生、入学したばかりです。」
「高校生、おっとなー!次は...にく...肉体情報!」
「...はい?え、肉体情報?そんなこと書いてあるんですか!?」
「うん、書いてあるよ?あなたの肉体情報を教えてください!」
「おじさんは何を考えて...えっと、そうですね。この間の健康診断で...身長は154cmでした。
1年で2ミリ伸びたので20歳になる頃には155cmくらいに...こほん。」
「た、体重はよんじゅうんんっkgでした。」
「...わざわざ“肉体情報”なんて聞き方しておいて、それだけじゃないですよね。確か胸囲は7...腹囲は...」
「...80と55って書いておいてください。というかほんと、心理テストでなんでそんな事まで?ちょっと問診票見せてください!」
「あぁっ!?桃香、ほらここ!小さく(身長/体重)って書いてあるじゃないですか!」
「ご、ごめんなさい。わたし間違えちゃった...?」
「...いえ、これはおじさんの書き方が悪いです。叱っておきます。さっきのは忘れて、消しておいてくださいね。」
「うん!でも、仲良くしてね?喧嘩はだめだよ?」
「しません、しませんから。はい次の質問は?」
「えっと次は...睡眠時間!ゆずはお姉ちゃん夜遅いよね?」
「あー...最近はそうですね。夜景の撮影に出掛けることもありますし、家に居ても針仕事が....ゴニョゴニョ」
「針...あっ!わかった、りーふぁちゃんだー!」
「っ!?ぇ、あ、違...くなくて。そうですよ、可愛い妹の為に衣装を作ってるんです。前のは桃香も喜んでくれましたもんね」
「すっごく可愛いかった!」
「はいはい、次はステッキも拘ってますから。...っと、そうでした睡眠時間。5時間くらいかな...もう少し寝ないとですね。」
「早寝早起きしないとだめってシスターが言ってたよ!」
「ふふ、そうですね。次の質問は...っと。シスター帰ってきたみたいですよ」
「ほんとだ、ゆずはお姉ちゃん、その」
「良いですよ、行ってらっしゃい。続きは自分で答えますから。」
「はーい。シスター!」
「...ふぅ。さて、続き続きっと。」
Q.あなたの家族構成は?
「シスター、兄さん、それから弟と妹が合わせて9人。大家族ですね。」
Q.家族とはどんな存在ですか?一言で表してください。
「難しいですね。一言..."居場所"、でしょうか。」
「改めて考えると少し恥ずかしいですね。さて、次。」
Q.あなたは子供時代、どのような子供でしたか?
「子供の頃...そう、ですね。」
「大勢の兄、姉に囲まれて。あの頃は姉の背中ばかり追いかけていた気がします。」
「ユキちゃん...いいえ、あの人はもう居ないんです。」
Q.あなたは夢を見ますか?
「宇宙飛行士...じゃなくて写真家かな。いつか空からこの街をなんて、子供っぽいでしょうか。」
「...あっ、寝たときに見る方だったかな。」
Q.あなたはスポーツが好きですか?
「...苦手です。朝から早起きしてジョギングしているような人の気が知れません。」
「でも、楽しそうに運動しているところを見るのは、好きだったな。....はい、次。」
Q.あなたがされたら一番いやなことはなんですか?
「約束を違えること。」
Q.あなたが一番うれしいことはなんですか?
「なんでしょう、嬉しいこと...桃香やみんなに好かれるのはもちろん嬉しいですし、兄さんの絵を見るのも好きです。」
「毎日にぎやかで、楽しいことばかりで...んー、一番は保留にしましょう。」
Q.あなたは神を信じますか?
「急に雰囲気が変わりました、ようやく心理テストでしょうか。神...神様...」
「考えたこともなかったですね。別に居ても良いと思いますけど。」
「...ううん、きっと居ないんでしょうね。だから"信じていません"、が答えです。」
Q.あなたは超常現象を信じますか?
「おお、いよいよそれっぽいです。超常現象ですか。」
「超常現象...常識を超えた何か、これには一家言ありますよ。小説か何かの受け売りですけど。」
『果たして魔法はオカルトだろうか。君たちが知らないというだけの理由でそう決め付けるのは随分と傲慢じゃないかな』
「...あ、思い出しました。これまほりふぁに出てきた最初の敵のセリフです。」
「だから私は超常現象を...どっちでしょう。信じるけど、それが"超常"現象だとは思わない。でしょうか」
「...」
「でも、幽霊とか、ゾンビとか、そういうのはいません。いないんです。」
Q.あなたの自己紹介をしてください。
「随分今さらですね、いっぱい答えたような...」
「三上柚葉、高校1年生です。もうずっと孤児院で暮らしていて、今は兄が1人と弟、妹がいっぱい...もう話しましたよね。」
「ううん、何を書けば良いんでしょう。趣味とか...だ、だめですね書けません。」
「そうだ、写真のことにしましょう。」
「写真を撮るのが好きです。特に星...夜景を撮るのが好きです。」
「もう随分前に出て行った兄がカメラを置いて行ってくれて、それからずっと借りてます。けっこう高いモノみたいです。」
「いつか、ずっと先...宇宙旅行なんていける時代が来たら。宙から地球の写真を撮ってみたいなって思ってます。」
「だってほら、きっとすごく綺麗で、そのどこかに私たちの街があるなんて...ロマンじゃないですか?」
「っと、次で最後なんですね。」
Q.あなたの良いところ、悪いところを私に教えてください
「長所と、短所。心理テストといえばそれらしいですけど、面接でも受けている気分です。」
「私の良いところ...そうですね、面倒見は良い方なんじゃないかなって思います。」
「自分で言うの、少し恥ずかしいな...えっと、他には。。」
「や、やめましょう。恥ずかしくなってきました。短所は...そうですね。」
「話し方とか、鼻についたりしないでしょうか。もう慣れちゃって自分じゃ治せないんです。」
「運動得意じゃないし、別に勉強が得意な訳でも...受験勉強のときは少し頑張りましたけど。」
「それから...いつまでたっても、居なくなった人のことを忘れられないところでしょうか。」
「はい、おしまいです。あとでおじさんには文句言ってやりましょう。」