○月△日
　最近の出来事なのに、あれはすでに遠い昔のように思う。現実的でなかったと思うのは、実際にそういう現象に遭遇したことがなかったからだろう。だがしかしあれは現実だった。それは自分の記憶が鮮明に憶えている。
　あの出来事の後、家に帰ってから二、三日ほどは何も考えず生活してたように思う。記憶があやふやなのだ。最近やっと正常な精神活動をとりもどしつつある。
　さて、日記というものをつけたのは小学生の頃以来だが、意外と書いていて楽しいものだ。たが文章を書くのが好きなのだろうか。とにかく一ページ目ではあるがすごく長い日記を書こうと思う。全てを見たわけではないので、正確ではないかもしれないが……
（以降今回の出来事に関してなるべく簡略化して書いてある）
　

キーパリングお疲れ様でした。最後の推理ですがぎりぎりまで右往左往していて少しご迷惑をかけてないか心配でした。後日談については簡潔に日記という形で書かさせていただきます。

　部屋の隅に、釣り竿が無造作に置かれている。
　ソレを目にする度に、しでかしてしまったマヌケな出来事に苦笑し、そして……罪悪感に胸を締め付けられる。

（仕方が無かったんだ）
（結局は自分が助かりたいだけだろう？）
（いや。助けられる命は助けたかっただけだ）

　忘れたい。忘れられない。忘れてはいけない。
　心がチクチクと痛む。　

（……今度は自分が釣り上げられる番、かな）
　
　罪悪感という針を呑み込んだ。
　恐怖や絶望を味わった。
　だというのに、その思いとは裏腹に仄暗い好奇心がくすぶっている。
　切れることがない糸が、針についていたらしい。
　名状しがたき未知なるモノを知りたいと、ひかれてしまう。絡みついて離れない。
　
　また、絶望の淵に追いやられるようなことが、あるのかもしれない。
　当然それに、恐怖するだろう。
　けれど、先を知りたいと、歩みを進めてしまうかもしれない。
　そんな予感が、ずっと続いていた。ずっと。ずっと……

　後日談が初めてなもので、お目汚し失礼。
　KPも他のPLの方も、ありがとうございました。
　みなさんとわいわいとプレイできて楽しかったです。
　どうやら村シナリオというのが、どストライクだったようで、すごく楽しかったです（楽しかったとしか言えない残念な語彙力）
　またご縁があれば嬉しいです。ではこれにて失礼をば。

数か月経っても私はあの忌わしい出来事を忘れることが出来ない。
帰ってきた直後は常に誰かに見られている気がした。それに少女の声、幻聴だと分かっているが助けを求める声が聞こえる。
今は大分よくなったけど油断すれば夢を見る。『助けられなかった』
でも私は私にできることをちゃんとした。
（本当ニソウナノ？）
そう、助けられる人は全員助けたあれ以上何ができたの
（デモ、助ケタノハ私ジャナイ。私ハ手伝ッタダケ）
それが何？私も頑張った。それでいいじゃない。
（頑張ッタ？笑ワセナイデ！女ノ子一人助ケラレナカッタジャナイ）
で、でも助けようがなかったじゃない！どうすればよかったのよ！
（推理ヲワザト間違エルコトモ出来タ。アノ村ニ残ッテアノ子ノソバニイルコトモ出来タ）
それじゃあ私も死んじゃうじゃない。
（ソウダソレダ、結局私ハ死ヌノガ怖カッタダケナンダ。イイ人ブッテ正直ニナレ自分ガ一番カワイインダロウ）
そう、私は死ぬのが怖かった。だからあの子のそばにいてあの子を支えることが出来なかった。
だけど私は生きていく。あの子の分までとは言わないけど生き延びた私はちゃんと生きないといけない。
（ソレハ自分デ死ナナイ口実カ？）
そうかもしれない・・・
それでもいい。前を向こう。美味しい物をたくさん食べていっぱい眠って前に進もう。
いくら絶望に叩きのめされても何回あの子と同じ境遇の子を救えなくても何回も立ち上がって
（後悔シナイカ？）
しない！前を向こう！次の恐怖、冒涜的な出来事はすぐそこにある。

後日談書くのは初めてですが何かおかしいとこあるかな？
読みにくい所がありますがご勘弁を。
ＫＰさんＰＬの皆さんお疲れ様でした。
今回はダイスロールの成功率が全体的に低かったきがしますね。
開かずの日記には驚かされました。そしてＫＰさんのダイス運にも・・・
皆さんもおかげでとても楽しいセッションでしたありがとうございます。
ではこれにて失礼します