PCより
同じ空の下で
朝起きて、顔を洗って、鏡の中の自分と目が合う。
・・・その瞬間に脳裏に浮かぶのだ、「あのこ」の姿が。
あの事件以降、知人の探偵やかつての住居であった養護施設の職員など
思いつく限りの手段をもって「あのこ」の捜索にあたったが、結果は芳しくない。
元々顔が広いほうではない上に、今時ネグレクトはどこにでもあるという。
それでも、と鳥絵は思う。「約束」は果たさなければならない。
あの異常な空間で、鏡の中に映し出された「あのこ」の姿が忘れられない。
己の幼い頃にあまりにもよく似通っていたからだ。
ただ、自分の時は一人ではなかった。守るべき妹がいた。
そして、今は他にも大切な存在ができた。何よりそのことに感謝している。
だからこそ、鳥絵は「あのこ」を探し続けるだろう。
この現実の世界は、辛いことも悲しいことも多いけれど
決してそれだけではなのだと、伝えるために。
かつての自分が立ち直れたように、君もそうなれるはずだと
助けが必要ならば自分がその手を取るからと・・・伝えるために。
−−−「約束」はいつか果たせるだろう。
この同じ空の下で、僕たちは必ずつながっているのだから。
PLより
お疲れ様でした!
KPさま、PLさま、楽しいひとときをありがとうございました!
最終的に理想のエンディングにたどり着けて大変満足のいく終わり方でした。
御一方とは時代が違うとはいえ、きっとその時の思い出はPCの中に残るでしょう。
また皆様と卓を囲めたら嬉しいなと思います。重ね重ね、ありがとうございました。