江戸期の職業の一例
警官・刑事 →八州廻りや岡っ引き、目明しや同心など。
探偵 →同上。または人捜し専門の万屋でもよし。
医者 →漢方医、蘭法医、金槍医(いわゆる外科医)と三分される。
エンジニア →からくり技師や損料屋など。水車や荷車、金物の修理する者。
エンターテイナー →旅芸人や遊女、遊び人、壺振り(丁半博打で賽を振る人)など。
ジャーナリスト →瓦版屋・読売など。
作家 →ジャーナリストと同じ職業か、戯作者や文筆家。
芸術家 →刀鍛冶や陶工、旅芸人、落語家、講談師など。
スポーツ選手 →武芸者や力士など。
犯罪者 →凶状持ちの渡世人、侠道における刺客など。
浮浪者・放浪者 →浪人、または渡世人や博徒。
パイロット →馬借や飛脚、籠屋や荷車引きなどの運送業者。
教授 →寺子屋の講師や歴史書編纂の従事者など。
トライブメンバー →漁師や回船の船乗り、旧水軍の家系など。
ハッカー →からくり技師に該当。
メンタルセラピスト→陰陽師、修験者や山伏、仏僧や尼僧などの宗教家、按摩師や町医者に該当。
技能の呼称変更例
心理学 →<腹探り>。
コンピューター →<からくり検分> 主に図面などを見極める。
図書館 →<図書> 効果は図書館と同じ。
オカルト →<怪談知識>
会計 →<銭勘定>
生物学 →<生類学>
地質学 →<山師術>
天文学 →変更なし。
人類学 →変更なし。
物理学 →<算術>
機械修理 →修理<木工・からくり>等 主に修理として扱う。
電気修理・電子工学→修理<えれきてる?> 学術<えれきてる?>
重機械操作 →江戸期では重機械が無いため、使い道が殆どない。
ナビゲート →<水先案内><街頭案内><辻案内>
医学 →漢方薬や鍼灸などを用いる漢方医学、
近代的な医術を用いる蘭法医学、
傷の縫合や患部の切断する金槍術に該当。
江戸期探索者ならば医学<蘭法>と記してください。。
精神分析 →江戸期においては、
精神分析(説法)や精神分析(祈祷)、精神分析(読経)、精神分析(水垢離)――等。
精神分析(鍼灸)や精神分析(按摩)、精神分析(阿片)等
当時のカウンセリングを受け持つのが宗教家か町医者であるため。
銃器全般 →江戸期では<火縄銃>として纏める。
現代探索者は各々の銃器技能で運用しても良い。
しかし箱根以東及び江戸へ向かう者は『入鉄砲』がご法度とされているため相応のリスクを負うことになる。
刃物や近接武器 →これはルールブックや2010に定められている通りで良い。
もし機会があれば<製作(えれきてる?)>と必要な材料を用いて江戸風スタンガンを作らせても良い。
格闘全般 →これもルールブックや2010に定められている通りでよい。
ただしマーシャルアーツの場合は、呼称を<喧嘩術>などプレーヤーに決めてもらうといいだろう。
武道の場合は<武道(流派や武術)>とそのまま記して良いとする。
呼称変更程度であれば創意工夫を凝らしてみるのも一興でしょう。
追記(5/29現在)
或る方のご指摘により、江戸期探索者の年齢下限をEDU+3とさせていただきます。