ドアを開けてみてもそこには何もいません。まだ慣れない町の真夜中の景色が広がっているのみです。
時間帯のこともあり、背筋に寒気を覚えた探索者はSANチェックです。(外をレンズなどから除き見ていた場合は省く)
SANチェック0/1
直後、「聞き耳」ロールを振ってもらいます。成功すれば、ドアからガリッ、という音がしたのに気が付きます。これは、ドアに施されていた紋章が侵入した霊により破壊された音です。ひっかき傷のついた場所、それにより形の崩れた紋章はドアを調べるか、目星ロールで分かります。
そしてこの部屋のどこかから、ぶつぶつとつぶやくような声が聞こえます。
この声は部屋に戻ろうとした時など、早めに聞かせてください。
あたりを見回しても、何も見えません。必要だと思うならSANチェックを入れてください。0/1
・これは霊が探索者を逃がすまいと、部屋をこの世の空間から解離させるための呪文を唱えた時の声です。今後、ドアは一切開きません。
今後は自由に部屋を探索してもらいます。ただし、探索者が紋章の存在を確認するたびにその後、ガリッという音と共に紋章が破壊されていきます。霊は探索者が紋章を見つけてくれるのを待っているのです。