基本ルール
まずラウンドの初めに行動宣言を全キャラクターが行う。宣言順は敵→探索者となる。
先制フェイズと通常フェイズに分れており、主に通常フェイズを使用する。
キャラクターは各ラウンドにつき行動ポイントが2ポイント補充される(ポイント上限は2)。
行動は基本1ポイントであり、各ポイントを消費して行動する(DEX順処理、ディレイ不可)。
「攻撃or受け流し、回避、移動、逃走、全力移動、その他行動」
以下は行動ポイントを2ポイント消費する行動である。
「逃走、全力移動、その他行動〈応急手当〉など」
また、行動の重複はできないものとする。その他行動は例外がある。
(例1:攻撃と攻撃を選んで2回攻撃するなどは不可)
(例2:その他行動〈かばう〉とその他行動〈目星〉は可)
情報共有
短い情報共有などは戦闘時に即時情報共有できるものとする。
12秒以上かかる様な長い情報共有やRPは「交渉」を選ぶ必要がある。
初期位置
味方陣営の初期位置は「煉獄、花園、楽園」の三つに限られる。
この初期位置については行動を消費しない。
また、敵はこの制限を基本受けないものとする。
先制フェイズと通常フェイズ
先制フェイズは準備の出来た魔術や銃火器、目星や聞き耳に使用する。
通常フェイズは近接武器、治療、その他の行動に使用する。
武器の攻撃範囲
武器の攻撃範囲は、武器に設定された攻撃可能な射程を表します。
・基本射程が3m以内 :自身と同じマス(0マス)まで
・基本射程が~10m :0~1マスまで
・基本射程が~20m :0~2マスまで
・基本射程が~30m :0~3マスまで
・基本射程が31m~ :全てのマス
※投擲は3マス離れた対象まで有効とする。
移動
この行動宣言を選択した場合、戦闘マップのマスを一つ移動する。
受け流しについて
受け流しを選択し、受け流しロールが成功した場合。
自身を対象にした近接攻撃のダメージを0にする(例外あり)。
※刀剣類はさらに攻撃と受け流しを同ラウンドで使用することができ、
これは追加の行動ポイントを消費しない。
その他行動
精神分析や応急手当、かばうなどのさまざまな行動はまとめてこちらになる。
「医療行為&魔術」
医療行為の範囲は対象と同じマス内でのみ。
精神分析や医学は行動1ポイントでの治療が可能。応急手当などは2ポイント必要とする。
また治療や魔術の詠唱などの行動は、「回避」と「移動」の使用が制限される。
「かばう」
対象と同じマス内にいた場合は自動的にかばうことができる。
それ以外はDEX×5で成功した場合のみ、かばうことができる。
また、かばう対象が別マスに居た場合、かばうが成功すればその対象のマスに移動する。
この移動による行動ポイントの消費はない。
「目星や聞き耳」
先制フェイズおよび通常フェイズ、どちらでも使用できる。
相手の目的や弱点、情報などが発見できる可能性がある。
「交渉(RP)」
戦闘中での交渉技能を使用するなどをする場合、RPも含めて技能を振る必要がある。
また、RPによってPC及びNPCと会話をする場合もこちらに分類する。
「挑発」
挑発を選択した探索者はそのラウンドの一番初めに行動を行う。
[APP×5]のロールに成功することによって、対象を自身に惹きつけることができる。
だが、対象の攻撃射程内に別の攻撃対象が居た場合はこの限りではない。
逃走
行動ポイントを2ポイント消費する行動である。
逃走を選択した探索者はそのラウンドの一番初めに行動する。
そして、敵の中の一番DEXの高い敵とDEX対抗をする。
全力移動
行動ポイントを2ポイント消費する行動である。
2マス移動することができる。この行動は連続で行うことは出来ない。
(例: 1R目:全力移動→2R目:全力移動不可)
補足ルール
火器のスポットルールや部位狙いなどのルールの補足をこちらで行う。
「ショットガンの貫通」
当卓のショットガンは、バックショットの場合貫通は発生しない。
スラッグショットの場合は通常通り貫通が発生する。
「火器の命中率」
火器の命中率は連射やゼロ射程での命中率の補正は2倍が限度である。
そして、部位狙いなどのマイナス補正は2倍になった後に適応される。
(例1:ゼロ射程と連射を同時に行ったとしても、火器の命中率は2倍までである)
(例2:ゼロ射程で頭狙いを行う場合は2倍後に−40の補正)
「ゼロ射程の射撃」
火器を持った人物が、自身と同マス内(0マス)の対象に射撃を行う場合、
それはゼロ射程として処理される。ゼロ射程で火器を発砲した場合、
火器の命中は通常の2倍になる。
「火器の再装填」
リボルバー、固定式弾倉ライフル、固定式弾倉ショットガンは
弾1発ごとに行動ポイントを1ポイント消費する。
脱着式の弾倉を持つ銃は再装填に行動ポイントを4ポイント消費する。
「部位狙い」
これらの部位を狙うことによって追加効果を発生させることが出来る。
火器が部位狙いを行う場合は、対象がゼロ射程でいた場合のみマイナス補正が2倍になる。
・頭狙い :命中率−20、ダメージ+α(対象によって追加ダメージは異なる)
・腕狙い :命中率−15、武器落とし、アイテム落とし、アイテム破壊
・足狙い :命中率−10、対象のDEX減少、移動力減少